埼玉県の道の駅 全21か所の魅力をまとめて紹介

美味しいものがあり、様々な伝統文化がある彩の国。その魅力に出会える道の駅21か所の特徴をまとめて紹介します。施設の詳細やアクセスはHPなどで確認してください。なお駅名をクリックすると、各施設のバリアフリー情報を紹介するページにリンクします。

道の駅 べに花の郷おけがわ

2025年に開業した道の駅です。高速道路のICに近い幹線道路沿いの立地。アクセスの良さが魅力です。また屋根付き身障者用駐車スペースが5台分もあるバリアフリー施設です。

道の駅 べに花の郷おけがわ

道の駅アグリパークゆめすぎと

農業体験施設として開業した、広い公園スペースと貸農園などの農業ゾーンがある、総面積10万㎡を超える大規模な道の駅です。農産物直売所と食事処などが入る「本館棟」は、杉戸町の姉妹都市豪州「バッセルトン」の農村的なイメージを取り入れた外観デザイン。直売所は地元産の新鮮野菜が豊富に並ぶ、「アグリ」が特徴な大規模施設です。

道の駅アグリパークゆめすぎと

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

千年以上昔から地元に伝わる国重要無形文化財「細川紙」をテーマにした道の駅です。「ふるさと文化伝習館」は和紙や竹籠などの展示館。大きな建物は和紙を製造する道具などが自由に見学できる「和紙製造所」。「特産品販売所」では細川紙が並びます。もう一つのテーマは伝統の蕎麦打ち。「そば打ち体験工房」があり、めん処「すきふね」が営業しています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

道の駅いちごの里よしみ

埼玉県一のイチゴ生産量を誇る吉見町にある、埼玉県で15(いちご)番目に登録された道の駅です。オリジナル商品は「いちごのしずくサイダー」「いちご生どら焼き」、そして「いちごカレーうどん」。夏のかき氷は「雪いちご」。定番の「いちご大福」「いちごソフト」もあります。週末はいつも賑わう人気施設です。

道の駅いちごの里よしみ

道の駅ちちぶ

秩父名物の料理と物産品に出会えるグルメな道の駅です。伝統の手打ち蕎麦、豚肉のみそ漬け、みそポテトに「わらじかつ丼」。物産品では様々なコンニャク、お漬物など。屋台があるのでテイクアウトでも、今の秩父のB級グルメを楽しめます。施設内には名水「ちちぶの水」が汲み放題。安全で美味しい水にも出会えます。

道の駅ちちぶ

道の駅めぬま

旧妻沼町。大規模な無料バラ園がある、「バラの公園」と自称している道の駅です。この地は日本初の女医「荻野吟子」氏の故郷。地元女性だけの会社により施設の運営が始まり、施設内の「にっぽん女性第一号資料ギャラリー」では、様々な分野における「初女性」の写真パネルが展示されています。グルメでは「野菜ジェラート」が人気です。

道の駅めぬま

道の駅おかべ

旧岡部町、現深谷市にあり、利根川の氾濫でもたらされた粘度質の土壌で栽培されたネギや大和芋が特産。収穫期には直売所に「深谷ねぎ」が山のように積まれます。ネギの販売ラックは生産者別。顔が見える新鮮野菜に出会える道の駅です。新店舗「NOLA –深谷のめぐみ食堂」は、ピザ・煮ぼうとう・グリルと新鮮野菜が主なメニューです。

道の駅おかべ

道の駅果樹公園あしがくぼ

朝採れの季節の野菜や果物、季節限定の果樹のジャムなどが美味しい道の駅です。地元の名物、つるつるシコシコの「ずりあげうどん」は「交流施設食堂処」で。地元の醤油をかけ、ネギ、すりゴマ、七味唐辛子など、好みの薬味をかけていただきます。川の流れが見えるデッキがある、休憩ができる広場も整備されています。

道の駅果樹公園あしがくぼ

道の駅あらかわ

奥秩父の荒川上流沿い、山と川につつまれた静かな環境にあります。一番人気は「行者にんにく」。にんにくのような強い香りが特徴の山菜。東北より南では高山でしか自生しない多年草で、収穫できるまで5年はかかる希少種です。そしてここは蕎麦の里。珍しい山の恵みと美味しいお蕎麦が魅力の道の駅です。

