茨城県の道の駅 全14か所の魅力をまとめて紹介

農業王国茨城県には、14か所の個性豊かな道の駅があります。その魅力と特徴をまとめて紹介します。施設の詳細やアクセスはHPなどで確認してください。なお駅名をクリックすると、各施設のバリアフリー情報を紹介するページにリンクします。

道の駅ひたちおおた

常陸秋そばで有名な金砂郷や、竜神大吊橋への観光拠点になるバリアフリーな施設です。レストランやパン工房は都会的なセンスのお店。併設されるCVSは早朝から深夜までの営業。直売所の販売什器も今風で、最先端の道の駅の姿を提案しています。もちろん常陸太田市産常陸秋そばを100%使用した二八そばを提供する蕎麦屋があります。

道の駅ひたちおおた

道の駅常陸大宮

観光の目的地になる次世代の道の駅、がキャッチコピー。地域特産品「えごま油」を絞る加工場が施設内にあり、生絞り「えごま油」から、えごまのジェラートやパンなどが販売されています。他にも瑞穂牛のステーキ、鮎の塩焼き、お米のブランドは「うまかっぺ」。広くて綺麗な直売所も魅力。美味しい特産品に出会えるバリアフリーな道の駅です。

道の駅常陸大宮

道の駅グランテラス筑西

複合型ハイブリッド道の駅、がコンセプト。有料のキッズスペースやドッグラン、収穫体験コースがあるBBQ施設、コインランドリーやコインシャワーがあるリラクゼーションルーム、スポーツ施設スラックラインパーク、地元の伝統工芸販売コーナー、2軒のレストランとフードコートにスタバとCVS。現時点で県内最新の道の駅です。

道の駅グランテラス筑西

道の駅まくらがの里こが

キャッチコピーは「茨城県最大級の道の駅」。2013年開業。新感覚大型バリアフリー道の駅の草分け的存在です。直売所は「古河マルシェ」、そして「地産地消フードコート」、焼きたてパンのカフェベーカリー。この施設の大ヒットが、その後に誕生する茨城県の道の駅に大きな影響を与えました。新しいロードサイドビジネスを創出した偉大な道の駅です。

道の駅まくらがの里こが

道の駅しもつま

2015年に大規模リニューアルを実施し、後発の大型道の駅に対抗しました。施設内に納豆工場があり、下妻産大豆を使用した、しもつま納豆「福よ来い」を生産。「そば打ちめいじん亭」は、下妻産の「常陸秋そば」を使用する店。地酒や納豆、常陸牛の加工食品などが並ぶコンビニコーナーがある、下妻の味が楽しめる道の駅です。

道の駅しもつま

道の駅いたこ

直売所の名称は「新鮮市場伊太郎」。橋幸夫さんは昭和35年17歳のときに「潮来笠」でデビュー。ヘアスタイルは「潮来刈り」と呼ばれ流行。現在では「水郷いたこ大使」に就任されています。「伊太郎」は新鮮野菜、地元のブランド精肉、川魚の佃煮など、潮来の特産品が並ぶ、「潮来の台所」を自称する道の駅です。

道の駅いたこ

道の駅たまつくり

霞ヶ浦に面した夕日の景勝地にある施設で、新鮮野菜に加え、川魚のグルメが人気です。鯉の旨煮、そして鯉のお刺身。テイクアウトコーナーの人気商品はナマズのハンバーガー「なめパックン」。同シリーズは「鯉パックン」「鴨パックン」「豚パックン」と続きます。霞ヶ浦の特産品、名産品を味わえる観光物産館がある道の駅です。

道の駅たまつくり

道の駅奥久慈だいご

県北の道の駅。駐車場には福島ナンバーが珍しくありません。奥久慈は特産品の宝庫。直売所「だいごマーケット」には、栽培が盛んなリンゴとアップパイ、お肉は「奥久慈シャモ」、特産の「凍みこんにゃく」、お茶の栽培北限の地の銘柄茶「奥久慈茶」など、奥久慈ブランドの美味しいものが並びます。天然日帰り温泉もある道の駅です。

道の駅奥久慈だいご

道の駅みわ

旧美輪村はシイタケと蕎麦が特産、そして美しい星空が楽しめるエリアです。道の駅のシンボルは巨大なシイタケのモニュメント。レストランは「北斗星」では、自家製粉した常陸秋そば粉打ちたてのお蕎麦と、肉厚の美和シイタケの天ぷらが人気。トイレは、天井に星の図柄、そして往年の映画ポスターなどで装飾された「満てんトイレ」です。

