埼玉県 道の駅 果樹公園あしがくぼ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県横瀬町の「道の駅果樹公園あしがくぼ」は、2004年に開業した施設で、施設全域にほとんど段差が無い車椅子で利用しやすい道の駅です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

道の駅果樹公園あしがくぼ

○施設の全体概要

立地は西武秩父線の芦ヶ久保駅前、果樹公園エリアへの入口です。

農産物直売所とパン屋、食事処、独立トイレ棟があります。隣接して地域交流施設があり、うどん店とギャラリーなどが入ります。

地域交流施設の前は整備された広場で、屋根付きの広い休憩スペースや、自由に利用出来るテーブルやベンチが配置され、横瀬川の清流の流れを楽しめます。

施設の全体概要

○駐車場のバリアフリー状況

とても目立つ場所に障害者用駐車区画が3台分用意されています。

屋根はありあせんが、スペースに余裕がある使いやすい駐車区画です。

駐車場のバリアフリー状況

トイレ棟、物販施設棟へ段差なく移動できます。

駐車場のバリアフリー状況

「健常者駐車禁止」の大きなサインが掲示されています。

駐車場のバリアフリー状況

○障害者用トイレの状況

トイレ棟の中に、独立個室が1つ、男女別トイレ内に各1つ、障害者用トイレがあります。

今回取材時の状況では、いずれのトイレもウォシュレットなどの付加設備がないシンプルなトイレでした。

障害者用トイレの状況

○農産物直売所のバリアフリー状況

出入口は自動ドアで段差はありません。

売り場は広くはありませんが、店内通路は車椅子で通行できる幅は確保されています。

混雑していなければ、車椅子で買い物が出来るショップです。

果物や山の幸を中心に美味しいものに出会えます。

農産物直売所のバリアフリー状況

○パン屋のバリアフリー状況

農産物直売所に隣接して、パンやクッキーなど菓子類のショップがあります。

農産物直売所よりも小さいショップですが、店内は車椅子で移動できるスペースがあります。今回取材時は、試食が充実していました。

 

○食事処のバリアフリー状況

道の駅の食事処と、交流施設のうどん店の2軒があります。

両店とも店内はフラットでテーブル席なので、概ね車椅子での利用は可能です。ただし車椅子で利用しやすいタイプのテーブルではありません。車椅子の仕様によっては、利用が難しい可能性があります。

うどん店では郷土料理「ずりあげうどん」を提供しています。

食事処のバリアフリー状況

○広場のバリアフリー状況

横瀬川が横を流れる広場は、車椅子で移動できるフラット構造です。

広場のバリアフリー状況

広場のバリアフリー状況

広場のバリアフリー状況

川の流れを楽しむデッキに設置されるテーブルベンチは、車椅子では利用しにくい固定式です。

川の流れを楽しむデッキに設置されるテーブルベンチ

川の流れを楽しむデッキに設置されるテーブルベンチ

「道の駅果樹公園あしがくぼ」は、地元の産物や郷土料理が楽しめる道の駅です。広場は車椅子で利用できます。

埼玉県 道の駅あらかわ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県秩父市の「道の駅あらかわ」は、1987年から供用されている施設で、1993年に埼玉県第一号の道の駅として登録されました。車椅子で快適に利用するポイントを紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

道の駅あらかわ

○施設全体の構成

国道から横道に入った秩父鉄道の線路沿いで、週末は蒸気機関車がすぐ横を通ります。

秩父鉄道の線路沿いで

緩やかな傾斜地に施設があります。傾斜の上から「食事処」「展示館」「農産物直売所」という順番に施設が配置されています。

トイレ棟は「農産物直売所」の裏側にあります。

駐車場は施設の前と、トイレ棟がある裏側の2つに分かれて用意されます。

施設全体の構成

○障害者用駐車区画の状況

「農産物直売所」棟の前に、屋根無しで2台分の障害者用駐車区画が整備されました。この区画は広くてフラットです。

障害者用駐車区画の状況

他に障害者用駐車区画は、施設の前駐車場の中央部に屋根無しで2台分あります。この区画は傾斜面で、舗装路面ですが多少デコボコがあります。

障害者用駐車区画の状況

トイレ棟がある裏側の駐車場にも、屋根無しで1台分の障害者用駐車区画が整備されました。この区画は広くてフラットです。

障害者用駐車区画の状況

○障害者用トイレの状況

トイレ棟は男性用、女性用、そして障害者用と、それぞれが独立棟です。

障害者用トイレの状況

障害者用トイレ棟は、「農産物直売所」棟からもっとも離れた棟に1つあります。

障害者用トイレの状況

もう1つ「展示館」棟の中に障害者用トイレがあります。「展示館」棟内のトイレは、靴を脱いでスリッパで利用します。障害者用トイレの前にもスリッパが置かれています。段差はない構造なので、タイヤを拭いて車椅子のまま利用することは可能です。

