千葉県の道の駅 全29か所の魅力をまとめて紹介

千葉県の道の駅

海と山と美味しいものに出会える房総半島。千葉県には個性豊かな道の駅が29か所もあります。その魅力と特徴をまとめて紹介します。施設の詳細やアクセスはHPなどで確認してください。なお駅名をクリックすると、各施設のバリアフリー情報を紹介するページにリンクします。

道の駅保田小学校

廃校になった小学校をリノベーション。体育館が「里山市場 きょなん楽市」になり、教室は宿泊施設「学びの宿」や、中国料理の店「3年B組」に。二宮金次郎の像の横には「cafe金次郎」が営業。体操着風のTシャツなどオリジナル商品が充実。責任者は駅長ではなく校長で、チャイムが鳴り、校歌が流れる道の駅です。

道の駅保田小学校

道の駅きょなん

「見返り美人図」で有名な浮世絵師の菱川師宣が誕生した地にある道の駅。「菱川師宣記念館」があり、敷地内に見返り美人の像が建立され、師宣が寄進した梵鐘が残されています。一般的な道の駅とは全く異なる世界観がある、地元出身浮世絵師のミニテーマパークのようなユニークな道の駅です。

道の駅きょなん

道の駅和田浦WA・O!

キャッチコピーは「海と花とクジラの街」。施設のメインテーマは鯨です。WA・Oアトリウムにはシンボルの「万祝くじら」が泳ぎます。ショップでは各種のクジラ商品が並び、食事処の看板メニューは「くじら給食」。全長26ⅿのシロナガスクジラ骨格標本が屋外展示されている道の駅です。

道の駅和田浦WA・O!

道の駅おおつの里花倶楽部

花に特化した施設で、農産物直売所や食事処はありません。大きな温室が連なり、その中で花摘みを楽しみ、花卉が販売されています。屋外には周囲に季節のお花が栽培される芝生広場、そして菜の花畑。別棟でいちご園、びわ園、メロン園があります。お花以外で買えるものは、びわの加工食品とソフトクリームぐらいしかない道の駅です。

道の駅おおつの里花倶楽部

道の駅とみうら枇杷俱楽部

テーマは「房州びわ」。びわジャム、びわゼリー、びわ饅頭、びわ飴、びわソフト・・・、テイクアウトコーナーは「びわテラス」。レストランの人気メニューはびわカレーで、オリジナルドリンクはびわジュース、びわ葉茶、びわの葉紅茶、びわフロートなどが用意されています。お庭の花壇や花畑の散策も楽しい道の駅です。

道の駅とみうら枇杷俱楽部

道の駅三芳村 鄙の里

「鄙」とは都から離れた場所を意味します。三芳村は日本の酪農発祥の地。併設される「みるく工房」で三芳村牛乳が製造されています。道の駅のショップでは、低温殺菌牛乳、アイスミルクソフトクリームなどを販売。新鮮野菜が並ぶ大型直売所もあります。ハンバーガーの屋台「BINGO」は行列ができる人気店です。

道の駅三芳村 鄙の里

道の駅富楽里とみやま

主力は海の幸。岩井富浦漁協直営の「大漁市場」には鮮魚や刺身が並び、同じく漁協直営の海鮮レストラン「食事処網納屋」はランチタイムにはウェイティングがかかる人気です。農産物直売所は「豊作市場」。物産品コーナーは「味楽来市場」。「富楽里」とは「富山の楽しい里」の略。ネーミングに凝る道の駅です。

道の駅富楽里とみやま

道の駅鴨川オーシャンパーク

大海原に面して建つ道の駅です。本棟の外観はサザエのイメージ。休憩棟の外観はアワビのイメージです。施設内に人口の磯「千年磯」があり、潮だまりプールとして遊べます。海側のフリースペースは「漁民公園」。本館の屋上は展望テラスとして開放されています。その名の通り、オーシャンパークな施設です。

道の駅鴨川オーシャンパーク

道の駅ちくら潮風王国

磯浜の千田海岸沿いにある大型施設です。自由に遊べる芝生広場は2,000坪の広さ。その一角に漁船「第一千倉丸」があり、船橋に上がることができます。館内には海市場や海鮮食堂などがあり海の幸を楽しめます。道路を挟んだ山側は花畑で、早春にはストック、キンギョソウなどが咲き、花売店が開業します。潮の匂いがする道の駅です。

