やんば天明泥流ミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

2021年4月開館。群馬県長野原町の吾妻川沿い、八ッ場ダムの近くにあるミュージアムです。

1783年、江戸時代の天明3年に浅間山が大噴火。吾妻川に泥流が流れ込み、流域の村々を襲い、約1,500人の犠牲者がでる惨事となりました。流域は岩石、泥、瓦礫などにより、3ⅿから4ⅿの土砂に埋まり、遺体や家財道具などが東京湾や利根川河口の銚子に流れ着いたと伝えられています。これが「天明泥流」です。

八ッ場ダム建設工事に伴い、1994年から26年間にわたり、大規模な発掘調査が行われ、縄文時代から江戸時代までの遺跡が重層的に発見されました。「天明泥流」を中心に調査の成果を紹介し、当時の状況を体感する施設が「やんば天明泥流ミュージアム」です。

アクセスは車が便利です。来館者用の無料駐車場があり、身障者用駐車スペースが2台分用意されています。

やんば天明泥流ミュージアム

駐車場からミュージアムに向かいます。「やんば天明泥流ミュージアム」は傾斜地にあるので、駐車場からエントランスまでアップダウンがあります。

やんば天明泥流ミュージアム

車椅子利用で気を付けるポイントはこの区間です。階段路を回避するスロープが設置されています。スロープ路に入る手前の路面の傾斜が見た目よりも急です。車椅子は後ろ向きで下りることをお薦めします。帰りも同じルートなので、短い距離ですが急坂を上がることになります。

やんば天明泥流ミュージアム

エントランス手前の左側に建つのは、明治44年築の小学校の旧校舎です。八ッ場ダム水没地から移転されました。

やんば天明泥流ミュージアム

旧校舎は無料公開施設で、内部には旧小学校関連資料及び町の郷土資料などが展示されています。

やんば天明泥流ミュージアム

入口に段差があり、靴を脱いでスリッパに履き替えて見学します。段差回避スロープは無く、旧小学校は車椅子での内部見学は出来ません。

やんば天明泥流ミュージアム

ミュージアムの内部はバリアフリー仕様。エントランスは幅広い自動ドアです。

やんば天明泥流ミュージアム

入館すると総合案内があります。「やんば天明泥流ミュージアム」は有料施設ですが、入館料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が半額に減免されます。一般入場券は自動販売機で購入しますが、障がい者減免措置を受ける場合は、総合案内のスタッフに障害者手帳を提示して、現金で支払います。

やんば天明泥流ミュージアム

見学ルートの最初は「天明泥流体感シアター」の鑑賞です。天明時代の吾妻川流域に生きた村民の日常生活と、浅間山の噴火、そして天明泥流に襲われるまでを、10分超の映像で再現します。大画面があるシアターに、動かせるクッションシートが配置されている構造なので、好きな場所から車椅子で鑑賞できます。スタッフの誘導に従い、鑑賞してください。良く出来た作品です。これを見ると天明泥流の理解が深まります。

やんば天明泥流ミュージアム

次に展示室に向かいます。入口は自動ドア、展示室内は段差のないバリアフリー仕様です。

やんば天明泥流ミュージアム

最初の展示は「ガイダンス」、そして「よみがえる人々のくらし」と続き、天明泥流の全体概要、発掘された江戸時代の生活道具などが展示解説されています。

やんば天明泥流ミュージアム

次の展示は「うばわれた日常」。天明泥流の被害の凄まじさが理解できる出土品や古記録が展示解説されます。

やんば天明泥流ミュージアム

そして「災害の記憶」。先人たちが後世に伝えた、災害の記憶が紹介されます。

やんば天明泥流ミュージアム

最後が「テーマ展示室」。出土した土器や石器の展示により、古代からの八ッ場地域の歩みを解説します。

やんば天明泥流ミュージアム

展示室を退室したところに、バリアフリートイレが用意されています。スペースに余裕がある個室で、設備はフル装備です。ユニバーサルベッドはありません。

やんば天明泥流ミュージアム

「やんば天明泥流ミュージアム」はコンパクトな施設ですが、噴火による大災害の実際を深く理解できるミュージアムです。車椅子はエントランス手前の傾斜箇所だけは、慎重に移動してください。

八ッ場ダムに隣接した「道の駅八ッ場ふるさと館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2021年9月に執筆しました)

