美しい風景を楽しむ 車椅子で訪れたい風光明媚な美術館

美術館の魅力は作品鑑賞だけではありません。素晴らしい景観を楽しめる美術館があります。車椅子に乗る障がいのある家族と一緒にお出かけが出来る、関東近県の景勝地に建つ、魅力的なバリアフリー美術館をまとめて紹介します。

《神奈川県》

「横須賀美術館」

観音崎公園の一角、東京湾を臨む高台に建つ美術館です。

屋上には展望テラス「ペントハウス」があり「恋人の聖地」に認定されています。また館内各所に海が見える窓があり、様々な場所で観音崎の風景と出会えます。

併設して眺めのレストランがあり人気です。前庭周辺からも眼前に広がる海を楽しめます。

横須賀美術館

「県立近代美術館・葉山館」

葉山一色海岸沿い建つ美術館です。美術館の中庭、併設するレストランなどから、葉山の海を眺望できます。

敷地内には屋外彫刻が展示される散策路があり、その一部区間からも一色海岸を臨みます。

美術館自体が素敵な建築デザインです。海と調和した贅沢な景観が楽しめます。

県立近代美術館・葉山館

《千葉県》

「市原湖畔美術館」

高滝湖畔に建つ美術館です。四季折々の湖の景観が楽しめます。

美術館はリノベーションされた面白いデザイン建築です。美術館屋上までスロープ路があり、屋外アートに囲まれながら高滝湖を眺望します。

独立棟のレストランからは、窓いっぱいに高滝湖が広がります。

市原湖畔美術館

《群馬県》

「富岡市立妙義ふるさと美術館」

妙義山を眼前に見る高台に建つ美術館です。

1Fの展示室では「妙義山を描く絵画展」の入選作が展示されています。そして3Fには「展望写生室」があり、本物の妙義山をインドアから眺望することができます。ここからは冬の妙義山を温かく眺めることができます。

前庭は公園のように整備され、妙義山をバックに、富岡市街方面までを眺望することが出来ます。

富岡市立妙義ふるさと美術館

「富弘美術館」

わたらせ渓谷鐡道が走る渡良瀬川の上流。美しい自然に包まれた草木湖畔に建つ美術館です。

館内のカフェや休憩室の窓から、湖の景観を眺望できます。

また美術館の周囲は舗装された散策路があり、アップダウンはありますが車椅子で散策がある程度は可能です。屋外からも車椅子で草木湖の眺めを楽しむことができます。

富弘美術館

《茨城県》

「天心記念五浦美術館」

五浦海岸の高台、太平洋を見渡す景勝地に建つ美術館です。

絶景を楽しむことを計算して設計された美術館です。美術館の窓から見える風景は一枚の絵画の様です。館内のカフェからも、大海原を楽しめます。

建物の両脇に二つの屋外展望広場「鷗雲広場」と「滄海広場」が整備されています。車椅子で断崖絶壁からの絶景を楽しむことができます。

茨城県天心記念五浦美術館

「茨城県立近代美術館」

水戸の千波湖を臨む高台に建つ美術館です。

1Fのロビー空間は大きな窓がある設計で、窓越しに千波湖が輝きます。

茨城県立近代美術館

《静岡県》

「MOA美術館」

熱海の山の上に建つ美術館です。

本館ロビーからは、熱海の海、そして相模湾を眺望します。条件が良い日は、伊豆七島を臨みます。

MOA美術館は基本的にはバリアフリー施設ですが、山の傾斜地にあり、一部車椅子では利用できない箇所があります。

MOA美術館

《山梨県》

「四季の杜おしの公園内の美術館」

富士北麓の忍野村にある「四季の杜おしの公園」内の美術館で、一つの棟に「岡田紅陽写真美術館」と「小池邦夫絵手紙美術館」が入ります。入館料は二館共通券です。

真正面に富士山を抱く立地で、美術館はそれを計算した設計です。館内からの富士山ビューポイントは二カ所。「岡田紅陽写真美術館」内の小窓から眺める富士山。そして二つの美術館の間にある企画展示ホールの大きな窓から仰ぐ富士山です。

屋外の公園スペースからも、もちろん富士山を楽しめます。

四季の杜おしの公園

いずれも素晴らしい環境にあるバリアフリー美術館です。車椅子で美しい風景を楽しむことが出来ます。

(本稿は2020年7月に執筆しました)

