群馬県道の駅バリアフリー情報~北毛編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設ですが、現地のバリアフリー状況はそれぞれです。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

本稿は群馬県の北毛(利根郡、吾妻郡、沼田市)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

「道の駅尾瀬かたしな」(片品村)

2018年開業。現時点では群馬県で最も新しい道の駅です。沼田ICから国道120号線、日本ロマンチック街道を日光方面へ進み、片品村役場の隣接地にあります。施設は平屋構造で段差のない設計です。

直売所棟、レストラン棟、休憩棟で構成される施設です。展望テラスには「展望足湯」があります。ここは車椅子のままでの利用は出来ません。

展望テラスには「展望足湯」

直売所棟には「スナックコーナー」があり、ソフトクリームなどを販売しています。

産直ショップのバリアフリー状況

芝生広場は「813ひろば」。標高813mの自由広場です。

813ひろば

「湧水コーナー」があり、2本の蛇口から片品の名水が流れ出ています。

湧水コーナー

レストラン棟はスペースに余裕があり、車椅子で問題なく利用できます。フードコート方式の「かたしな食堂」、セルフサービスですが食堂スタイルの「村民キッチン」があります。

産直ショップのバリアフリー状況

駐車場の横に24時間利用できるトイレ棟があります。バリアフリートイレは独立個室で1つ。他に男女別トイレの中に、スペースが広い個室が用意されています。

休憩棟のバリアフリー状況

「道の駅中山盆地」(高山村)

2014年に開業した、日帰り温泉と8棟の2階建てコテージが併設された道の駅です。元は盆地状の地区の「中山村」と傾斜地の「尻高村」の二つの村でしたが1889年に合併して、それぞれの一字をとって「高山村」に。この道の駅があるのは、盆地の旧中山村エリア。ということで「高山村」の「中山盆地」という名称です。

道の駅中山盆地

身障者用駐車区画は2台分を用意。駐車場から施設周辺にかけては、段差がないバリアフリー設計です。バリアフリートイレは独立棟内のみで、屋内にはありません。

道の駅中山盆地

施設棟内は、直売所と食事処があります。施設内から食事処へは数段の階段があり、スロープはありません。日帰り温泉施設内から食事処へのルートはフラットです。

道の駅中山盆地

夏は道の駅の駐車場から田んぼアートが楽しめます。

道の駅中山盆地

「道の駅あがつま峡」(東吾妻町)

2014年開業。吾妻峡の観光拠点として整備された道の駅です。日帰り温泉、公園、産直ショップと食事処で構成されます。2010年に日帰り温泉「天狗の湯」が開業。2011年に「あがつまふれあい公園」が一般開放。そして2014年に、直売所「てんぐ」が誕生し、道の駅に登録しました。新しい施設なので、バリアフリー面で大きな問題はありません。

道の駅あがつま峡

身障者用駐車区画は計4台分が設けられています。。バリアフリートイレは独立棟の公衆トイレと、温泉施設、直売所のなかにそれぞれあります。

車椅子での利用に問題はありませんが、直売所「てんぐ」は大きくはなく、併設される食事処とテイクアウトコーナーも小規模な施設です。

道の駅あがつま峡

道の駅から吾妻峡の渓谷美が楽しめるポイントまで、距離にして800m以上はあります。また渓谷のハイキングコースは、車椅子では通行不能な悪路です。

「道の駅八ッ場ふるさと館」(長野原町)

2013年開業。ダム事業の地域振興策で建設された施設です。CVS併設、直売所、食事処があり、「情報コーナー」ではダムの情報と周辺の観光情報を発信しています。この「情報コーナー」の誕生で、別にあったダムの広報施設「やんば館」は閉鎖されました。

道の駅八ッ場ふるさと館

身障者用駐車区画は3台分設けられています。施設全体が段差のないバリアリー設計で、バリアフリートイレは24時間トイレ棟と施設内にそれぞれあります。施設内の通路部に一部手動ドアがありますが、全体的に車椅子での利用に大きな問題はありません。

道の駅八ッ場ふるさと館

直売所はフラット構造で車椅子で買い物ができます。山の幸を中心に地場産品が並びます。食事処はレストランとセルフサービスのお店があります。「ダムカレー」やお蕎麦がいただけます。

