千葉の産直 ふれあいパーク八日市場 バリアフリー情報

千葉県匝瑳(そうさ)市の「ふれあいパーク八日市場」は、車椅子で買い物や食事、公園の散策が出来る施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2015年11月の取材に基づいています。

 

○施設誕生の背景

地域の農業活性化を目的に造られ、第三セクターによって運営されている施設です。

匝瑳市で農業を中心にした地域経済の将来が検討され、農業の地域ターミナル施設をつくり、「①特産物展示」「②郷土料理紹介」「③植木見本園」「④情報発信」の4つの機能を持たせる施設を建設することを決定。2000年に用地買収し、2002年に開業しました。

2014年には、ふれあいパーク八日市場に年間100万人が訪れています。

 

○施設の全体概要

施設の中央部は「イベント広場」と呼ばれている屋外フリースペースです。建物が広場を囲みます。

建物内には、農産物直売所と食事処、観光パンフレトが置いてある観光情報コーナー。

建物の外売り場として「花・植木見本園」があります。

今回取材時には、数店の屋台が出店していました。

そして隣接して「飯塚沼農村公園」があります。

 

○駐車場とトイレのバリアフリー状況

アクセスは車が便利です。広い無料駐車場があり、屋根無しの障害者用駐車区画が用意されています。

独立したトイレ棟があり、障害者用トイレが用意されています。取材時の状況では、設備が更新され内部は綺麗なトイレでした。

 

○農産物直売所のバリアフリー状況

建物内に入り正面右側が「①特産物展示」を目的にした「農特産物コーナー」です。

50坪クラスの売場で、店内通路幅は一般的なサイズ。車椅子での店内移動は可能です。

今回の取材時、一般的な千葉県の産直ショップに比べ、品数が多く力が入っている印象を受けたのは「お餅」と「巻物」です。千葉県は、ちょっと変わったお餅や太巻きが盛んで、県内の多くの産直ショップでも扱っていますが、この売り場は相対的に品数や種類が豊富でした。

 

○食事処のバリアフリー状況

建物の左奥に「②郷土料理紹介」を目的にした食事処があります。

店名はレストラン「里の香」。広さは50坪程度の店舗で、小間上がりのお座敷席と車椅子で利用できる可動式のテーブルと椅子の席が半々あります。車椅子利用者は優先的にテーブル席に案内していただけました。

今回取材したのは休日のお昼時。常時数名のお客さんがウエィティングしている状態でした。安さとボリュームが人気です。入店時にオーダーと会計をする前金制です。

 

○花・植木見本園のバリアフリー状況

「③植木見本園」を目的にした「花・植木見本園」は屋外売り場です。

地元には約700戸の生産農家があり、そこで生産されている花・植木が販売されています。入口付近ではフルーツやお芋を販売。ひと箱いくら、のロット販売です。

この外売場は大規模です。フラットな通路があるので車椅子での利用は可能です。

そして売り物にもなっているベンチやテーブルが配置されています。売り物ですが、皆さん休憩に使っています。「花・植木見本園」は売り場ですが、公園機能も果たしています。

 

○飯塚沼農村公園のバリアフリー状況

「ふれあいパーク八日市場」に隣接する「飯塚沼農村公園」は、夏にはハスが咲く水の公園で、広さは1.9haのビオトープです。

遊歩道が整備され、道を選べば車椅子でほぼ一周できます。

ゆっくり回っても10分コース程度。季節の良い好天の日は、車椅子で快適に散策できます。

飯塚沼農村公園のバリアフリー状況

ふれあいパーク八日市場は、車椅子で利用できる施設です。隣接する飯塚沼農村公園は、車椅子で散策できます。