埼玉県 道の駅ちちぶ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

道の駅ちちぶ

埼玉県秩父市にある道の駅です。羊山公園や市の中心部に近く、幹線道路国道140号線に面した立地。大勢の観光客と地元の人に利用される人気施設です。

道の駅ちちぶ

開業は2001年。屋台やキッチンカーなどが出店します。イメージとしては道の駅というよりも、高速道路のSAのような商業施設です。

道の駅ちちぶ

駐車場の状況です。人気施設なので満車のことが多く、休日はスタッフが誘導しています。身障者用駐車スペースは2台分。メイン棟の前に屋根なしで用意されています。駐車場から施設へは段差のある構造で、車椅子では段差回避箇所を選んで通行します。

バリアフリートイレは、独立棟24時間トイレの男女別トイレ入口にそれぞれ用意されています。入口なので、異性介護でも利用可能です。

道の駅ちちぶ

メイン棟内は、物産館と食事処が入ります。いわゆる農産物直売所はありませんが、仕入れ品の野菜も販売されています。

物産館には秩父のお土産品が並びます。店内のスペースは余裕があり、通路幅も広いので車椅子で買い物ができます。コンニャク、お酒、漬物、お札・・・。多種多様な秩父土産が揃っています。

道の駅ちちぶ

食事処は2店。「秩父そば昌楽」はセルフサービス店。テーブル席やカウンター席でお蕎麦をいただきます。セルフサービスに対応できて、かつテーブル席を確保できれば、車椅子で利用可能です。

「秩父食堂」は郷土料理レストラン。一番人気は「わらじかつ丼」です。一般的な可動式のテーブル席なので、車椅子で利用可能です。

道の駅ちちぶ

屋外に名水「ちちぶの水」があります。無料で汲み放題。大量に持ち帰る人が珍しくありません。少し無理をすれば車椅子から汲むことができます。

道の駅ちちぶ

週末はテントが張られ、様々な特産品がイベント販売されます。道の駅ちちぶは、活気あふれる商業施設です。

(本稿は2021年7月に執筆しました)