千葉県道の駅バリアフリー情報~山武・長生・夷隅エリア編~

「道の駅」は車椅子で利用出来る施設です。しかし現地のバリアフリー状況はそれぞれ。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

本稿は千葉県の山武・長生・夷隅エリア(大網白里市、九十九里町、山武市、芝山町、東金市、横芝光町、一宮町、白子町、長生村、長南町、長柄町、睦沢町、茂原市、いすみ市、大多喜町、御宿町、勝浦市)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。

道の駅みのりの郷東金」(東金市)

2014年から一部は営業していますが、道の駅として全面開業したのは2015年です。農産物直売所と花木売場、レストランで構成されます。コンセプトは「人・もの・情報が行き交う。東金市民のリフレッシュ空間」です。

千葉県「道の駅みのりの郷東金」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

身障者用駐車区画は4台分。バリアフリートイレは独立棟トイレに一つ用意されます。施設全般バリアフリーで、車椅子での利用に大きな問題はありません。

千葉県「道の駅みのりの郷東金」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

産物直売所は「東金マルシェ」。幅広通路でバリアフリーなショップです。扱い商品は地場産品比率が高く、価格設定も適正です。

例えば千葉名産品の「みそピーナッツ」は、容器の形状、内容量、生産者がいろいろあり、選ぶ楽しみがあります。ピーナッツや野菜類だけでなく、乳製品や鶏卵なども充実しています。

千葉県「道の駅みのりの郷東金」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

屋外の花木売場は「緑花木市場」。全域がほぼバリアフリーです。その名通り植木を中心にした植栽、ハウス内のお花、野菜の苗、そして造園用の石や置物などが配置されています。この地は元々、植栽や庭園造営関係の施設だったところです。

千葉県「道の駅みのりの郷東金」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

独立棟レストランは「リストランテ とっチーノ」。店内はフラットでスペースの余裕があり、可動式のテーブルと椅子席を配置。車椅子での利用は可能です。地場の野菜を活かしたパスタ料理などがメインメニューです。

千葉県「道の駅みのりの郷東金」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「東金マルシェ」が入るメイン棟の中には、アイスなどのテイクアウトショップと、車椅子で利用できるフリーテーブル席があります。

千葉県「道の駅みのりの郷東金」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

道の駅風和里(ふわり)しばやま」(芝山町)

道の駅登録は2011年ですが、供用開始は2008年です。場所は成田空港のすぐ近くで、2014年に同じ経営母体が運営する同名の「空の駅風和里」が、直線距離で3kmの近所にオープンしました。成田周辺の道を走っていると、「空の駅」「道の駅」それぞれの案内板があります。

道の駅風和里しばやま

身障者用駐車区画は2台分。バリアフリートイレは一つ用意されます。施設全域、ほぼ段差の無い構造で、車椅子で利用しやすい施設です。

道の駅風和里しばやま

道の駅風和里しばやま

産直ショップ、喫茶、観光情報センターで構成される施設で、自由に利用できる芝生広場が整備されています。

道の駅風和里しばやま

産直ショップの通路幅は並みで、混雑していなければ車椅子での買い物は可能です。直売所の商品は、芝山町の約300人の会員が生産する地場ものが中心です。

道の駅風和里しばやま

喫茶・軽食コーナーはフラットで可動式のテーブルと椅子を配置。車椅子での利用は可能です。ソフトクリームが人気です。

道の駅風和里しばやま

芝山は「はにわ博物館」まである「はにわ」の町です。「道の駅風和里しばやま」が面している県道62号線は、通称「はにわ道」。九十九里から成田空港までを結び、そのところどころに人間の等身大程度の大きさの「はにわ」が設置されています。

道の駅むつざわ つどいの郷」(睦沢町)

道の駅登録は2004年ですが、供用は2002年。2019年に新築移転し、全く新しい施設に生まれ変わりました。現在の正式な施設名称は「むつざわスマートウェルネスタウン・道の駅・つどいの郷」です。