道の駅八ッ場ふるさと館

屋外に「足湯」コーナーがあり、無料で利用できます。車椅子から立ち上がれない人の利用は無理ですが、つかまり立ちや介助歩行が出来る人なら利用できるタイプの足湯です。足湯周辺から奇岩「丸岩」がのぞめます。

道の駅八ッ場ふるさと館

JR吾妻線の川沿いを走っていた線路は廃線になり、対岸に4600mの「八ツ場トンネル」、1900mの「川原湯トンネル」が出来て新線に移行しています。周辺道路は「八ツ場バイパス」に加え、ダムをまたぐ大橋「八ツ場大橋」「不動大橋」「丸岩大橋」などが開通しました。水陸両用バスで行くダックツアーも行われています。

道の駅八ッ場ふるさと館

「道の駅あぐりーむ昭和」(昭和村)

2011年開業。赤城山の山裾、広々とした開放的な風景の中に誕生した道の駅です。

道の駅あぐりーむ昭和

敷地内は全面ほぼフラット。施設は段差を造らないバリアフリー設計です。直売所、物産館、食事処が2か所、そして屋内足湯場があります。

道の駅あぐりーむ昭和身障者用駐車区画は2台分設けられています。トイレは独立棟でバリアフリートイレが1つ。密閉構造の個室で、大きなヒーターが稼働して冬場でも温かなトイレです。施設棟のドアは手動ドアが主流で、産直ショップの正面入口だけが自動ドアです。

道の駅あぐりーむ昭和

産直ショップと2つのレストランは、車椅子での利用が可能な構造です。足湯は屋内型で入口に靴箱があり、靴を脱いで段差を上って入ります。足湯はバリアフリーではありません。

道の駅あぐりーむ昭和

「道の駅霊山たけやま」(中之条町)

2008年開業。信仰を集める霊山「嵩山(たけやま)」の麓にあり登山の拠点です。古代から信仰を集めている山で重々しい雰囲気があります。施設は純和風の造りで、直売所と最大で80名が「そば打ち体験」できる厨房施設がある「たけやま館」、別棟で「そば処けやき」があります。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

身障者用駐車区画は2台分設けられています。バリアフリートイレは「たけやま館」に隣接した別棟トイレと「たけやま館」の中にあります。「そば処 けやき」には外付けでトイレがあり、このトイレはバリアフリー仕様です。「たけやま館」内と「そば処 けやき」は、車椅子で利用可能です。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

敷地のはずれには大型遊具がある子供向けの広場があります。これら施設全体を廻る道は、あまりバリアフリーではなく、ところどころ未舗装でデコボコがあります。車椅子での通行は何とか出来るというレベルです。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

道の駅の前には「親都神社」。嵩山を御神体とする山岳信仰の神社です。「嵩山」の中腹から「親都神社」にかけて、2本のワイヤーが張られています。5月にはこのワイヤーに多数の「鯉のぼり」が泳ぎます。また、道の駅のすぐ裏手、「嵩山」の麓は芝桜ゾーンで、春には芝桜でピンクに染まります。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

霊山「嵩山」は、「大天狗」、「中天狗」、「小天狗」という3つの岩が飛び出しています。中腹に立つ岩は「男岩」です。山中には「嵩山三十三番観世音」と呼ばれる石仏が点在。この石仏群が作られたのは江戸元禄時代です。登山ルートはバリアフリーではありません。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

「道の駅たくみの里」(みなかみ町)

2005年に道の駅登録になりました。「たくみの里」は国道17号線から少し離れた場所にあります。エリアの入口になる信号のある交差点の横には、目印になる巨大な「わらアート」があります。

巨大な「わらアート」

道の駅として登録されている「道の駅たくみの里」は、大型の建物2棟からなる施設で、直売所、食事処、観光案内所、レンタサイクルなどがあります。その施設は「豊楽館」と名付けられ、周囲が広い駐車場になっています。

