大洗町幕末と明治の博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

大洗町幕末と明治の博物館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県大洗町の「幕末と明治の博物館」は、昭和4年に開館した旧館も含めて、車椅子で観覧できる博物館です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

幕末から明治維新の時代に活躍した、田中光顕伯爵が創立した博物館です。明治天皇像や天皇からの下賜品、幕末の志士や明治の元勲の書画や美術品などが展示されます。

「常陽明治記念館」として昭和4年に開館。平成9年に新館を増設し、旧館をリニューアルして「大洗町幕末と明治の博物館」になりました。

アクセスは車が便利です。博物館と「大洗キャンプ場」がある緑豊かな施設です。無料駐車場があり、博物館のエントランスの近くに車を停めることが出来ます。

エントランスは階段ですが、段差回避スロープが用意されています。

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有料の博物館ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。受付で手帳等を提示して入館手続きを行います。館内は写真撮影禁止です。

エントランスがあるのは新館です。入口近くにバリアフリートイレが1つ用意されています。広くて設備更新されたトイレです。ユニバーサルベッドはありません。

新館の「映像ホール」は、車椅子のための時別な鑑賞スペースはありませんが、フラットな通路から車椅子で鑑賞可能です。

新館の「総合展示室」は、今どきの展示室です。車椅子での鑑賞に問題はありません。

その先に明治天皇像などがある「聖像殿」があります。採光が工夫された設計の空間です。東日本大震災で被災して平成24年に再建されました。ここも車椅子で問題なく見学出来ます。

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「聖像殿」から先は「常陽明治記念館」時代からある旧館です。少し傾斜のあるスロープを通り向かいます。

旧館内は、古き良さを残しながらリニューアルされて、車椅子で鑑賞可能です。展示ケースは木製です。壁に沿った縦型木製展示ケースは、問題なく車椅子で展示品を鑑賞できます。

そして中台式の木製展示ケースは、上面だけではなく横面もガラスで、しかもケース内の展示面が傾斜しています。すべての展示を車椅子目線の高さから鑑賞できます。

展示品はもちろんですが、旧館の木製展示ケースは、バリアフリーの観点からも見る価値のある逸品です。

派手さは無い施設ですが、幕末と明治の博物館は、興味深い展示と展示ケースがある、車椅子で利用できる博物館です。

大洗町の「めんたいパーク大洗」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年1月の取材に基づいています)