原美術館ARC 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

群馬県渋川市、伊香保温泉に近く、伊香保グリーン牧場と隣接する地にある美術館です。1988年に、東京品川の原美術館の「別館ハラミュージアムアーク」として開館。2021年1月に原美術館が閉館となり、新たに両美術館のコレクションと活動を集約した「原美術館ARC」として、2021年4月に始動しました。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

原美術館ARC

徒歩圏に駅はありません。バス利用の場合、伊香保温泉行バス停「グリーン牧場前」下車徒歩5分の案内です。

車の場合は50台を収容する来館者用の無料駐車場を利用します。駐車場には幅広い身障者用駐車スペースが屋根なしで5台分用意されています。

原美術館ARC 

入館料は建物内ではなく、美術館の敷地入口にある小屋のようなチケットセンターで支払います。車の場合は、このセンターの横にいったん停車します。

原美術館ARC

コロナ対策として、チケット購入前にスタッフが車に来て、入館希望者全員の検温を行います。そのうえで簡単な記帳を車内で行います。

そして代表者が記帳したシートを持参し、チケットセンターに徒歩で移動して、チケットを購入します。バス停から徒歩の場合は、全員でチケットセンターに行きます。

屋外展示があるため、敷地の入口でチケット販売をしないと管理ができないために考案された支払い方法だと思われます。

入館料の障がい者減免制度の詳細がHPで開示されていませんが、原美術館ARCとしての最初の展示会「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」展は、障がい者本人の入館料が半額に減免されました。チケットセンターで障害者手帳等を提示して減免措置を受けます。

美術館の全体概要です。広大な敷地の緩やかな傾斜地に建つ美術館です。舗装された通路は傾斜がありますが、車椅子で移動できます。段差箇所もありますが、段差を回避して移動できるルートが確保されています。駐車場の横に全体概要が分かる「エリアガイド」が掲示されています。

原美術館ARC

建物は磯崎新氏の設計。黒い色調の木造建築です。中央部にあるピラミッド型の屋根が「ギャラリーA」で、その両翼にシンメトリーに「ギャラリーB」と「ギャラリーC」が配置されます。

原美術館ARC

建物の約半分は、広大な屋根付き木造テラスで、その先に書院造のような特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」があります。

原美術館ARC

メイン棟の中にミュージアムショップ。離れの別棟で「カフェダール」が営業しています。

屋外にも複数のアートを展示。なかでもオラファーエリアソンの作品は注目です。

原美術館ARC

舗装通路を通り車椅子で美術館内に進みます。ハート形のオブジェはジャン=ミシェル オトニエル作「Kokoro」。原美術館ARCのシンボルです。

原美術館ARC

正面入口までフラットな通路が続きます。

原美術館ARC

そのまま館内に入り、振り返るとハートの「Kokoro」バックは伊香保グリーン牧場になります。

原美術館ARC

正面入口先の壁面にアートが展示されています。

原美術館ARC

その反対側がミュージアムショップ。今回取材時は、車椅子をみて、スタッフが両ドアを開けていただけました。大きなお店ではありませんが、来店者が少ない状況であれば、車椅子で店内移動は可能です。

原美術館ARC

下は正面から右側をみた写真です。左側の通路奥にアート作品とバリアフリートイレがあります。その先にある吹き抜け空間の両サイドは、屋外型アートが展示されています。

原美術館ARC

下の写真がバリアフリートイレへの通路の入口です。

原美術館ARC

トイレ内のスペースは余裕がありませんが、一般的な車椅子は入ります。オストメイト装置が備えられています。

原美術館ARC

そしてバリアフリートイレの横にアート「輪舞」があります。ドアを開けるとこのようなシーンが見えます。通路幅が狭いので、車椅子でドアの正面に回転できるかは微妙です。大きな車椅子は斜めから鑑賞することになります。

原美術館ARC

そして一拍おいて音楽とともにアートの展示が始まります。

原美術館ARC

吹き抜け空間の両サイドの屋外型アートです。一つは日本列島をモチーフにしたアート。

原美術館ARC

もう一つは、このようなカラーデザインのアートです。

原美術館ARC

ミュージアムショップの先に進むとABC3つのギャラリーがあります。ギャラリーAの手前にある受付カウンターで、チケットを提示します。

原美術館ARC

受付の先に、各地の企画展のパンフレットなどがある情報コーナーがあります。狭いスペースですが、車椅子で利用できます。一般トイレはこの横です。

原美術館ARC

各ギャラリーの出入口は手動ドアです。ABC各ギャラリーのドアは、車椅子で通行できる幅があります。段差はありません。

原美術館ARC

今回取材時は、車椅子をみて、スタッフがドアを開閉していただけました。

原美術館ARC

ギャラリー内はフラットの構造で、車椅子で問題なく鑑賞できます。

原美術館ARC

3つのギャラリーは、屋外展示物などがある芝生広場に向かう、開放的な空間に配置されています。

原美術館ARC

ギャラリーとは反対側にある特別展示室「觀海庵」に向かいます。大きなテラスのような空間を通ります。外からみると下の写真のような構造。右側のピラミッド屋根が「觀海庵」です。

