東武百貨店栃木市役所店 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

数多くの観光スポットが点在する蔵の街栃木。その中心地に近い場所にあるバリアフリー施設が「東武宇都宮百貨店栃木市役所店」です。その店名通り、栃木市役所の1Fにあるお店です。

車利用の場合は、市役所の駐車場を利用します。駐車料金は無料です。

自走式立体駐車場ですが、身障者用駐車スペースは1Fの屋外に用意されています。

東武百貨店栃木市役所店 車椅子利用ガイド

ちなみに手前に見える派手なカラーの四角い物体は郵便ポストです。ここからフラットな歩道を通行して、東武百貨店栃木市役所店にアクセスできます。

東武百貨店栃木市役所店 車椅子利用ガイド

ワンフロアのお店なので車椅子で問題なく利用できます。栃木名産品のコーナーがあるので、お土産選びにも使えます。

バリアフリートイレは駐車場よりの西側入口の横に1つ用意されています。スペースに余裕がある綺麗なトイレです。ユニバーサルベッドはありません。

東武百貨店栃木市役所店 車椅子利用ガイド

栃木は散策が楽しい蔵の街ですが、必ずしもすべての観光スポットがバリアフリーではありません。無料駐車場とバリアフリートイレがあり、お土産選びができるお店として、車椅子での蔵の街観光の立ちよりスポットとしてお薦めします。

蔵の街全体のバリアフリー概況については、別稿「栃木蔵の街 車椅子観光ガイド バリアフリー情報」を、また近隣の人気施設「岩下の新生姜ミュージアム」についても別稿をご参照ください。

(本稿は2021年5月に執筆しました)

ブランチ横浜南部市場 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

神奈川県横浜市金沢区にある、昔ながらの市場のイメージ「横浜南部市場食の専門店街」と、今どきの雰囲気の商業施設「ブランチ横浜」が一体になった人気施設です。

年末などは周辺道路が大渋滞するほどの混雑になりました。通常の週末も朝一番で駐車場が満車になるほど混雑します。車椅子で利用できるバリアフリーな商業施設ですが、混雑している状況での利用を想定して、車椅子からみた注意点などを紹介します。

ブランチ横浜南部市場

〇駅からのアクセスと駐車場のバリアフリー状況

シーサイドライン「南部市場駅」が、施設の目の前にあります。駅からはエレベーターがあるバリアフリールートが整備されています。

来場者用の駐車場は、P1からP3まで、3か所に分かれています。P1は横浜南部市場棟に近いエリアで屋外屋根なしの駐車場。今回取材時は、障害者用駐車区画は発見できませんでした。

P2はブランチ横浜の前の屋外駐車場。もっとも施設寄りの場所に障害者用駐車区画が2~3台分用意されています。P2からは、車道を横断して施設に向かいます。

P3はブランチ横浜棟の2Fと屋上を利用した駐車場です。障害者用駐車区画は、2Fの屋外部に1台分、屋内部に2台分あります。屋外の1台分からは、折り返しスロープでエレベーターホールに移動します。屋内部の2台分からは、そのままフラットに横移動してエレベーターホールに行くことができます。エレベーターは2基あります。

したがって一般的に最も車椅子で利用しやすい駐車場は、P3の2F屋内の障害者用駐車区画だと思われます。

ブランチ横浜南部市場

〇渋滞時の車でのアクセス方法

ブランチ横浜南部市場への車での進入交差点は、国道357号線の「南部市場前」と「第1機動隊入口」の2か所です。両交差点とも右折進入は可能です。

そしてP1からP3の駐車場は、混雑時は左折入庫、左折出庫がルールです。

「南部市場前」から進入すると、最初にP1、次にP3の入庫入口があります。出庫時は左折して「第1機動隊入口」から国道に出ます。

「第1機動隊入口」から進入すると、P2駐車場の利用になります。出庫すると「南部市場前」から国道に出ます。

混雑時に渋滞するのは、主に「南部市場前」交差点です。特に左折で進入する交通量が多く、首都高速の杉田出口付近から国道357号線が渋滞することが珍しくありません。この大渋滞を回避したい場合は、八景島方面から国道357号線で第1機動隊入口交差点に行き、右折で進入します。この場合駐車場はP2の利用になります。

