車椅子で行く大泉学園 東映アニメーションミュージアム バリアフリー情報

東京都練馬区大泉学園の「東映アニメーションミュージアム」は、ワンピースや悟空と遊ぶ、小さな子どもから楽しめる施設で、車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年8月の取材に基づいています。

○アニメーションスタジオの一部

2018年7月にオープンした「東映アニメーションミュージアム」は、大泉学園にある、東映アニメーション大泉スタジオの一部を使った一般公開施設です。

入場は無料。入場時に簡単な記帳をすると、入館許可シールが配られ、目立つところに貼って入館します。

施設はバリアフリーで、車椅子での利用は可能です。

東映アニメーションミュージアム

○展示室、お庭、ショップの構成

ゲートから入場。ゲートの横はミュージアムショップ。通路幅が広く車椅子で利用しやすいショップです。

東映アニメーションミュージアム

前庭の正面にはキャラクター噴水。その右手に展示室へつながるスロープルートがあります。途中にお絵かき自由な黒板があり人気です。緑のお庭の中をスロープで進みます。

東映アニメーションミュージアム

ここで車椅子利用上の注意点があります。このスロープの終点に少し段差があり、角度が急な段差解消機具がつけられています。普通のスピードで進むと、衝撃があるので注意してください。

東映アニメーションミュージアム

○展示室内はフラット

それほど広い展示室ではありません。パッとみてすべてが目に入る大きさです。フラット構造で車椅子での利用は問題ありません。また障害者用トイレも用意されています。

幼児のいる家族連れに人気の施設なので、障害者用トイレが混みあうことは予想されます。

東映アニメーションミュージアム

○「おおかみ少年ケン」がいた

展示の中心は、いま人気のあるキャラクターです。気が付いた範囲で、もっとも古いキャラクターは「おおかみ少年ケン」でした。

東映アニメーションミュージアム

○アクセスについて

大泉学園駅からは少し遠い場所。HPでは、駐車場はなく公共の交通機関の利用が推奨されています。

「東映アニメーションミュージアム」は、駐車場のある大型商業施設「LIVIN大泉OZ」に隣接した立地で、2つの施設の正面エントランスは50mほどの距離です。また反対側の隣接地は「LIVIN大泉OZ」の提携駐車場です。

現時点で「LIVIN大泉OZ」駐車場は1時間まで無料、千円の利用で3時間無料です。「LIVIN大泉OZ」は改装して、1Fに綺麗な障害者用トイレが2つ設置されています。

東映アニメーションミュージアム「東映アニメーションミュージアム」は、アニメ好きの障がいのある子どもと、その家族のお出かけ先にお薦めできます。

車椅子で行く 下妻市ふるさと博物館 バリアフリー情報

茨城県下妻市の「下妻市ふるさと博物館」は、戦国時代の館をイメージした建物の民俗資料館。車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年9月の取材に基づいています。

○驚くほど立派な建物

下妻市の民俗資料館は有料施設です。現時点で入館料は200円。障害者手帳の提示で、本人と介助者1名は無料に減免されます。施設全体バリアフリー設計です。

建物がとても立派です。モチーフは戦国時代に当地を治めた多賀谷氏の館。武家屋敷の外観をイメージしています。

ここは博物館専用施設で、図書館や公民館の機能はありません。

下妻市ふるさと博物館

○広い無料駐車場あり

アクセスは車が便利。広々とした無料駐車場あります。障害者用駐車区画の設定はありませんが、スペースに余裕があるので問題はありません。

下妻市ふるさと博物館

駐車場から施設エントランスに向かうルートは、なだらかな舗装路の上り坂。車椅子での移動に大きな問題はありません。

この間の景観も見る価値があります。施設のハードウェアは、とても立派です。

下妻市ふるさと博物館

○事務室窓口で入館手続き

建物内に入ります。玄関の右手が事務所で、窓口があります。ここで障害者手帳を提示して入館手続きをします。

障害者用トイレは、展示室入口の手前にあります。展示室内にはトイレはありません。

下妻市ふるさと博物館

○エントランスホールから見学

展示室に入る前に、見るべき展示物がエントランスホールにあります。

とても目立つ一対の「阿吽の像」は、下妻市出身の仏像彫刻師の作品です。

そして見学をお薦めしたいのは「多賀谷城の復元模型」。この先の常設展示では「水とのたたかい」がメインテーマ。この模型を見ておくと、当時の下妻の水地に囲まれた状況がよく解ります。