雨の日のお出かけ 屋内駐車場がある関東のバリアフリー美術館

雨の日の車椅子でのお出かけはたいへんです。屋内駐車場から車椅子で全く濡れずにアクセスできる、東京及び関東地方のバリアフリーな美術館、博物館、科学館をなどの文化施設を紹介します。

《東京都》

〇森美術館

六本木ヒルズの駐車場を利用します。P1・P2・P5の利用が便利です。

〇サントリー美術館

東京ミッドタウンの地下駐車場を利用します。P1駐車場の思いやり駐車場に停め、P1エレベーターを利用するのが最短ルートです。

〇デザインハブ

同じく東京ミッドタウンの地下駐車場を利用します。各駐車場からエレベーターでB1へ上がり、ミッドタウンタワーに移動します。

〇東京都現代美術館

地下駐車場があります。B2に身障者用駐車区画が3台分あります。また駐車料金の障がい者減免制度があります。

〇三井記念美術館

コレド室町、コレド室町テラス、日本橋三越、日本橋YUITOの駐車場から、地下通路で日本橋三井タワーB1に連絡します。そこから1Fエントランスホールに三井タワーのエレベーターで上がります。

〇東京ステーションギャラリー

丸ビル、新丸ビル、OAZO、KITTE、TOKIA、丸の内ブリックスクエア、丸の内マイプラザの地下駐車場から、東京駅地下に連絡します。距離が近いのは、OAZOとKITTEです。

〇相田みつを美術館

東京国際フォーラムの駐車場を利用します。

近隣の丸の内パーキングから地下鉄有楽町駅への地下連絡通路は、ほとんどのルートに途中に段差があるので利用できません。

〇パナソニック汐留美術館

パナソニック東京汐留ビルの地下駐車場を利用します。

〇汐留アドミュージアム東京

カレッタ汐留の地下駐車場を利用します。ミュージアムは日曜月曜が休館日です。

〇印刷博物館

凸版印刷小石川ビルの地下駐車場を利用します。

〇東京都写真美術館

恵比寿ガーデンプレイスの地下駐車場を利用します。東京都写真美術館の身障者用駐車場は屋外にあり屋根はありません。

〇東京オペラシティアートギャラリー

東京オペラシティの地下駐車場を利用します。

〇NTTインターコミュニケーションセンター(ICC)

同じく、東京オペラシティの地下駐車場を利用します。

〇府中市美術館

一般観覧者は利用出来ない、身障者専用駐車場が地階にあります。予約は不要で空いていればそのまま利用出来ます。駐車料金は無料です。

〇村内美術館

村内ファニチャーアクセス八王子本店の地下駐車場を利用します。駐車料金は通常無料です。

〇江戸東京博物館

来館者用駐車場を利用します。身体障がい者は、屋根付きの駐車スペースに誘導していただけます。駐車料金は障がい者減免制度があります。

〇世田谷文学館

来館者専用地下駐車場があります。駐車料金は無料です。車両用エレベーターを利用して地下に降ります。

△国立新美術館

身体障がい者専用の駐車場がありますが、屋根付きの駐車区画は3台分です。また駐車場から館内までのルート上に庇はありますが、荒天の時は雨が吹き込みます。したがって、屋根付き駐車区画を利用出来て、かつ風がない小雨程度なら、車椅子で濡れずに利用できます。

△日本科学未来館

地下駐車場を利用します。そこから地上に上がると、庇のある屋外通路を通行します。その先のチケット売り場へは、短距離ですが屋根なしの屋外を通行します。

豪雨ではなく、かつ健常な同行者がいれば、車椅子で濡れずに利用できます。

《神奈川県》

〇横須賀美術館

地下駐車場を利用します。駐車料金は障がい者減免制度があります。

〇そごう美術館

「そごう横浜店」の駐車場、または「そごう横浜店」に地下で連絡できる駅周辺の駐車場を利用します。

駐車料金の障がい者減免制度がある「市営ポートサイド地下駐車場」からは、庇のあるペデストリアンデッキを通行します。小雨程度なら濡れずに移動できます。

〇生命の星・地球博物館

無料の地下駐車場を利用します。

△横浜美術館

来館者用1F屋内駐車場があります。また駐車料金は障がい者減免制度があります。

駐車場から2Fに上がります。そこから美術館の入口まで、屋外に面したビルの吹き抜け部の下を通ります。この区間はビル風の影響もあり、小雨でも吹き込むことが多いルートです。