P1またはP3を利用したい場合は、八景島方面から国道357号線で南部市場前から右折で進入します。この右折からの進入は、第1機動隊入口交差点からの進入よりも、渋滞により時間がかかることが多いようです。

駐車場の収容台数は合計で775台と案内されています。満車でも適当に回転するので、待ち時間はかかりますが、通常の週末なら駐車できないことはありません。

ブランチ横浜南部市場

〇バリアフリートイレの状況

集客力のある人気施設にしては、トイレの数は多くはありません。施設全体でトイレは4か所。バリアフリートイレはそのうちの2か所に各1つ用意されています。ユニバーサルベッドはありません。

ブランチ横浜南部市場

バリアフリートイレは、マーケット広場に近い屋内型トイレと、横浜南部市場の駐車場側の外から利用するトイレにあります。海辺広場に近い新しいトイレには、バリアフリートイレはありません。

あくまで混雑時の状況ですが、マーケット広場に近い屋内型トイレは混みます。赤ちゃん休憩室は別に1室ありますが、狭い空間に列ができていました。また一般トイレが混雑しているためか、健常者のバリアフリートイレ利用を見かけました。

ブランチ横浜南部市場

横浜南部市場の駐車場側の外から利用するトイレは、設備は古いトイレですが、トイレ自体は混雑していません。ちなみにトイレの横にあるエレベーターは、横浜南部市場の3Fに上がるエレベーターです。3Fには歯科と床屋があります。

ブランチ横浜南部市場

〇マーケット内の混雑ポイント

スーパーマーケット「エイビイ南部市場店」は人気です。混雑時は入店規制がかかり、マーケット広場方面に待機の列はできます。そしてエイビイのカートを利用したまま、ブランチ横浜南部市場を買い物する人が多数います。そのためカートによって車椅子の移動がブロックされるシーンや、カート利用者でエレベーターに行列ができる場面が多々ありました。そういう特性のある商業施設だと覚悟して、車椅子で利用してください。

施設内の通路で、最も混雑していたのは、八百屋「みなみ」と干物「山安」に挟まれた一帯でした。この付近からマーケット広場に近い屋内型トイレ入口までが、車椅子での通行に苦戦するレベルの混雑状況でした。コロナ対策の観点からも、混雑時は迂回することをお薦めします。もっとも屋外型施設なので風通しはよい環境です。

ブランチ横浜南部市場

横浜南部市場食の専門店街内も、混雑時はなかなかの人通りになる箇所があります。ここも屋根はありますが、同じく風通しはよい環境です。

ブランチ横浜南部市場

〇店舗のバリアフリー概況

スーパーマーケットや家電量販店、百均などは、スペースにゆとりのある大型店舗です。

それ以外の中小物販店舗の多くは路面店で、販売台がオープンな構造のお店が多く、ほとんどのお店は車椅子で買い物が可能です。

ブランチ横浜南部市場

飲食店は、フラットな構造で可動式のテーブル席があるお店が多く、ほとんどのお店は車椅子で利用できそうです。お弁当などテイクアウト商品を販売しているお店が多々あるので、休憩コーナーのフリーテーブルで飲食を楽しんでいる人が大勢いました。感染防止には気を付けたいところです。

ブランチ横浜南部市場

〇広場のバリアフリー概況

施設の中央部にあるマーケット広場は、フラットな舗装路面のスペースです。今回取材時はキャンピングカーのイベントが開催されていました。

ブランチ横浜南部市場

海辺広場は、芝生広場とその周囲に散策路があるスペースです。

ブランチ横浜南部市場

散策路は舗装路面なので車椅子で移動可能です。ただしそこから見る海の眺望は、それほどワイドではありません。

ブランチ横浜南部市場

海辺広場に隣接して、ベンチが設置された舗装路面のオープンスペースがあります。芝生広場内に植栽されているのはシンボルツリーのシマサルスベリ、オープンスペースの樹木は、ヒトツバタゴの並木です。

