新潟県糸魚川市の親不知にある「道の駅親不知ピアパーク」には、世界一巨大なヒスイの原石が展示される「翡翠ふるさと館」があります。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。
「道の駅親不知ピアパーク」は、北陸自動車道「親不知IC」の近くにあります。道の駅であり、ヒスイがとれる親不知海岸の駐車場でもあります。

親不知ICは海上インターチェンジ。海の上の施設です。「ピア」とは橋脚を意味します。台風の時など危険な場合は、ICは閉鎖されます。

ここは海岸沿いの断崖絶壁、交通の難所であった「親不知」「子不知」です。近隣には旧道を散策するコミュニティロードなどの観光ポイントがありますが、段差路なので車椅子での近隣観光は困難です。

道の駅施設の状況です。施設としては1988年に開業しました。海岸沿いに細長い施設で、駐車区画はアバウトです。
細長い敷地の奥に、全長6mのブロンズの巨大な亀の像があります。その横には子亀の像もあります。日本海をバックに首をあげている巨大亀はインパクトがあります。
高速道路の高架下を利用した「レストピア」は、売店・食堂・休憩所がある施設です。入口には段差回避スロープがあります。
ピロティ構造の2Fにある食事は「漁火」。エレベーターはありません。
独立棟トイレ内にバリアフリートイレがあります。取材時の状況では、近年設備更新された気配はありませんでした。
そして「翡翠ふるさと館」があります。今どきの道の駅ではなく、古くからある海水浴場の施設というイメージです。
翡翠ふるさと館の状況です。糸魚川は縄文時代にヒスイ文化が発生した地で、ヒスイの産地です。「翡翠ふるさと館」には巨大ヒスイの原石が展示されています。その重さは102tです。

巨大ヒスイ以外にも、見学する価値がある展示物が多々あります。「翡翠ふるさと館」は入館無料。取材した時点の状況では、施設のハードは老朽化していましたが、車椅子での見学は可能です。

「道の駅親不知ピアパーク」のバリアフリーレベルは高くはありませんが、「翡翠ふるさと館」は見学する価値のある施設です。
(本稿は2017年5月の取材に基づいています)