栃木県 道の駅みぶ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県壬生町にある道の駅で、開業は2009年。高速道路の「みぶPA」と一体になった「みぶハイウェイパーク」が中核施設ですが、「壬生町総合公園」「とちぎわんぱく公園」「壬生町おもちゃ博物館」を併せた53haの敷地が「道の駅みぶ」として登録されています。

あまりにも広大なので、本稿では「みぶハイウェイパーク」を中心に現地のバリアフリー状況を紹介します。

道の駅みぶ

みぶハイウェイパークには、一般道から利用する駐車場と、高速道路の東行きと西行き、計3つの駐車場があり、それぞれに2台~3台分の身障者用駐車スペースがあります。

車両は駐車場間の移動は出来ませんが、人や車椅子の行き来は出来るバリアフリー構造です。

高速道路PAのトイレ棟とハイウェイパークのトイレがあり、どちらにもバリアフリートイレが用意されています。ハイウェイパークのトイレは、駐車場よりも一段高い位置にあり、車椅子では2か所あるスロープルートから利用します。トイレの出入口は高速道路の駐車場からみると裏側で、パッと見ても目に入りません。そのためか、高速道路PAのトイレのほうが混雑していることが多いように感じます。

商業施設があるのは「みらい館」。物産・お土産、食事処、農産物直売所で構成されます。他に観光情報コーナーがあり、隣接する広場ではイベントが開催されることもあります。

道の駅みぶ

物産・お土産のお店は「ときめきステーション」。店内に段差はありませんが、通路幅に余裕がないので混雑すると車椅子での買い物は苦戦します。ここで人気のソフトクリームが販売されています。

道の駅みぶ

食事処は「みぶのおばちゃんち」。店内はフラットな構造、一般的な可動式テーブル席なので車椅子での利用は可能です。地元の食材を活かした、おふくろの味が自慢です。

道の駅みぶ

農家の直売所は「みぶのやおやさん」。出入口は一か所で、店内の通路幅はそれほど余裕がなく、混雑時は車椅子での店内移動が少し苦戦します。採れたて新鮮野菜が豊富に並ぶお店です。

道の駅みぶ

「とちぎわんぱく公園」は隣接しているので、「みぶハイウェイパーク」から車椅子でそのまま移動して散策することが可能です。公園のバリアフリー状況は、別稿「とちぎわんぱく公園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報」をご参照ください。クリックするとリンクします。

「みぶハイウェイパーク」の主要施設は、混雑していなければ車椅子で利用できるお店です。

(本稿は2021年8月に執筆しました)

栃木県 道の駅日光 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県日光市、旧今市市の中心部にある道の駅です。開業は2015年。複数の企画が詰め込まれた商業施設で、愛称は「日光街道ニコニコ本陣」。農産物直売所、食事処は2軒、日光伝統「彫刻屋台・花屋台」の展示コーナー、「市民ギャラリー」に「観光情報館」、コンビニと24時間トイレ、そして「日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館」、350席ある立派な「多目的ホール」などがあります。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

道の駅日光

今市駅から徒歩5分の案内。市街地にある道の駅です。駐車場は施設前に約70台。トイレ棟の近くに身障者用駐車スペースが3台分あり、内1台分は屋根付きです。

道の駅日光

収容台数が少ないので、週末は駐車場が満車になることが珍しくありません。数台なら路上待機ができますが、徒歩圏内に複数の観光用無料駐車場が用意されているので、混雑時は周辺の駐車場の利用が推奨されています。

道の駅日光は、施設内に段差がないバリアフリー構造です。駐車場の2辺を囲む4棟構造で、正面から見て左側が24時間トイレと観光情報館、CVSがある棟。正面が船村徹記念館。その横にニコニコ広場があり、多目的ホール棟と商業施設棟が並びます。すべての建物、施設は車椅子で利用できます。

道の駅日光

商業施設は「ニコニコマルシェ」。農産物直売所コーナー、総菜コーナー、栃木の地酒コーナー、金谷ホテルベーカリー、日光ラスク、日光おかき工房などの物販店が営業しています。ショップとしては中規模な広さですが、混雑していなければ、車椅子で買い物ができます。車椅子で利用できるイートインコーナーもあります。

道の駅日光

「そば処 蕎粋庵」はテーブル席があるお店で、蕎麦屋としては店内スペースや席幅に余裕があるお店です。

食事と甘味の「かなめ屋」もテーブル席のお店です。日光生ゆばの天丼などがいただけます。

道の駅日光

船村徹記念館のバリアフリー状況です。「日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館」は有料施設ですが、観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。船村徹記念館は3フロア構造で、バリアフリートイレは1Fにあります。