道の駅ちくら潮風王国

道の駅ローズマリー公園

最初は町興しの「ローズマリー公園」、次に「シェイクスピアカントリーパーク」になった施設で、英国風の洋館やイングリッシュガーデン、シェイクスピアや作品登場人物の石像があり、廃墟を巡るような感覚でそれらを見学できます。2012年に新設された産直ショップ棟は、安心して利用できる一般的な道の駅のイメージです。

道の駅ローズマリー公園

道の駅白浜野島崎

房総半島の最南端にある小さな道の駅です。観光情報コーナーがある「花の情報館」と、2018年に開業したショップ「農家の八百屋Farmers Concierge」があります。ショップは2020年夏の時点では長期休業していました。その後の状況は確認できていません。駐車場とトイレは間違いなく利用できます。

道の駅白浜野島崎

道の駅南房パラダイス

「アロハ・ガーデンたてやま」の入口周辺の無料エリアが、道の駅として登録されています。ハワイと千葉のお土産コーナー、ハワイアンフードとトロピカルドリンク、そして「アロハ醤油うどん」があるカフェなどがあります。名称は施設名が「南房パラダイス」だった名残。開業は1970年という老舗の動植物園です。

道の駅南房パラダイス

道の駅オライはすぬま

レストラン「蓮味」の「いわし丼」が有名です。週末のランチタイムは満席で待つことが珍しくありません。「いわしフライ」や「なめろう」もお薦めです。物産館は「喜太陽」。新鮮野菜と水産加工品が並びます。週末は屋台やテントが出店して賑やかになる道の駅です。

道の駅オライはすぬま

道の駅たけゆらの里おおたき

「たけゆら」とは当て字で「竹遊楽」。特産の竹とタケノコが名称のコンセプトです。タケノコのシーズンは、直売所に大量のタケノコが山積みして売られます。売り場の光景を見るだけでも価値がある迫力です。他には原木栽培のシイタケ、大多喜の山中で捕獲されるイノシシ肉など、山の恵みが楽しめる道の駅です。

道の駅たけゆらの里おおたき

道の駅ながら

周辺には他に商業施設がない、山中にある道の駅です。旬の朝採れ野菜が人気で、開店前に行列ができることがあるそうです。他にはお米、キノコ類などが豊富。温暖な千葉は一年を通じて旬のものがある農業王国。長柄町で、いつでも美味しいものに出会えます。生の落花生は秋に味わえます。

道の駅ながら

道の駅発酵の里こうざき

江戸時代の神崎は酒蔵、味噌、醤油の蔵が立ち並ぶ醸造の町でした。発酵をテーマにした道の駅で、味噌、醤油、納豆など各種発酵食品のセレクトショップ「発酵市場」があります。レストランのメニューは「醤油麹の焼き鳥」「塩麹のとんかつ」「サバ味噌煮」など。「はっこう茶房」では甘酒が人気です。

道の駅発酵の里こうざき

道の駅季楽里あさひ

一般的な道の駅のイメージ通りに、ショップは新鮮野菜、花卉、物産品などが充実しています。それに加えて、精肉や鮮魚および肉と魚の加工品が充実しているのが魅力です。旭市には関東有数の規模を誇る食肉センター「千葉県食肉公社」があり、飯岡漁港は水揚げ県内2位。すべての食材がハイレベルで揃っている道の駅です。

道の駅季楽里あさひ

道の駅みのりの郷東金

ショップとレストランは地元の食材で人気。ピーナッツ加工品の種類が豊富なのが目に付きます。そして「植木のまち」東金を象徴する「緑花木市場」が屋外に広がります。植栽・盆栽・小鉢花などが並ぶ売り場は千葉県下最大級。この規模の売り場は全国的にも珍しい。「見本庭園」コーナーは必見です。

道の駅みのりの郷東金

道の駅むつざわ

2004年からある道の駅ですが、2019年に新築移転し、全く新しい施設に生まれ変わりました。現在の正式な施設名称は「むつざわスマートウェルネスタウン・道の駅・つどいの郷」。産直「つどいの市場」、日帰り温泉「むつざわ温泉つどいの湯」、レストラン「トラットリア・ドゥーエ」などで構成されます。これほど大変身した道の駅は他にありません。