千葉県の道の駅 むつざわ つどいの郷 バリアフリー情報

メイン棟には、産直ショップ「つどいの市場」、日帰り温泉「むつざわ温泉つどいの湯」、レストラン「トラットリア・ドゥーエ」が入ります。

千葉県の道の駅 むつざわ つどいの郷 

道を隔てた区画は「オリーブの森」で、BBQやドッグランなどアウトドア系の施設があります。

そして住宅街「むつざわスマートウェルネスタウン住宅」があり、隣接してレンタルルーム「つどいのハコ」があります。

千葉県の道の駅 むつざわ つどいの郷 

生まれ変わった「道の駅むつざわ」は、車椅子で利用しやすいバリアフリー施設です。

千葉県の道の駅 むつざわ つどいの郷 

道の駅ながら」(長柄町)

2005年の開業ですが、2018年に産直ショップを増改築しました。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

身障者用駐車区画は2台分。独立トイレ棟にバリアフリートイレが1つ用意されます。トイレと産直ショップ、観光情報コーナー、休憩コーナーで構成されます。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

シンプルな道の駅ですが、車椅子での産直ショップ利用は可能です。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

道の駅オライはすぬま」(山武市)

2005年開業。九十九里海岸から近く、とても人気のある道の駅です。オールシーズン週末は混みあいます。

道の駅オライはすぬま

身障者用駐車区画は4台分を用意。第一駐車場が満車の場合は、隣接する山武市蓮沼支所の駐車場が第二駐車場のように開放されますが、途中のルートに小さな段差があり、車道を横断することになります。

道の駅オライはすぬま

バリアフリートイレは一つ。レストラン棟の奥、物産館の横のトイレ棟内にあります。

道の駅オライはすぬま

レストラン「蓮味」のランチは「いわし丼」などが人気。座敷と可動式のテーブル席があります。

道の駅オライはすぬま

物産館「喜太陽」は地場産の野菜、九十九里特産の海産物などが並ぶ直売所です。空いてれば車椅子での利用は可能ですが、店舗内の通路幅にあまり余裕がないので、混雑時は車椅子での店内回遊に少し苦労します。

道の駅オライはすぬま

道の駅たけゆらの里おおたき」(大多喜町)

道の駅登録は2000年ですが、供用は1999年から。その後改装がおこなわれている施設です。

身障者用駐車区画は2台分。トイレ棟内にバリアフリートイレが2つ用意されています。

道の駅たけゆらの里おおたき

農林産物直売コーナー「とれたて市場」、郷土料理の「たけゆら食堂」、観光センター、休憩所で構成されます。

いずれの施設も車椅子で利用できます。

道の駅たけゆらの里おおたき

千葉県「道の駅」の紹介記事は、別に「千葉県東葛・印旛・京葉・君津エリア編」「千葉県香取・海匝エリア編」「千葉県安房エリア編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。

千葉県道の駅バリアフリー情報~香取・海匝エリア編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設です。しかし現地のバリアフリー状況はそれぞれ。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

本稿は千葉県の香取・海匝エリア(香取市、神崎町、多古町、東庄町、旭市、匝瑳市、銚子市)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。

道の駅季楽里あさひ」(旭市)

2015年開業。施設全般、段差のないバリアフリー設計です。身障者用駐車区画は屋根付きで3台分を用意。バリアフリートイレは、独立トイレ棟に2つと、施設内インドアトイレに1つ、合計3つ。いずれもオストメイト対応のフル装備です。

千葉県 道の駅季楽里あさひ

施設棟には農産物直売所とレストラン、情報発信スペース。屋外向きの窓口販売で、スムージーとアイスの売店があります。

千葉県 道の駅季楽里あさひ

直売所内の通路幅は余裕があります。旭市は農産物だけではなく、お肉の産地であり、魚の水揚げ県内2位の飯岡漁港がある市です。ショップは野菜だけではなく、米、肉、魚の品揃えが豊富です。

千葉県 道の駅季楽里あさひ

「情報発信スペース」には「インタラクティブサイネージ」を設置。60インチのディスプレイが2基。旭市の情報案内機能と、「コスプレ体験」など遊びソフトが仕込まれています。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

屋外の「芝生広場」は、大型の遊具が配備された児童公園です。広さは2,500㎡。幼稚園から小学校低学年向けの大型遊具が導入されています。

道の駅季楽里あさひ

「株式会社季楽里あさひ」が運営。会社のトップは旭市長。資本金4,400万円。出資者は、旭市、農協、漁協、千葉銀、銚子信金・・・、など。官主導で民一体型の地域振興施設です。

