池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

茨城県神栖市にあるスーパーカーをテーマにした博物館です。バリアフリートイレはありませんが、車椅子で観覧できます。アクセスは車が便利。来館者用の広い駐車スペースが設けられています。身障者用駐車スペースの設定はありませんが、乗降しやすい場所に停めれば問題ありません。

サーキットの狼ミュージアム

エントランスは段差構造ですが、段差回避簡易スロープが設置されています。

サーキットの狼ミュージアム

エントランスの右側が受付です。積極的に案内されていませんが、入館料の障がい者減免制度があり、本人が無料に減免されます。現時点では、開館は土日祝日の10時から16時です。

サーキットの狼ミュージアム

ミュージアムの出入口は自動ドアです。ワンフロア構造で、館内はフラットでスペースに余裕があります。

サーキットの狼ミュージアム

館内には往年のスーパーカーを中心に約20台が展示されています。車椅子で問題なく見学できるミュージアムです。

サーキットの狼ミュージアム

ナンバー付きの車両は公道を通行できます。またミュージアムの周回スペースは、全長約280mのデモ走行コースです。

サーキットの狼ミュージアム

バリアフリートイレはありませんが、サーキットの狼ミュージアムは車椅子で観覧できる施設です。

(本稿は2023年10月に執筆しました)

「神栖市歴史民俗資料館」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ご参照ください。

日本一の大人形 水郷佐原山車会館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

千葉県香取市佐原では、7月に八坂神社祇園祭、10月に諏訪神社の祭りが行われます。江戸時代から続く2つの祭りを総称した呼称が「佐原の大祭」。佐原囃子が鳴り響き、大人形と関東彫りで装飾された山車が曳き廻されます。水郷佐原山車会館は、佐原の大祭を紹介する文化施設です。

水郷佐原山車会館

アクセスは車が便利。一般の来館者用無料駐車場とは別に、身障者は八坂神社境内に身障者用駐車スペースが設けられています。

水郷佐原山車会館

境内入口の案内板に従い車を進めます。駐車区画の指定はなく、境内の空いているスペースに駐車します。

水郷佐原山車会館

駐車スペースから山車会館のエントランスまで、フラットな舗装路面です。

水郷佐原山車会館

水郷佐原山車会館は入館料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。窓口で入館手続きを行い、手動ドアを通り館内に入ります。

水郷佐原山車会館

水郷佐原山車会館は3フロア構造でエレベーターはありません。車椅子では1Fのみの観覧になります。1Fは玄関ホール、ビデオシアター、そして本物の山車が2台展示されています。最初にシアターで大祭のビデオを鑑賞して、それから山車を見学するのが推奨順路です。

水郷佐原山車会館

ビデオシアターは車椅子用の観覧席をありませんが、空いているスペースに車椅子を停めてビデオ鑑賞できます。山車展示室は壁面に沿って一周する観覧ルートです。フラットな観覧コースなので車椅子で見学できます。

水郷佐原山車会館

階段で上がる2Fの半分は山車上部の吹き抜け空間で、展示室から山車の上部が見学できます。

水郷佐原山車会館

また2F展示室内には山車彫刻が展示されています。

水郷佐原山車会館

さらに階段で上がる3Fは企画展示室で、大祭のシンボルである大人形などが展示されています。

水郷佐原山車会館

トイレは1Fにあります。バリアフリートイレはやや狭い個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

水郷佐原山車会館

水郷佐原山車会館は1Fだけの観覧になりますが、車椅子で佐原の大祭を学ぶことができる施設です。

(本稿は2023年10月に執筆しました)

佐原にある「伊能忠敬記念館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください

千葉の農村指導者 大原幽学記念館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

千葉県旭市にある国指定史跡「大原幽学遺跡史跡公園」内にある施設です。大原幽学は江戸時代の農村指導者。独自の学問「性学」を説き、現在の旭市で農村改革を行った偉人で、その活動拠点が昭和27年に国の史跡指定を受け、大原幽学遺跡史跡公園として整備されています。

大原幽学記念館

史跡公園はバリアフリーではありません。昔のままの景観を残しているので、未舗装で坂や段差、急斜面があります。史跡公園の車椅子での散策は困難です。

大原幽学記念館

大原幽学記念館はバリアフリー施設です。しかしアップダウンがある史跡公園内にあるので、来館者用の一般駐車場からは急坂を上がりアクセスします。車椅子では記念館横の身障者用駐車スペースを利用します。

大原幽学記念館

周辺には案内看板が複数個所設置されています。バス10台、普通車70台を収容する大駐車場ではなく、普通車15台程度を収容するスペースがある小駐車場を目指します。小駐車場を通り抜け、そのまま急坂を進むと大原幽学記念館のエントランス横に着きます。エントランス横にある車一台分のスペースが身障者用駐車スペースです。周囲のスペースに余裕がないので、車庫入れが難しい駐車スペースです。ここに駐車できれば、エントランスまでフラットな舗装路面を通り移動できます。

大原幽学記念館

大原幽学記念館の出入口はフラットな自動ドア。有料の施設ですが入館料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。1Fは郷土資料室、2Fが幽学展示室でエレベーターが設置されています。最初に1Fエントランスホールで大原幽学を紹介する映像コンテンツを鑑賞できます。

大原幽学記念館

館内はバリアフリー仕様で、1Fと2Fの展示室は車椅子で観覧できます。大原幽学が活躍した時代、この地は「長部村」。郷土の歴史と大原幽学の思想と農村改革の内容を学ぶことができます。

大原幽学記念館

バリアフリートイレは1Fにあります。やや狭いスペースの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

大原幽学記念館

大原幽学記念館は車でアクセスして身障者用駐車スペースを利用できれば、車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。

(本稿は2023年9月に執筆しました)

旭市にある「道の駅季楽里あさひ」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。