原美術館ARC

下の写真は内側からみた風景です。吹き抜けの枠から一枚の絵のように赤城山方面を眺望します。

原美術館ARC

「觀海庵」の入口も手動ドアです。ここには通常スタッフがいないので、自分でドアを開閉する必要があります。

原美術館ARC

手動ドアの先にある庵への入口。ここは自動ドアです。このドアの先にスタッフがいるので、チケットを提示して入室します。庵内は書院造のような設計でフラットな構造、車椅子で観覧できます。多様な展示スタイルが可能な構造です。

原美術館ARC

「觀海庵」側の芝生広場に展示されているオラファーエリアソン作「SUNSPASE FOR SHIBUKAWA」まで、芝生広場内に舗装通路があり車椅子で移動できます。ドーム内部に入り、天井部に設置されたプリズムレンズを通じて、太陽の軌道を視覚的にとらえるアートです。

原美術館ARC

ドアは車椅子で入ることができる幅があります。内部は季節、時刻、気象によってダイナミックに変化する空間です。

原美術館ARC

その他の屋外展示物とカフェのバリアフリー状況です。ギャラリーから芝生広場への通路には段差があります。

原美術館ARC

舗装通路につながる箇所にも段差回避スロープはありません。車椅子では正面から出て、ギャラリー側の芝生広場に向かいます。

原美術館ARC

ギャラリー側の芝生広場にはカフェと複数の屋外アートがあります。広い芝生広場な内を車椅子で散策できる舗装通路が整備されています。

原美術館ARC

下の写真の別棟が「カフェダール」。段差がない構造なので、車椅子で利用できます。

原美術館ARC

アンディウォーホールがデザインした缶詰。

原美術館ARC

鉄のアート。

原美術館ARC

生垣と同期したステンレスアート。

原美術館ARC

このような屋外アートを車椅子で鑑賞できます。

原美術館ARC

原美術館ARCは、車椅子で鑑賞できるバリアフリー美術館です。車椅子では天候が安定している日の来館をお薦めします。

伊香保町の水澤寺、通称「水澤観世音」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年9月に執筆しました)

群馬県の道の駅 全33か所の魅力をまとめて紹介

温泉、深山、渓谷、清流、湖などの恵まれた自然と、古くからの人々の生活の歴史が刻まれた群馬県は、様々なタイプの道の駅が県内随所にある道の駅王国です。群馬県の道の駅33か所をまとめて紹介します。施設の詳細やアクセスはHPなどで確認してください。なお駅名をクリックすると、各施設のバリアフリー情報を紹介するページにリンクします。

道の駅まえばし赤城

前橋市に2023年3月開業した大型施設。キャッチコピーは「プレミアムな道の駅」で7万㎡を超える広い敷地に20以上のショップが営業しています。車椅子で快適に利用できる大型バリアフリー施設です。

道の駅まえばし赤城

道の駅たくみの里

旧三国街道須川宿を中心にした330haの須川平に、竹細工、和紙などの体験施設や物販店が28軒、飲食店が21軒、農園など20軒が営業。そして「野仏めぐり」「史跡めぐり」「温泉めぐり」ができる「たくみの里」。その玄関口に「たくみ市場」「里山食堂たくみカフェ」とトイレ棟があります。日本の原風景「里山」全体がフィールドの道の駅です。

道の駅たくみの里

道の駅霊山たけやま

標高789ⅿ、死者の霊が集まる嵩山の麓にあります。山中に神と天狗が住み、死者を悼む石仏「嵩山三十三番観世音」が点在する霊山を背にし、嵩山を御神体とする「親都神社」が正面に鎮座します。霊山嵩山は「胎内くぐり」があるハイキングコースがあり、その拠点になります。古代から人々の信仰をあつめる聖山の霊気を肌で感じる道の駅です。