《埼玉県》

〇うらわ美術館

美術館が入るビル「浦和センチュリーシティビル」の地下駐車場から直結します。

〇さいたま文学館

無料の地下駐車場を利用します。エレベーターで上がるとB1で文学館に直結しますが、入館手続きを行う受付は1Fです。

《千葉県》

〇千葉市美術館

2020年7月に拡張リニューアルオープン。地下に平置きと機械式の無料駐車場があります。車椅子利用者は平置き駐車場が優先的に利用できます。機械式は5ナンバーサイズなので、大きい車両は利用できません。

《茨城県》

〇しもだて美術館

美術館が入る「アルテリオ」の地下駐車場を利用します。美術館の観覧で駐車料金は無料になります。

《群馬県》

〇アーツ前橋

商業施設の別館兼駐車場棟を改装した美術館で、展示室が1FとB1、同じ棟の4F以上は駐車場です。

△高崎市タワー美術館

提携駐車場「LABI1高崎」を利用します。2Fから庇があるペデストリアンデッキで美術館へ向かいます。この間、強風豪雨の場合は吹き込んで濡れる可能性があります。

以上の施設は、駐車場からの濡れずに車椅子で移動できます。

(本稿は2020年7月に執筆しました)

関東圏の農産物直売所 車椅子で買い物が楽しいバリアフリー店舗

各地でバリアフリーな産直ショップが誕生しています。道の駅ではありませんが、身障者用駐車スペース、バリアフリートイレがあり、フラットで通路幅が広い売り場がある、関東圏のバリアフリーな農産物直売所を紹介します。

店名をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報を掲載した別稿にリンクします。ご参照ください。

関東の農産物直売所 車椅子で買い物が楽しいバリアフリー店舗

[茨城県]

東海ファーマーズマーケット にじのなか

東海村にあるJA常陸の直営店です。施設内は全く段差のないフラットな構造。店舗内の通路幅はとても広く、車椅子で買い物ができます。もちろんバリアフリートイレがあります。

東海ファーマーズマーケット にじのなか

サンフレッシュ土浦店

茨城県土浦市にあるJA水郷つくばの直営店です。店内はフラットな構造で、スペースにゆとりがあり、通路幅はとても広く、車椅子で買い物ができます。店内にはバウムクーヘン店と蕎麦屋、イートインがあるパン工房が営業しています。

サンフレッシュ土浦店

ファーマーズマーケットなだろう

開業は「JAかしまなだ」時代の2006年。鉾田市にある「JAほこた」の大型店です。メロン、そしてイチゴが特産、新米とサツマイモが自慢です。

ファーマーズマーケットなだろう

空の駅そ・ら・ら

茨城空港の近くに2014年に開業した複合型施設です。農産物直売所は地元小美玉市の契約農家が出品しています。ショップの通路幅は広くはありませんが、混雑していなければ車椅子で買い物ができます。

空の駅そ・ら・ら

きらいち

「きらっと輝く市場」の略で「きらいち」です。「JA北つくば」の直営ショップで、2009年にリニューアルした「きらいち結城店」と、2011年開業の「きらいち筑西店」の2店舗があります。車椅子で買い物がしやすい大型店です。

きらいち

ポケットファームどきどき

「JA全農いばらき」が運営する「自然・農業・食をテーマにした農業体験型レジャー施設」です。一号店の「ポケットファームどきどき茨城町店」と、2010年に開業した「ポケットファームどきどきつくば牛久店」の2店舗があります。茨城町店は2023年にリニューアルしました。「つくば牛久店」は高いレベルのバリアフリー店舗です。

ポケットファームどきどき茨城町店

JA新ひたち野大地のめぐみ

石岡市にある2012年にオープンした直売所です。駐車場は140台を収容。車椅子で快適に買い物ができるスペースがあるバリアフリーショップです。

茨城の産直 JA新ひたち野大地のめぐみ

農産物直売所夢とりで

取手市にある「JA茨城みなみ」の農産物直売所です。駐車場から店内にかけてフラットな構造です。出入口は幅広い自動ドアで、店内の通路は幅に余裕があります。

農産物直売所夢とりで

[群馬県]

でんえんマルシェ

群馬県邑楽町の大型農産物直売所です。新しくて綺麗なバリアフリー農産物直売所です。隣接地は2022年に開業したバスターミナル。施設全域段差のない構造でスペースに余裕があります。