千葉県 道の駅季楽里あさひ

道の駅発酵の里こうざき」(神崎町)

2015年開業。駐車場から各施設にかけて段差の無いフラット構造の施設です。第一駐車場の身障者用駐車区画は2台分用意。「満車の時は第二駐車場へ」という案内がでていますが、第二駐車場は施設の裏手にある未舗装路面の駐車場なので、車椅子ユーザーにはお薦め出来ません。

道の駅発酵の里こうざき 車椅子利用ガイド

千葉県香取郡神崎町。平成の大合併を乗り越えた千葉県でも希少な「町」。人口は6500人ほど。古くから酒、味噌、醤油などの発酵食品の生産が盛んで、300年以上の伝統をもつ造り酒屋が2軒、「仁勇」ブランドの「鍋店」と「五人娘」ブランドの「寺田本家」があります。

道の駅発酵の里こうざき 車椅子利用ガイド

道の駅の主な施設構成は、「産直ショップ」「発酵品ショップ」「食事処」「CVS」です。バリアフリートイレは、独立トイレ棟の男女それぞれの入口近くにあります。異性介護で利用可能です。

道の駅発酵の里こうざき 車椅子利用ガイド

産直ショップ「新鮮市場」は30坪クラスの小型ショップ。通路幅は狭く混雑すると車椅子での店内回遊は苦戦します。

道の駅発酵の里こうざき 車椅子利用ガイド

「発酵市場」も30坪クラス。産直ショップに比べればスペースに余裕があります。地元品に限らず、全国の発酵商品が置かれています。

道の駅発酵の里こうざき 車椅子利用ガイド

麹の料理を提供する「レストランオリゼ」は30坪クラスで、食券制のフードコート方式。構造的にはバリアフリーです。別にカフェメニューの「はっこう茶房」もあります。

道の駅発酵の里こうざき 車椅子利用ガイド

道の駅水の郷さわら」(香取市)

2010年の開業ですが、2018年4月に産直ショップが増床してリニューアルオープン。車椅子でより利用しやすい施設になりました。

水の郷さわら バリアフリー情報

「水の郷さわら」は、国道356号線の「道の駅」と、利根川の「川の駅」の2つの要素で構成される施設。建物は2棟あります。

水の郷さわら バリアフリー情報

道の駅の身障者用駐車区画は産直ショップ棟の裏側、利根川沿いの駐車スペースに3台分用意されます。この駐車区画からすぐの場所に、棟に入る自動ドアの裏口があります。

水の郷さわら バリアフリー情報

その裏口の手前にバリアフリートイレがあります。このトイレはユニバーサルベッドが用意されています。バリアフリートイレはもう一か所「防災教育展示」棟1Fにもあり、このトイレもユニバーサルベッドがあります。

道の駅水の郷さわら

産直ショップ棟内にはショップとフードコート。基本構造はバリアフリーですが、車椅子で利用すると少し通路が狭く、混雑時は苦戦します。産直ショップは増床により、以前よりも広さに余裕ができました。フードコートは車椅子利用ではやや狭いお店です。

水の郷さわら バリアフリー情報

別棟は「川の駅」で「防災教育展示」棟は、総合案内と物産館、そして「防災教育展示」があります。川の駅としての身障者用駐車区画が1台分あります。

道の駅水の郷さわら

物産コーナーの通路はやや広く、車椅子でも利用しやすいサイズです。利根川が見える窓際はイートインスペース。無料のお茶や電子レンジがあり、お弁当などを自由にいただけます。窓の外側のデッキスペースは、車椅子で利用しやすい広いフリースペースです。

水の郷さわら バリアフリー情報

「防災教育展示」は2フロア構成でエレベーターが有ります。

防災のテーマは利根川の治水です。それに関わる常設展示が2F。1Fはイベントスペースと、奥には治水対策に使用された重機などの実物展示があります。車椅子での見学は可能です。

水の郷さわら バリアフリー情報

道の駅水の郷さわら

施設内の利根川の川辺は、船乗り場などの「川の駅」施設。観光船乗り場、カヌー乗り場、ボートの係留場などがある施設です。当然バリアフリーの限界がありますが、眺めは素晴らしい。車椅子で利根川の眺望を楽しめます。

