那須高原のテーマパーク アジアンオールドバザール 観光情報

栃木県那須町、那須ICから車で那須高原のメイン道路を直進して約20分の場所にあるコンセプトショップです。

キャッチコピーは「遊べる!アジアンミニテーマパーク」。傾斜地にメイン3棟とお庭などがある、アジアンな装飾品で溢れる入場無料のショップ&レストラン。来客が絶えない人気施設です。

那須高原のテーマパーク アジアンオールドバザール

バリアフリー施設ではありません。段差があるので車椅子で利用できる範囲は限定されます。バリアフリートイレの用意はありません。

広い駐車場からの入口は「バリ門」。ここは段差なく車椅子で通行できます。

那須高原のテーマパーク アジアンオールドバザール

その先の右側にあるのが「ポカラショップ」。インド、ネパールがテーマのショップです。このエリアは車椅子で利用できます。

那須高原のテーマパーク アジアンオールドバザール

1本100円のお香、ディープ雑貨、民俗衣装などが販売されています。不思議な異空間です。

那須高原のテーマパーク アジアンオールドバザール

坂の上にある「メコンショップ」と「ウブドショップ」は、段差構造で車椅子での利用は困難です。無理のない範囲でアジアンな世界を散策してください。

那須高原のテーマパーク アジアンオールドバザール

バリアフリー施設ではありませんが、那須高原のアジアンオールドバザールは、立ち寄ると面白いミニテーマパークです。

那須高原の観光スポットのバリアフリー情報を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年6月に執筆しました)

埼玉県の穴場観光スポット 安全安心なバリアフリー施設

障がいのある家族と、足の悪いお年寄りと、そしてベビーカーの幼児と一緒に、安心安全に利用できる、埼玉県の穴場的なバリアフリー観光スポットを厳選して紹介します。

施設名称をクリックすると、より詳しい紹介ページにリンクします。ご参照ください。

〇本庄早稲田の杜ミュージアム(本庄市)

本庄早稲田駅から徒歩圏内ですが、豊かな自然環境の中、穴場感あふれる施設です。早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター1Fにあり、本庄市と早大が所蔵する考古学分野の資料が共同で展示されます。シンボルは笑う埴輪。この顔は子どもにもうけるかもしれません。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

〇塙保己一記念館(本庄市)

「塙保己一」は江戸時代の盲目の国学者です。新しくて綺麗で、バリアフリーレベルが高い記念館で、展示に派手な演出はありませんが、価値ある資料が展示解説されます。本庄市の郷土の偉人の記念館は、質の高い穴場ミュージアムです。

塙保己一記念館

〇桶川飛行学校平和祈念館(桶川市)

「熊谷陸軍飛行学校桶川分教場」の主要な建物を復元して2020年に開館した施設です。わかり難い場所にあるので、HPには詳しいルート案内が掲載されています。また「トイレの数に限りがございますので、なるべく事前に済ませてご来館ください。」という注意事項があります。リアルに再現された木造校舎内に、飛行学校の生徒たちの生活を紹介する展示などがある、お薦めの穴場施設です。

桶川飛行学校平和祈念館

〇さいたま文学館(桶川市)

市民ホールと一体になった大規模な施設で、埼玉ゆかりの文学の紹介や「彩の国の文学地図」の展示などがあります。地下駐車場があるので、車でアクセスすれば雨天でもまったく濡れずに利用できるバリアフリー施設です。若者受け狙いの企画展などがたまに開催されますが、本質的には地味で真面目な穴場ミュージアムです。

さいたま文学館

〇桶川歴史民俗資料館(桶川市)

無料の資料館ですが、展示内容は一般的に想像する以上に充実している、穴場施設です。桶川市には二つの大きな遺跡があり、そこから出土した国指定重文の逸品を展示。そのほかの展示もセンスがよく、施設全般に清潔感があります。大人の人にお薦めできる資料館です。

桶川歴史民俗資料館

〇桶川べに花ふるさと館(桶川市)

明治後期の民家を改築した施設で、周辺の散策も含めて「やすらぎとなつかしさを感じるふるさとの風景」を提供します。母屋の1Fと2Fで営業する食事処は、1Fテーブル席を確保できれば、車椅子で利用できます。一昔前の桶川の風情と出会える散策拠点。地元の人に愛されている地域創造施設です。

