三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 埼玉県編

埼玉県の博物館、資料館、美術館などの中で、障がいのある家族と一緒に安心して利用できる可能性が高い、車椅子で利用できるバリアフリーな屋内型施設を紹介します。

各施設の詳細は、リンクページでご覧ください。

嵐山史跡の博物館(嵐山町)

国指定史跡「菅谷館跡」の中に建つ県立博物館です。テーマは地元の中世城館史跡及び資料の管理、保存、研究。行田の「忍城」への水攻めを指示した秀吉の朱印状もあります。全般的に展示内容はマニア向けです。

「百名城菅谷館跡 嵐山史跡の博物館 バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/ranzanmuseum/

 

忍城・行田市郷土博物館(行田市)

石田光成の水攻めで有名な忍城の三階櫓と、その周囲には城壁や城門、鐘楼などが再現されています。

その中に郷土博物館があり、行田の歴史、民俗、文化について詳しい展示があります。

「行田市バリアフリー観光情報 車椅子で行く 忍城と水城公園」

https://ikiru-chikara.org/oshijyo/

 

さきたま史跡の博物館(行田市)

9基の大型古墳がある「埼玉古墳群」を中心に整備された「さきたま古墳公園」にある県立博物館です。展示室はワンフロア構成で「国宝展示室」と「企画展示室」があります。

他に分館として「将軍山古墳」内に「将軍山古墳展示館」があります。

「さきたま古墳公園・史跡の博物館 バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/sakitama/

 

自然の博物館(長瀞町)

景勝地長瀞の岩畳にも近い、川沿いに建つ県立博物館です。観光シーズンは少し混みあうことがあるので、感染拡大防止に気をつけてください。

常設展示は「地学展示ホール」「古秩父の地層と化石」「「生物展示ホール」。恐竜「ガリミムス」や「アケボノゾウ」の骨格展示などがあります。野外展示観察園は「カエデの森」です。

「車椅子で行く長瀞 埼玉県立自然の博物館 バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/saitamanatmus/

 

埼玉ピースミュージアム(東松山市)

埼玉県が運営する施設で「戦争の記憶をつなぎ、平和の尊さを伝える」ことが目的の施設です。常設展示と企画展示、そして展望タワーがあります。

常設展示室の入口は「タイムトンネル」で、動く歩道を抜けると、戦時中にタイムスリップします。

「埼玉ピースミュージアム(埼玉平和資料館)バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/piecemuseum/

 

大滝歴史民俗資料館(秩父市)

「道の駅大滝温泉」内にある資料館です。ワンフロア構造で館内の常設展示室は1つで、大滝の自然と民俗に関する展示があります。

「埼玉県 道の駅 大滝温泉 車椅子からみたバリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/ootakionsen/

 

難波田城公園資料館(富士見市)

中世の城跡の復元、移築した古民家、そして資料館がある公園です。常設展示室では、中世から近現代までの富士見市の変遷が展示解説されます。

想像するよりも充実した内容の資料館です。屋外型復元施設も車椅子で見学できます。

「車椅子で行く富士見市 難波田城公園 バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/nanbata/

 

SKIPシティ(川口市)

消費者への情報サービスなどを目的にした「彩の国くらしプラザ」。子供向けの科学館「川口市立科学館サイエンスワールド」。映像の原理や歴史の展示、撮影体験コーナーなどがある「映像ミュージアム」。そして「NHK公開ライブラリー」があります。

「さいたま新産業拠点 川口SKIPシティ バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/skipcity/

 

大宮盆栽美術館(さいたま市)

世界で唯一の盆栽美術館です。屋内展示と屋外展示が半々ある構造です。展示されている盆栽コレクションは、市が5億円を拠出して買い求めた市場価値の高い逸品ぞろいです。

「さいたま市 大宮盆栽美術館 車椅子バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/bonsaiart/

 

地底探検ミュージアム春日部龍Q館(春日部市)

