埼玉県 道の駅 大滝温泉 車椅子からみたバリアフリー情報

埼玉県 道の駅 大滝温泉 車椅子からみたバリアフリー情報

埼玉県秩父市の「道の駅大滝温泉」は、1994年から供用されている施設です。一般的な道の駅とは違い、車椅子での利用は注意すべき点が多々あります。現地の状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

道の駅大滝温泉

○施設の全体概要

大規模な複合施設で、販売センター、食事処、歴史民俗資料館、日帰り温泉という構成で、一つ一つが独立した建物です。

また敷地内に高低差があり、一般ルートでは高地と低地は階段で移動します。

日帰り温泉以外の各施設内に障害者用トイレはなく、低地部の駐車場横にあるトイレ内に障害者用トイレが1つあります。

「道の駅大滝温泉」は、一般的な道の駅のイメージとは異なる施設です。

低地部の駐車場横にあるトイレ内に障害者用トイレが1つ

○販売センターのバリアフリー状況

「大滝特産品販売センター」は、高地部にある施設です。

店舗前に駐車場があり、最も店舗よりに障害者用駐車区画が屋根無しで2台分用意されています。

大滝特産品販売センター

店舗前は階段ですが段差解消スロープがあります。

大滝特産品販売センター

出入口は自動ドアで、気になる段差はありません。

店内の通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。

 

店内の売り場はほぼフラットですが、店舗奥のコーナーは段差がある構造で車椅子では利用できません。

大滝特産品販売センター

車椅子でここから低地にあるトイレや他の施設に移動するには、坂道の車道を通るか、車で低地部の駐車場に移動するか、どちらかの選択になります。

大滝特産品販売センター

○低地部駐車場の状況

トイレ棟は「大滝特産品販売センター」の下にあります。

トイレ棟からみると敷地の反対側に、他の施設が並びます。

低地部駐車場の状況

低地部の駐車場には、障害者用駐車区画がトイレ棟寄りと、日帰り温泉近くの2か所に用意されています。

空いている状況であれば、利用したい施設の近くに駐車すると便利です。

低地部駐車場の状況

○食事処のバリアフリー状況

食事処「郷路館」はウッディーな造りです。食券制テイクアウト方式で、蕎麦など山の田舎料理系メニューが用意されます。

店内の床面はフラットです。テーブル席ですが、テーブルは固定タイプで、車椅子の足がテーブルの下に入り難い、しっかりした構造の木造テーブルです。車椅子で食事が出来るかは、その人の車椅子の仕様によります。

店内の一部は物産販売コーナーになっています。このコーナーの通路幅は狭く、車椅子では通り抜けできない箇所があります。

 

○歴史民俗資料館のバリアフリー状況

大滝歴史民俗資料館は有料の施設です。入館料の障害者減免制度はありません。

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

出入口は手動ドアが2枚ある構造です。床面には気になる段差はありません。

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

ワンフロア構造で館内の常設展示室は1つです。小規模な歴史民俗資料館です。

展示室内はフラットで車椅子での見学は可能です。大滝の自然と民俗に関する展示があります。

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

歴史民俗資料館のバリアフリー状況

大滝歴史民俗資料館

大滝歴史民俗資料館

館内のトイレは男女別の和式です。障害者用トイレはありません。

大滝歴史民俗資料館

○日帰り温泉のバリアフリー状況

「大滝温泉 遊湯館」は自分では利用してはいません。スタッフにヒアリングした状況を紹介します。

出入口はスロープがあり車椅子での入館は可能です。

利用料の障害者減免制度があり、等級により半額までの減免措置があるそうです。

館内に障害者用トイレは1つあります。

岩風呂など、館内で階段を利用する施設があるそうです。

また休憩室は和室ということです。

大滝温泉

「道の駅大滝温泉」は、車椅子での利用は簡単ではありません。ご自身やご家族の障がいの状況に応じて、無理なく利用して下さい。