桶川べに花ふるさと館

〇WAKUI MUSEUM(加須市)

ロールスロイス・ベントレーの往年の名車が鑑賞できる博物館です。全国からファンが来館するそうで、路上には北海道から九州までのナンバーがついた車が駐車しています。実際に動く現役のクラッシクカーなので、展示場にはガソリンの匂いが漂います。白洲次郎氏が若き日に所有したベントレーや、同氏に関するミニ資料館があるので、白洲次郎氏について事前知識があると、より深く楽しめます。マニアには有名ですが、一般的には穴場のミュージアムです。

WAKUI MUSEUM

〇加須未来館(加須市)

利根川のスーパー堤防の上の建つ施設で、雄大な坂東太郎利根川の流れを眺望します。科学館の要素が強い施設で、プラネタリウム、実験室、天体観測室がありますが、産直ショップ、お土産売店、軽食コーナーなどもあるので、一言では形容しがたい複合施設です。バリアフリーで混雑回避できる施設であることは間違いありません。

加須未来館

〇春日部龍Q館(春日部市)

中川、綾瀬川などで発生した洪水を江戸川に逃がす「首都圏外郭放水路」。その現地現場にある施設紹介施設です。龍Q館には、放水路のパネル展示や、その仕組みがわかる水流モデル装置などが展示され、また本物の放水路「操作室」があり、ガラス越しに見学可能です。首都圏外郭放水路は世界最大級規模の非日常的な排水施設。大迫力の現場にバリアフリーに触れることができる、穴場施設です。

地底探検ミュージアム龍Q館

〇久喜菖蒲公園(久喜市)

大きな池を中心にした公園で、池のなかに大噴水があり、30分おきに音楽に合わせて大量の水が噴きあがります。慣れない観光客にとってはこの大噴水が珍しいのですが、地元の人は噴水をほとんど見ることもなく、他の遊びに熱中している光景が見られます。地元の人以外にはあまり知られていない、その名の通り菖蒲が美しい公園です。

久喜菖蒲公園

〇忍城と水城公園(行田市)

「行田市郷土博物館」の一部として、石田光成の水攻めで有名な忍城の三階櫓が再現されています。そこから隣接して、「しのぶ池」を中心とした水城公園が広がります。全面的なバリアフリー施設ではありませんが、車椅子ベビーカーでも無理のない範囲で楽しめます。観光地化していない、穴場の観光スポットです。

忍城と水城公園

〇古代蓮の里(行田市)

近年「田んぼアート」で知名度が上がりましたが、まだまだ穴場的な観光施設です。蓮の花、そして田んぼアートのトップシーズンでも、極端な混雑になることはめったにありません。散策ができる公園として、あるいは展望室がある観光施設として、実は通年楽しめる施設です。オフシーズンを狙えば空いています。

古代蓮の里

〇さきたま古墳公園(行田市)

9基の大型古墳がある「埼玉古墳群」を中心に整備された公園です。施設の意義、その規模に比べると、まだまだ知名度が低い穴場施設です。公園内にある「さきたま史跡の博物館」では、国宝の鉄剣が観覧できます。本物の大きな古墳群に簡単にアクセスできる、他に類のない公園です。

さきたま古墳公園

〇キャンベルタウン野鳥の森(越谷市)

国内最大級のバードゲージの中を、色とりどりの野鳥が飛び交う動物園です。施設としては小規模ですが、コンセプトとしてオンリーワンの野鳥園。ただしバリアフリー面ではやや劣ります。ある程度ならデコボコ路面を通行できる、車椅子ベビーカー利用者にお薦めできる穴場施設です。

キャンベルタウン野鳥の森

〇埼玉県自然学習センター(北本市)

北本自然観察公園のビジターセンターです。公園そのものは車椅子ベビーカーでの散策は難しい悪路ですが、自然学習センターはバリアフリー施設。1Fには北本自然観察公園の動植物を紹介する小規模な展示、2Fは園内を見渡す展望室です。通常混雑することはありません。

埼玉県自然学習センター

〇誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設(深谷市)

「誠之堂」と「清風亭」は、移築された大正時代の建物。「旧煉瓦製造施設」は、明治から操業された煉瓦工場の史跡です。どちらも段差のある構造なので、車椅子ベビーカーでの見学は無理のない範囲になります。週末には現地にボランティアガイドさんがスタンバイ。施設の歴史などについて詳しく解説していただけます。大人向きの穴場観光施設です。

誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設

誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設

〇埼玉ピースミュージアム(東松山市)

戦争の記憶をつなぎ、平和の尊さを伝える展示と、展望タワーがある施設です。常設展示室の入口は動く歩道の「タイムトンネル」で、戦時中にタイムスリップする演出です。展望塔の高さは40m超あり、標高を加えると130mほどの高さから埼玉を眺望します。バブル期に開設された、穴場ミュージアムです。

埼玉ピースミュージアム

〇岩槻人形博物館(さいたま市)

開館までには紆余曲折がありましたが、人形の町岩槻に2020年に誕生した施設です。第一展示室は人形作りの紹介、第二展示室がコレクション展示、第三展示室で企画展が開催されます。収蔵資料は人形だけでも約3,500点。新しくてバリアフリーな施設ですが、同時に穴場感が漂う、独特なムードの観光スポットです。

岩槻人形博物館

〇造幣さいたま博物館(さいたま市)

造幣局さいたま支局内にある無料博物館です。貨幣に関する歴史や技術が学べる真面目な施設ですが、ミュージアムショップでは「造幣せんべい」や「和銅最中」を購入できます。平日は工場見学もできる開かれた施設ですが、セキュリティ対策は厳しいので、見学ルールを守って利用してください。

造幣さいたま博物館

〇大宮盆栽美術館(さいたま市)

世界で唯一の盆栽美術館です。穴場というよりは、マニアックな施設というべきかもしれません。屋内展示と屋外展示、有料エリアと無料エリアがあります。盆栽に興味が薄い方でも、見事な逸品には目が向くと思います。ただしサッと見学すると、短時間で観覧が終わってしまう美術館です。

大宮盆栽美術館

〇大宮花の丘農村公苑(さいたま市)

地元の人には人気の公園で、好天の週末は大きな駐車場が満車になることもあります。それでも10ha以上ある広い公園なので、密になる雰囲気ではありません。合計すると3ha以上のお花畑が整備されている、季節のお花を楽しめるバリアフリー公園です。

大宮花の丘農村公苑

〇与野郷土資料館(さいたま市)

令和2年に開館した新しくてバリアフリーな資料館です。SLが走るジオラマ、昔の本町通りのジオラマは精巧。けん玉やコマなど昔の道具で遊ぶことができます。タッチ式の映像コンテンツもあり、アナログとハイテクが融合した令和の時代を感じるミニ資料館です。

与野郷土資料館

〇さいたま市立博物館(さいたま市)

大宮氷川神社の二の鳥居の近くにある、1980年に開館した博物館です。常設展示室は地階にあり、そこに移築した古民家が展示されています。屋内それも地階に古民家がある施設は、珍しいと思います。展示内容は正統派の歴史民俗博物館。現大宮区の歴史、民俗、文化を学ぶことができます。

さいたま市立博物館

〇さいたま市立浦和博物館(さいたま市)

明治11年に建てられ、昭和34年に老朽化のため解体された、旧埼玉師範学校校舎「鳳翔閣」の一部を復元した建物が博物館になっています。見逃せないのはバルコニーの柱頭。アカンサスの葉飾がモチーフと紹介されています。展示は、旧浦和市を中心に、さいたま市の歴史、民俗、文化を紹介しています。

さいたま市立浦和博物館

〇浦和くらしの博物館民家園(さいたま市)

江戸時代に建築されたと推定される古民家を、移築展示している施設です。外観だけではなく、内部も見学ができ、昔の農具や生活道具が展示されています。園内の池では古代蓮を栽培。ミニ資料館があります。見沼田んぼの中央にある、四季の自然を楽しめる野外博物館です。

浦和くらしの博物館民家園

〇難波田城公園(富士見市)

一般的な知名度は高くはありませんが、復元した中世の城跡、移築した古民家、そして資料館がある公園で、完成度が高い立派な施設です。往時の難波田城館は、現公園の3倍以上の規模がありました。「城跡ゾーン」では、戦国時代の曲輪や水堀、土塁を復原。見ごたえのある屋外展示です。

難波田城公園

〇朝霞市博物館(朝霞市)