洪水防御施設「首都圏外郭放水路」の機能や役割を紹介する施設です。放水路そのものの見学会は、移動がすべて階段なので車椅子では参加できません。

ドラマや映画の舞台によく使われる施設で、TV番組でも数多く紹介されています。龍Q館の入口付近には、有名人の色紙がたくさん飾られています。

「地底探検ミュージアム春日部龍Q館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/ryuqkan/

 

さいたま文学館(桶川市)

埼玉ゆかりの作家を紹介する文学館です。2Fは無料で利用出来る図書室で、埼玉ゆかりの文学作品や関係資料の閲覧、映像科された作品の視聴ができます。

車椅子で利用しやすい、バリアフリーレベルが高い施設です。

「車椅子で行く桶川 さいたま文学館 バリアフリー情報」

https://ikiru-chikara.org/saitamabungaku/

 

安心して利用できるインドア施設の候補です。車椅子でのお出かけ計画の参考になれば幸いです。

(本稿は2020年7月に執筆しました)

 

他に以下の記事を掲載しています。クリックでリンクします。

三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 東京23区編

三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 東京多摩地区編

・三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 神奈川県編

三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 千葉県編

三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 北関東編

三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 東海・甲信越編

三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 中部・近畿・北陸編

 

秩父・長瀞・甲州を車椅子で訪ねる お薦めバリアフリードライブコース

大自然に抱かれた観光地、埼玉県の秩父長瀞エリアから山梨県の甲州市方面は、車椅子では観光が難しい有名スポットが多々あります。障がいのある家族と一緒に、適切に休憩をとりながら遊べる、バリアフリーなドライブコースを紹介します。

関越自動車道の花園ICから中央高速道路の一宮御坂ICまでのコース設定で、所要時間は丸一日または一泊二日程度です。

 

(花園IC⇒3km)

「JA花園農産物直売所」

新鮮野菜や花卉売り場がある大型産直ショップです。2015年に新築されたバリアフリー施設で、車椅子で快適に買い物が出来ます。朝9時開店です。

 

(JA花園⇒500m)

「花園フォレスト」

スイーツやパンのアウトレットです。レストランも人気です。大型施設でバリアフリー仕様。庭園にはバラ園があります。キャッチコピーは「薔薇とスイーツのシャトー」です。

 

(花園フォレスト⇒16km)

「寶登山神社」

この神社はバリアフリー仕様ではありません。

長瀞渓谷の景観を楽しめる287号線を走るか、急ぐなら有料道路「西関東連絡道路」を利用します。

創建は神代の古社です。境内は段差回避スロープルートがあり、きつい傾斜路を進めれば、車椅子で本殿の前までは行くことが出来ます。ただし拝殿は3段の上です。

多少無理をしても、長瀞らしい観光を楽しみたい家族にだけお薦めします。

 

(花園フォレスト⇒15km)

「埼玉県立自然の博物館」

無理をしない場合は、「寶登山神社」はとばしてこの博物館を目指してください。

寶登山神社からも近く、名勝長瀞の岩畳や「月の石もみじ公園」に隣接。車椅子で長瀞らしい風景に出会える立地です。

無料駐車場があり、館内はバリアフリー仕様、屋外は野外展示観察園「カエデの森」です。車椅子での長瀞観光にお薦めできる施設です。

 

(自然の博物館⇒12km)

「道の駅ちちぶ」

秩父市内中心部に近い道の駅です。お土産、食事、トイレがあり、敷地内には汲み放題の名水「ちちぶの水」があります。

 

(道の駅ちちぶ⇒1km)

「西武秩父駅前温泉 祭の湯」

駅前ですが専用駐車場と提携駐車場があります。

2017年に開業した施設でバリアフリーです。日帰り温泉を利用しなくても、車椅子で利用できる物販コーナーとフードコートがあります。

 

(祭の湯⇒10km)

「道の駅あらかわ」

荒川の上流、秩父鉄道線路沿いにある道の駅です。古い施設なのでバリアフリーレベルは高くはありませんが、休憩に利用できます。地元の自然を紹介する入館無料の「山里自然館」があります。

 

(道の駅あらかわ⇒20km)