道の駅水の郷さわら

道の駅くりもと」(香取市)

2002年の開業で、施設全般のバリアフリーレベルは高くありませんが、農産物の品揃えは素晴らしい道の駅です。現在は香取市ですが、もともとは「栗源」と書いて「くりもと」と読む町でした。施設コンセプトは「都市と農村交流・情報発信拠点」。サブコピーは「紅小町の郷」、さつまいもの品種名です。

千葉県 道の駅くりもと

身障者用駐車スペースは、施設棟横に1台分。満車の場合は、第一駐車場は慢性的に混雑していますので、奥にある第二駐車場にゆっくり乗降できる場所が空いている可能性があります。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

バリアフリートイレは男女別トイレの入口の内側にそれぞれあります。内側ですが入口のすぐそばなので、異性介護でも何とか利用できます。トイレ個室内の広さは確保されています。

道の駅くりもと

「農産物直売所」は第一駐車場からは一段高い場所、スロープを上ります。店前の通路はあまり余裕がなく、店内通路幅も広くはありません。混雑時の車椅子での買い物は苦戦します。

道の駅くりもと

秋のサツマイモの収穫時期は、サツマイモが山積みで売られています。栗源の地元産品から、茨城産くらいまでが農産物の主力。「切り花」や「花木」も充実。品揃えはハイレベル、価格は適正です。バリアフリー度はいまひとつですが、お買い物ショップとしてお薦め出来ます。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

物産館は「全国うまいもの交流館」。その名の通り全国の逸品が並びます。この売り場も出入口や通路幅に余裕がなく、混雑時は車椅子での利用は苦戦します。

食事処「味処いっぷく」は、狭いながらも車椅子での利用は可能です。安くてボリュームがある食事処です。また施設内には、焼き芋をはじめ屋台が出店しています。

千葉県 道の駅くりもと

のどかな雰囲気の里山の一角です。旧栗源エリアは人と自然が共生していた里山の文化が残る農業エリア。自然のままではなく、人の手が入った自然が残るエリアです。道の駅の敷地内にも、往時の民間信仰が残る保存施設があります。

道の駅を拠点にした、近隣の里山散策コースが提案されています。また、施設の裏手には里山公園が広がっています。農業体験エリア、収穫体験エリアもあります。しかし残念ながら、いずれもバリアフリーではありません。

千葉県 道の駅くりもと

道の駅多古(たこ)」(多古町)

2001年の開業で、段差をスロープで回避する施設です。レストランは2015年に全面改装されました。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

ショップとレストランがある施設の名称は「あじさい館」。ここは紫陽花の名所です。また横を流れる川には観光船も。車椅子での利用は難しい船ですが、低廉な価格で船観光が楽しめます。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

身障者用駐車区画は第一駐車場に2台分。屋根付きでスペースも広い区画です。ここが満車の場合、第一駐車場は60台超の収容で週末の日中は満車状態が続き、車椅子でゆったり乗降できる駐車スペースの確保は困難。第二駐車場は第一に比べれば空いています。

道の駅多古

バリアフリートイレは、第一駐車場身障者用駐車区画の近くにある独立トイレ棟の中、男女別一般トイレの入口の内側にそれぞれあります。入口近くなので異性介護でも、神経質に気にならない人なら利用可能です。トイレは設備更新されてウォシュレット付きになっています。ショップ内のインドアトイレにはバリアフリートイレはありません。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

農産物直売所「ふれあい広場」は、2Fまで吹き抜けで天井が高い構造。売り場面積は現在の道の駅の平均レベルで、通路はやや狭いお店です。構造的に細長い建物で、奥に長いうなぎの寝床的な売り場です。車椅子で店内移動は可能ですが、人とすれ違うにはギリギリな幅で、混み合うと車椅子での買い物は苦戦します。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

店内で目立つキャッチコピーは「おかずが要らない多古米」。日本一おいしいお米と名乗っています。もう一つの名産品は「やまと芋」。味と粘りが違う逸品です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

レストラン「キッチンTAKO」内へのスロープは緩やかで、店内とテラスに可動式のテーブル席があり車椅子で利用できます。一部の席は車椅子で利用しにくい固定席。注文は食券制。お茶やお水はセルフサービス。「多古米」や「やまと芋」を楽しめるメニューが用意されています。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

