行田 古代蓮の里 車椅子バリアフリー情報

埼玉県行田市の「古代蓮の里」は、車椅子で花蓮を楽しめる公園です。現地のバリアフリー情報を紹介します。

なお本稿は2014年の取材で初稿を執筆し、2019年8月に加筆修正しました。

古代蓮の里

○公園の全体概要

バリアフリーに整備された公園です。

古代蓮池を中心に舗装された散策路、木製のフラット通路があり、蓮池の周りや、一部池の中を車椅子で移動できます。

50mの有料展望タワーがあり、車椅子で展望台に上がることができます。

梅林、桜のお花見広場、牡丹園、ロウバイ園、水仙園などがあり、蓮の開花時期以外も、車椅子でお花見が楽しめます。

うどん店や売店があり、車椅子で食事をすることが出来ます。

公園の全体概要

○アクセス方法

アクセスは車が便利です。

南北2か所の駐車場があり、通常期は無料、蓮の開花時は有料になります。有料期間でも障害者減免制度があり、障害者手帳の提示で駐車料金が無料に減免されます。

南駐車場がメインで、蓮の鑑賞にも便利です。障害者用駐車区画の用意があります。有料期間中は駐車場に誘導スタッフがいるので、車椅子利用を申告してください。

アクセス方法

○最初は世界の蓮園へ

蓮の開花時に南駐車場を利用したとします。

公園の利用は通年無料です。駐車場から公園内に入ると、最初にあるのは2つの「世界の蓮園」です。舗装された敷地内にある池で、車椅子からの蓮鑑賞は問題なく出来ます。

古代蓮池などの散策に向かいます

○蓮池を巡る

次に古代蓮池などの散策に向かいます。多少アップダウンがあるルートもありますが、車椅子での移動は出来ます。広い公園の大きな池です。蓮の開花時期は夏なので、暑さに注意して無理のない範囲を散策して下さい。

園内3カ所に公衆トイレがあり、いずれのトイレにも障害者用トイレがあります。

蓮池を巡る

○古代蓮会館のバリアフリー状況

展望タワーがある有料施設「古代蓮会館」は、車椅子で利用できます。

入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が半額に減免されます。

館内には障害者用トイレが1つ用意されています。

古代蓮会館のバリアフリー状況

1Fには展示室があり、行田の蓮や行田の自然に関する解説展示などがあります。また休憩スペースが用意されています。

展望タワーにはエレベーターで上がります。蓮の花の形状をイメージした展望室で、床上からガラス面なので車椅子からの目線でも眺望を楽しめます。

近年は、夏に田んぼアートを眺めることができます。

夏に田んぼアートを眺めることができます

○釣り堀や大型遊具も

バリアフリー仕様ではありませんが、無料で利用出来る釣り堀があります。

また子供向けの大型遊具がある「冒険遊び場」があります。

古代蓮の里は、車椅子で蓮の花を楽しめ

古代蓮の里は、車椅子で蓮の花を楽しめ、田んぼアートを鑑賞できる公園です。そして他の季節でも、バリアフリーにお花を楽しめる公園です。

さいたま新産業拠点 川口「SKIPシティ」バリアフリー情報

埼玉県川口市の「SKIPシティ」は、車椅子で利用出来る施設です。施設の概要と現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年2月の取材に基づいています。

 

○どんな施設があるのか

一般利用出来る公開施設が4つあります。

 

「彩の国くらしプラザ」

消費者への情報サービスなどを目的にした無料施設です。買い物ゲームや、商品の値段当てゲーム、悪質な訪問販売の手口を勉強するコーナーなど、子供向けの企画が多い施設です。

 

「川口市立科学館サイエンスワールド」

宇宙や天体をテーマの核にした子供向けの科学館です。有料施設ですが、入館料は障害者手帳の提示で、障害者手帳の等級により、本人のみか介助者1名まで、半額に減免されます。

 

「映像ミュージアム」

映像の原理や歴史の展示、撮影体験コーナーなどがあるミュージアムです。有料施設ですが、入館料は障害者手帳の提示で、障害者手帳の等級により、本人のみか介助者1名まで、無料に減免されます。