「奥秩父もみじ湖」

荒川上流方面へ進みます。途中に「道の駅大滝温泉」がありますが、高低差のある地形に施設が分散している構造なので、車椅子では利用しにくい道の駅です。

冬場であれば、この近くに「三十槌の氷柱」があります。ただしバリアフリー環境ではありません。

車椅子で景観を楽しめるのは「滝沢ダム」、通称「奥秩父もみじ湖」です。ダム管理事務所の近くに、整備された駐車場と公園のようなスペースがあり、車椅子で奥秩父の眺望を楽しめます。

 

(奥秩父もみじ湖⇒28km)

「道の駅みとみ」

快適なドライブルートを通り、雁坂トンネルをくぐり山梨県に入ります。

山梨県の北の玄関口にある休憩スポットです。古い施設でバリアフリーレベルは高くはありません。トイレ休憩など必要に応じて利用して下さい。

 

(道の駅みとみ⇒2km)

「広瀬ダム」

笛吹川の上流にある広瀬ダムは、無料駐車場と公園スペースがあり、車椅子で眺望を楽しめます。

 

(広瀬ダム⇒14km)

「道の駅花かげの郷まきおか」

山梨県内を南下します。次の休憩スポットになる道の駅です。この施設も古くバリアフリーレベルは高くはありません。隣接する「牧岡郷土文化館」は、段差構造で車椅子での見学は出来ません。

 

(道の駅花かげの郷⇒10km)

「笛吹川フルーツ公園」

山をまるごと公園にした施設です。公園、温泉、資料館、ショップなど数多くの施設があります。高低差が激しいので、立ち寄りたい施設の近くの駐車場を利用するのが車椅子のコツです。

 

(フルーツ公園⇒9km)

「 桔梗信玄餅工場テーマパーク」

信玄餅の工場見学、アウトレットなどがある大人気の観光施設です。お菓子の詰め放題は、朝一番に整理券をとらないと利用出来ません。

障害者用トイレはありますが、施設全般バリアフリーレベルは高くはありません。混雑時の車椅子での利用は苦労します。考え方次第ですが、空いている夕方に行き、売れ残って更に値下げ販売している商品を選ぶのが、車椅子では快適で面白いかもしれません。

(桔梗信玄餅工場⇒2km一宮御坂IC)

 

全ての施設に立ち寄ると、約130kmの走行距離になります。秩父・長瀞・甲州方面へのドライブが、家族の楽しい思い出になることをお祈りいたします。

(本稿は2020年6月に執筆しました)

人混みを避けてお出かけ 埼玉県の駐車場がある屋外型バリアフリー施設

密閉、密集、密接を避けることができる、埼玉県の穴場スポットお出かけ情報です。

駐車場があり、ピークを避ければ混雑を回避でき、車椅子やベビーカーで利用できるバリアフリーな公園、観光地、神社などをピックアップしました。

 

上尾丸山公園(上尾市)

面積は約15ha。昭和53年に開園した2.4haの大きな池がある、水と緑豊かな自然公園です。北口駐車場には2台分障害者用駐車区画があり、駐車場から公園へは段差が完全に解消されたルートを通ります。施設全般、バリアフリー改修は進んでいます。

自然学習館と天体観測棟は屋内型施設です。

上尾丸山公園

 

鷲宮神社(久喜市)

2007年アニメのヒットで話題になった神社で、一時期は混雑しましたが、祭典の日や正月以外は、極端な混雑はありません。

境内はほとんどが未舗装路面ですが、薄い砂利で固い路面なので、車椅子で移動できます。拝殿に段差はありません。車椅子で参拝できます。

鷲宮神社

 

久喜菖蒲公園(久喜市)

大きな池を中心に散策路が整備された公園です。釣りができる有料コーナーと無料コーナーがあります。池には大噴水があり、30分おきに10分間、音楽に合わせて姿を変えながら水面から噴水が上ります。

車椅子で釣りが出来る 久喜菖蒲公園バリアフリー情報

 

八丁湖公園(吉見町)

「八丁湖」は一周約1,600mの人造湖で、湖畔を巡る舗装された周回路がウォーキングコースになっています。多少のアップダウンはありますが車椅子で散策できます。

八丁湖公園

 