道の駅みわ

道の駅かつら

1993年に関東で最初に登録された道の駅です。メイン棟はほぼその当時のまま。長い歴史を感じます。城里町の特産品は独特の風味と甘みが美味しいレッドポアロー(赤ねぎ)。収穫期は店内に山積みされます。食堂は「常陸秋そば」公式認定店。テイクアウトコーナーは鮎の塩焼きが提供されます。美味しい山と川の恵みに出会える道の駅です。

道の駅かつら

道の駅さかい

隈研吾氏設計の建物が続々と建つ境町の道の駅です。情報館、物産館と、地ビールを製造する「さかい河岸ブルワリー」。地元産の美味しいものをなんでもサンドする「さかいサンド」。物産館の中には「沖縄県国頭町公設市場」があり、沖縄の名産品と出会えます。道の駅に隣接する食のスポット「茶蔵」は、隈研吾氏の設計です。

道の駅さかい

道の駅日立おさかなセンター

久慈町漁協が運営する魚が中心の道の駅です。鮮魚店の他に、買ったものを自分で焼いて食べる「浜焼きコーナー」、好きなネタを選んで買って丼にする「味勝手丼」などがあり人気。本格的なお寿司屋さんも営業。小型ですがJA系農産物直売所もあります。住所表記は「みなと町」。漁港の横にある道の駅です。

道の駅日立おさかなセンター

道の駅さとみ

里見地区には関東地方有数の規模を誇る里見牧場があり、牧場ブランドの牛乳、ヨーグルトなどの乳製品が人気です。他には、地元農家の季節の野菜、自家製麺のそば・うどん、手作りのお漬物が、直売所に並び、食事処のメニューになります。建物屋根と東屋のデザインモチーフは「傘」。建築デザインを楽しみたい道の駅です。

道の駅さとみ

道の駅ごか

農産物直売所は「わだい万菜」。新鮮野菜や切り花が充実、そして銘柄豚「ローズポーク」の指定販売店です。レストラン「華こぶし」では「ローズポークとんかつ定食」や「天然ナマズ天丼」が人気。フードコートでは「ローズポーク肉まん」「ローズポークシュウマイ」が売れています。五霞町の美味しいものに出会える道の駅です。

道の駅ごか

茨城県の道の駅に行けば間違いなく、地元の美味しいものに出会えます。

(本稿は2021年8月に執筆しました)

茨城県 道の駅しもつま 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県下妻市にある道の駅です。交通の大動脈、国道294号線沿いにある大型施設で、施設3階にある構造物は展望台です。エレベーターはなく63段の階段を上がります。

開業は1999年ですが、2015年に大規模なリニューアルを実施し、メイン棟内の売り場が生まれ変わりました。また駐車場からの段差の解消、身障者用駐車スペースの増設、バリアフリートイレの増設も行われています。リニューアルでバリアフリーレベルが向上した施設の状況を紹介します。

道の駅しもつま

〇駐車場とトイレの状況

リニューアルによりメイン棟正面付近の駐車スペースに、身障者用駐車スペースが数台分設定されました。以前からある24時間トイレ棟前1台分の身障者用駐車スペースもあります。

駐車場から施設の間にあった段差は削り取られ、広い領域で傾斜面になりました。ただし削り方が粗い箇所もあります。路面状況をよく見て車椅子で移動してください。

道の駅しもつま

バリアフリートイレは24時間トイレ棟に加えて、メイン棟内に1つ増設されました。

 

〇メイン棟内のバリアフリー状況

メイン棟内はショップや食事子処が営業しています。

最も大きな売り場は「農作物直売コーナー」。下妻産の新鮮野菜、米、果物が豊富に並ぶ大型売り場です。什器は新しく今どきの仕様。通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。

物産品、お土産品は「コンビニコーナー」に並びます。一般的なCVS商品もありますが、地酒や納豆、常陸牛の加工食品など、下妻らしい品揃えが楽しいCVSです。もちろん車椅子で買い物ができます。

焼きたてパンが並ぶ「ベーカリーしもんぱん」は、お客がパンをピックする方式のパン屋さんです。トレイとトングが使える人なら買い物ができますが、車椅子利用者は介助者と一緒の買い物が便利です。

「お食事処しもん亭」は、セルフサービスのお店。可動式のテーブル席なので、セルフサービスに対応できれば車椅子で利用できます。

 

