「都心から60分、房総玄関口」がキャッチコピーです。2017年に開業した。圏央道のインターチェンジに近く、高速料金の据え置き対象で、車椅子で利用しやすい施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。
道の駅に入るとすぐに、屋根付きで2台分の身障者用駐車区画があります。トイレ棟、メイン棟まで屋根があるので、雨天でも安心して車椅子で利用できます。
バリアフリートイレは、トイレ棟の男女別トイレの入口にそれぞれ用意されています。男女別トイレの外側なので、異性介護でも利用できるトイレです。
スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置、そして椅子が備えられています。
施設全体が段差のないバリアフリー設計です。
メイン棟の出入口は、正面中央とトイレ側の2ヵ所あり、どちらも段差のない自動ドアです。
メイン棟内では生鮮野菜、加工品、物産品など並びます。ボリューム感の展示です。床面はフラットですが、店内通路幅はそれほど余裕がありません。混雑すると、車椅子での店内移動はやや苦戦します。空いていれば問題ありません。
木更津、そして千葉がテーマの品ぞろえです。落花生、ブルーベリーの他に、千葉の海の幸、山の幸が並びます。
メイン棟内にカフェレストランもあります。このお店もフラットですが、スペースはそれほど余裕がありません。空いていれば車椅子で利用できます。屋外テラス席もあるので、季節の良い時期は気持ちよく利用できます。
「道の駅木更津うまくたの里」は、SA替わりに利用できるバリアフリー施設です。
(本稿は2020年9月に書き直しました)