身障者用駐車区画は、大型バスの駐車区画がある「豊楽館」北側に用意されています。

道の駅たくみの里

豊楽館は、段差がある構造ですがスロープがあり、車椅子で利用出来る施設です。

道の駅たくみの里 三国街道須川宿 バリアフリー情報

産直ショップ、食事処とも、店内はフラットでスペースに余裕があり、車椅子で問題なく利用できます。

道の駅たくみの里

「たくみの里」は、三国街道須川宿を中心に数多くの体験施設や飲食店が広域に点在する観光エリアです。

道の駅たくみの里

「たくみの里」里山エリアは広域で、全域を車椅子で歩いて巡る規模ではありません。各施設の近くや、各通りの途中に駐車場が複数箇所あります。

道の駅たくみの里 三国街道須川宿 バリアフリー情報

「道の駅月夜野矢瀬親水公園」(みなかみ町)

2000年開業。川沿いの公園エリアと縄文時代の遺跡エリア、そして農産物直売所「月夜野はーべすと」があります。

「月夜野はーべすと」前の駐車場には、屋根無しで2台分の身障者用駐車区画があります。場所は駐車場の奥「月夜野はーべすと」寄りです。

「月夜野はーべすと」前の駐車場

「月夜野はーべすと」はワンフロアのお店です。店内はフラットな床面で、店内通路は広くはありませんが、車椅子で通行可能な幅があります。農産物と物産品が販売されています。

また軽食を提供するコーナーがあり、セルフサービスですが車椅子で利用出来るフラット構造です。

月夜野はーべすと

公園の大駐車場は別にあります。この駐車場から道路の下を渡る歩道を進み「矢瀬親水公園」エリアに行くことができます。

公園エリアに隣接して「矢瀬遺跡」があります。復元された建物もある縄文時代の遺跡です。

「矢瀬親水公園」と「矢瀬遺跡」は、舗装された散策路を車椅子で移動することは出来ます。舗装路を外れると、車椅子での移動は困難な未舗装路面です。

矢瀬親水公園

「道の駅草津運動茶屋公園」(草津町)

1998年開業。草津の玄関口にある観光施設です。ベルツ記念館はオリジナル化粧品やオシャレ小物の「ミュージアムショップ」、ひもかわうどんやソフトクリームをいただく「軽食喫茶コーナー」、草津銘菓などが並ぶ「ロマンチックショップ」、地酒地ビールなどの「特産ショップ」、そして観光案内所があります。

道の駅草津運動茶屋公園

身障者用駐車区画は2台分用意。バリアフリートイレは1つ。周辺は公園として整備されています。

道の駅草津運動茶屋公園

施設をつなぐブリッジは階段構造でエレベーターはありません。

道の駅草津運動茶屋公園

「道の駅白沢」(沼田市)

1997年開業。核施設は「望郷の湯」という日帰り温泉施設です。飲泉施設内にお座敷席が中心のレストラン、別棟で直売所とソフトクリーム販売所があります。

約200台を収容する駐車場があります。身障者用駐車区画は2か所あり、駐車場内にある独立トイレ棟の横に1台分。

駐車場のバリアフリー状況

そして「望郷の湯」のエントランスへのアプローチに近い場所に3台分用意されます。

駐車場のバリアフリー状況

産直ショップは「座・白沢」。独立棟の大型店舗です。

産直ショップは「座・白沢」

他には、独立棟でソフトクリームの販売所、オープンな休憩スペースと公園エリアがあります。

直売所とソフトクリーム販売所の間が、屋外の休憩スペースです。テーブルと椅子、ベンチなどが配置され、自由に利用することができます。

屋外休憩スペースのバリアフリー状況

開業年次は古い施設ですが、産直ショップや休憩スペースの車椅子利用に大きな問題はありません。日帰り温泉は介助歩行が出来るレベルの人なら利用可能です。

「道の駅六合(くに)」(中之条町)

1996年開業。温泉宿、日帰り温泉が併設された施設です。中心施設は「六合観光物産センター」。ショップは車椅子で利用可能です。別棟で食事処と、喫茶があります。バリアフリートイレは1つ用意されています。

道の駅六合

施設が古いので、バリアフリーレベルは相応です。温泉は車椅子での利用は困難です。

道の駅六合

「道の駅川場田園プラザ」(川場村)