〇別棟のレストランのバリアフリー状況

メイン棟とは別の棟に2軒のレストランが営業しています。

道の駅しもつま

「そば打ちめいじん亭」は、下妻産の「常陸秋そば」を使用する手打ちそばの店。そば打ち職人の技と秘伝のつゆが自慢です。少し狭いタイプの蕎麦屋らしい席ですが、可動式のテーブル席があるので、席を選べば車椅子で利用できます。

「下妻食堂陽陽」は、ラーメンや各種定食などがある、町の中華屋のイメージのお店。店内は一般的な可動式のテーブル席なので、車椅子で利用できます。午前7時から営業。朝食にも使えます。

「そば打ちめいじん亭」の建物の半分は納豆工場。下妻産大豆を使用した、しもつま納豆「福よ来い」を生産しています。ガラス越しに工場見学ができますが、段差があるので車椅子での見学は苦戦します。

道の駅しもつま

メイン棟の外側には花木売場、宝くじ売場もあります。「道の駅しもつま」は、下妻産の美味しいものに出会える大型の道の駅です。

(本稿は2021年8月に執筆しました)

かすみがうら市水族館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県かすみがうら市、霞ヶ浦に面した歩崎公園内にある小さな水族館です。2018年と2020年にリニューアルを実施。霞ヶ浦の生き物が工夫された展示で紹介されています。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

かすみがうら市水族館

〇駐車場とトイレの状況

アクセスは車が便利。歩崎公園の無料駐車場を利用します。収容台数は約100台。水族館に近い場所に、身障者用駐車スペースが2台分設定されています。

かすみがうら市水族館

駐車場から水族館へは、ほぼフラットな舗装路面を移動します。

水族館内にバリアフリートイレはありません。駐車場横の公衆トイレのバリアフリートイレを利用してください。

かすみがうら市水族館

〇水族館までのアプローチ

トイレ棟の横から、少しデコボコがありますが、車椅子での通行に大きな問題のない通路を進みます。

かすみがうら市水族館

噴水やアートがある池の横を通ります。

かすみがうら市水族館

「帆引き船発祥の地」と刻まれたモニュメントが建っています。

かすみがうら市水族館

それらを眺めながら、水族館入口に到着します。入口横では、ナマズの親子が出迎えてくれます。

かすみがうら市水族館

〇受付とエントランス周辺の状況

入口の手前に受付があります。かすみがうら市水族館は有料の施設ですが、入館料の障害者減免制度が」あり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けてください。

かすみがうら市水族館

水族館内は、スペースに余裕はありませんが、車椅子で通行できない決定的な段差はありません。唯一車椅子で苦戦するのは、館内出入口の手動ドア。介助者がいると助かる構造です。

かすみがうら市水族館

〇展示の概要

狭いスペースですが、様々なタイプの水槽があり、霞ヶ浦の生き物が展示されています。

かすみがうら市水族館

一般的な水族館では鰯が泳ぐ水槽には、オイカワが泳ぎます。

かすみがうら市水族館

この水槽はタッチプールです。

かすみがうら市水族館

水族館で一番の大型水槽は、ニジマスが泳ぎます。

かすみがうら市水族館

ほとんどの水槽は、車椅子から見やすい高さにあります。

かすみがうら市水族館

大きな水槽と小さな水槽が並ぶ通路は、緩い傾斜路です。

かすみがうら市水族館

〇工夫された展示手法

かすみがうら市水族館が行っている展示の工夫を紹介します。

展示される生き物には「学生証」があり、「生徒の特徴」が解説されています。

かすみがうら市水族館

水槽に拡大鏡を取り付けた展示。

かすみがうら市水族館

オオサンショウウオの水槽には「半裂という名前が、まず怖い」という面白POPが掲示されています。公開給餌も行われます。

かすみがうら市水族館

赤くライトアップされた亀。

かすみがうら市水族館

エサやり体験のPRを背負ったケヅメリクガメが「超散歩」しています。

かすみがうら市水族館

歩崎エリアを模したジオラマ水槽です。お城のような建物は近隣にある「かすみがうら歴史博物館」。この博物館は、入館料は障害者減免制度により無料に減免されますが、4F構造でエレベーターがない施設です。

かすみがうら市水族館

3つのとんがり屋根がシンボルのミニ水族館。リニューアルして綺麗になりました。

かすみがうら市水族館

工夫した展示で霞ヶ浦の生き物を紹介しています。かすみがうら市水族館は、車椅子で利用できる施設です。

(本稿は2021年8月に執筆しました)