道の駅霊山たけやま

道の駅甘楽

住所は甘楽町小幡。鎌倉時代からの歴史がある城下町小幡の観光拠点で、江戸時代の名主の古民家が移築されています。その和風テイストの中で、イタリアチェルタルド市と姉妹都市であるため、日本でここにしかないワインやオリーブオイルなどを販売、フードコートには巨大な石窯があり地粉ピザが名物。和洋折衷が面白い道の駅です。

道の駅甘楽

道の駅川場田園プラザ

年間来場者数190万人と公表する大規模複合施設。川が流れ田園が佇む園内には、様々なタイプのショップ&レストランがあり、リピーターを惹きつけます。高品質なKAWABAブランドのオリジナル商品を次々に開発。社員研修でディズニーリゾートに行き、接客の神髄に触れる。継続的な設備投資により、訪れるたびに進化がある道の駅です。

道の駅川場田園プラザ

道の駅みなかみ水紀行館

利根川の上流、名勝諏訪渓沿い、谷川岳の南側にある道の駅です。施設に隣接する川沿いの公園は「清流公園」。施設内にはミニ水族館「水産学習館」があります。ショップではオリジナル商品「水上の水」を販売。一番人気商品は利根川清流仕込み「川海苔の佃煮」。諏訪渓大橋から飛び込む「みなかみバンジー」にも近い道の駅です。

道の駅みなかみ水紀行館

道の駅くろほね・やまびこ

黒保根町の道の駅で、渡良瀬渓谷沿いの山中にあります。無駄な演出がない質実剛健な建物の中で、山の恵みに出会えます。食事処は高い天井に太い柱と梁がはしる重厚な木造建築。巨木から切り出されたテーブルと丸太椅子の席は趣があります。地粉うどんは迫力ある太麺。十割蕎麦は限定品。山菜の天ぷらが美味しいお店です。

道の駅くろほね・やまびこ

道の駅ららん藤岡

大規模な商業施設で、道の駅というよりもモールです。「欧州食堂バンデミュール」は上州牛のビーフシチューなど。韓国料理の「ソムシバン」は、地元の野菜をつかったビビンバ専門店。「さかな屋すし魚健」は高崎の魚市場から仕入れた鮮魚を使用。「肉の駅ららん店」では、オーダーしてから揚げるコロッケやトンカツなどをテイクアウトできます。

道の駅ららん藤岡

道の駅尾瀬かたしな

北は尾瀬、南は赤城山、東は日光白根山、西は武尊山に囲まれた大自然の真ん中、標高813ⅿにある道の駅です。片品村の澄んだ空気と清らかな水がもたらす、豊かな産物に出会えます。名水が流れ出る湧水コーナーは汲み放題。北向きの展望テラスには源泉かけ流しの足湯があり、正面に尾瀬アヤメ平などの稜線を眺望します。

道の駅尾瀬かたしな

道の駅八ッ場ふるさと館

昭和42年から建設が始まった八ッ場ダムが完成しました。人造湖「八ッ場あがつま湖」の湖畔にある道の駅です。屋外に足湯があり、奇岩「丸岩」を見上げることができます。売店の横にはダム建設で活躍した大型重機のタイヤを展示。食事処の定番メニューはダムカレー。50年の歳月と5,320億円の工費をかけたダムを見下ろす道の駅です。

道の駅八ッ場ふるさと館

道の駅こもち

旧「子持村」にある道の駅です、北側に子持山がそびえ、子持神社が鎮座します。特産はコンニャク。「こんにゃくの里こもち」と自称しています。食事処では、上州豚のモチモチかつ丼、赤城牛牛丼、赤城牛ビーフカレーなど、地元ブランド食材のメニューが提供されます。地場産品にこだわる正統派の道の駅です。

道の駅こもち

道の駅あぐりーむ昭和

赤城山の北西面に広がる昭和村は「やさい王国」を自称する農業エリア。農産物直売所には、地元産の美味しい野菜が並びます。屋内型の天然足湯は、靴を脱いで上がるフローリング施設。寝転んではいれる足湯、とPRしています。食事処は2軒あり、昭和村の伝統料理「大根そば」などをいただけます。

道の駅あぐりーむ昭和

道の駅うえの

上野村の総力を結集してリニューアルした道の駅です。神流川沿いの「うえのテラス」では手ぶらでバーベキュー。レストランでは特産の「いのぶた」料理。ショップでは「十石みそ」や新鮮野菜。「ウッディー上野村・銘木工芸館」では、地場産業の林業、木工に親しめます。人口1,200人の上野村の魅力を「ぎゅっと!」詰め込みました。