道の駅あらかわ

道の駅龍勢会館

旧吉田町に伝わる、手製のロケットを飛ばす伝統神事「龍勢祭り」を紹介する有料施設が「龍勢会館」です。他に秩父事件首謀者である井上伝蔵邸を復元した有料施設「秩父事件資料館」があります。農産物直売所と食事処はありますが、地域の歴史と文化、民俗を知る、郷土資料館のような道の駅です。

道の駅龍勢会館

道の駅童謡のふる里おおとね

利根川に架かる埼玉大橋の近く、大利根地区にあり、数多くの童謡を作曲した下總皖一の故郷。施設名称は「童謡作家の故郷」の「大利根」を意味します。大利根産コシヒカリは地域のブランド米。直売所には地元産の新鮮野菜、季節の果物が豊富に並び、食事処は手打ち蕎麦やうどんが評判。近くにある田舎。美味しいものと出会える道の駅です。

道の駅童謡のふる里おおとね

道の駅かぞわたらせ

2020年4月に「きたかわべ」から名称変更した道の駅です。渡良瀬遊水地に面したスーパー堤防の上、埼玉県、群馬県、栃木県の3県の境界にあり、「三県境ショップ さいぐんと」が営業しています。「スポーツ遊学館」の3Fは展望台で、渡良瀬遊水地の形と同じハート状の巨大なオブジェがシンボルです。

道の駅かぞわたらせ

道の駅かわもと

旧川本町の時代に開業した施設で、現在は深谷市。この地域は農業王国で、JAふかや農産物直売所には、1年を通して地元産の新鮮野菜が並びます。食事処では、市内で生産加工される畜産物を使用した「もつ煮」や「生姜焼き」などが人気。質実剛健でコスパの良い定食が味わえる道の駅です。

道の駅かわもと

道の駅川口・あんぎょう

安行は江戸時代からの植木の里、そして盆栽の町。核施設は「川口緑化センター樹里安」、同一敷地内に「川口市営植物取引センター」がある、地域の緑化産業振興を第一目的にした道の駅です。「川口緑化センター樹里安」は5F構造。1Fの70%は大きな吹き抜け空間で、花・植栽の直売所。屋外の広場も植木などの植栽売場です。

道の駅川口・あんぎょう

道の駅庄和

旧庄和町の伝統文化「大凧」がシンボル。もう一つのシンボル、春日部市民の「クレヨンしんちゃん」家族が出迎えてくれます。大規模なショップがあり、農産物に限らないスーパーのような品ぞろえです。フードコートがあり、屋台が出店。毎日がお祭りのような道の駅です。

道の駅庄和

道の駅はなぞの

関越自動車道、花園ICの近くにあり、住所は深谷市です。深谷市のイメージキャラクターは「ふっかちゃん」。ふっかちゃんグッズが並ぶ「ふっかちゃんミュージアム」がある道の駅です。販売されているグッズは、ぬいぐるみ、キーホルダー、Tシャツ、タオル、ふっかちゃんパッケージの様々な食品など。2021年7月にネットショップが開店しました。

道の駅はなぞの

道の駅みなの

秩父や長瀞に近い皆野町。直売所には野菜、きのこ、漬物、そばやうどん粉、こんにゃくなどの山の産物が並び、食事処では手打ちうどんや地元素材の田舎料理がいただけます。秋には吊るし柿にする渋柿が山のように積まれて販売。山の恵みと食の文化に出会える田舎自慢の道の駅です。

道の駅みなの

道の駅両神温泉薬師の湯

日本百名山の両神山がそびえる旧両神村にある道の駅で、日帰り温泉と直売所があります。裏山は両神国民休養地。直売所には山里の新鮮な産物、桑の実ジャム、手作りコンニャク、平成の名水百選「毘沙門水」、手作りの木工細工など、山村の恵みが並びます。秩父の中心部からバスで45分かかる案内。ここを目的地にした利用者がいる道の駅です。

道の駅両神温泉薬師の湯

道の駅はにゅう

羽生市は利根川沿いにあり、豊かな水と肥沃な大地がある農業王国で、郊外には水田が広がります。直売所では「彩のかがやき」などのブランド米が一番人気。最近の名物は「いがまんじゅう」。朝採れ新鮮野菜も豊富に並びます。もう一つの魅力は、遮るものがない利根川の流れと大きな空。開放的な景観が魅力の道の駅です。

道の駅はにゅう

道の駅大滝温泉

三峰口よりも奥の山中。秩父駅から約22㎞、山梨県境までも約22㎞。埼玉県でもっとも西にある道の駅です。CVSと食事処、そして日帰り温泉と「大滝歴史民俗資料館」があります。民俗資料館は有料で、クマのはく製、山仕事の道具など、大滝地区の自然と民俗に関する展示があります。