レストランの上階は飲食可能なフリー休憩室。車椅子ではレストラン内にあるエレベーターを利用します。このエレベーターの利用時間は10時から16時です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県香取・海匝エリア編

休憩室からは雄大な多古町の田園風景が臨めます。ただしスペースはあまり広くなく、車椅子での利用はギリギリ。ショップの上階部へつながりますが、こちらの上下階移動は階段のみです。

 

千葉県「道の駅」の紹介記事は、別に「千葉県東葛・印旛・京葉・君津エリア編」「千葉県山武・長生・夷隅エリア編」「千葉県安房エリア編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。

千葉県道の駅バリアフリー情報~東葛・印旛・京葉・君津エリア編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設です。しかし現地のバリアフリー状況はそれぞれ。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

本稿は千葉県の東葛・印旛・京葉・君津エリア(我孫子市、柏市、鎌ケ谷市、流山市、野田市、松戸市、印西市、栄町、佐倉市、酒々井町、白井市、富里市、成田市、八街市、四街道市市川市、市原市、浦安市、千葉市、習志野市、船橋市、八千代市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。

道の駅いちかわ」(市川市)

2018年開業。施設全域段差の無いフラット構造です。

身障者用駐車区画はトイレ棟近くに2台分を用意。屋根付きタイプで、トイレ棟と施設棟両方向に庇が続くので、雨の日も濡れずに利用できます。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県東葛・印旛・京葉・君津エリア編

24時間利用できる独立型トイレ棟は、デザイン建築といってよい建物。木材を強調した棟の天井は高く、内部のスペースはゆったり。バリアフリートイレは完全独立個室が一つ。他に男女別トイレ内にもスペースに余裕のある個室があります。

そして女性トイレ内だけではなく、男性トイレ内にも、赤ちゃんおむつ替えスペースがあります。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県東葛・印旛・京葉・君津エリア編

施設内の通路幅は広く、車椅子で問題なく利用できます。農産物直売コーナーはありますが小規模。むしろ行徳の海産物コーナーなど、千葉産物産コーナーが目立ちます。フードコートはなく、トラットリアが出店。カルチャースクールがある「道の駅」の新しいスタイルを提案している施設です。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~千葉県東葛・印旛・京葉・君津エリア編

道の駅木更津うまくたの里」(木更津市)

2017年開業。施設内は段差が全くないバリアフリー設計。車椅子で安心して利用できます。アクセスの表記が「海ほたるから20分」。アクアライン利用者へ利便性をアピールしています。

道の駅木更津うまくたの里

身障者用駐車区画は、独立トイレ棟の前に屋根付きで2台分を用意。トイレ棟には2つのバリアフリートイレがあります。

道の駅木更津うまくたの里

施設建物の規模は中型から小型のコンパクトな道の駅です。農産物、物産品、軽食、観光情報で構成されます。店内通路はそれほど余裕がありません。少し混雑すると車椅子では苦戦するレベルです。

道の駅木更津うまくたの里

現在のところ、もっとも目立たせているのはピーナッツ。正面エントランスには巨大な落花生オブジェを配置。店内にもピーナッツ関連のディスプレイ、ピーナッツ関連商品が溢れています。

道の駅木更津うまくたの里

木更津市内の特産農産物はブルーベリー。関連商品を多数開発して、ブルーベリーの「6次産業化を進める」と、木更津市は力強く宣言しています。6次産業化とは、生産(一次)、加工(二次)、販売(三次)をすべて行うこと。1+2+3=6次、という意味です。

道の駅木更津うまくたの里

道の駅あずの里いちはら」(市原市)

2002年開業。農産物直売所と軽食コーナーなどが入るメイン棟、独立型のトイレ棟、そして別館「ふるさとハウス」で構成された施設です。キャッチコピーは「四季を感じる都会と田舎の出会いの場」。その通りの「道の駅」です。