道の駅日光

通常の観覧コースは、エスカレーターで2Fへ上がり「お出迎え、5大歌手」の展示から鑑賞します。車椅子はエレベーターを利用して2F へ。2F鑑賞後はエレベーターで3Fへ上がります。3Fは展示ブースとカラオケコーナー「歌道場」、そして日光連山を眺望する「光と風のギャラリー」があります。

そしてエレベーターで1Fへ戻り、3Dメガネを着用して「夢劇場」へ。車椅子でも観覧可能です。著作権や肖像権の問題があるためでしょうが、それ故にここでしか視聴できない面白い映像コンテンツに仕上がっています。

道の駅日光

他には日光伝統の「彫刻屋台・花屋台」の展示コーナーも見どころです。全10台の内、常時2台が展示されています。

「道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣」は、買い物と食事、「日本のこころのうた」と彫刻屋台・花屋台が車椅子で楽しめる、バリアフリー構造の道の駅です。

日光駅周辺のバリアフリーな観光情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年8月に執筆しました)

茨城県の道の駅 全15か所の魅力をまとめて紹介

農業王国茨城県には、15か所の個性豊かな道の駅があります。その魅力と特徴をまとめて紹介します。施設の詳細やアクセスはHPなどで確認してください。なお駅名をクリックすると、各施設のバリアフリー情報を紹介するページにリンクします。

道の駅常総

キャッチコピーは「食農楽のむすびまち 輝くえがおをつむぐ駅」。2023年に開業した道の駅です。大きな2フロア構造の施設で、1Fが農産物直売所などのショップ、2Fが食堂の構成。新しい施設なのでバリアフリー面での大きな問題はありません。食を通じて常総市の魅力を世界中に届けます。

道の駅常総

道の駅かさま

コンセプトは「笠間のゲートウェイ」。陶芸の街笠間の入口に、2021年に誕生した道の駅です。直売所は超大型店舗で品揃えは豊富。テラス席があるレストランと、笠間の栗専門店などが営業するフードコート。CVSが併設されています。屋根付きの多目的広場で、買ったものをその場でいただけます。

道の駅かさま

道の駅ひたちおおた

常陸秋そばで有名な金砂郷や、竜神大吊橋への観光拠点になるバリアフリーな施設です。レストランやパン工房は都会的なセンスのお店。併設されるCVSは早朝から深夜までの営業。直売所の販売什器も今風で、最先端の道の駅の姿を提案しています。もちろん常陸太田市産常陸秋そばを100%使用した二八そばを提供する蕎麦屋があります。

道の駅ひたちおおた

道の駅常陸大宮

観光の目的地になる次世代の道の駅、がキャッチコピー。地域特産品「えごま油」を絞る加工場が施設内にあり、生絞り「えごま油」から、えごまのジェラートやパンなどが販売されています。他にも瑞穂牛のステーキ、鮎の塩焼き、お米のブランドは「うまかっぺ」。広くて綺麗な直売所も魅力。美味しい特産品に出会えるバリアフリーな道の駅です。

道の駅常陸大宮かわプラザ

道の駅グランテラス筑西

複合型ハイブリッド道の駅、がコンセプト。有料のキッズスペースやドッグラン、収穫体験コースがあるBBQ施設、コインランドリーやコインシャワーがあるリラクゼーションルーム、スポーツ施設スラックラインパーク、地元の伝統工芸販売コーナー、2軒のレストランとフードコートにスタバとCVS。現時点で県内最新の道の駅です。

道の駅グランテラス筑西

道の駅まくらがの里こが

キャッチコピーは「茨城県最大級の道の駅」。2013年開業。新感覚大型バリアフリー道の駅の草分け的存在です。直売所は「古河マルシェ」、そして「地産地消フードコート」、焼きたてパンのカフェベーカリー。この施設の大ヒットが、その後に誕生する茨城県の道の駅に大きな影響を与えました。新しいロードサイドビジネスを創出した偉大な道の駅です。

道の駅まくらがの里こが

道の駅しもつま

2015年に大規模リニューアルを実施し、後発の大型道の駅に対抗しました。施設内に納豆工場があり、下妻産大豆を使用した、しもつま納豆「福よ来い」を生産。「そば打ちめいじん亭」は、下妻産の「常陸秋そば」を使用する店。地酒や納豆、常陸牛の加工食品などが並ぶコンビニコーナーがある、下妻の味が楽しめる道の駅です。