県営和光樹林公園(和光市)

20haの大きな自然公園です。樹林の周囲に整備された赤いウォーキングコースは、クッション性のある舗装路面で、車椅子で快適に移動できます。駐車料金は障害者手帳の提示で無料に減免されます。

県営和光樹林公園

 

聖天宮(坂戸市)

5千頭の龍が昇る台湾道教のお宮です。基本は段差構造ですが、要所にスロープが設置されているので、車椅子でお宮のほぼすべてを見学することができます。

屋内空間はごく一部で、ほとんどはオープン構造のお宮です。

聖天宮

 

新しい村(宮代町)

「山崎山」という里山を開発して、2001年に公園として開園しました。

市民農園や収穫体験が出来る田や畑、集会所、釣りが出来る調整池、芝生広場など、里山の景観を残した空間が広がります。

里山エリアは未舗装でアップダウンがあり、車椅子では無理のない範囲での利用になります。核施設として屋内施設の産直ショップ「森の市場結」と「森のカフェ」があります。

新しい村

 

難波田城公園(富士見市)

中世の城跡の復元、移築した古民家、そして資料館がある公園です。資料館は屋内型施設です。

お城の復元エリアはバリアフリーです。古民家エリアは未舗装ですが、固い路面なので気を付けて進めば車椅子で移動できます。

難波田城公園

 

奥秩父もみじ湖(秩父市)

山梨県との県境に近い山中にある人造湖です。整備された駐車場と公園のようなスペースがあり、車椅子で奥秩父の眺望を楽しめます。駐車場の横の崖に積まれた大きな岩積みは、見ごたえのある景観です。

奥秩父もみじ湖

 

ようばけ(小鹿野町)

「ようばけ」とは、秩父地方の方言で「陽の当たる崖」。高さ100m、幅400mに及ぶ地層の大露頭。国指定の天然記念物です。1,500万年前に堆積した地層が観察できます。

「おがの化石館」の駐車場に車を停めて、無理なく見やすい場所から見学します。

ようばけ

 

両神国民休養地(小鹿野町)

季節の花やハイキングが楽しめる自然公園です。公園内の奥深くに駐車場があります。福寿草園などがある方向へは、アップダウンはありますが舗装路が整備されています。フクジュソウの他には、早春のロウバイやヤマザクラ、ハナショウブなどが見事です。

両神国民休養地

 

大天白神社(羽生市)

神社と公園が一体化したような構造で、公園にある藤棚が見事です。中央の噴水池を囲むようにおよそ60本の紫と白の藤棚があります。例年GWの頃には、大和町町内会と観光協会の共催で「大天白藤まつり」が開催されます。

大天白神社

 

水城公園(行田市)

大きな池は「しのぶ池」。その周囲にフラットな舗装路があり、車椅子で散策できます。ただし公園内には段差箇所もあります。

「あおい池」は「ホテイアオイ」が栽培されている池です。この池の横も車椅子で通行可能な舗装路があります。季節には綺麗な花を楽しめます。

水城公園

 

古代蓮の里(行田市)

屋外公園の散策路は舗装路で極端な傾斜はなく、ほぼ全域を車椅子で散策できます。公園には蓮だけではなく、ロウバイ、梅、ボタン、桜など、多様な花木が植栽され、四季折々の花を楽しめます。蓮のトップシーズンでも、人混みになるほどの混雑には滅多になりません。

田んぼアートを眺望する展望室がある「古代蓮会館」は、屋内型施設です。

古代蓮の里

 

さきたま古墳公園(行田市)

9基の大型古墳がある「埼玉古墳群」を中心に整備された公園です。とにかく広いので、混雑に悩まされることは少ない公園です。古墳の間を通る平坦な舗装路から、車椅子で大型古墳の実物を観ることが出来ます。

「さきたま史跡の博物館」は、屋内型施設です。

さきたま古墳公園

埼玉の穴場的なバリアフリー屋外施設で、楽しい休日をお過ごしください。

(本稿は2020年3月に執筆しました)