さいたま市 与野郷土資料館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

与野郷土資料館

さいたま市中央区、旧与野市に令和2年に開館した郷土資料館です。新しい施設なのでバリアフリー仕様。車椅子で観覧できます。

複合施設「いーよの」内にあり、アクセスは与野本町駅から徒歩4分の案内。複合施設共用の来館者用無料駐車場があり、身障者用駐車スペースが1台分設定されています。

与野郷土資料館

「いーよの」の地下1Fと案内されていますが、駐車場からフラットに移動した先にあるエントランスの奥にあるので、感覚的には1Fです。エントランスの入口は2重の自動ドア。フラットな構造なので、車椅子で問題なく出入りが出来ます。

与野郷土資料館

複合施設のバリアフリートイレが、資料館のフロアにあります。スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイトが備えられています。ユニバーサルベッドはありません。

与野郷土資料館

資料館入口の壁に複数の小窓があり、ちょっと懐かしい小物が展示されています。モニターでは与野の今昔を見ることができます。

与野郷土資料館

下の写真は資料館の入口です。すぐ左側が受付。与野郷土資料館は入館無料の施設で、今回取材時は検温と手指消毒、簡単な記帳が行われていました。

与野郷土資料館

展示室は2室あります。第1展示室は「昔の道具」や「昔のおもちゃ」がテーマ。問題なく車椅子で観覧できます。

与野郷土資料館

小間上がりの座敷にあるけん玉やコマは、自由に遊ぶことができます。

与野郷土資料館

SLが走るジオラマ展示です。資料館スタッフに解説していただきましたが、精巧に製作された逸品です。細かいところまで観察してください。

与野郷土資料館

第2展示室は「与野の通史」がテーマ。展示室の中央には本町通りのジオラマがあります。これも丁寧に製作された作品です。

与野郷土資料館

第2展示室の入口からみて左側から、旧石器時代から現代までの与野の資料が展示解説されています。古くからこの地で人類の営みがあったことがわかります。

与野郷土資料館

右側が近代、現代の与野の展示解説です。交通の要所、宿場町として、大きく発展した近代史が学べます。

与野郷土資料館

コンパクトですが、新しくて綺麗なバリアフリー施設。与野郷土資料館は、住所としては消滅した与野の歴史と民俗を学べる正統派の資料館です。

(本稿は2021年11月に執筆しました)