道の駅うえの

道の駅おのこ

渋川市の北西部「小野上(おのがみ)地区」にある道の駅です。漢字表記では小野子。山林が70%を占めるエリアですが、100名以上の生産者が、野菜や果樹、キノコなどを栽培して出荷しています。農産物直売所とお食事処がある、良い意味で素朴という形容が似合う、山を背景にして建つシンプルな施設です。

道の駅おのこ

道の駅玉村宿

キャッチコピーは「笑顔と木のぬくもりに包まれる道の駅」。建物の外観色はピンク系で、木材が強調された内装が素敵です。トイレ棟の外壁には、地元の女子大生がデザインした、かわいらしい壁画が描かれています。群馬県食肉卸売市場の直営店「売店・肉の駅」は、「上州牛」「上州麦豚」の専門店。揚げたてのコロッケをいただけます。

道の駅玉村宿

道の駅しもにた

特産はコンニャク、そして下仁田ネギの生産地です。芝生広場の前には、記念撮影用の下仁田ネギとコンニャクの像が用意されています。11月から1月のネギの季節は施設の様相がかわり、特設スペースは贈答用の宅配も受け付ける下仁田ネギ専用の販売所に。そしてフードコートでは、下仁田ネギラーメンなどを提供。冬に輝く道の駅です。

道の駅しもにた

道の駅オアシスなんもく

下仁田駅から清流南牧川沿いに南西へ約6㎞。他に商業施設は何もない道沿いに現れる道の駅です。食堂には川を眺めるテラス席があり、カレーやうどん、そばなどのメニューが提供されます。物販コーナーは「農林産物直売所」。木工品や天然砥石などが並びます。コンパクトな施設ですが、名称通り、山中の貴重なオアシスです。

道の駅オアシスなんもく

道の駅上州おにし

石材の産地として有名な旧鬼石町の道の駅です。廃校になった小学校に建つ施設で、校舎が崩れそうな状態で残置されています。その横には、竪穴式住居遺跡保存施設「譲原石器時代遺跡住居跡」があり見学可。施設棟の1Fには、鬼石名産「三波石」を紹介する郷土資料館のようなコーナーがあります。他に類のない、不思議で個性的な道の駅です。

道の駅上州おにし

道の駅万葉の里

たびたび関東一の清流に認定される神流川沿いにあり、眼下の清流を見下ろすウッドデッキがある道の駅です。デッキは屋根付きでフリーテーブルを配置。テイクアウトコーナーではソフトクリームなどが販売されています。食事処の人気メニューは、地粉の手打ち蕎麦。直売所では高品質なオリジナルブランド豆腐を買い求めることができます。

道の駅万葉の里

道の駅くらぶち小栗の里

旧倉渕村は、東は榛名山の麓から西は軽井沢町に接する農業が盛んなエリア。一日の寒暖差が大きく、冬季の降雪は少ない気候で、美味しい農産物に恵まれます。その倉渕地区の美味しいものに出会える道の駅。施設としては小型ですが、直売所では新鮮野菜や「はんでえ米」が人気、食事処は郷土料理「おきりこみ」が一番人気です。

道の駅くらぶち小栗の里

道の駅おおた

常設の食事処やテイクアウトコーナーが無い施設で、そのかわりに複数のキッチンカーが並ぶ「ケータリングカービレッジ」があり、「群馬の焼き饅頭」「太田ご当地焼きそば」「上州もつ煮ぼと」などのご当地B級グルメが楽しめます。車中泊を積極的に受け入れるRVパークに登録。車の街太田らしい道の駅です。

道の駅おおた

道の駅みょうぎ

日本三大奇勝、妙義山を仰ぎ見る道の駅です。施設の建物は幾つもの三角屋根が並ぶ凝った設計で、妙義山の奇観に映える建築デザイン。春の桜、秋の紅葉シーズン、そして冬の妙義山の迫力も魅力。四季折々の妙義山の景色を堪能できます。国重要文化財「妙義神社」の参拝拠点でもある道の駅です。

道の駅みょうぎ

道の駅あがつま峡

名勝吾妻渓の観光拠点となる施設です。廃線を利用した自転車型トロッコ「アガッタン」が運行。延長900ⅿの「八丁暗がり」の絶景を満喫。吾妻渓観光の後は、天然温泉を楽しめます。日帰り温泉「天狗の湯」には、内風呂・露天風呂付きの「貸切個室」があり、予約できます。一日遊べる道の駅です。