邑楽町でんえんマルシェ

農産物直売所ぽんぽこ

分福茶釜の茂林寺がある館林市にある「JA邑楽館林」のショップです。2008年に開業した大型店舗で、開業当時は全国のJAから視察団が来店した先駆的なバリアフリー店舗です。

農産物直売所ぽんぽこ

ファーマーズマーケットからかーぜ

「JA佐波伊勢崎」が運営する伊勢崎市にある店舗です。2014年の開業で、敷地8,274㎡、売り場660㎡、駐車場166台収容。北関東最大級の産直ショップです。車椅子で快適に買い物ができます。

からかーぜ伊勢崎

[栃木県]

JAうつのみやグリーンインターパーク

宇都宮市にあるバリアフリーな農産物直売所で、広い来店者用の駐車場があります。店内はスペースに余裕があり、通路は十分な幅が確保され、綺麗なバリアフリートイレがあります。

JAかみつが森友直売所スマイル店

日光市にあるバリアフリーな農産物直売所です。店内はスペースに余裕があり、通路幅はとても広く、車椅子で買い物がしやすいお店です。

JAかみつが森友直売所スマイル店

JAしおのや農産物直売所さくら

さくら市氏家にあるバリアフリーな農産物直売所です。全域が段差のないバリアフリー構造で、バリアフリートイレがある大型の直売所です。

JAしおのや農産物直売所さくら

あぜみち上戸祭店

宇都宮市にある大型店です。農産物直売所に加えて、かき氷、アイス、ジュース、パン、焼きそば、などのお店が入ります。とても活気があるお店です。

あぜみち上戸祭店

いわふねフルーツパーク

栃木市岩船町にある、フルーツ狩りとマルシェが併設された産直ショップです。ショップの品ぞろえは、やはりフルーツが充実。イチゴの季節はボリューム感あふれる販売台が魅力です。

いわふねフルーツパーク

まちの駅新鹿沼宿

鹿沼市の複合施設で、農産物直売所は「JAかみつが」が運営しています。2011年の開業で施設全体がバリアフリー設計です。店内の通路幅はあまり余裕がありませんが、混雑していなければ車椅子で買い物ができます。

まちの駅新鹿沼宿

[千葉県]

Tasso(タッソ)の森

姉崎袖ケ浦ICの近くに2022年開業した直売所とフードコートがある森の駅です。施設棟は半分が直売所で半分がフードコート。棟内はフラットな構造で、車椅子で利用できます。中規模な道の駅のイメージの商業施設です。

Tasso(タッソ)の森

しょいかーご

「JA千葉みらい」が運営する産直ショップです。郊外店が2店舗、駅ナカとインショップ店が3店舗あります。東京練馬店は2019年末に閉店しました。

バリアフリーな大型郊外店は2005年に開業した「しょいかーご千葉店」と、2010年に開業した「しょいかーご習志野店」です。

しょいかーご千葉店

ながいき市場

茂原市にある「JA長生」の農産物直売所です。2019年にオープンしたお店で、駐車場から店舗にかけて全く段差のないバリアフリー店舗です。店舗内にとても綺麗なバリアフリートイレがあります。

JA長生ながいき市場

山武緑の風

「JA山武郡市」が4店舗を運営しています。写真は「山武緑の風大網店」。ほかに「成東店」「東金店」「山武店」があります。車椅子で買い物がしやすい大型店舗です。

山武緑の風

ふれあいパーク八日市場

匝瑳(そうさ)市にある複合型施設で、地域の農業活性化を目的に2002年に開業しました。第三セクターによって運営されています。

農産物直売所は50坪程度の売り場面積です。最新の施設と比べるとバリアフリーレベルは見劣りしますが、車椅子で買い物ができます。

ふれあいパーク八日市場

あびこ農産物直売所あびこん

我孫子市の「あびこ農産物直売所あびこん」は、行政と地元農家の出資した施設で、「安孫子」と「大根」をかけて「あびこん」です。2017年6月にリニューアルオープンした手賀沼親水公園「水の館」の1Fで営業しています。店内の段差はスロープ化されています。

手賀沼親水広場・水の館

ドラムの里

栄市の観光施設で産直ショップ「龍の市場」は2016年にオープンしました。運営は「成田ゆめ牧場」です。やや狭いお店ですが、混雑していなければ車椅子で買い物ができます。