道の駅としては1996年の開業。2015年度「全国モデル道の駅」指定。5年連続「関東好きな道の駅」第一位。「日経プラス1 家族で1日楽しめる道の駅」東日本第一位。観光庁長官表彰受賞。年間来場者数が120万人を突破。圧倒的な集客力を誇る道の駅で、全国から視察団が訪れます。

広い敷地内に多数の店舗を構えた複合型施設です。物販店は直売所、お土産屋、ソーセージハムのミート工房、お菓子、パンなど。飲食店は、蕎麦屋、ラーメン屋、「おきりこみ」などの郷土料理が美味しいフードコート、地ビールレストラン、バーベキューが楽しめるミート工房、ピザ工房、ミルク工房、ソフトクリームなどがあります。

他に、遊具や芝ソリが楽しめる遊びの広場。ブルーベリーの収穫が楽しめる農園。陶芸体験教室。観光案内所。敷地外へ出て観光橋で薄根川を渡ると、名主の館や水車小屋、その先には乗車体験ができるSLのあるホテルがあります。ホテル内には日帰り温泉施設も。近隣には川場村の歴史民俗資料館や、川沿いで水遊びができる清流公園があります。

身障者用駐車区画は第2駐車場に増設されました。食堂「あかくら」寄りの箇所と、そば処「虚空蔵」の裏の付近にもあり、全部で25台分用意されています。

バリアフリートイレは男女別トイレ内に2カ所、異性介護でも利用できるバリアフリートイレは24時間独立トイレ棟に1つあります。

ほとんどの施設棟は一段高い段差の上にある設計ですが、段差解消箇所は用意されています。

道の駅川場田園プラザ

「道の駅みなかみ水紀行館」(みなかみ町)

1996年開業。谷川岳の麓にあります。施設としては新しくはありませんが、車椅子で利用できる施設です。施設全般、段差のある構造をスロープで迂回する施設です。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

直売所、軽食処に加え、淡水魚の展示がある「水産学習館」があります。「水産学習館」は有料ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で入館料が無料に減免されます。

施設の全体概要

身障者用駐車区画は2台分設けられています。バリアフリートイレは、別棟と屋内に計2つ用意されています。

24時間利用できる独立トイレ棟は、駐車場の横にあります。トイレ棟は駐車場と同じ高さにあり、駐車場から段差なく利用できます。

24時間利用できる独立トイレ棟

産直ショップは「満点横丁」。円形構造の店舗です。

産直ショップのバリアフリー状況

店内の床面はフラットで、店内の通路は車椅子で移動できる幅が確保されています。ショップへの出入口は2か所ありますが、内1カ所は階段です。

足湯はバリアフリー仕様ではありません。デコボコと段差を乗り越える必要があります。

足湯のバリアフリー状況

道の駅の駐車場からスロープを通り、名勝「諏訪峡」に出ることが出来ます。ただしスロープ路は急で、車椅子での通行は楽ではありません。そこまで無理をして車椅子で進まなくても、諏訪峡を眺め、その空気を吸うことが出来ます。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

道の駅みなかみ水紀行館は、古い施設ですが段差回避ルートは確保されています。足湯以外は車椅子で利用できます。

群馬県「道の駅」の紹介記事は、別に「群馬県東毛編」「群馬県中毛編」「群馬県西毛編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。

栃木県道の駅バリアフリー情報~県南編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設ですが、現地のバリアフリー状況はそれぞれです。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

本稿は栃木県の南部(小山市、野木町、栃木市、佐野市、足利市)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。

なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

「道の駅にしかた」(栃木市)

2009年開業して、2014年にリニューアルをしている道の駅です。物産館、農産物直売所、食事処、トイレ棟の構成で、バリアフリートイレはトイレ棟と食事処の2か所に用意されています。施設全域に段差がないバリアフリー施設です。

道の駅にしかた

身障者用駐車区画は2台分、敷地内入場口の近く、一般駐車場とは離れた場所に設定されています。屋根付き駐車場で、雨の日でもトイレ棟までは濡れずに行ける設計です。ただしこの身障者用駐車区画は周囲のスペースに余裕がありません。