ブランチ横浜南部市場

〇ブランチ横浜南部市場の歴史

1973年に開業した横浜南部市場は、中央卸売市場としては2003年に廃止されました。そして事業者が横浜市と20年間の定期借地契約を結び「食のライブマーケット~地域と人が食でつながる交流拠点~」をコンセプトに、新しい施設として2019年に開業したのがブランチ横浜南部市場です。

ブランチ横浜南部市場

新しい施設なので、ブランチ横浜南部市場はバリアフリー仕様です。ただし週末などは混雑するので、状況に応じて上手にご利用ください。

(本稿は2021年4月に執筆しました)

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)車椅子バリアフリー情報

東京都渋谷区、原宿駅前に2020年に誕生した再開発商業施設です。新しいビルなのでバリアフリー仕様ですが、傾斜地にあることと、凝った内部設計により、思わぬところに段差があり、またエレベーターが配置されています。車椅子やベビーカーで利用する上で、事前に知っていると役立つ現地の状況を紹介します。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇IKEA正面入口は段差あり

原宿駅方面からは、段差のない横断歩道と歩道を通り、移動できます。また地下駐車場の用意もあります。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

原宿駅から来た場合、最初にあるのはIKEAの1F入口です。多くの人がここからWITH HARAJUKU内に入ります。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

この入口は内側に2段の下り段差があります。観察すると、ほとんどのベビーカーの人は、強引に段差を越えて出入りしています。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

車椅子利用者はユニクロ店舗入口の先にある、メインエントランスまで進んでください。エスカレーターの横にある入口から、段差なくIKEAの1Fに入ることができます。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

メインエントランスの先にある資生堂への出入口は、上り6段の階段です。資生堂へもメインエントランス内からアクセスします。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇B1ユニクロに段差のある出入口あり

B1のユニクロは、2つの売り場に計3か所の出入口がある構造です。この内の1か所は段差のある出入口です。1FとB1をつなぐエスカレーターを下りてきた場合でみると左側の小さな出入口です。逆の右側の大きな出入口には段差はなく、売り場はつながっています。B1ユニクロは、大きな出入口を利用してください。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇竹下通り方面通路は急坂路

B1に竹下通り方面とつながる出入口があります。このルートは決定的な段差はありませんが、かなりの角度がある傾斜路です。坂道に強い人以外は、避けたほうが無難な出入口です。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇エレベーターは4系統

エレベーターは慣れないと使いこなせないかもしれません。メインエレベーターは施設中央部に1基。B2、1F、2F、3F、8Fをつなぎます。つまりB1は利用できません。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

B1へは1Fのスタバの横、B1はユニクロの横にある1FとB1をつなぐエレベーターを利用します。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

もう1基、1FとB1そしてB2をつなぐエレベーターが、別棟がある竹下通り方面よりにあります。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

このエレベーターは1FとB1はパブリックスペースに出ますが、B2はティーストア内に出る構造です。とにかく、いずれかのエレベーターを利用することで、どのフロアにも車椅子で移動することができる構造になっています。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇バリアフリートイレの状況

3Fに1つバリアフリートイレが用意されています。ユニバーサルベッドはありません。赤ちゃん用スペースは別にあります。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

フロアマップによれば、ほかにB1とB2のティーストア内にバリアフリートイレがあるようです。今回の取材では、この2か所のトイレは現場確認ができていません。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇2Fと3Fのテラスの状況

WITH HARAJUKU PARKは、2Fと3Fに広がるウッドデッキテラスです。フロア間は階段構造で、段差回避スロープはありません。車椅子では、それぞれのフロアにエレベーターを利用して移動する必要があります。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

2F、3Fともに、車椅子で移動できるフラットなスペースがあります。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

〇3F ART WORK周辺の状況

原宿駅を眼下にみるART WORK周辺のテラスも、ウッドデッキテラスです。飲食店のテラス席は車椅子で利用できるフラットな構造です。

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)

以上の構造を理解していれば、WITH HARAJUKUは車椅子で戸惑うことなく利用できるバリアフリー施設です。

(本稿は2021年3月に執筆しました)