車椅子で行く横浜美術館 バリアフリー情報

丹下健三氏の設計で1989年に開館した「横浜美術館」は、車椅子で利用出来る施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年の取材に基づいています。

○アクセスルートに注意

徒歩の場合、アクセスルートを間違えると段差箇所があります。みなとみらい駅方面からは「マークイズ」1F経由。桜木町方面からは「ランドマークプラザ」2F経由になります。バリアフリールートについては、美術館HPで詳しく案内されています。

横浜美術館 バリアフリー情報

 

○駐車場は障害者減免あり

車で来館する場合は、横浜美術館の1Fが屋内駐車場です。みなとみらい地区の駐車場が混雑していても、比較的空車である可能性が高い駐車場です。

障害者用駐車区画は歩行者出入口付近に5台分用意。美術館入館手続きの際に駐車券を提示すると、駐車料金が90分無料になる減免措置を受けられます。

横浜美術館 バリアフリー情報

 

○美術館入口までは外通路を通る

1F屋内駐車場からエレベーターで2Fへ移動します。2Fの高さが美術館入口フロアになります。

エレベーターから美術館入口まではファザードの下、外通路を通ります。屋根の下なので普通の雨なら濡れませんが、外気にあたるので寒い日は用心してください。特に体力に不安のある重度障害の方は、屋内駐車場から外を通ることを想定した備えが必要です。

移動する路面はフラットで、車椅子の通行に大きな問題はありません。

横浜美術館 バリアフリー情報

 

○観覧料は障害者減免あり

横浜美術館で開催される有料企画展は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。2F入口受付で手続きを行ってください。

横浜美術館 バリアフリー情報

○展示室は3F

企画展の展示室は3Fです。

一般利用者は2Fで受付をして3Fへは階段利用。車椅子利用者はスタッフがエレベーターに誘導します。館内のエレベーターは一基のみ。帰りも同じ手順です。

障害者用トイレは2F・3Fの両フロアとも用意されています。

 

 

○美術情報センターは図書館

3Fには美術関連の図書や雑誌、視聴覚資料を無料で参照できる「美術情報センター」があります。やや通路幅は狭いのですが、フラットなので車椅子での利用は可能です。センター内のトイレにも、障害者用が併設されています。

横浜美術館 バリアフリー情報

 

○ショップ、カフェはバリアフリー

2Fにはミュージアムショップ、カフェ、レストランがあります。いずれもフラットでバリアフリー。車椅子での利用は可能です。

これらのお店がある2F無料スペースのトイレにも、障害者用が併設されています。

 

 

街全体の設計に段差があるので、アクセスルートを選ぶ必要はありますが、横浜美術館の内部はバリアフリー、車椅子で利用できます。屋内駐車場からのルートは、2Fで外気にあたることを想定して行動してください。