道の駅あがつま峡

道の駅中山盆地

「県立ぐんま天文台」がある高山村の道の駅です。日帰り温泉と宿泊できるコテージを併設した施設で、満点の星空を楽しめます。夏場は高台にある道の駅から見下ろす田んぼアートが名物。子供向け大型遊具がある「ふれあいパーク」もあります。産直ショップに立ち寄りというよりも、一泊して昼も夜も楽しみたい道の駅です。

道の駅中山盆地

道の駅ふじみ

赤城山麓の富士見町にある道の駅です。公園、日帰り温泉とレストラン、農産物直売所とテイクアウトコーナーがあり、外で遊び、お風呂に入り、食事をして、買い物のあと、おやつをいただくのがフルコース。道の駅お薦めの群馬ソウルフードは「焼き饅頭」。甘味噌を塗って焼く、熱々のおやつです。

道の駅ふじみ

道の駅月夜野矢瀬親水公園

復元施設がある縄文時代の「矢瀬遺跡」は見ごたえ十分。利根川上流沿いの「矢瀬親水公園」は、ジャブジャブ池や大型遊具などがある広い公園。遺跡と公園が主役の道の駅です。そして道の駅らしい、農産物直売所と軽食コーナーがある施設は「月夜野はーべすと」。高原での夏の一日を家族で楽しく過ごせる道の駅です。

道の駅月夜野矢瀬親水公園

道の駅白沢

片品川沿いにある白沢高原の山々を眺望する日帰り温泉が核施設。お洒落な設計のお風呂、展望レストランなどある人気温泉です。他に大型の直売所「座・白沢」とソフトクリーム販売所があり、こちらも人気です。沼田ICから近く、冬季は近隣のスキー場からの帰り客で賑わう道の駅です。

道の駅白沢

道の駅赤城の恵

紫陽花の名所、荻窪公園にある道の駅です。6月がベストシーズン。16,000株の紫陽花が咲き、そして夜には蛍が舞う公園です。情報発信館は「赤木の恵」。農産物直売所の名称は「味菜(あじさい)」です。日帰り温泉「あいのやまの湯」は、アミューズメントプールがある施設。家族連れが遊べる人気の天然温泉です。

道の駅赤城の恵

道の駅六合

温泉が中心の道の駅です。「お宿花まめ」は風情のある本格的な温泉宿。その付属施設のような日帰り温泉が「応徳温泉くつろぎの湯」。無料で利用できる足湯もあります。商業施設棟は「六合観光物産センター」、「六合の郷しらすな」、「お休み処くに」。道の駅ですが、秘境、秘湯の雰囲気がある山中の温泉です。

道の駅六合

道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡

赤城山を背景とする大きな風車がシンボル。訪れる人を惹きつける風景です。道の駅ですが、本当に牧場がある施設で、牛、ポニー、羊などが牧草地で飼育されています。もちろん駐車場、トイレ、ショップ&レストランがある施設。気軽に手軽に利用できる、風光明媚な大きな山麓公園です。

道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡

道の駅富弘美術館

商業ゾーンは「草木ドライブイン」、文化ゾーンが「富弘美術館」。美しい自然に包まれた草木湖畔にある道の駅です。事故により手足の自由を失った星野富弘氏の作品が展示される美術館は、大小合わせて8つの展示室があり、カフェや休憩室の窓から湖の景観を眺望し、周囲は散策路が整備された、風光明媚な素敵な文化施設です。

道の駅富弘美術館

道の駅よしおか温泉

運動公園には「ケイマンゴルフ」「パークゴルフ」「グラウンドゴルフ」のコースと、2面のテニスコート。レストランがある日帰り温泉は、地下1300mから汲み上げたアルカリ源泉の「リバートピア吉岡」。そして物産館「かざぐるま」があります。スポーツ、買い物、お風呂に食事。休日の一日を丸ごと過ごせる道の駅です。

道の駅よしおか温泉

道の駅草津運動茶屋公園

ベルツ記念館はオリジナル化粧品やオシャレ小物の「ミュージアムショップ」、ひもかわうどんやソフトクリームをいただく「軽食喫茶コーナー」、草津銘菓などが並ぶ「ロマンチックショップ」、地酒・地ビールなどの「特産ショップ」、そして観光案内所があります。草津温泉の玄関口にある、草津土産と観光情報が全てそろう道の駅です。

道の駅草津運動茶屋公園

豊かな自然と美味しいものがある群馬県の道の駅は、それぞれが時間をかけて楽しみたい個性的な魅力に輝いています。

(本稿は2021年9月に執筆しました)