車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

地場産業のタイルをテーマにした「多治見市モザイクタイルミュージアム」は、車椅子で利用出来る施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年4月の取材に基づいています。

 

 

○ミュージアムの概況

ミュージアムの所在地は「多治見市笠原町」です。大正時代から旧多治見町で興ったタイル産業は、戦後笠原町を拠点に隆盛しました。1995年から笠原町の有志が、全国各地からタイル製品や建物の一部など、モザイクタイルの蒐集活動を開始。そのコレクションが展示されます。

建物の設計は高名な建築家が担当。建物の魅力も見逃せません。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

○障害者用駐車場は裏側に2台

アクセスは車が便利な立地です。公民館などと共用の無料駐車場があります。

障害者用駐車場は一般駐車場とは別に、ミュージアムの裏側に2台分用意されます。予約は不要で空いていれば自由に使用できる無料駐車場です。

屋根付きの駐車場で、建物裏側の出入口からミュージアム内に直結します。障害者用駐車場を利用出来れば、雨天でも濡れずに車椅子で移動可能です。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

一つだけ問題があります。建物のデザインで見のがせない正面ファザード部分が、一般駐車場の方面から眺める設計で、障害者用駐車場と館内にいるだけでは眺めることが出来ません。ミュージアム正面入口と一般駐車場を結ぶ歩行ルートは、車椅子では移動が厳しいデコボコがある傾斜路です。建物の正面ファザードをみるなら、そのために車で一般駐車場に移動して、駐車場周辺から眺めることをお薦めします。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

○障害者減免あり

ミュージアムは有料ですが、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。障害者用駐車場から屋内に入ると1Fです。受付があるので入館手続きを行って下さい。館内は無料ゾーンと有料ゾーンがあるので、入館証明シールを体の見えるところに貼るのがルールです。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

○見学は4Fから

ミュージアムは1Fから4Fまでの構造です。推奨されている見学順は、4Fから下りてくるルートです。健常者は1Fから、土のトンネルのようなデザインの「大階段」を上り4Fへ上がります。車椅子では1基あるエレベーターの利用です。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

○4Fはタイルコレクションの展示

4Fは笠原町の有志が蒐集したタイルコレクションの展示です。一部吹き抜け構造のユニークな設計のフロアですが、フラット構造で車椅子での見学は可能です。

コレクションの中から選ばれたタイル製品が常設展示されます。銭湯の壁面だったタイル画、愛知万博スペイン館の外壁だったタイル、昭和30年代の流し台など、多彩なタイル作品、製品を見学できます。タイルの美術館のようなフロアです。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

○3Fは資料館、2Fはショールーム

エレベーターで3Fへ。3Fはタイルの製造方法や歴史の展示です。このフロアは資料館のようなフロアです。

2Fは入場無料。タイルを使った生活シーンの提案などショールームのようなフロアです。

3F・2Fとも、絶対的なスペースは広くはありませんが、フラットな構造なので車椅子での見学は十分可能です。

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

車椅子で行く岐阜 多治見市モザイクタイルミュージアム バリアフリー情報

○1Fはショップと体験工房

1Fへ戻ります。障害者用トイレは1Fにあります。

1Fのミュージアムショップは、タイル関連商品が充実した面白い品揃えです。車椅子で利用できますが、混雑していると店内通路の移動に苦戦することがあります。

体験工房では、モザイクタイルを使った工作など有料の体験コースがあります。車椅子での参加が可能なコースか否かは、コース毎に確認してください。

 

 

館内スペースは広くはありません。「多治見市モザイクタイルミュージアム」は人気のミュージアム。館内が混雑することもあります。車椅子では混雑のピークをずらした利用をお薦めします。