「映像ミュージアム」

「映像ミュージアム」

「NHK公開ライブラリー」

NHKの所蔵映像を鑑賞できる視聴ブースと、「キャラクターライブラリー」や「どーもくんシアター」がある2つに施設が分かれます。どちらも無料で利用できます。

NHK公開ライブラリー

NHK公開ライブラリー

○施設の構造と駐車場

以上の4つの施設が「産業技術総合センター」と「彩の国ビジュアルプラザ」の2棟に入ります。

「産業技術総合センター」には「彩の国くらしプラザ」と「川口市立科学館サイエンスワールド」。

「彩の国ビジュアルプラザ」には「映像ミュージアム」と「NHK公開ライブラリー」が入ります。

「産業技術総合センター」と「彩の国ビジュアルプラザ」の2棟間は、地下ではつながりません。地上屋外で移動します。

2棟それぞれに地下駐車場があるので、利用したい施設がある棟の駐車場を利用します。どちらの駐車場も24時間まで駐車料金が無料になる障害者減免制度があります。駐車場管理事務所で減免手続きをおこなって下さい。隣接する屋外の臨時駐車場は未舗装の砂利路面です。

産業技術総合センターと彩の国ビジュアルプラザ

○施設のバリアフリー状況

2棟ともエレベーターがあり車椅子での上下階移動は可能です。

障害者用トイレは2棟各フロアに用意されています。ただし取材時の状況では、トイレ設備の更新は進んでいません。

各施設内も概ねバリアフリーで、車椅子で決定的に利用できない施設はありません。

施設のバリアフリー状況

SKIPシティの4つの施設は、全体的には子供向けです。地下駐車場が利用できれば、その棟の施設には雨にも濡れずに行くことができます。障がいのある子どもの、雨の日のお出かけ先に利用できます。

埼玉県立近代美術館 車椅子バリアフリー情報

埼玉県さいたま市の「埼玉県立近代美術館」は、車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2018年2月の取材に基づいています。

 

1982年竣工の美術館

北浦和公園の一角に建つ「埼玉県立近代美術館」は、黒川紀章氏設計の素敵なデザインの美術館です。設計が1978年、竣工が1982年。バリアフリーの概念が薄い時代の建物ですが、改修されて車椅子での利用は十分に可能です。元々は段差のある設計なので、車椅子での利用に注意すべき箇所はあります。

埼玉県立近代美術館

障害者専用駐車場の運用ルール

障害者手帳の提示で、美術館のコレクション展入館料は本人と介助者1名が無料に減免されます。企画展の入館料は個別設定なので、減免措置については企画毎に確認してください。

一般駐車場はありません。搬入口から入る裏庭に1台分障害者用駐車区画があります。予約制で運用ルールは当日の申し込み。事前予約は受け付けていただけません。来館日の当日、おおよその到着時間を決めて電話を入れます。その場で空いていればOK。車種と車の色だけが確認されます。

搬入口は美術館西側の狭い一方通行の道にあります。敷地入口に守衛所はありません。すぐ見える場所のブルーの駐車区画を利用。建物裏口の横です。この裏口に管理室がありスタッフが常駐。室内からこちらを見つめ、どうぞ、という合図を出します。このような運用になります。駐車料金は無料です。

埼玉県立近代美術館

手動ドアが2か所あり

この駐車場から館内へ移動する通路には、手動ドアがあります。介助者がいれば問題ありませんが、車椅子利用者だけの場合は、スタッフの助けを借りてください。

もう一か所、1Fのコレクション展会場から屋外展示場に出入りする箇所が手動ドアです。今回チェックした限り、車椅子で問題があるポイントはこの2か所だけでした。

埼玉県立近代美術館

スロープが多い

館内はエレベーターあり。障害者用トイレあり。基本的には車椅子での利用に大きな問題はありません。

B1が一般利用できる展示ホール。1Fが年に4回ほど展示替えがあるコレクション展会場。2Fが年間6本ほど開催される企画展会場。3Fが資料閲覧室です。

そもそもバリアフリー設計ではないので、スロープ対応の箇所が多い美術館です。

埼玉県立近代美術館

レストランは車椅子利用可

1Fにはミュージアムショップとレストランが入店。こちらも車椅子で利用できます。レストランは美術館半券の提示で5%OFFサービスあり。障害者手帳の提示で無料入館すると、半券はもらえません。

館内各所に美術館が蒐集したデザインに秀でた椅子があり、自由に鑑賞し、座ることができます。

レベルの高いコレクションを有しています。建物自体のデザインも素敵です。「埼玉県立近代美術館」は、車椅子で利用できる美術館です。