道の駅マリンドリーム能生 かにや横丁 バリアフリー情報

ベニズワイガニで有名な新潟県糸魚川市の能生(のう)には、車椅子で利用できる道の駅があり、「かにや横丁」で美味しいカニを味わうことが出来ます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2017年5月の取材に基づいています。

 

○施設の全体概要

能生漁港の隣接地にある道の駅です。駐車場は5か所あり、総収容台数は465台と公表されています。施設近くに障害者用駐車区画があります。

もっとも大きな建物は2フロア構造の「マリンドリーム本館」で、レストランやショップが入ります。

「かにや横丁」は屋外の長屋風の施設です。その横には「鮮魚センター」が並び、3軒の鮮魚店が出店しています。

さらにその先に、カニをいただく専用施設「かにカニ館」があります。

海沿いは広い公園スペースで、アスレチック広場もあります。

障害者用トイレは「マリンドリーム本館」内と、「かにカニ館」近くの独立棟トイレ、アスレチック広場の独立棟トイレにあります。

全体的にバリアフリーで、車椅子で利用しやすい施設です。

施設の全体概要

○かにや横丁の利用方法

蟹漁の漁師さんが出店する「かにや横丁」は全8軒。店名は宝寿丸、長福丸など、漁船名です。「かにや横丁」のお店は、販売台をガラガラ押して、定期的に場所が入れ替わるそうです。

名産はベニズワイガニ。「かにや横丁」は禁漁期間の1月2月を除き営業です。水温が通年変わらない深海にすむズワイガニには、旬の季節は特にないということです。

嬉しいのはおまけをつけてくれること。今回、2千円のカニを1杯買ったら、1千円のカニを二杯と、むき身がいっぱい入った甲羅が一枚おまけでした。カニの総量としては、2千円のカニの3倍くらいになりました。

その場で食べるというと、カニは小さな洗い桶のような入れ物に入れられます。ハサミと、カニをほじくる蟹フォークも一緒に貸してもらえます。

かにや横丁

この桶を持って好きなところでいただきます。お店の前のベンチ、海沿いの公園ゾーン、そして「かにカニ館」は手洗いがある蟹を食べるための施設です。

好きなところで食べればいいのですが、健常者が同行していない場合、車椅子で桶を持ちながらの移動になるので、この点はご注意ください。

浜ゆでの冷凍されていないカニをイメージしますが、ベニズワイガニは食品衛生法で必ず冷凍することが義務付けられています。そのため「かにや横丁」の蟹は、獲れたての新鮮なカニですが、全て解凍品です。

かにカニ館

○マリンドリーム本館のバリアフリー状況

マリンドリーム本館は車椅子で利用できる施設です。

館内フロアはフラットでスペースに余裕があり、エレベーターで上下階移動ができます。

レストランと食事処が計4軒、売店とCVSが入ります。今回取材時は、館内に屋台が出店していました。

 

○公園のバリアフリー状況

海沿いの公園スペースからは、美しい日本海を眺めることが出来ます。

アーツ系オブジェもあり、無理のない範囲なら車椅子で散策できます。

公園のバリアフリー状況

道の駅マリンドリーム能生は、車椅子で利用出来るバリアフリー施設です。かにや横丁で美味しいカニを買って、好きな場所でいただけます。

道の駅親不知ピアパーク 翡翠ふるさと館 バリアフリー情報

新潟県糸魚川市の親不知にある「道の駅親不知ピアパーク」には、世界一巨大なヒスイの原石が展示される「翡翠ふるさと館」があります。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2017年5月の取材に基づいています。

 

○アクセス方法

「道の駅親不知ピアパーク」は、北陸自動車道「親不知IC」の近くにあります。道の駅であり、ヒスイがとれる親不知海岸の駐車場でもあります。

親不知海岸

親不知ICは海上インターチェンジ。海の上の施設です。「ピア」とは橋脚を意味します。台風の時など危険な場合は、ICは閉鎖されます。

親不知

ここは海岸沿いの断崖絶壁、交通の難所であった「親不知」「子不知」です。近隣には旧道を散策するコミュニティロードなどの観光ポイントがありますが、段差路なので車椅子での近隣観光は困難です。

