海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

千葉県九十九里町の「海の駅九十九里」は、産直ショップと鮮魚店、2Fには海を臨むフードコートがあるバリアフリー施設です。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

なお本稿は2018年12月の取材に基づいています。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○九十九里浜に建つ

2015年にオープンした「海の駅九十九里」は、九十九里浜、片貝漁港の横に建つ商業施設です。2018年に一部リニューアルされました。

砂浜に隣接した立地で、2Fテラス席からは九十九里浜の雄大な眺めを楽しむことが出来ます。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○障害者用駐車区画に停められれば

アクセスは車が便利です。細長い敷地の駐車場があり、施設の横に障害者用駐車区画の用意があります。ここに停められれば問題はありません。

障害者用駐車区画が満車の場合は、余裕のある乗降スペースが必要な車椅子利用者の場合、混雑を避けると細長い敷地の端、遠くて空いている駐車スペースの利用になります。

遠い端のスペースも満車の場合は第二、第三駐車場の利用になりますが、隣接する第二駐車場は歩行者ルートに段差があり、第三駐車場は未舗装路面です。

駐車場に隣接して展望台がありますが、エレベーターはなく階段のみの施設です。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○施設内はバリアフリー

障害者用駐車区画から施設へのルートはフラットでバリアフリーです。

施設出入口は自動ドア。施設建物内はバリアフリー設計です。

障害者用トイレは1Fに用意。2F構造でエレベーターがあります。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○いわし資料館から見学

1Fの約30%のスペースは入館無料の「いわし資料館」です。

資料館の入口にいわし3000匹が回遊している水槽があり、海の駅九十九里のシンボル的な存在になっています。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

資料館は、九十九里の伝統的ないわし漁の姿を今に伝えます。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

かつてこの片貝に「いわし博物館」がありました。2004年に地下に溜まった天然ガスが引火爆発し、1名職員が死亡する痛ましい事故が起こり閉館しました。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○直売コーナーと別棟鮮魚店

1Fの70%は産地直売コーナー。通路幅は余裕があり、車椅子での買い物は可能です。

隣接する別棟には鮮魚店。フラットな構造なので車椅子で買い物が出来ます。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○2Fはフードコート

エレベーターで2Fへ。3店舗あるフードコートと海を臨むテラスがあります。

フードコートはセルフサービスなので、車椅子利用者は同行者がいると助かります。

フードコートは一般的な可動式のテーブルと席なので、車椅子での利用は可能です。テラスにもテーブル席が用意されます。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○近隣には漁協のショップも

「海の駅九十九里」から100mほどの場所に、漁協の直営ショップがあります。このお店も車椅子で利用できます。

海の駅九十九里 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「海の駅九十九里」は、障害者用駐車区画に停められれば、車椅子で大きな問題なく利用できる施設です。

大洗シーサイドステーション 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県大洗町の商業施設「大洗シーサイドステーション」は、大洗港に面した大型商業施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2020年1月の取材に基づいています。

大洗シーサイドステーション

○施設の全体概要

「大洗リゾートアウトレット」が2018年に「大洗シーサイドステーション」に変りました。

大型の独立店舗はスーパーの「セイミヤ」とドラッグの「カワチ薬品」。そして旧アウトレットだった2フロア構造の施設内に25店舗ほどが入ります。取材時の状況では、空きテナント区画が複数ありました。

大洗シーサイドステーション

○駐車場のバリアフリー状況

アクセスは車が便利です。300台超を収容する無料駐車場があります。

障害者用駐車区画はカワチ薬品店舗前付近を中心に整備されています。

 

○旧アウトレット施設のバリアフリー状況

障害者用トイレは1Fと2Fに計4か所用意されています。今回確認できた限り、設備更新されてウォシュレット付きになっています。

大洗シーサイドステーション 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

1Fと2Fをつなぐエレベーターは1カ所1基のみです。

大洗シーサイドステーション 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

1F、2Fとも、フロア内は基本的にはフラット構造で、車椅子での移動は可能です。

1F「大洗まいわい市場」への駐車場側の出入口は、手動ドアしかありません。

大洗シーサイドステーション

○グルメ店のバリアフリー状況

グルメ店は、旧アウトレット施設2Fの一角に、連なって4店舗が営業しています。

見る限りどの店舗も、段差の無い床にテーブル席があるので、使いやすい席が選べれば車椅子での利用は可能です。

大洗シーサイドステーション 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

大洗シーサイドステーション

「マリンタワー」と「わくわく科学館」に挟まれて大洗港に隣接した立地です。旧アウトレット施設の2Fからは、海が眺望できます。大洗シーサイドステーションは、車椅子で利用できる施設です。

