栃木県、群馬県、茨城県には、ユニークなインドア施設が多数あります。その中から、障がいのある家族と一緒に安心して利用できる、三密を避けることが出来る可能性が高い、バリアフリーな博物館、資料館、記念館、美術館などを紹介します。
各施設の詳細は、リンクページでご覧ください。
《栃木県》
足利市立美術館(足利市)
足利市街にある集合住宅に併設された美術館です。常設展はなく、企画展やテーマ展が開催されます。展示室は2フロアに合計4室。気軽に身近に美術を楽しめる公立施設です。
真岡鉄道SLキューロク館(真岡市)
真岡駅の隣にあるSL展示館です。屋内と屋外に蒸気機関車や客車が展示され、一車両は土日祝日に1日3回動きます。
真岡鉄道の線路はすぐ横なので、走るSLと展示SLを並んでみることができます。
駅周辺には、関連施設が他にもあります。
「車椅子で行く真岡市~観光スポットのバリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/mooka/
岩下の新生姜ミュージアム(栃木市)
「岩下の新生姜」の世界を表現した展示、アトラクションを核にした施設です。テーマ色は新生姜のピンクで、館内外は新生姜色で彩られています。展示は年々進化しています。
「岩下の新生姜ミュージアム 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/shinsyoga/
佐野市葛生化石館(佐野市)
石灰岩の町、旧葛生町の博物館で、鉱山で発見された様々な化石と、復元骨格模型が展示されています。子供から大人まで楽しめる、そして勉強になる博物館です。
「穴場の本格派博物館 佐野市葛生化石館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」
《群馬県》
岩宿博物館(みどり市)
日本列島に旧石器時代があったことを証明した「岩宿遺跡」を紹介する施設です。遺構保護観察施設「岩宿ドーム」も観覧できます。その近くには、発見者である「相沢忠洋氏の銅像」などがあります。
「みどり市岩宿博物館・岩宿ドーム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/iwasyuku/
山田かまち美術館(高崎市)
17歳で夭逝した山田かまち氏の個人美術館です。施設はバリアフリー仕様ではありません。2Fへは階段のみで車椅子では利用不可。そのかわりに2F展示品を紹介するファイルが1Fで閲覧できます。
その存在自体が奇跡的な美術館です。
「高崎市山田かまち美術館 車椅子での観覧ガイド」
https://ikiru-chikara.org/yamadakamachi/
太田市美術館・図書館(太田市)
2017年に開館した施設で、コンセプトは「まちに創造性をもたらす、知と感性のプラットフォーム」。デザイン建築の建物に、絵本やアートブックの蔵書が多い図書館、個性的な企画展が開催される美術館が入ります。新しい感覚の文化施設です。
「太田市美術館・図書館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
新田荘歴史資料館(太田市)
古墳から出土した土器や埴輪、新田義貞で名高い中世の新田荘、そして徳川家発祥地に創建された東照宮など、太田市の歴史を深く知ることができる資料館です。名士「岩松家」歴代当主が描いた「新田猫」は、必見です。
「太田市立新田荘歴史資料館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/nittanosyho/
楽山園(甘楽町)
江戸時代初期に織田氏によって造られた「池泉回遊式」の「借景庭園」です。その中に再現された「拾九間長屋」があり、小幡藩や楽山園に関わる資料展示と、小幡の町の紹介ビデオがリピート放映されています。
「小幡藩の大名庭園 楽山園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/rakusanen/
桐生市有鄰館(桐生市)
織物産業で栄えた桐生の歴史を伝える「桐生市桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」。その代表的な観光施設です。
古い倉庫群を一般開放している施設です。米蔵、酒蔵などの内部を車椅子で見学することが出来ます。
「桐生市有鄰館」を拠点に、段差の無い舗装路だけを通り、伝統的建造物群保存地区を車椅子で散策できます。
「車椅子で訪ねる桐生 観光スポットのバリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/kiryu/
藤岡歴史館(藤岡市)
藤岡市の郊外、七輿山古墳と白石稲荷山古墳の中間にある施設です。ワンフロア構造で、左側が展示室、右側がロビー空間です。群馬の埴輪グランプリで優勝した「笑う埴輪」などが展示されています。
「笑う埴輪が展示される 藤岡歴史館 車椅子バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/fujiokabunkazai/
やんば天明泥流ミュージアム(長野原町)
八ッ場ダムの建設に伴い、吾妻川流域の発掘調査が行われ、江戸時代におこった浅間山の大噴火による天明泥流の実態が分かりました。その成果を体験型展示で紹介するミュージアムです。
「やんば天明泥流ミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」
《茨城県》
幕末と明治の博物館(大洗町)
幕末から明治維新の時代に活躍した、田中光顕伯爵が創立した博物館です。「常陽明治記念館」として昭和4年に開館。平成9年に新館を増設し、旧館をリニューアルして「大洗町幕末と明治の博物館」になりました。
明治天皇像や天皇からの下賜品、幕末の志士や明治の元勲の書画や美術品などが展示されます。
「大洗町幕末と明治の博物館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/bakumatsumaiji/
地図と測量の科学館(つくば市)
国土地理院にある一般公開施設、筑波研究学園都市らしい知の拠点です。屋外展示場と、2F構造の屋内展示施設があります。1Fが常設展です。ラウンジには「日本列島空中散歩マップ」があり、立体メガネで見学します。1Fの「科学館売店」では、専門性の高い地図や書籍、オリジナル商品が販売されています。
「車椅子で行く筑波研究学園都市~地図と測量の科学館バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/kokudochiriin/