道の駅しもつま

道の駅いたこ

直売所の名称は「新鮮市場伊太郎」。橋幸夫さんは昭和35年17歳のときに「潮来笠」でデビュー。ヘアスタイルは「潮来刈り」と呼ばれ流行。現在では「水郷いたこ大使」に就任されています。「伊太郎」は新鮮野菜、地元のブランド精肉、川魚の佃煮など、潮来の特産品が並ぶ、「潮来の台所」を自称する道の駅です。

道の駅いたこ

道の駅たまつくり

霞ヶ浦に面した夕日の景勝地にある施設で、新鮮野菜に加え、川魚のグルメが人気です。鯉の旨煮、そして鯉のお刺身。テイクアウトコーナーの人気商品はナマズのハンバーガー「なめパックン」。同シリーズは「鯉パックン」「鴨パックン」「豚パックン」と続きます。霞ヶ浦の特産品、名産品を味わえる観光物産館がある道の駅です。

道の駅たまつくり

道の駅奥久慈だいご

県北の道の駅。駐車場には福島ナンバーが珍しくありません。奥久慈は特産品の宝庫。直売所「だいごマーケット」には、栽培が盛んなリンゴとアップパイ、お肉は「奥久慈シャモ」、特産の「凍みこんにゃく」、お茶の栽培北限の地の銘柄茶「奥久慈茶」など、奥久慈ブランドの美味しいものが並びます。天然日帰り温泉もある道の駅です。

道の駅奥久慈だいご

道の駅みわ

旧美輪村はシイタケと蕎麦が特産、そして美しい星空が楽しめるエリアです。道の駅のシンボルは巨大なシイタケのモニュメント。レストランは「北斗星」では、自家製粉した常陸秋そば粉打ちたてのお蕎麦と、肉厚の美和シイタケの天ぷらが人気。トイレは、天井に星の図柄、そして往年の映画ポスターなどで装飾された「満てんトイレ」です。

道の駅みわ

道の駅かつら

1993年に関東で最初に登録された道の駅です。メイン棟はほぼその当時のまま。長い歴史を感じます。城里町の特産品は独特の風味と甘みが美味しいレッドポアロー(赤ねぎ)。収穫期は店内に山積みされます。食堂は「常陸秋そば」公式認定店。テイクアウトコーナーは鮎の塩焼きが提供されます。美味しい山と川の恵みに出会える道の駅です。

道の駅かつら

道の駅さかい

隈研吾氏設計の建物が続々と建つ境町の道の駅です。情報館、物産館と、地ビールを製造する「さかい河岸ブルワリー」。地元産の美味しいものをなんでもサンドする「さかいサンド」。物産館の中には「沖縄県国頭町公設市場」があり、沖縄の名産品と出会えます。道の駅に隣接する食のスポット「茶蔵」は、隈研吾氏の設計です。

道の駅さかい

道の駅日立おさかなセンター

久慈町漁協が運営する魚が中心の道の駅です。鮮魚店の他に、買ったものを自分で焼いて食べる「浜焼きコーナー」、好きなネタを選んで買って丼にする「味勝手丼」などがあり人気。本格的なお寿司屋さんも営業。小型ですがJA系農産物直売所もあります。住所表記は「みなと町」。漁港の横にある道の駅です。

道の駅日立おさかなセンター

道の駅さとみ

里見地区には関東地方有数の規模を誇る里見牧場があり、牧場ブランドの牛乳、ヨーグルトなどの乳製品が人気です。他には、地元農家の季節の野菜、自家製麺のそば・うどん、手作りのお漬物が、直売所に並び、食事処のメニューになります。建物屋根と東屋のデザインモチーフは「傘」。建築デザインを楽しみたい道の駅です。

道の駅さとみ

道の駅ごか

農産物直売所は「わだい万菜」。新鮮野菜や切り花が充実、そして銘柄豚「ローズポーク」の指定販売店です。レストラン「華こぶし」では「ローズポークとんかつ定食」や「天然ナマズ天丼」が人気。フードコートでは「ローズポーク肉まん」「ローズポークシュウマイ」が売れています。五霞町の美味しいものに出会える道の駅です。

道の駅ごか

茨城県の道の駅に行けば間違いなく、地元の美味しいものに出会えます。

(本稿は2021年8月に執筆しました)