栃木県宇都宮市大谷町に2026年にオープンした「食とアートの文化創造拠点」大谷グランド・センターは、急坂の上に建つ施設です。一般的な利用方法は、来館者用の駐車場に車を停めて、階段路を上がります。車椅子利用者は坂の上のスペースに車を停めることが出来ます。1台分のスペースしかないので、事前に電話で相談することが推奨されています。

一般駐車場の奥から始まる坂道を車で上がります。行き止まりが駐車スペースで、路面は未舗装です。

下の写真は建物2Fからみた車椅子利用者用の駐車スペースです。大谷石の巨石に囲まれたワイルドなスペースで、普通車両ならなんとか切り返すことができる広さはあります。

駐車スペースから短距離ですが急坂を上がります。帰りは、車椅子は後ろ向きが安全です。

坂を上がると右側が通常の入口、左側がアートスペースです。どちらも階段なので車椅子では利用できません。車椅子ではそのまま直進して未舗装路に出て、大谷石のスロープに進みます。下の写真は2Fからみた車椅子通路の様子です。

建物1Fへとつづく大谷石のスロープは隙間があり衝撃が車椅子にきます。後ろ向きでゆっくりと進むことをお薦めします。

館内に入るとフラットな空間が広がります。大谷グランド・センターは有料施設で、アートスペースが鑑賞できるグランドパスと入館パスがあります。アートスペースは入口が階段なので車椅子では鑑賞不可。したがって入館パスになりますが、車椅子利用者と介助者1名は入館パスが無料に減免されます。

館内にはかごの大きさにゆとりがあるエレベーターが1基あり、上下階移動できます。1Fの展示スペースを鑑賞後、2Fへ移動。2Fはショップとカフェ&レストランスペースです。

カフェ&レストランスペースは途中に段差があります。奥のスペースは車椅子で利用できません。

車椅子では段差の手前のスペースにある席を利用します。このスペースからでも、迫力のある景観を窓から楽しめます。

ショップコーナーは段差の手前にあるので車椅子で利用できます。

館内は屋外の奇岩と一体化した構造。中にいても自然の迫力を感じる施設です。

バリアフリートイレは2Fにあります。スペースに余裕がある個室でウォシュレット付き便器が備えられています。

エレベーターを利用して3F屋上に上がることが出来ます。スロープを利用して屋上デッキに下ります。

大谷公園の景観を楽しめる空間です。

屋上からは平和観音の横顔を拝むことが出来ます。

大谷グランド・センターは車椅子では苦戦する箇所もありますが、大谷の環境を楽しめる唯一無二の施設です。
(本稿は2026年9月に執筆しました)

