道の駅にしかた

「交流物産館さくら」と「農産物直売所 ふれあいの郷」は、店舗面積そのものにあまり余裕はありません。混雑していると車椅子での店内移動は楽ではありません。

道の駅にしかた

「農村レストランふるさと一番」棟は、バリアフリー上の問題はありません。食事処の店内は広く、車椅子で利用できます。入口はテイクアウトのジェラートショップがあり、車椅子で購入できます。

道の駅にしかた

施設のマスコットは、コシヒカリを手に持ったイチゴの妖精「キララちゃん」です。

道の駅にしかた

「道の駅思川」(小山市)

2006年に誕生した大型施設。「小山ブランドの創生と発信」を担う施設です。

道の駅思川

ショップ棟、レストラン棟、地域コミュニティ施設棟、トイレ棟で構成されます。身障者用駐車区画はトイレ棟の前に屋根無しで3台分あります。

道の駅思川

バリアフリートイレは、トイレ棟内の男女別トイレの入口にそれぞれ1つ用意されます。

道の駅思川

農産物や地元物産品を販売するショップ棟は「小山物語館」。店舗内はフラットな構造で車椅子での利用は可能です。物販売場の通路幅は平均的で、極端な混雑状況でなければ車椅子での店内移動は可能です。

道の駅思川

レストラン「小山食堂さくら」は、エントランスから店内までスペースに余裕があるフラット構造で、可動式のテーブルと椅子席があり車椅子で利用できます。

道の駅思川

トイレ棟の裏側に、電動遊具などがある子ども向けの小さな遊園地があります。

道の駅思川

小山物語館の裏側は、現在は広いフリースペース「ワイワイ広場」です。

道の駅思川

「道の駅みかも」(栃木市)

開業は2004年。2015年4月にリニューアルして、農産物直売所の什器が一新され、通路幅がワイドになりました。直売所と食事処が入るメイン棟と、独立したトイレ棟、そして別棟の無料休憩所で構成される施設です。

道の駅みかも

身障者用駐車区画はトイレ棟の前に3台分あります。バリアフリートイレはトイレ棟に1つ用意されています。佐野藤岡インターの近くで、観光シーズンの週末はとても賑わいます。

道の駅みかも

「新鮮野菜直売所・物産館」は、通路幅に余裕があり、少々の混雑なら車椅子での店内回遊は可能です。

道の駅みかも

食事処「レストランみかも」はセルフサービスですが、店内はフラットでスペースに余裕があり、可動式のテーブル席があります、車椅子で利用できます。

道の駅みかも

別棟の無料休憩所「みかも亭」は半分はお座敷席、半分はテーブル席、テーブル席なら車椅子で利用できます。直売所で買ったお弁当などを自由に食べることができます。

道の駅みかも

「道の駅どまんなかたぬま」(佐野市)

開業は2001年。日本の中心点に位置するので「どまんなか」と称しています。屋内施設は大きく2棟に分かれます。レストラン、フードコート、アイス屋、お土産ものなどがあるメイン棟と、団子屋などの屋台も併設された直売所棟です。

道の駅どまんなかたぬま

駐車場は施設の両側で、どちらにも身障者用駐車区画があり、合計で7台分身障者用区画が用意されています。混雑時は館内放送で「障がい者用駐車場は障がいのある人専用です」というメッセージが頻繁に流れます。駐車場から施設へのアクセスルートには段差はありません。

道の駅どまんなかたぬま

バリアフリートイレは、屋内と独立棟トイレの中、合計2つ用意されています。

道の駅どまんなかたぬま

メイン棟の通路はフラットで主なドアは自動ドアです。特に中華料理のレストランはバリアフリーで、車椅子での利用に大きな問題はありません。

道の駅どまんなかたぬま

直売所棟内はやや配慮に欠けた通路設定の箇所があり、混雑すると車椅子での店内移動は苦戦します。また直売所店内の南側は床面が外側に向かって少し下がっています。当然販売台もちょっと斜めになっています。わずかな傾斜なので、車椅子が動けないということはありませんが、注意して利用して下さい。

