栃木県 道の駅にしかた 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

道の駅にしかた

栃木県栃木市西片町にある道の駅です。マスコットは、コシヒカリを手に持ったイチゴの妖精「キララちゃん」。イチゴとお米が西片の特産品です。

施設の中央部にイベント広場があり、その周りに「交流物産館」「農産物直売所」「農村レストラン」「トイレ棟」が建ち並ぶ構造です。開業は2009年で、2014年にリニューアル。段差のない構造のバリアフリー施設です。

道の駅にしかた

駐車場は約60台を収容。身障者用駐車スペースは、一般駐車場とは区分けされた場所に屋根付きで2台分用意されています。

道の駅にしかた

身障者用駐車スペースからトイレ棟まで屋根が続く構造です。

道の駅にしかた

ただし駐車しやすい身障者用駐車スペースではありません。バックして切り返すスペースがなく、前向き駐車になります。また屋根の支柱があるため、横幅にあまり余裕がありません。支柱には車がぶつかった痕跡がありました。慎重に出庫することをお薦めします。

道の駅にしかた

トイレ棟に2つバリアフリートイレがあります。

道の駅にしかた

1つはユニバーサルベッド、もう一つには赤ちゃん用のベビーベッドが備えられています。

道の駅にしかた

ユニバーサルベッドがある個室は、ウォシュレット付き便器、オストメイトが備えられています。

道の駅にしかた

バリアフリートイレは「農村レストラン」棟内にも用意されています。個室は一般的なサイズでウォシュレット付き便器が備えられています。

道の駅にしかた

中央広場にはフリーテーブルとベンチ、可動式の椅子、トイレ棟前に屋根の下の休憩スペースがあります。段差はまったくない構造です。

道の駅にしかた

トイレ棟からみて、おみやげ処、農産物直売所が並びます。

道の駅にしかた

その先にレストラン棟がある施設配置です。

道の駅にしかた

農産物直売所「ふれあいの郷」は中規模なお店です。

道の駅にしかた

店舗前の庇の下の半分はお花売り場。

道の駅にしかた

半分は野菜売り場です。

道の駅にしかた

出入口に段差はありません。店内通路は車椅子が通行できる幅ですが、あまり余裕はないので混雑していると車椅子での買い物はやや苦戦します。地元農家の新鮮野菜、特産のお米とイチゴ、加工品、総菜、お弁当などがワゴン台に並びます。

道の駅にしかた

交流物産館「さくら」も広くはないお店で、店内通路の幅はあまり余裕がありませんが、混雑していなければ車椅子で買い物ができます。地酒、地元メーカーのお菓子、そしてマスコット「キララちゃん」グッズも販売しています。

道の駅にしかた

農村レストラン「ふるさと一番」は、スペースに余裕があるお店です。

道の駅にしかた

出入口は自動ドアで段差はありません。

道の駅にしかた

美味しそうなメニュー看板があります。

道の駅にしかた

入口の先にはテイクアウトのジェラートショップ。

道の駅にしかた

「とちおとめジェラート」などが人気です。

道の駅にしかた

その奥にレストランがあります。食券制のお店で、可動式のテーブル席を利用すれば車椅子で食事ができます。蕎麦、うどん、ラーメン、カレー、各種定食など、豊富なメニューが用意されているレストランです。

道の駅にしかた

広場から各棟までフラットな広い空間が広がります。「道の駅にしかた」は、地元の美味しいものを大切にする、正統派の道の駅です。

栃木県の道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年11月に加筆しました)