今回取材時の状況では、両障害者用トイレとも、ウォシュレットやオストメイトなどの付加設備は何もついていないシンプルな設備でした。

○食事処のバリアフリー状況

「食事処鈴ひろ庵」は、小さな施設ながらコストパフォーマンスが良く人気。うどん類などが自慢のメニューです。店内はやや手狭なテーブル席ですが、なんとか車椅子でも利用できます。

食事処のバリアフリー状況

○展示館のバリアフリー状況

展示館「山里自然館」は、地元の自然や動植物とクラフトワーク系名産品の紹介などがあります。無人・無料の施設で小規模ですが、車椅子で見学できます。

展示館のバリアフリー状況

○農産物直売所のバリアフリー状況

「農産物直売所」も小規模な施設で、店内通路幅に余裕はありません。内部にスロープ箇所がありますが、混雑していなければ車椅子での利用は可能です。

地元産の農産物が並びます。山の恵みが中心です。行者にんにくが名物。そばの名産地なので、そば粉、そば麺、各種そば加工品が充実しています。小さいながらも、魅力的な地元の商品があるショップです。

トイレ棟へは、「農産物直売所」を通り抜けるルートで案内されています。「農産物直売所」棟のトイレ棟側への出入口は、車椅子で通行できますが、やや急なスロープ路です。

農産物直売所のバリアフリー状況

「道の駅あらかわ」の障害者用駐車区画は、ブルーラインで整備された新しい区画を利用すると快適です。施設内通路はやや狭いながら、車椅子での移動は可能です。

埼玉県 道の駅 大滝温泉 車椅子からみたバリアフリー情報

埼玉県秩父市の「道の駅大滝温泉」は、1994年から供用されている施設です。一般的な道の駅とは違い、車椅子での利用は注意すべき点が多々あります。現地の状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

道の駅大滝温泉

○施設の全体概要

大規模な複合施設で、販売センター、食事処、歴史民俗資料館、日帰り温泉という構成で、一つ一つが独立した建物です。

また敷地内に高低差があり、一般ルートでは高地と低地は階段で移動します。

日帰り温泉以外の各施設内に障害者用トイレはなく、低地部の駐車場横にあるトイレ内に障害者用トイレが1つあります。

「道の駅大滝温泉」は、一般的な道の駅のイメージとは異なる施設です。

低地部の駐車場横にあるトイレ内に障害者用トイレが1つ

○販売センターのバリアフリー状況

「大滝特産品販売センター」は、高地部にある施設です。

店舗前に駐車場があり、最も店舗よりに障害者用駐車区画が屋根無しで2台分用意されています。

大滝特産品販売センター

店舗前は階段ですが段差解消スロープがあります。

大滝特産品販売センター

出入口は自動ドアで、気になる段差はありません。

店内の通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。

 

店内の売り場はほぼフラットですが、店舗奥のコーナーは段差がある構造で車椅子では利用できません。

大滝特産品販売センター

車椅子でここから低地にあるトイレや他の施設に移動するには、坂道の車道を通るか、車で低地部の駐車場に移動するか、どちらかの選択になります。

大滝特産品販売センター

○低地部駐車場の状況

トイレ棟は「大滝特産品販売センター」の下にあります。

トイレ棟からみると敷地の反対側に、他の施設が並びます。

低地部駐車場の状況

低地部の駐車場には、障害者用駐車区画がトイレ棟寄りと、日帰り温泉近くの2か所に用意されています。

空いている状況であれば、利用したい施設の近くに駐車すると便利です。

低地部駐車場の状況

○食事処のバリアフリー状況

食事処「郷路館」はウッディーな造りです。食券制テイクアウト方式で、蕎麦など山の田舎料理系メニューが用意されます。

店内の床面はフラットです。テーブル席ですが、テーブルは固定タイプで、車椅子の足がテーブルの下に入り難い、しっかりした構造の木造テーブルです。車椅子で食事が出来るかは、その人の車椅子の仕様によります。

店内の一部は物産販売コーナーになっています。このコーナーの通路幅は狭く、車椅子では通り抜けできない箇所があります。

 

○歴史民俗資料館のバリアフリー状況

大滝歴史民俗資料館は有料の施設です。入館料の障害者減免制度はありません。

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

出入口は手動ドアが2枚ある構造です。床面には気になる段差はありません。

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

ワンフロア構造で館内の常設展示室は1つです。小規模な歴史民俗資料館です。

展示室内はフラットで車椅子での見学は可能です。大滝の自然と民俗に関する展示があります。

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

大滝歴史民俗資料館

大滝歴史民俗資料館

館内のトイレは男女別の和式です。障害者用トイレはありません。

大滝歴史民俗資料館

○日帰り温泉のバリアフリー状況

「大滝温泉 遊湯館」は自分では利用してはいません。スタッフにヒアリングした状況を紹介します。

出入口はスロープがあり車椅子での入館は可能です。

利用料の障害者減免制度があり、等級により半額までの減免措置があるそうです。

館内に障害者用トイレは1つあります。

岩風呂など、館内で階段を利用する施設があるそうです。

また休憩室は和室ということです。

大滝温泉

「道の駅大滝温泉」は、車椅子での利用は簡単ではありません。ご自身やご家族の障がいの状況に応じて、無理なく利用して下さい。