あずの里いちはら

身障者用駐車区画は施設正面左側のトイレ棟前の位置に1台分。もう一か所、施設正面右側の別館「ふるさとハウス」寄りにも1台分あります。

あずの里いちはら

段差をスロープで回避する構造の施設です。駐車場からメイン棟やトイレ棟へは、スロープを上ります。トイレ棟のバリアフリートイレは一つです。

あずの里いちはら

メイン棟内の通路幅は一般的なサイズ。飲食スペースは車椅子で利用できます。

あずの里いちはら

別館「ふるさとハウス」の1Fは、イートインコーナーがある焼き立てパン屋。店内はやや狭く、車椅子での利用はギリギリです。

あずの里いちはら

車椅子で利用できない決定的なポイントは2つ。道の駅の裏側から隣接する「農業センター」方面へのルートは山登り型の階段。そして別館「ふるさとハウス」の2Fへは階段のみです。

あずの里いちはら

道の駅しょうなん」(柏市)

2001年の開業ですが、2021年から2022年にかけて大規模なリニューアルが実施され生まれ変わりました。手賀大橋のたもと、風光明媚な場所にあります。手賀沼の南側なので「しょうなん」です。

巨大な新施設「てんと」がオープン。直売所と「ちゃのごカフェ」、インフォメーション、屋内トイレ、ロビーなどがあります。

道の駅しょうなん

独立棟の新しい食堂「野菜レストランSHONAN」が開業しています。

道の駅しょうなん

従来からあった施設棟は2022年4月にレストラン棟「つばさ」としてリニューアルオープンしました。

道の駅しょうなん

リニューアルで駐車場が大幅に拡張されました。従来からのP1とP2に加えて、新設されたP3、P4が利用できます。

道の駅しょうなん

道の駅ふれあいパーク・きみつ」(君津市)

道の駅としての登録は1999年ですが、1996年から営業しています。「きみつふるさと物産館」が中心施設で、道の反対側に「片倉ダム記念館」があります。

「片倉ダム記念館」はダムを紹介する展示がある無料公開の施設。身障者用駐車区画があり、館内にバリアフリートイレがあります。車椅子で利用できる記念館です。

「きみつふるさと物産館」は、産直ショップと地元の物産販売、軽食コーナーなどがあります。トイレは独立棟内にバリアフリートイレが1つ用意されます。

道の駅ふれあいパークきみつ

「きみつふるさと物産館」側の駐車場は珍しい構造です。通り抜けが出来ない袋小路タイプで、身障者用駐車スペースは、袋小路の入口に2台分あります。

道の駅ふれあいパーク・きみつ

全国でも珍しい「湖に浮かぶ道の駅」という紹介になっています。現地ではそういう印象は受けませんが、地図上では片倉ダムの「中」にある道の駅です。

房総半島の中心部は森と泉の山岳エリア。幾つもの人造湖湖があり、豊かな森林が広がります。初夏の新緑や晩秋の紅葉も美しいエリアで、ドライブコースとしても人気。そんな房総半島中央部での貴重な休憩施設です。

道の駅やちよ」(八千代市)

川を隔てた2つの施設、1997年に開業した「八千代ふるさとステーション」と、2013年に誕生した「やちよ農業交流センター」で構成される道の駅です。開業年次の隔たりにより、両施設のバリアフリー状況には差があります。

道の駅やちよ

「八千代ふるさとステーション」は、産直ショップ、食事処、売店という構成です。身障者用駐車区画、バリアフリートイレはありますが、駐車場からのアクセスですら小さなデコボコが多数あり、施設内の通路は広さに課題があります。

道の駅やちよ

八千代市は梨が名産品。季節には地元の梨を産地直売。多くの買い物客で賑わいます。

「八千代ふるさとステーション」と「やちよ農業交流センター」間は、川に歩道橋が整備され、徒歩で移動することが出来ます。

道の駅やちよ

「やちよ農業交流センター」の駐車場にも身障者用駐車区画があります。施設全般、段差のない構造で、屋内にバリアフリートイレが1つ用意されます。

道の駅やちよ

「やちよ農業交流センター」の開設主旨は「八千代市における市民と農業者の交流の拠点」となること。センターには「惣菜販売店」、小規模な「産直コーナー」、「休憩所兼軽食レストラン」、「研修室」などのパブリックスペース、収穫体験などの農業企画を受け付ける「事務所」、そして庭がバリアフリーな「バーベキュー場」になっています。

道の駅やちよ

千葉県「道の駅」の紹介記事は、別に「千葉県香取・海匝エリア編」「千葉県山武・長生・夷隅エリア編」「千葉県安房エリア編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。