朝霞市の歴史、民俗、文化を紹介する施設です。無料公開されているこの種の施設としては展示がハイレベルで、見応えがあります。特に江戸時代「膝折宿」であった頃から、東上線の開通から始まる朝霞の近代史までの解説は、ジオラマ、音声ガイド、復元設備など、力が入った展示です。穴場施設ですが、コロナ禍以前は近隣の福祉施設からのお出かけ先として人気がありました。

朝霞市博物館

〇大井郷土資料館(ふじみ野市)

江戸時代には川越街道の大井宿だった、旧大井町地区の歴史資料館です。展示内容は郷土博物館の典型的なパターンで、期待を裏切りません。絶対的な穴場施設です。大井の地名の由来になった、平安時代に掘られた井戸の展示解説があり、大井町の歴史の永さがわかります。

大井郷土資料館

〇上尾市自然学習館(上尾市)

「上尾丸山公園」内にある屋内施設です。公園の散策路は、バリアフリーではありませんが、学習館は車椅子ベビーカーで利用できます。丸山公園の植物生態をモデル化した展示や、鳥類の展示があります。隣接して「天体観測棟」があり、日中は太陽を観察する無料プログラムなどが開催されます。子どもと一緒に遊べる穴場施設です。

上尾市自然学習館

〇奥秩父もみじ湖(秩父市)

眺望が楽しめるバリアフリーな公園スペースが設けられています。秩父の山奥の秘境にある人造湖なので、澄んだ空気を味わいながら、季節の自然の景観を楽しめます。アウトドア穴場観光スポットです。

https://ikiru-chikara.org/ryogami/

武甲山資料館(秩父市)

羊山公園の高台にある武甲山の自然と鉱物を紹介する資料館です。武甲山の今昔の姿、自然、石灰岩の採掘方法や自然再生への取り組みなどが展示解説されています。採掘によって変容を続ける武甲山を記録し、後世に伝えます。

武甲山資料館

〇吉見百穴(吉見町)

有名な史跡ではありますが、聞いたことはあるけど訪れたことがない方が多いのではないでしょうか。本稿では盲点の穴場施設として紹介します。国内最大規模の横穴墓群と、地下軍事工場跡、そしてヒカリゴケが横穴墓内などに自生している施設で、「資料展示館」と「埋蔵文化財センター」があります。一度は実際に見ていただきたい異様な景観です。

吉見百穴

〇八丁湖公園(吉見町)

八丁湖は農業用の人工湖。バリアフリーな超穴場公園です。湖畔を巡る一周約1,600mの舗装された周回路があり、多少のアップダウンはありますが車椅子ベビーカーで通行可能です。桜から紅葉まで、季節の自然美が楽しめます。

八丁湖公園

〇建具会館(ときがわ町)

ときがわ町は関東有数の生産量を誇る建具の町。建具、家具、工芸品などが展示販売される施設です。コンセプトと施設名称が魅力的な山奥の穴場施設。多種多様な建具に触れることができる希少な施設です。

建具会館

〇嵐山史跡の博物館(嵐山町)

国指定史跡「菅谷館跡」の中に建つ博物館で、展示内容は地元の中世城館史跡に絞った専門施設です。博物館としては大規模で、屋外の菅谷館跡へとつながります。専門性が高い展示がある施設なので、来館前に嵐山周辺の中世城館史の予習をすることをお薦めします。

嵐山史跡の博物館

〇埼玉県立川の博物館(寄居町)

荒川沿いにある荒川をテーマにした博物館です。屋内展示、屋内型アトラクション、屋外展示、屋外型アトラクションがあります。シンボルは巨大水車。日本一の大きさを誇ります。

埼玉県立川の博物館

〇おがの化石館(小鹿野町)

穴場の中の穴場施設です。高さ100m、幅400mの「ようばけ」で採集された化石が展示されています。大型魚類の新種として認定された「チチブサワラ」の化石、奇獣とよばれる「パレオパラドキシア」の化石などです。ここまで読んで、何のことかまったくわからない人が多いと思います。穴場好きの方は、期待して別稿を参照してください。

おがの化石館と秩父のようばけ

〇両神国民休養地福寿草園(小鹿野町)

ここは埼玉県のなかで、車椅子ベビーカーで最も山奥まで行くことが出来る場所の一つだと思います。アクセスは車。道案内標識に従い、県道から国民休養地内の公園管理道路に入ります。現地はアップダウンがあるので、車椅子ベビーカーでは、無理のない範囲で散策を楽しむことになります。体力のある人にしかお薦めできません。車椅子の冒険者になれる穴場施設です。