親不知

○道の駅施設の全体概要

施設としては1988年に開業しました。

海岸沿いに細長い施設で、駐車区画はアバウトです。

細長い敷地の奥に、全長6mのブロンズの巨大な亀の像があります。その横には子亀の像もあります。日本海をバックに首をあげている巨大亀はインパクトがあります。日本海をバックに首をあげている巨大亀高速道路の高架下を利用した「レストピア」は、売店・食堂・休憩所がある施設です。入口には段差回避スロープがあります。

ピロティ構造の2Fにある食事は「漁火」。エレベーターはありません。

トイレは独立棟トイレに障害者用があります。取材時の状況では、近年設備更新された気配はありませんでした。

そして「翡翠ふるさと館」があります。

今どきの道の駅ではなく、古くからある海水浴場の施設というイメージです。

 

○翡翠ふるさと館の状況

糸魚川は縄文時代にヒスイ文化が発生した地で、ヒスイの産地です。

「翡翠ふるさと館」には巨大ヒスイの原石が展示されています。その重さは102tです。

翡翠ふるさと館の状況

巨大ヒスイ以外にも、見学する価値がある展示物が多々あります。

「翡翠ふるさと館」は入館無料。取材した時点の状況では、施設のハードは老朽化していましたが、車椅子での見学は可能です。

道の駅親不知ピアパーク

「道の駅親不知ピアパーク」のバリアフリーレベルは高くはありませんが、「翡翠ふるさと館」は見学する価値のある施設です。

埼玉県 道の駅 果樹公園あしがくぼ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県横瀬町の「道の駅果樹公園あしがくぼ」は、2004年に開業した施設で、施設全域にほとんど段差が無い車椅子で利用しやすい道の駅です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

道の駅果樹公園あしがくぼ

○施設の全体概要

立地は西武秩父線の芦ヶ久保駅前、果樹公園エリアへの入口です。

農産物直売所とパン屋、食事処、独立トイレ棟があります。隣接して地域交流施設があり、うどん店とギャラリーなどが入ります。

地域交流施設の前は整備された広場で、屋根付きの広い休憩スペースや、自由に利用出来るテーブルやベンチが配置され、横瀬川の清流の流れを楽しめます。

施設の全体概要

○駐車場のバリアフリー状況

とても目立つ場所に障害者用駐車区画が3台分用意されています。

屋根はありあせんが、スペースに余裕がある使いやすい駐車区画です。

駐車場のバリアフリー状況

トイレ棟、物販施設棟へ段差なく移動できます。

駐車場のバリアフリー状況

「健常者駐車禁止」の大きなサインが掲示されています。

駐車場のバリアフリー状況

○障害者用トイレの状況

トイレ棟の中に、独立個室が1つ、男女別トイレ内に各1つ、障害者用トイレがあります。

今回取材時の状況では、いずれのトイレもウォシュレットなどの付加設備がないシンプルなトイレでした。

障害者用トイレの状況

○農産物直売所のバリアフリー状況

出入口は自動ドアで段差はありません。

売り場は広くはありませんが、店内通路は車椅子で通行できる幅は確保されています。

混雑していなければ、車椅子で買い物が出来るショップです。

果物や山の幸を中心に美味しいものに出会えます。

農産物直売所のバリアフリー状況

○パン屋のバリアフリー状況

農産物直売所に隣接して、パンやクッキーなど菓子類のショップがあります。

農産物直売所よりも小さいショップですが、店内は車椅子で移動できるスペースがあります。今回取材時は、試食が充実していました。

 

○食事処のバリアフリー状況

道の駅の食事処と、交流施設のうどん店の2軒があります。

両店とも店内はフラットでテーブル席なので、概ね車椅子での利用は可能です。ただし車椅子で利用しやすいタイプのテーブルではありません。車椅子の仕様によっては、利用が難しい可能性があります。

うどん店では郷土料理「ずりあげうどん」を提供しています。

食事処のバリアフリー状況

○広場のバリアフリー状況

横瀬川が横を流れる広場は、車椅子で移動できるフラット構造です。

広場のバリアフリー状況

広場のバリアフリー状況

広場のバリアフリー状況

川の流れを楽しむデッキに設置されるテーブルベンチは、車椅子では利用しにくい固定式です。

川の流れを楽しむデッキに設置されるテーブルベンチ

川の流れを楽しむデッキに設置されるテーブルベンチ

「道の駅果樹公園あしがくぼ」は、地元の産物や郷土料理が楽しめる道の駅です。広場は車椅子で利用できます。