地質標本館(つくば市)
「産業技術総合研究所」内にある施設です。正式名称は「国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質標本館」です。
展示内容は、地層や化石、恐竜の足跡、日本列島の震源分布、火山の仕組みや富士山の構造、太平洋の海底地形、元素周期表と鉱物、そしてダイヤの原石など世界の奇石。石の美しさに魅了されるミュージアムです。
「車椅子で行く筑波研究学園都市~地質標本館バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/chishituhyouhon/
サイエンス・スクエアつくば(つくば市)
地質標本館と同じく「産業技術総合研究所」内にある施設です。過去の実績では、イベント開催時は混雑することがあるので、感染拡大防止にご注意ください。
先端技術の紹介コーナーは、なるべく易しく面白く、という配慮はありますが、内容は難しく大人向けです。
2020年7月現在、コロナ対策で来館は事前予約制になっています。
「車椅子で行く筑波研究学園都市~サイエンス・スクエアつくば バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/sciencetukuba/
石の百年館(笠間市)
茨城県笠間市稲田地区は「稲田石」の産地。稲田石に関する資料が展示解説されます。建物は平屋構造のシンプルなデザインで、外壁は稲田石仕上げです。石が生まれる過程、世界の石との比較、加工技術などが展示解説されます。
「稲田石の資料館 石の百年館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/inadaishi/
大野潮騒はまなす公園郷土館(鹿嶋市)
開園当初は「大野村」の村営公園。大野村は「はまなす」の自生南限の地。園内に「はまなす」の花壇などを整備して「大野潮騒はなす公園」としました。
展望塔施設の中に「郷土資料館」があります。1Fと2Fの構成で、地元の昔ながらの文化、現在に続くお祭りなどが紹介されています。
「鹿島灘 大野潮騒はまなす公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/hamasasupark/
坂東郷土館ミューズ(坂東市)
施設は、図書館、天文台、資料館、そして企画展示室で構成されます。面白い企画展が開催される、穴場のミュージアムです。
「企画展が面白い 茨城県坂東郷土館ミューズ バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/banddomuse/
大津港よう・そろー資料館(北茨城市)
大津港の海の文化を紹介する資料館です。祭り、漁具、そして被災した東日本大震災に関する展示があります。
他に物産館・漁協食堂があるコンプレックス施設です。
「北茨城市大津港よう・そろー 市場食堂 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/yosoro/
野口雨情記念館(北茨城市)
野口雨情は北茨城出身の作詞家で、近隣に生家が保存されています。
施設前庭の中央に、和服姿の雨情の銅像があり、その前には2体の童謡モチーフの童の像が建ちます。人感センサーがあり、人が近付くと雨情作詞の童謡「シャボン玉」のメロディーが鳴り始め、シャボン玉が飛び交います。
記念館内では、雨情ゆかりの品々が展示されています。
「北茨城 野口雨情記念館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/noguchiujo/
常陽史料館(水戸市)
常陽銀行が運営する貨幣や経済の資料館です。B1が「アートスポット」という企画展示室と、お金や経済に関わる常設展示がある「貨幣ギャラリー」です。2Fは「資料ライブラリー」で、図書室兼小さな企画コーナーがあります。
「常陽史料館 車椅子で行く水戸 バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/joyokan/
予科練平和記念館(阿見町)
阿見町は海軍航空隊の基地があり、予科練があった町です。記念館は旧海軍航空隊の史実を学ぶ資料館です。
展示されている資料は、日記、通信簿、手紙、肖像写真など、遺族から寄贈された個人の資料がメインです。設横のガレージの中には「零戦実物大模型」があります。
「茨城県阿見町 予科練平和記念館 バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/yokaren/
真壁伝承館(桜川市)
中核施設である「真壁伝承館歴史資料館」の他に、公民館、図書館、資料館の機能に加え、300人収容の「まかべホール」や音楽スタジオなどがある複合施設です。
資料館は、常設展示室1では真壁の歴史を紹介。常設展示室2では、江戸時代の真壁陣屋を展示解説します。
この地は江戸時代の行政地「真壁陣屋」の跡地。真壁町は「古い町並みが残る重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
また伝承館はとても凝った設計の素敵な施設で、2012年度グッドデザイン賞を受賞しました。
「車椅子で行く茨城 真壁伝承館 バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/makabe/
涸沼インフォメーションプラザ(鉾田市)
汽水湖「涸沼(ひぬま)」の畔に建つ大型宿泊施設「いこいの村涸沼」の敷地内にある施設です。
館内はワンフロアでフラットな構造です。涸沼に生息する鳥類など動植物の写真や、涸沼の歴史や文化を紹介する展示があります。
「いこいの村涸沼 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」
https://ikiru-chikara.org/ikoihinuma/
安心して利用できるインドア施設の候補です。車椅子でのお出かけ計画の参考になれば幸いです。
(本稿は2021年11月に加筆しました)
他に以下の記事を掲載しています。クリックでリンクします。
・三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 東京多摩地区編
・三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 東海・甲信越編
・三密回避 バリアフリーな穴場のミュージアム 中部・近畿・北陸編