高滝湖 市原湖畔美術館 車椅子バリアフリー情報

高滝湖 市原湖畔美術館 車椅子バリアフリー情報

千葉県市原市の「市原湖畔美術館」は、美術館自体がアートなバリアフリー美術館です。車椅子からみた現地の状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年1月の取材に基づいています。

・リニューアルオープン

2年がかりのリニューアルを行い、2013年に生まれ変わった美術館です。

高滝湖の眺望が素晴らしい。子どもが遊べる広場が楽しい。眺望抜群のグルメ店が美味しい。そして美術館自体が美しく、かつバリアフリーで、企画展やイベントが充実しています。

幅広い人にお薦めできる美術館です。

市原湖畔美術館

・高速開通でアクセス向上

圏央道の開通でアクセスが向上しました。無料駐車場は第3Pまで用意。障害者用駐車区画は第1Pにあります。

駐車場から美術館へは舗装路。車椅子での移動に大きな問題はありません。

美術館、芝生広場、独立棟のイタリアンレストランの構成。舗装された周遊路があるので施設全域車椅子での移動が可能です。

幾つもの屋外オブジェ、湖面には水上彫刻も。美術館に入る前に、車椅子で屋外空間を楽しめます。

「藤原式揚水機」を模した展望台は階段です。ここだけは車椅子で上ることができません。

市原湖畔美術館

・障害者減免制度あり

美術館内へ入ります。受付はショップと一体になった構造です。

入館料は、常設展は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免。今回取材時に開催中の特別企画展は無料でした。企画展の減免はその企画によります。企画展やイベントに行かれる場合は、減免措置の有無を確認してください。

市原湖畔美術館

・エレベーターは1

美術館は1F、B1が展示室、屋上が広場です。

エレベーターが1基あり、車椅子で上下階移動ができます。

また1Fと屋上はスロープでもつながれています。

健常者の動線は1FとB1の移動は階段、したがって車椅子では通常とは違う動線になります。

会場の移動ルートは、その時々の企画にもよるので、詳しくは現地でスタッフに確認してください。

障害者用トイレは1Fに1つあります。エントランスコートにあります。広くて清潔で設備も良いトイレです。

市原湖畔美術館

・屋上広場には700本のチューブが林立

屋上はただの広場ではありません。スロープルートや階段ルートで複雑な動線を生み出し、そこには700本のチューブが林立。かき分けるように進むアートです。ただし車椅子では通行が無理な箇所があります。行けるところまでの利用になります。

市原湖畔美術館

・レストランはやや狭い

別棟のレストランは湖畔に建つ抜群の眺望。とても素敵なのですが、出入口は手動ドアで、店内は細長で幅が狭い。車椅子では狭さに苦戦する可能性があります。現地で確認して利用の可否を判断してください。

市原湖畔美術館

・常設展は深沢幸雄作品が中心

常設展だけでも魅力的。企画展の開催がない時でも、お出かけをお薦めできます。年に4回ほどの展示替えがあります。

展示の中心は市原に縁の深い深沢幸雄氏の作品が中心。展示室の雰囲気にもマッチした、素敵な常設展を楽しめます。

「市原湖畔美術館」は作品だけではなく、建物、広場、オブジェ、展望台、湖畔の眺望と、様々な楽しみがある美術館です。