 

○常設展示室へ

有料の常設展示室に入ります。

市区町村が運営する一般的な無料の民俗資料館よりも、展示物の質が高く、清掃が行き届き、タッチパネルやビジョン展示は、きちんと作動します。特に「水とのたたかい」コーナーにあるマジックビジョンは、見る価値のある展示です。

下妻市ふるさと博物館

○地元有名人の紹介が充実

常設展の後半は、下妻にゆかりのある人々の展示になります。様々な分野で活躍した下妻ゆかりの人々の業績が並びます。常設展全体の4分の1のスペースは、詩人「横瀬夜雨記念室」。氏の作品や生涯を丁寧に展示しています。

常設展示室全体を通して、車椅子で鑑賞できない展示はありません。バリアフリー展示室です。

 

○2Fは収蔵庫

1Fには他に企画展示室があり、今回訪問時は次回企画展の準備が進んでいました。

2Fは収蔵庫で、約3千点の歴史民俗資料が保管されているそうです。

隣接地にはビールと温泉の「ビアスパークしもつま」があります。「下妻市ふるさと博物館」は車椅子で利用できる施設です。

車椅子で行く 横須賀市自然・人文博物館 バリアフリー情報

神奈川県「横須賀市自然・人文博物館」本館は、車椅子で見学が出来る博物館です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年10月の取材に基づいています。

○文化会館を目指す

「横須賀市自然・人文博物館」の本館は、横須賀中央駅から坂道を上る高台にあります。車椅子利用者は車でのアクセスが便利。広い敷地のメインの施設は「横須賀文化会館」で、同一敷地内に博物館があります。車で「横須賀文化会館」を目指します。

横須賀市自然・人文博物館

○駐車場あり、障害者減免有り

横須賀文化会館の駐車場は有料で、入口はゲートバー方式。駐車料金は障害者減免制度があります。文化会館の1F事務室に行き、駐車券と障害者手帳を提示すると減免処理済の駐車券が渡されます。

敷地内の各所に駐車場が用意され、それぞれに障害者用駐車区画を用意。「横須賀市自然・人文博物館」の入口付近にも駐車場があり、障害者用駐車区画があります。

横須賀市自然・人文博物館

○入口は2F

スロープを上り「横須賀市自然・人文博物館」内へ入ります。入場は無料です。

屋内通路で結ばれていますが、博物館は「人文館」と「自然館」の2館で構成。駐車場からの正面入口は「自然館」の2Fになります。展示室は1Fから3Fまで。1Fと2Fに障害者用トイレの用意があります。

横須賀市自然・人文博物館

○エレベーターは業務用

来館者用のエレベーターはありません。車椅子利用者は、スタッフ同乗で業務用エレベーターを利用します。天皇陛下がご来館されたときも、この業務用エレベーターを利用されたそうです。

横須賀市自然・人文博物館

○車椅子では無理な箇所もあり

古い建物で、基本設計は段差構造です。段差があり車椅子では利用できない展示コーナーもあります。

 

○展示内容は充実

一般的な無料の民俗博物館に比べて、展示内容のレベルは高い博物館です、駐車場からの正面入口を入った最初の展示物は「ナウマンゾウ」の全身骨格模型です。

横須賀市自然・人文博物館

○3Fラウンジは展望室

飲食も出来るラウンジが3Fにあります。大きな窓があるラウンジで、横須賀の高台から東京湾方面を眺望します。まるで展望室のようなラウンジです。

横須賀市自然・人文博物館

建物が古いので、現在の水準でのバリアフリーではありませんが「横須賀市自然・人文博物館」本館は、車椅子で見学が出来る博物館です。