八ッ場ダムに隣接した長野原町の道の駅です。ダム建設により水没した地域の生活再建および地域振興のために建設されました。開業は2013年。施設全体に段差のないバリアフリー設計です。直売所と食事処などが入るメイン棟、CVS、トイレ棟、足湯などがあります。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

八ッ場ダム建設によって、周辺道路が整備されました。施設の前を走る国道145号線「八ッ場バイパス」は、中央分離構造の道です。草津方面から右折でアクセスする場合は、林交差点から県道375号線に右折して、足湯の横から施設内に入ります。
施設から渋川方面へ右折で出る場合も、足湯の横から施設を出て、375号線から林交差点で八ッ場バイパスに右折します。
八ッ場ふるさと館の身障者用駐車区画は、施設棟の正面やや左側に屋根なしで3台分。前向き駐車が指定されています。

施設メイン棟の中央部が直売所「八ッ場市場」です。今回取材時は、店舗前に出店や屋外売り場が設けられていました。

店内はとれたて野菜、特産品、お土産品などが並びます。フラットな構造で店内通路幅は一般的なサイズ。混雑していなければ車椅子での買い物は可能です。

メイン棟内の正面左側に、屋内のバリアフリートイレが1つあります。

食事処のバリアフリー状況です。レストランとセルフサービスのお店が営業しています。「和食処やまと屋」は、可動式テーブル席のお店。車椅子で利用できます。ダムかつカレーやお蕎麦が自慢です。

「八ッ場食堂」はセルフサービスで食券制のお店です。フラットな店内に可動式のテーブル席があるので、セルフサービスに対応できて、かつ席を選べれば車椅子で利用できます。うどん、そば、かつ丼などがあります。営業は15時までです。

このほかにソフトクリームなどを販売する外売店があります。

売店の横には、ダム建設で活躍した大型重機のタイヤが展示されています。

バリアフリートイレがある24時間トイレ棟と一体になったコンビニ「Yショップ」があります。CVSは24時間営業ではありません。店内は広くはありませんが、車椅子で買い物ができるフラットな構造です。CVSですが、焼きたてパンが自慢で、ここにしかない八ッ場土産なども販売しています。

24時間トイレには、バリアフリートイレが用意されています。

メイン棟の裏側に屋外タイプの無料温泉足湯があります。足湯槽まで多少の段差とデコボコがあります。

そして背もたれのない椅子に腰かけて利用します。短い距離なら自立歩行ができるレベルの身体能力がある人は、利用できます。

足湯から奇岩「丸岩」がよく見えます。戦国時代は砦であったそうです。

また足湯がある施設裏側が八ッ場ダム方面です。道の駅からダムを眺望することが出来ます。

道の駅八ッ場ふるさと館から、ダックツアーが運行されています。

水陸両用バスは道の駅の駐車場に停められています。

道の駅八ッ場ふるさと館はバリアフリー施設です。ダム観光の拠点にも利用して下さい。
吾妻峡の一端を車椅子で楽しめるポイント「十二沢パーキング」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2021年9月に加筆修正しました)