道の駅大滝温泉

道の駅おがわまち

和紙工房や伝統工芸品の展示販売施設である「埼玉伝統工芸会館」が核施設。常設展示室では埼玉県指定の伝統的手工芸品、ひな人形、和紙の服などが展示されています。また和紙工房では、和紙製作の実演見学や体験ができます。現在、大規模な再整備計画を検討中で、当初予定では2023年頃のグランドオープンを目指していました。

道の駅おがわまち

彩の国にある20か所の道の駅は、それぞれに個性的な魅力が輝いています。

(本稿は2021年7月に執筆しました)

群馬県 道の駅川場田園プラザ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県川場村にある抜群の集客力を誇る大規模な道の駅です。道の駅に登録されたのは1996年。バリアフリー設計が広がる前の施設なので段差構造箇所が多く、以前は車椅子で利用しにくい施設でしたが、徐々にバリアフリー改修が進んでいます。2021年時点での、車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

道の駅川場田園プラザ

田園のような自然美の中に、数々のショップとグルメ店が営業。自由に遊べる広場もある道の駅です。

道の駅川場田園プラザ

フリーテーブル席や芝生広場でゆっくり寛ぐ。農産物直売所で新鮮野菜、専門ショップでパンやソーセージ、ヨーグルト、そして物産品を買う。蕎麦処や麺処、レストランやピザハウスで美味しいものをいただく。

道の駅川場田園プラザ

水の流れがあり、橋が架かり、鯉が泳ぐ。その景観を楽しむ。

道の駅川場田園プラザ

道の駅川場田園プラザは、多くの観光客を惹きつける人気施設です。

道の駅川場田園プラザ

駐車場の概況です。駐車場が整備されました。P1からP7まであり850台を収容します。人気施設のため満車対策として高速道路SAのようなデジタル掲示板が各所に設置され、駐車場ごとの満車空車リアルタイム情報が電光表示されます。役立つ情報設備がある道の駅です。

道の駅川場田園プラザ

身障者用駐車スペースが大幅に拡充されました。もっとも数多くあるのは正門前のP2です。数えると14台分が横並びで用意されています。他の駐車場にも身障者用駐車スペースがあり、全部で25台分と案内されています。

道の駅川場田園プラザ

バリアフリートイレの状況です。施設内3か所にバリアフリートイレがあります。この内「ファーマーズマーケット」の横のトイレと、「物産センター」横のトイレは、男女別トイレ内にバリアフリートイレが設置されています。異性介護では利用できません。

道の駅川場田園プラザ

ファーマーズマーケット横のトイレの個室スペースは広くはなく、車椅子1台がギリギリで入ります。したがって1人で利用できる車椅子利用者向きのトイレです。「物産センター」横の男子トイレは手動ドアを開けて入ります。

道の駅川場田園プラザ

異性介護で利用できる独立個室があるバリアフリートイレは、P2とP3の中間付近にある24時間トイレ棟にあります。外観よりも内部は綺麗です。

道の駅川場田園プラザ

スペースに余裕がある一般的な仕様のバリアフリートイレです。ウォシュレット付きの便器、オストメイトが備えられています。ユニバーサルベッドはありません。

道の駅川場田園プラザ

施設内の傾斜路と段差の状況です。正面出入口側が低地で、田園プラザの「あそびば」が高地です。したがって「ミート工房」から「ピザハウス」にかけて、または「物産センター」から「ピザハウス」にかけては坂道です。ただしそれほどの急坂ではありません。元気な車椅子利用者と介助者なら通行できます。

道の駅川場田園プラザ

池にかかる太鼓橋は傾斜が緩いので車椅子で通行できます。

道の駅川場田園プラザ

いくつもの施設棟が建ち並ぶ道の駅で、その多くの棟の出入口に段差がありますが、何らかの段差解消改修が施されています。下の写真は人気蕎麦処「虚空蔵」の出入口。正面右側に段差解消スロープが設置されています。