両神国民休養地福寿草園

埼玉県には車椅子やベビーカーの家族と利用できる、バリアフリーな穴場施設が多々あります。いずれも混雑を回避しやすい、お薦めできる穴場施設です。

(本稿は2021年5月に執筆しました)

茨城県の穴場観光スポット 安全安心なバリアフリー施設

障がいのある家族と、足の悪いお年寄りと、そしてベビーカーの幼児と一緒に、安心安全に利用できる、茨城県の穴場バリアフリー観光スポットを厳選して紹介します。

施設名称をクリックすると、より詳しい紹介ページにリンクします。ご参照ください。

〇地質標本館(つくば市)

正式名称は「国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質標本館」。筑波研究学園都市にある各種研究機関の公開施設の中でも、穴場度はトップクラスの施設です。名称を見ただけでは地味な印象を受けますが、見たことがない奇石が並ぶ、石の美しさに魅了されるミュージアムです。地質に関して興味の薄い人、就学前の幼児でも楽しめる、お薦めの穴場施設です。

地質標本館

〇つくば植物園(つくば市)

国立科学博物館の研究施設で正式名称は「筑波実験植物園」です。一般公開していますが研究施設なので、観光目的の演出は一部に限られる真面目な植物園です。それでも複数ある温室や屋外展示エリアは、植物の素人でも十分に楽しめます。屋外型の穴場施設です。

つくば植物園

〇地図と測量の科学館(つくば市)

国土交通省国土地理院の施設で、筑波研究学園都市らしい知の拠点です。一般公開エリアには、子どもから楽しめる展示物が多々あります。屋外エリア、屋内エリアとも、車椅子ベビーカーで利用できるバリアフリー仕様。それなりに人気施設ですが、もっと多くの人に知っていただきたい面白い穴場施設です。

地図と測量の科学館

〇水戸芸術館(水戸市)

シンボルタワー、劇場、コンサートホール、アートギャラリーなどがある文化施設です。シンボルタワーは常設、その他はイベントが開催されます。特に穴場としてお薦めなのは、「現代美術ギャラリー」で開催される企画展です。広々としたバリアフリースペースで、面白い企画展が開催されます。

水戸芸術館

〇常陽史料館(水戸市)

常陽銀行が運営する貨幣や経済の資料館です。B1が企画展示室「アートスポット」と、お金や経済に関わる常設展示がある「貨幣ギャラリー」。1Fはラウンジでは資料映像の鑑賞ができます。2Fは「資料ライブラリー」です。コンパクトですがバリアフリーな施設。穴場度が高い資料館です。

常陽史料館

〇茨城県植物園(那珂市)

昭和56年に開園した地元の人に愛されている植物園です。「熱帯植物館」と「展示室」の屋内施設、ツバキ園、ボタン園、水生植物園、カエデ園などテーマ別の屋外展示、隣接して無料屋内施設「きのこ博士館」などがあります。施設は老朽化している箇所がありますが、バリアフリー改修されているので、車椅子ベビーカーで利用できます。植物園としては、ハイレベルな展示内容です。混雑回避できるお出かけ先として、お薦めできます。

茨城県植物園

〇坂東郷土館ミューズ(坂東市)

図書館、視聴覚室、天体観測ドームなどがある、地域の公共施設です。ここにある資料館で、美術ファンが注目する企画展が定期的に開催されます。この「資料館の展覧会」がこの施設の魅力です。HPなどでチェックして、興味のある企画展をご覧ください。

坂東郷土館ミューズ

〇山方淡水魚館(常陸大宮市)

「日本一小さな規模の水族館」と自称している、穴場マニアにお薦めしたい施設です。窓口から2歩進むと、特別天然記念物「オオサンショウウオ」の水槽が3槽並んで展示されています。あまりに小さい施設なので驚きますが、車椅子ベビーカーで鑑賞できる水族館です。

山方淡水魚館

〇鵜の岬(日立市)

核施設は「県営国民宿舎鵜の岬」で、エリア一帯が穴場公園として整備されています。海の散歩道、森の遊歩道、谷の散歩道、スイレン池とアヤメ池、遊具広場、そして海鵜の飼育ケージなどがあり、宿泊しなくても散策を楽しめます。国民宿舎別棟のレストランはバリアフリーで、ランチ営業をしています。ただし散策路はいずれも途中に段差があるので、車椅子ベビーカーでは無理のない範囲での散策になります。