道の駅どまんなかたぬま

屋外は屋台が出店し、とても活気があります。敷地内には子供向けの遊び場や、無料の足湯施設があります。足湯は車椅子利用者への特別な配慮はありません。

道の駅どまんなかたぬま

季節毎にイベントが開催され、毎日がお祭りのような雰囲気の道の駅です。

(本稿は2019年1月に初稿を執筆しました)

栃木県「道の駅」の紹介記事は、別に「栃木県北編」「栃木県東編」「栃木県央編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。

栃木県道の駅バリアフリー情報~県東編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設ですが、現地のバリアフリー状況はそれぞれです。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

本稿は栃木県の東部(真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。

なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

「道の駅ましこ」(益子町)

2016年開業。現時点では栃木県内で最も新しい道の駅です。施設全体段差の無い構造、上質で上品な益子の魅力を発信するバリアフリー施設です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

身障者用駐車区画は屋根無しで2か所に合計7台分あります。

バリアフリートイレは屋外から利用するトイレに1つ。そして屋内トイレにも1つ。屋内のバリアフリートイレの個室はスペースが狭く、車椅子が1台入るといっぱいのサイズです。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

総合案内は「ましこのコンシェルジェ」で観光案内、シーズン中は「イチゴ狩り」の受付、レンタサイクルの手配などを行います。また「移住・定住サポート」も担当、住居の不動産情報の掲示があります。

2019年2月は、益子焼の器を使った地元レストランのメニューを展示。益子焼の技とシェフの腕、そして食材の良さが伝わる企画です。

館内にはゆったりしたスペースに「益子の手仕事」を紹介する企画展示コーナーがあります。また館内には「作家棚」があり、益子焼の作家150人のカップが展示されています。

2019年2月は、益子焼の器を使った地元レストランのメニューを展示。益子焼の技とシェフの腕、そして食材の良さが伝わる企画です。

益子の食材を活かし、益子焼の器を使用する食事処は「おもてなしカフェレストランましこのごはん」。店内はフラット、可動式のテーブルと椅子席なので、車椅子での利用は可能です。フラットなテラス席もあります。

2019年2月は、益子焼の器を使った地元レストランのメニューを展示。益子焼の技とシェフの腕、そして食材の良さが伝わる企画です。

ショップの品揃えは多種多彩。工芸品から加工品、お菓子、農産物と、地元の産品が並びます。ジャムやドレッシング、プリンなど、オリジナル企画商品も積極的に開発。通路幅に余裕があるので、多少の混雑程度なら車椅子で買い物ができます。

2019年2月は、益子焼の器を使った地元レストランのメニューを展示。益子焼の技とシェフの腕、そして食材の良さが伝わる企画です。

建築物としても見る価値があります。木と土と煉瓦。栃木、益子の魅力を表現した建築デザインです。什器やゴミ箱なども注目です。

2019年2月は、益子焼の器を使った地元レストランのメニューを展示。益子焼の技とシェフの腕、そして食材の良さが伝わる企画です。

「道の駅サシバの里いちかい」(市貝町)

2014年開業。駐車場から屋内施設に至るまでに、段差やスロープが全くありません。農産物直売所棟、アイス屋や惣菜屋入る農産物加工所棟、軽食販売やアクセサリー販売などがある「ふれあいスペース」棟が並び、少し離れた場所に「地域情報館」という名称の催事ができる別棟があります。以上の4棟構成です。

道の駅サシバの里いちかい

各棟ともバリアフリーなので車椅子の利用に問題はありません。農産物直売所の店内はスペースに余裕があります。

道の駅サシバの里いちかい

身障者用駐車スペースは3台分用意されています。場所はトイレの側で、他の一般車の駐車場とは完全に分かれた専用駐車区域方式です。

道の駅サシバの里いちかい

トイレは別棟が駐車場脇に一棟。バリアフリートイレが2つ併設され、オストメイトとユニバーサルベッドは、そのうちの1つにあります。「ふれあいスペース」棟内にもバリアフリートイレが1つ用意されています。