道の駅川場田園プラザ

「ピザハウス」の横の温室がイートインコーナーに活用されています。正面入口は段差がありますが、左側のスロープを上がり、横のドアから出入りすると段差回避できます。

道の駅川場田園プラザ

「田園ベーカリー」と「レストラン武尊」が入る建物の正面入口は段差がありません。

道の駅川場田園プラザ

車椅子での注意点です。最も困るのは「あかくら」から「ファーマーズマーケット」「物産センター」「カワバプレミアム」の店舗前にある、歩道よりも一段高い通路です。

道の駅川場田園プラザ

道の駅川場田園プラザ

長い通路ですが歩道との段差を解消する箇所が少なく、また店舗前通路にはベンチが設置されている部分もあり、ちょっと足を出して座っている人がいると車椅子で通行できません。もちろん混雑していると苦戦します。コロナ対策で入場制限の列ができると、協力していただかないと車椅子では通行できません。全面的に段差解消されることを願います。

道の駅川場田園プラザ

道の駅川場田園プラザ

段差解消設備はあっても、雑な造作でデコボコと小さな段差がある箇所も複数あります。下の写真は「麺屋川匠」のテラス席への出入り箇所です。一見段差解消されていますが、実際に車椅子で通行すると、たいへん苦戦しました。

道の駅川場田園プラザ

ちなみに「麺屋川匠」の正面出入口はフラット構造です。車椅子では正面の利用をお薦めします。

道の駅川場田園プラザ

緑の芝生に数多く設置されるフリーテーブルは、ほとんどが車椅子で利用しにくい固定式テーブル席です。

道の駅川場田園プラザ

休憩スペース「ルーフ」と「ピザハウス」前の広場には、可動式のフリーテーブル席があります。利用しやすい席を選べれば車椅子で利用可能です。

道の駅川場田園プラザ

施設の建設が90年代のため、車椅子からみると気をつけるべき設備や箇所があります。しかし「道の駅川場田園プラザ」は、それを補うほどの魅力がある観光施設です。

群馬県にある道の駅32か所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年7月に執筆しました)

茨城県 道の駅奥久慈だいご 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

袋田の滝がある茨城県大子町の道の駅です。

道の駅奥久慈だいご

開業は1998年で、2021年5月にリニューアルオープンしました。内外装がメンテナンスされて、レンタサイクルステーションが誕生しています。

道の駅奥久慈だいご

駐車場は85台を収容。施設棟よりも低い位置にあります。

道の駅奥久慈だいご

身障者用駐車スペースは屋根なしで2台分用意されています。

道の駅奥久慈だいご

身障者用駐車スペースの横からスロープを上がり施設棟に向かいます。

道の駅奥久慈だいご

スロープを上がると、テント屋根の下に椅子が固定されているフリーテーブルが並んで配置されています。ここでソフトクリームなどのテイクアウト商品をいただくことができます。車椅子では横からの利用になりますが、ややスペースに余裕がないテーブル配置です。

道の駅奥久慈だいご

バリアフリートイレは、24時間トイレ棟と施設棟内に用意されています。トイレ棟は男女別トイレの手前にバリアフリートイレがあります。

道の駅奥久慈だいご

スペースに余裕がある個室で、オストメイトが備えられています。

道の駅奥久慈だいご

屋内トイレは、スペースは少し狭くなりますが、綺麗なウォシュレット付き便器が備えられています。

道の駅奥久慈だいご

施設棟はエレベーターがある2フロア構造。1Fが産直「だいごマーケット」と「だいご味レストラン」など。出入口は改装でバリアフリーになりました。

道の駅奥久慈だいご

2Fは日帰り温泉などです。日帰り温泉は源泉からひいた天然温泉。車椅子のための特別な設備はないようです。

道の駅奥久慈だいご

1Fはひどく混雑していなければ車椅子で問題なく利用できます。情報コーナーはスペースに余裕があります。

道の駅奥久慈だいご

1Fの直売所では、奥久慈の美味しいものに出会えます。特産品はリンゴ。お肉はシャモ。こんにゃく、蕎麦なども特産です。「凍みこんにゃく」はこの地域だけのもの。大子町はお茶の栽培北限の地で、周辺にはお茶畑があります。「奥久慈茶」は自慢のブランドです。

道の駅奥久慈だいご

レストランは、食券式のセルフサービス店。可動式のテーブル席があります。セルフサービスに対応できて、席を選べれば車椅子で利用できます。名産の食材を使用した「奥久慈しゃもソースカツ重」「生ゆば入り塩ラーメン」などを美味しく提供。この自動ドアの先、左側がレストランです。

道の駅奥久慈だいご

「道の駅奥久慈だいご」は、特産の美味しいものが楽しめる道の駅です。

茨城県にある道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年7月に執筆しました)