鵜の岬

〇日鉱記念館(日立市)

日立鉱山跡地にあるJX金属グループの企業資料館です。本館内の展示は段差構造で車椅子ベビーカーでの見学可能範囲は限られますが、屋外展示物、鉱山資料館は段差がありません。鉱山で使用された本物の設備や機材が見学できます。山中にある穴場施設です。

日鉱記念館

〇吉田正音楽記念館(日立市)

「有楽町で逢いましょう」など昭和の歌謡曲1,800曲を作曲した吉田氏を記念した施設です。「かみね公園」の山頂部にあるので、最上階は展望カフェがあります。オールドファンにお薦めの穴場施設です。

吉田正音楽記念館

〇しもだて美術館(筑西市)

地下駐車場があるので車でアクセスすれば、雨天でもまったく濡れずに利用できるバリアフリー美術館です。面白い企画展と充実したコレクション展が開催されます。ハード、ソフト両面で、もっと多くの人に知っていただきたい上質な美術館です。

しもだて美術館

〇板谷波山記念館(筑西市)

陶芸家板谷波山が誕生したのは1872年。その生家を活用した記念館です。生家、工房、そして展示館があります。工房を再現した作業場内には、波山が独自考案した和洋折衷様式の窯の展示などがあります。陶芸に興味の薄い方にもお薦めできる穴場施設です。

板谷波山記念館

〇真壁伝承館(桜川市)

真壁町は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。その街歩きの拠点になるバリアフリーな公共施設です。施設はグッドデザイン賞を受賞したデザイン建築。また2つの常設展示室と1つの企画展示室がある「真壁伝承館歴史資料館」があります。穴場の観光地にある穴場の公共施設です。

真壁伝承館

〇間宮林蔵記念館(つくばみらい市)

穴場の中の穴場です。復元移築された生家と平屋構造の記念館があります。あまり知られていない、間宮林蔵の人生が学べる真面目な施設です。

間宮林蔵記念館

〇牛久シャトー(牛久市)

神谷傳兵衛記念館、オエノンミュージアム、ショップ、レストランがあります。「牛久シャトー本館」は旧牛久醸造場事務室で、国重要文化財指定、近代化産業遺産認定を受けています。施設のほとんどはバリアフリー対応済みですが、神谷傳兵衛記念館は階段構造で車椅子ベビーカーでは1Fだけの見学になります。現在では事実上市の施設となった穴場施設です。記念館は無料公開されています。

牛久シャトー

〇牛久自然観察の森(牛久市)

里山の自然を保全した公園で、「タヌキの森」「コジュケイの林」「バッタの原」などが整備されています。散策路はほとんどが未舗装路ですが、固くてデコボコが少ない路面が多いので、気合を入れれば車椅子ベビーカーで利用できます。ネイチャーセンターはバリアフリー仕様。里山の自然とバリアフリーに触れ合える穴場の森です。

牛久自然観察の森

〇砂沼広域公園(下妻市)

ため池の砂沼(さぬま)を中心にした公園です。東側の「観桜苑」と呼ばれる「水生植物ゾーン」が散策エリア。そして砂沼に架かる「砂沼大橋」の渡橋が魅力。ここでしか見られない風景があります。水上散策が楽しい穴場の公園です。

砂沼広域公園

〇下妻市ふるさと博物館(下妻市)

戦国時代に当地を治めた多賀谷氏の館をイメージした、武家屋敷のようなデザインの大きな建物の施設です。展示内容は充実しています。常設展の後半は下妻にゆかりのある人々に関する展示。ハード、ソフト両面で、レベルの高い穴場博物館です。

下妻市ふるさと博物館

〇土浦市立博物館(土浦市)

土浦城があった地に建つ、お城のような外観の博物館です。1988年の開館のため、今どきのバリアフリー仕様ではありませんが、車椅子ベビーカーで観覧可能です。霞ヶ浦一帯の地理と歴史、土浦の歴史、土浦城や城主たち、そして刀剣の展示などがあります。穴場の施設です。

土浦市立博物館

〇笠間日動美術館(笠間市)