この地には龍の伝説があり、ドラゴンの「ドラ」に夢の「ム」を足して「ドラム」と命名。漢字で書くと「龍夢」で「ドラム」です。

ドラムの里

[埼玉県]

本庄あおぞら館直売所

駐車場から店舗にかけて段差のないフラットな構造、車椅子で買い物ができるバリアフリーな店舗です。50台以上を収容する広い駐車場があり、店舗入口近くに2台分身障者用駐車スペースが設けられています。

本庄あおぞら館直売所

上尾ぐるめ米ランド

上尾市に2020年に開業しました。JAさいたま館内の直売所としては最大規模の大型店です。新しいお店だけにバリアフリーレベルは高く、問題なく車椅子で買い物ができます。特にトイレのレベルの高さは関東トップクラスだと思います。

上尾ぐるめ米ランド

アグリパーク上里

「JA埼玉ひびきの 農産物直売所 アグリパーク上里」。2019年に誕生した産直ショップです。併設してフードコートがあり、ステーキハンバーグの「グリルK」と「武蔵野うどん きやんち」が営業しています。

アグリパーク上里

アグリマルシェよこぜ

横瀬町にある「JAちちぶ」の直営店です。国道299号線沿いに、2017年に開業した大型バリアフリー店舗です。車椅子で快適に買い物が楽しめます。

アグリマルシェよこぜ

いなほてらす

東松山市にある「JA埼玉中央」の直営店で、元「東松山直売所」が新築移転し、2015年11月に開業しました。車椅子で利用しやすい大型バリアフリー店舗です。

周囲は田園。店舗からは稲穂を眺望します。

いなほてらす

地場物産館桜国屋

北本市にあるJAさいたまの直売所です。店舗は2020年にリニューアルオープンしました。オールフラット構造で、スペースに余裕があるショップです。地元産の新鮮野菜が豊富に並ぶお店です。

埼玉の産直 地場物産館桜国屋

木崎ぐるめ米ランド

さいたま市浦和区にある「JAさいたま」の直営店です。周辺は住宅地ですが、売り場面積330㎡の大型店舗です。愛称は「安心館シャキシャキ」。2012年の開業です。

木崎ぐるめ米ランド

JA花園直売所

花園ICの近く、深谷市にある「JA花園」の直営店です。昔ながらの店舗名ですが、2015年に建て直された大型バリアフリー店舗です。広い花卉売り場が別にあります。

JA花園直売所

あぐれっしゅ川越

川越の観光エリアに近い場所にあるJAいるま野が運営する大型店舗です。売り場は広く車椅子で問題なく買い物ができます。うどん店が併設されていますが、こちらは狭いお店で、車椅子では席を選びます。

あぐれっしゅ川越

農産物直売所さくらファーム

幸手市の桜で有名な幸手権現堂桜堤公園の近くにある大型店舗です。身障者用駐車スペースは1台分ですが、駐車場から店内までフラットでスペースに余裕がある大型店舗です。車椅子で問題なく買い物ができます。

農産物直売所さくらファーム

新座農産物直売センター

2012年に開館した新座市の複合施設「ふるさと新座館」内1Fにある産直ショップです。運営は「JAあさか野」で、店舗の愛称は「とれたて畑」です。施設全般、バリアフリー面での問題はありません。

新座農産物直売センター

こだま館直売所

本庄市児玉町にある「JA埼玉ひびきの」の直営店です。オールフラット構造の車椅子で買い物がしやすい大型店舗です。

こだま館直売所

JAくまがやふれあいセンター大里店

熊谷市の旧大里町にある「JAくまがや」のお店です。「大里農産物直売所」とも呼ばれています。駐車場から店内にかけて、全く段差のないバリアフリー設計の店舗です。

JAくまがやふれあいセンター大里店

JAくまがやふれあいセンター江南店

熊谷市の旧江南町にある農産物直売所です。広い駐車場から店内まで、まったく段差のないバリアフリーなお店です。2棟構成で、もう一つの棟にはうどん店のお食事処「なご味」が入店しています。

JAくまがやふれあいセンター江南店

あぐれっしゅふじみ野

ふじみ野市にあるJAいるま野が運営する農産物直売所です。売り場はフラットでスペースに余裕があります。使いやすい身障者用駐車スペース、バリアフリートイレがある直売所です。