道の駅むつざわ

道の駅木更津うまくたの里

巨大な落花生モニュメントがシンボル。これまでの道の駅のイメージとは違う、お洒落な什器と工夫のある商品展示、多種多様なオリジナル開発商品、かわいい雑貨屋さんのような品揃えが新鮮です。ただしこだわりはあくまでも千葉。地域愛にあふれた道の駅です。「うまくた」は万葉集で詠われているこの地区の古い呼称です。

道の駅木更津うまくたの里

道の駅あずの里いちはら

キャッチコピーは「四季を感じる都会と田舎の出会いの場」。言い得て妙な、都会に近い田舎立地の施設で、市原産の新鮮な農産物が販売されています。隣接する「農業センター」は大規模な施設で、道の駅を拠点にして自然の中を散策できます。名称はこの地区が昔「安須(あず)」と呼ばれていたことに由来します。

道の駅あずの里いちはら

道の駅ふれあいパーク・きみつ

房総半島の中心部、ダム湖が数多くあるエリアにある道の駅です。「笹川湖に浮かぶ道の駅」とPRされていますが、地図でみるとそんな印象を受けます。ベストシーズンは晩秋。山と湖に映える紅葉が楽しめます。千葉の山の魅力を体感できる道の駅です。

道の駅ふれあいパークきみつ

道の駅いちかわ

「都心にいちばん近い道の駅」。そして「洗練された道の駅」が施設のコピーです。デザイン建築のトイレ棟、トラットリアやカルチャースペースの導入など、これまでの道の駅と同じではない、という気合が伝わってきます。カフェでは客の好みを聞いてブレンドするオリジナルコーヒーが味わえる、新しい方向を志向した道の駅です。

道の駅いちかわ

道の駅水の郷さわら

利根川沿いにある道の駅で、農産物直売所やフードコートがあります。それに加えて「川の駅」として、観光船乗り場、カヌー乗り場、ボートの係留場、そして利根川の洪水をテーマにした「防災教育展示」があります。治水対策に使用された重機などの実物展示もある、見ごたえのある防災資料館です。

道の駅水の郷さわら

道の駅風和里(ふわり)しばやま

地元の生産者数300人が支える農産物直売所が魅力の道の駅です。市場仕入品はほぼ無く、年中採れたての地場産品があふれる売り場が人気です。近隣にある「空の駅風和里」は姉妹店。ここも品ぞろえが自慢の農産物直売所です。施設の入口に立つキャラクターは、芝山町の「しばっこくん」です。

道の駅風和里しばやま

道の駅多古あじさい館

栗山川沿いにある施設で、一帯がアジサイの名所です。「ふれあい市場」の自慢の商品は、「おかずが要らない多古米」と名産品は「やまと芋」。レストラン「キッチンTAKO」では「多古米」や「やまと芋」を楽しめるメニューが用意されています。商業棟の2Fは見晴らしのよい休憩室。日本一おいしいお米が実る田園風景を眺望します。

道の駅多古

道の駅くりもと 紅子町の郷

特産はサツマイモの紅小町。秋の収穫シーズンには、農産物直売所のサツマイモ専用コーナーに、箱入りの紅子町が山のように積まれて販売されます。他の野菜類も豊富。お芋を中心にした直売所の品ぞろえが魅力の道の駅です。現在は住所表記が変わりましたが、ここは元「栗源(くりもと)町」です。

道の駅くりもと

道の駅しょうなん

レストランの大きな窓から手賀沼を一望。眺望が魅力の道の駅です。そしてここの農産物直売所は、地元の生産者が経営に参画して自分たちで商売をする、農業BtoCモデルの草分け的な存在。商品の売れ行き状況は、2時間毎に生産者に自動通報されます。「しょうなん」は漢字表記では「沼南」。手賀沼の南側にあります。

道の駅しょうなん

道の駅やちよ

収穫体験や料理教室がある「体験できる道の駅」がキャッチコピーです。この地区の特産品は梨。梨の収穫シーズンは、農産物直売所が梨でいっぱいになります。市内の酪農家が集まってできたアイスクリーム工房も人気。川を挟んで2つの施設があり、「ふれあい農業の郷歩道橋」を渡り、徒歩で行き来ができます。

道の駅やちよ

千葉県の道の駅は29か所。それぞれの魅力をお楽しみください。

(本稿は2021年7月に執筆しました)