建物は複雑な構造で、数多くの展示室や屋外に多種多様なアートを展示。独特の世界観があるオンリーワン美術館です。バリアフリー面でも一筋縄ではいきませんが、車椅子ベビーカーで何とか観覧できます。美術への関心が薄い方でも、一度は訪れることをお薦めしたい穴場施設です。

笠間日動美術館

〇石の百年館(笠間市)

知る人ぞ知るマニアックなミニ博物館です。この地の名産である「稲田石」について深く解説しています。実効床面積は40坪強しかありませんが、常設展があり、企画展が開催されます。「石の百年館」とは、100年を超える稲田石の採掘の歴史と、これからの100年の稲田石の発展を祈念したネーミングです。

稲田石の資料館 石の百年館

〇大野潮騒はまなす公園(鹿嶋市)

鹿島灘に向って滑る全長154ⅿのローラー滑り台、高さ40ⅿ海抜77ⅿの展望塔、プラネタリウム、郷土資料館などがある大規模公園です。この地は「はまなす」の自生南限の地で、園内には「はまなす」の花壇が整備されています。最寄駅は鹿島臨海鉄道の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」で、公園の開園に併せて駅名を改名した当時は、日本一長い駅名の駅でした。このようにいくつもの特徴がある穴場公園です。

大野潮騒はまなす公園

〇古河公方公園(古河市)

花桃の名所で春には約1,500本が咲き誇ります。桃祭りの間は大混雑する公園ですが、その期間以外は穴場公園になります。夏は蓮の花が見事。古民家がある「御所沼エリア」では梅、こぶし、つつじ、ススキなど、季節のお花が楽しめます。

古河公方公園

〇天王崎観光交流センター(行方市)

霞ヶ浦の景勝地「天王崎公園」にある施設で、日帰り温泉、産直ショップ、そして会議室や多目的室など地域住民のための公共施設がある、観光拠点と地域交流を目的とした施設です。屋上は霞ケ浦を眺望する無料のバルコニーで、車椅子ベビーカーで利用できます。一般的にはほとんど情報がない、超穴場施設です。霞ヶ浦ドライブの休憩に利用できます。

天王崎観光交流センター

〇霞ヶ浦浮島園地和田公園(稲敷市)

万葉の時代からの景勝地「浮島」に整備された公園です。霞ヶ浦に突き出しているような立地で、看板など商業的なものが一切見えない風景に出合えます。護岸舗装路の上から見る霞ヶ浦は絶景。霞ヶ浦通だけが知る穴場公園です。

和田公園

〇龍ヶ崎市歴史民俗資料館(龍ヶ崎市)

2フロア構造の迫力ある外観デザインの資料館です。屋外展示がユニークで、龍ヶ崎鉄道を走ったSL、農家の納屋、昔の雑貨屋、動いている水車小屋などが保存展示されています。ここは穴場です。

龍ヶ崎市歴史民俗資料館

〇つむぎの館(結城市)

古民家や蔵など9つの建屋からなる施設です。ショップ「結の見世」はバリアフリー構造ですが、結城紬「資料館」の2Fへは階段、結城紬の展示がある「古民家陳列館」は段差構造など、車椅子ベビーカーで利用できない施設もあります。土蔵や離れは、外部からだけですが自由に見学できます。結城紬の地元問屋が100周年事業で開設した穴場ミュージアムです。

つむぎの館

〇予科練平和記念館(阿見町)

2010年に開館したバリアフリー施設です。この地にあった「海軍飛行予科練習部」の史実と、日記、通信簿、手紙、肖像写真など遺族から寄贈された個人の資料が展示紹介されています。もちろん大人向きですが、小学生以上であれば、概要は理解できる展示内容です。

予科練平和記念館

〇幕末と明治の博物館(大洗町)

穴場中の穴場施設です。大洗の高台、隣はキャンプ場という立地に建つ、昭和4年に開館した歴史ある博物館です。設立者は幕末から明治維新の時代に活躍した田中光顕伯爵。明治天皇像や天皇からの下賜品、幕末の志士や明治の元勲の書画や美術品などが展示されています。旧館は開館当初の姿をとどめているアンティークな空間。展示ケースはいまや骨董品。大人の見学先としてお薦めできる博物館です。

幕末と明治の博物館

茨城県には車椅子やベビーカーの家族と利用できる、バリアフリーな穴場施設が多々あります。いずれもお薦めできる穴場施設です。

(本稿は2021年5月に執筆しました)