あぐれっしゅふじみ野

あけと農産物直売所

深谷市にあるお店で、フラットでスペースに余裕がある直売所です。特産はネギ。冬の収穫シーズンは美味しい深谷ネギが店頭に並びます。車椅子で買い物がしやすいバリアフリーショップです。

あけと農産物直売所

[神奈川県]

あぐりんずつくい

相模原市、津久井湖の近くにある産直ショップです。運営は「JA神奈川つくい」。2013年10月にオープンした施設で、施設全般バリアフリー仕様。車椅子で快適に買い物ができます。

あぐりんずつくい

ベジたべーな

相模原市の農産物直売所です。運営は「JA相模原市」。2014年12月に開店した、施設内全域に段差が全くないバリアフリー設計の店舗です。

ベジたべーな

朝ドレファーミ

小田原市の産直ショップで、運営は「JAかながわ西湘」です。大型郊外店は「成田店」。ほかに小田原駅前の地下街に「ハルネ店」を出店しています。

「朝ドレファーミ成田店」は2008年の開業。2016年に増床リニューアルを行い、バリアフリーレベルが上りました。

朝ドレファーミ

はだのじばさんず

秦野市にある「JAはだの」直営の「じばさんず」です。開業は2002年。大型産直ショップの先駆的な店舗です。そのため最新の店舗に比べるとバリアフリーレベルはやや見劣りします。それでも店舗自体が広く、店舗内の床面はフラットで通路幅は余裕があるので、車椅子で買い物ができます。

はだのじばさんず

あさつゆ広場

平塚市にある「JA湘南」の直営店です。開業は2010年。施設全体が段差のない構造になった、最初の世代の施設です。車椅子で問題なく買い物ができます。

あさつゆ広場

わいわい市

「JAさがみ」の直営店で、「JAさがみ わいわい市寒川店」「JAさがみ わいわい市藤沢店」の2店舗があります。「寒川店」は売り場面積あたりの売上高が全国トップクラスで、各地から視察団が来る人気店です。「寒川店」は開業年次が2005年なので、バリアフリーレベルではやや見劣りしますが、それでも車椅子で買い物ができる店舗です。「藤沢店」はバリアフリー店舗です。

わいわい市

海の駅うらり

三浦半島の三崎港にある複合施設です。2016年に大改装してバリアフリーレベルが上がりました。メイン棟が「うらりマルシェ」で、1Fが「さかな館」、2F が「やさい館」です。農産物は三浦市内の契約農家が出品しています。

海の駅うらり

すかなごっそ

横須賀市長井、国道134号線沿いにある「JAよこすか葉山」の直営店です。開業は2011年。大型バリアフリー店舗です。メイン棟の隣に、長井漁協直営の「さかな館」が、2014年に誕生しました。

すかなごっそ

[東京都]

みのーれ立川

東京都立川市の産直ショップです。昭和記念公園の北側、公園に隣接しています。開業は2013年。「JA東京みどり」の直営店で、立川市を中心に近隣5市の農業者約180名が出品しています。店舗面積は242㎡と、それほど大きくはありませんが、施設の構造は段差が全くないバリアフリー設計です。

ファーマーズセンターみのーれ立川

小平むーちゃん広場

小平市の青梅街道駅近くにある「JA東京むさし」の直営店です。このJAの管轄エリアは三鷹、小平、国分寺、小金井、武蔵野です。

開業は2016年。駐車場は手狭ですが、新しいのでバリアフリーレベルは高い店舗です。

小平むーちゃん広場

[長野県]

軽井沢発地市庭

軽井沢町に2016年に誕生した複合施設です。産直ショップは「農産物等直売所」。地元野菜を「軽井沢霧下野菜」としてブランド化しています。フラットな床面に幅広い通路がある、車椅子で買い物がしやすいお店です。

軽井沢発地市庭

[山梨県]

風土記の丘農産物直売所

甲府南ICの近く、甲府市中道地区にある直売所です。2014年に新築された「中道交流センター」内に移転しました。新しい施設内なので、バリアフリーレベルはとても高いお店です。「中道地区」の生産者200人が産物を出荷しています。

風土記の丘農産物直売所

ご紹介した農産物直売所は、車椅子で利用できるバリアフリー店舗です。

(本稿は2020年5月に初稿を執筆し、2021年10月に加筆しました)