さいたま市立博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

さいたま市立博物館

埼玉県さいたま市大宮区にある入館無料の博物館です。1980年に大宮市立博物館として開館しました。現時点では建物、設備はやや老朽化しています。

アクセスは大宮駅から徒歩15分の案内。氷川神社の二の鳥居の近くです。来館者用の無料駐車場があります。収容台数は5台で、内1台分が身障者用駐車スペースです。

さいたま市立博物館

なお氷川神社の詳しいバリアフリー情報は、別稿「大宮 武蔵一宮氷川神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

住宅街の生活道路に面した目立たない場所なので、地理不案内な方は、スマホやカーナビに頼ることをお薦めします。

さいたま市立博物館

博物館はB1から2Fの3フロア構造。外観は凝ったデザインの建物で、エントランスは階段です。

さいたま市立博物館

正面左側に車椅子用の段差回避スロープが設置されています。

さいたま市立博物館

スロープの傾斜角度は緩く、車椅子で問題なく通行できます。

さいたま市立博物館

出入口は幅広い自動ドアで段差はありません。今回取材時は、入口で検温と手指消毒、館内に入り簡単な記帳を行いました。

さいたま市立博物館

博物館の2Fは収蔵庫など。1Fはフラットな構造の特別展示室と事務室ほか。常設展示室はB1です。

バリアフリートイレは1Fに用意されています。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイトが備えられています。

さいたま市立博物館

情手展示室があるB1へは、スタッフの誘導で業務用エレベーターを利用します。スタッフ専用の大きな扉を開けて、一般来館者は立ち入ることができない博物館の裏側を通りエレベーターを利用します。もちろん、業務用エレベーターは超大型サイズです。

常設展示室内はフラットな構造で、車椅子で観覧できます。展示内容はさいたま市の歴史、民俗、文化など。正統派の歴史民俗博物館です。

さいたま市立博物館

昔のおもちゃで遊べるコーナーや、宿場町であった大宮の精巧な再現ジオラマなどがあります。

さいたま市立博物館

地下展示室内に、古民家を移築した展示があります。この古民家の出入口は段差があります。車椅子では段の手前からの観覧になります。

さいたま市立博物館

現大宮区を中心にした、さいたま市の歴史民俗を学べる博物館です。建物や設備は全般的に老朽化していますが、さいたま市立博物館は車椅子で観覧できる施設です。

(本稿は2021年11月に執筆しました)