朝霧高原あさぎりフードパーク 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

静岡県富士宮市、富士山を仰ぐ朝霧高原にある「あさぎりフードパーク」は、車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年12月の取材に基づいています。

 

○フードパークの概要

富士宮市が打ち出した「フードバレー構想」。これにそれぞれ現状に問題を抱えていた、地元の食品会社6社が手を挙げて実現した、官民一体の企画です。

約5万㎡の荒地を開墾して造られた施設で、工場を併設した独立棟の5店舗とレストラン1店舗が敷地内に並びます。

ショップの利用の他に、各工場では製造体験イベントなどが開催されます。

2012年の開業で全施設バリアフリー。富士山のすそ野に広がる地元企業6社による商業施設です。

朝霧高原あさぎりフードパーク 

○施設のバリアフリー状況

共同駐車場と、各店舗の横に駐車スペースが用意されています。

敷地内は緩やかな斜面の舗装路で、車椅子での移動は可能です。

各店舗はバリアフリー仕様で、障害者用トイレ、または兼用の大型トイレが用意されます。

広い敷地内に「朝霧乳業」「茶工房富士園」「上野製菓」「いも工房かくたに」「富士正酒造」「ビュッフェレストランふじさん+売店」が点在します。

「あさぎりフードパーク」から富士の頂上まで、遮るものはなにもありません。

あさぎりフードパーク

○各店舗の紹介

各店舗の状況を紹介します。

「朝霧乳業」は牛乳工場併設。この地に、本社、工場を移転しました。朝霧高原の牧場で放牧されている乳牛から搾られた生乳をここで製造し、県内に宅配出荷しています。

店内に入るとスロープで登った先が工場見学ゾーン。ガラス越しに牛乳の製造現場を見ることができます。

朝霧乳業

スロープを戻ると、ソフトクリームなどを座っていただけるイートインスペース付きのテイクアウトコーナー。そして試食コーナー兼物販コーナー。牛乳の他、各種チーズ、クッキーなどがあります。

店内全域車椅子での利用に問題はありません。

朝霧乳業

「茶工房富士園」は静かなお茶屋。スタッフが試飲のお茶を淹れています。

お茶処静岡の富士宮自家農園で栽培したお茶をここで生産。超高級品から普段使いのお茶まで、種類は豊富です。

小さなイートインスペースがあり、ソフトクリームなどをいただけます。

茶工房富士園

「上野製菓」は和菓子屋。併設の工場は「あさぎり工房」。豊富な試食を用意しています。

名物は羊羹。大福、饅頭、サブレなど品数豊富です。冬場は「肉まん」が登場します。

上野製菓

「いも工房かくたに」の名物は「切干芋」と「芋けんぴ」。富士宮産のさつまいもを使用し、併設の工場で生産しいています。

「芋スープ」「芋コロッケ」や「大学いも」などをその場でいただく、小さなイートインスペースがあります。

いも工房かくたに

「富士正酒造」は店舗棟と酒造の二棟建て。本社と酒造をこの地に移転しました。

朝霧高原は酒造りに適した気候ということ。お酒のブランドは複数あり、伝統的なものから、ラベルデザインがモダンなブランドもあります。もちろん試飲があります。

「ビュッフェレストランふじさん+売店」は、バイキングレストラン。地産地消の美味しいメニューで高い評価があります。出店各店舗のお土産品なら売店で。「あさぎりフードパーク」全体のインフォメーションもこちらにあります。

ビュッフェレストランふじさん

○車椅子での散策

広い「あさぎりフードパーク」ですが、季節の良い好天の日なら、車椅子での散策に問題はありません。

厳冬期や荒天の日は、利用する店舗の横に車を停めて利用すると便利です。

隣接して「道の駅朝霧高原」があります。道の駅と「あさぎりフードパーク」間の車椅子での移動は可能です。

「ビュッフェレストランふじさん」の横に、富士山を眺望するビューポイントが用意されています。

朝霧高原あさぎりフードパーク 

広い施設に店舗が点在していますが、車椅子で散策出来ます。「あさぎりフードパーク」は、富士山と美味しいものを楽しめるバリアフリー施設です。