道の駅サシバの里いちかい

「サシバ」とは、絶滅が危惧されている猛禽類の鳥。道の駅のキャラクターは「サシバのサッちゃん」。その子供風のキャラクターが「イッちゃん」と「カイちゃん」です。

道の駅サシバの里いちかい

「道の駅はが」(芳賀町)

2002年開業。日帰り温泉施設がある広い敷地に建つ複合型道の駅です。

道の駅はが

駐車場の収容台数は約420台。身障者用駐車区画は合計で4台分あります。

道の駅はが

トイレは別棟トイレと屋内トイレがあり、どちらにもバリアフリートイレがあります。

道の駅はが

温泉棟と東西物販棟があります。

東棟は農産物直売所とお土産品などの物産館と、外向き屋台方式でたこ焼き屋があります。ショップの中の通路幅は余裕があり、車椅子での買い物は可能、出入口のドアは自動ドアです。

道の駅はが

西棟はアイス屋、惣菜屋、食事処、休憩スペースなどがあります。いずれも車椅子での利用は可能で、食事処は各種定食類などがお手頃な価格で楽しめます。アイスの一押しは「とちおとめアイス」。休憩スペースは大きなテーブルに椅子が並んでいるだけなので、車椅子でアイスや惣菜を買ってテーブルで食べることが出来ます。

道の駅はが

「道の駅にのみや」(真岡市)

開業は1997年。栃木県で2番目に誕生した道の駅です。イチゴ生産量日本一の真岡市にあるイチゴに特化した道の駅です。街路照明にはイチゴがデザイン、「いちご展示温室」「いちごふれあい館」「いちご情報館」などがあります。

道の駅にのみや

駐車場の身障者用駐車区画は2台分。バリアフリートイレはトイレ棟内に1つ、広くて設備もよく、清潔感があるトイレです。2021年夏現在、トイレは改修工事をおこなっています。

道の駅にのみや

2020年春に商業棟がリニューアルオープンしました。店内はバリアフリーで車椅子で快適に利用できます。

道の駅にのみや

ここは真岡市の旧二宮町。この地はかつて小田原藩の飛び地「下野国桜町領」で、二宮尊徳が活躍した地です。二宮尊徳は、役人としてこの地に36歳から52歳までの26年間を過ごし、「勤労」「分度」「推譲」の「報徳の教え」を実践しました。道の駅内にお馴染みの像があります。

道の駅にのみや

「道の駅もてぎ」(茂木町)

1996年に栃木県で最初に道の駅登録になった施設です。元々の設計は段差構造ですが、改装されて車椅子で利用しやすい施設に進化してきました。

施設の横に真岡鉄道の線路があり、週末はSLが走ります。駐車場や食事処からSLが見える道の駅です。SLの通過予定時刻は、12時頃と14時30分頃です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

身障者用駐車区画は4台分で、場所は施設側ではなく、施設メイン棟正面から車道を渡った先になります。週末は混雑することが多い道の駅です。駐車スペースに困ったら、誘導スタッフに相談してください。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

商業施設棟は3棟。メイン棟には直売所と物産店、ラーメン店、そしてアイスやたい焼きのテイクアウトショップがあります。いずれもスペースに余裕はありませんが、フラット構造なので車椅子での利用は可能です。ラーメン店は近年大人気で、ランチタイムは行列が出来ます。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

メイン棟の横に食事処「桔梗」があります。ここは一般的な可動式のテーブルと椅子の席なので、車椅子での利用は可能です。

もう一つの商業棟は「バウム工房ゆずの木」。店内のスペースに余裕があり、車椅子で利用しやすい店舗です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

公園エリアの名称は「十石河川公園」。大型遊具やオブジェなどがある公園で、舗装された箇所は車椅子での通行は可能です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

週末に内部公開される「旧古田土雅堂邸」は、入口が階段で邸内は土足禁止、車椅子では外観だけの見学になります。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

トイレは1か所でバリアフリートイレは1つ。2017年に大改装をおこない、綺麗なトイレに生まれ変わりました。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~栃木県東編

(本稿は2019年1月に初稿を執筆しました)

栃木県「道の駅」の紹介記事は、別に「栃木県北編」「栃木県南編」「栃木県央編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。