本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

埼玉県本庄市の早稲田大学本庄キャンパス内に、2020年に開館した入館無料のミュージアムです。

本庄早稲田の杜ミュージアムは、本庄市と早大が所蔵する考古学分野の資料を共同で展示する施設。早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター1Fにあります。車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

本庄早稲田の杜ミュージアムは、本庄早稲田駅から徒歩3分の案内です。キャンパス内に入ると坂道になりますが、それがクリアできる人は駅から車椅子でのアクセスは可能です。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

来館者用無料駐車場が用意されています。一般駐車場は、高台の未舗装路面です。駐車場から車道までの傾斜路は、車椅子では怖いほどの傾斜角度があります。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

身障者用駐車スペースは、ミュージアムのエントランス前にあります。車椅子マークの案内板が目印です。

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車椅子マークの駐車区画が2台分屋根なしで用意されています。

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身障者用駐車スペース付近から、ミュージアムのエントランスまで、ほぼフラットな舗装路面です。早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター1Fの出入口は自動ドア。段差なく建物内に入ることができます。

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エントランスの先には、フリーテーブルが並ぶオープンスペースが設けられています。

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バリアフリートイレは、オープンスペースのさらに奥に1つあります。スペースは一般的なサイズの個室で、シンプルな設備のトイレです。

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エントランスから建物内に入り、その先右側が本庄早稲田の杜ミュージアムの入口です。館内に段差はまったくありません。車椅子で問題なく移動できます。

展示室内の通路幅、展示はすべてバリアフリー仕様ですが、一部の小型品展示ケースは車椅子目線ではやや高い位置のものがあり、斜め横から観覧します。大型の展示品は問題なく車椅子から観覧できます。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

展示室の入口が「インフォメーション&ショップ」。そして展示空間BとCが本庄市の所蔵品が展示される「本庄市展示室」。展示空間Dが早稲田大学の所蔵品が展示される「早稲田大学展示室」です。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

「本庄市展示室」はほぼ常設展示。「早稲田大学展示室」は、定期的に展示が変わる企画展示室の機能があり、「會津八一記念博物館」で開催された企画展の巡回展示などが開催されます。

Eスペースは「交流ひろば」。開放的な窓ガラスがあるフリースペースで、ワークショップなどが開催されます。

展示スペースBのテーマは「埴輪の世界」。ここで展示公開されている笑う埴輪は、本庄早稲田の杜ミュージアムのシンボルです。

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展示空間C「本庄の歩み」では、大型ディスプレイで本庄市内の古墳と出土品の解説が視聴できます。これを視聴すると本庄市が古墳の集積地であることが学習できます。このほかにも、本庄市の古墳を紹介する展示があります。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

豊かな自然に囲まれた環境ですが、駅前立地です。本庄早稲田の杜ミュージアムは、車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。

新宿区の早大キャンパス内にある「演劇博物館」「早稲田大学歴史館」「會津八一記念博物館」の情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年6月に執筆しました)