人混みを避けてお出かけ 埼玉県の駐車場がある屋外型バリアフリー施設

密閉、密集、密接を避けることができる、埼玉県の穴場スポットお出かけ情報です。

駐車場があり、ピークを避ければ混雑を回避でき、車椅子やベビーカーで利用できるバリアフリーな公園、観光地、神社などをピックアップしました。

上尾丸山公園(上尾市)

面積は約15ha。昭和53年に開園した2.4haの大きな池がある、水と緑豊かな自然公園です。北口駐車場には2台分身障者用駐車区画があり、駐車場から公園へは段差が完全に解消されたルートを通ります。施設全般、バリアフリー改修は進んでいます。

上尾市自然学習館

自然学習館と天体観測棟は屋内型施設です。

上尾市自然学習館

上尾市自然学習館

鷲宮神社(久喜市)

2007年アニメのヒットで話題になった神社で、一時期は混雑しましたが、祭典の日や正月以外は、極端な混雑はありません。

境内はほとんどが未舗装路面ですが、薄い砂利で固い路面なので、車椅子で移動できます。拝殿に段差はありません。車椅子で参拝できます。

鷲宮神社バリアフリー情報

久喜菖蒲公園(久喜市)

大きな池を中心に散策路が整備された公園です。釣りができる有料コーナーと無料コーナーがあります。池には大噴水があり、30分おきに10分間、音楽に合わせて姿を変えながら水面から噴水が上ります。

車椅子で釣りが出来る 久喜菖蒲公園バリアフリー情報

八丁湖公園(吉見町)

「八丁湖」は一周約1,600mの人造湖で、湖畔を巡る舗装された周回路がウォーキングコースになっています。多少のアップダウンはありますが車椅子で散策できます。

八丁湖公園

県営和光樹林公園(和光市)

20haの大きな自然公園です。樹林の周囲に整備された赤いウォーキングコースは、クッション性のある舗装路面で、車椅子で快適に移動できます。駐車料金は障害者手帳の提示で無料に減免されます。

県営和光樹林公園

聖天宮(坂戸市)

5千頭の龍が昇る台湾道教のお宮です。基本は段差構造ですが、要所にスロープが設置されているので、車椅子でお宮のほぼすべてを見学することができます。屋内空間はごく一部で、ほとんどはオープンな構造のお宮です。

聖天宮

新しい村(宮代町)

「山崎山」という里山を開発して、2001年に公園として開園しました。

市民農園や収穫体験が出来る田や畑、集会所、釣りが出来る調整池、芝生広場など、里山の景観を残した空間が広がります。

里山エリアは未舗装でアップダウンがあり、車椅子では無理のない範囲での利用になります。核施設として屋内施設の産直ショップ「森の市場結」と「森のカフェ」があります。

新しい村

難波田城公園(富士見市)

中世の城跡の復元、移築した古民家、そして資料館がある公園です。資料館は屋内型施設です。

お城の復元エリアはバリアフリーです。古民家エリアは未舗装ですが、固い路面なので気を付けて進めば車椅子で移動できます。

難波田城公園

奥秩父もみじ湖(秩父市)

山梨県との県境に近い山中にある人造湖です。整備された駐車場と公園のようなスペースがあり、車椅子で奥秩父の眺望を楽しめます。駐車場の横の崖に積まれた大きな岩積みは、見ごたえのある景観です。

奥秩父もみじ湖

ようばけ(小鹿野町)

「ようばけ」とは、秩父地方の方言で「陽の当たる崖」。高さ100m、幅400mに及ぶ地層の大露頭。国指定の天然記念物です。1,500万年前に堆積した地層が観察できます。「おがの化石館」の駐車場に車を停めて、無理なく見やすい場所から見学します。

おがの化石館と秩父のようばけ

両神国民休養地(小鹿野町)

季節の花やハイキングが楽しめる自然公園です。公園内の奥深くに駐車場があります。福寿草園などがある方向へは、アップダウンはありますが舗装路が整備されています。フクジュソウの他には、早春のロウバイやヤマザクラ、ハナショウブなどが見事です。

両神国民休養地

大天白神社(羽生市)

神社と公園が一体化したような構造で、公園にある藤棚が見事です。中央の噴水池を囲むようにおよそ60本の紫と白の藤棚があります。例年GWの頃には、大和町町内会と観光協会の共催で「大天白藤まつり」が開催されます。

大天白神社

水城公園(行田市)

大きな池は「しのぶ池」。その周囲にフラットな舗装路があり、車椅子で散策できます。ただし公園内には段差箇所もあります。「あおい池」は「ホテイアオイ」が栽培されている池です。この池の横も車椅子で通行可能な舗装路があります。季節には綺麗な花を楽しめます。

水城公園

古代蓮の里(行田市)

屋外公園の散策路は舗装路で極端な傾斜はなく、ほぼ全域を車椅子で散策できます。公園には蓮だけではなく、ロウバイ、梅、ボタン、桜など、多様な花木が植栽され、四季折々の花を楽しめます。蓮のトップシーズンでも、人混みになるほどの混雑には滅多になりません。田んぼアートを眺望する展望室がある「古代蓮会館」は、屋内型施設です。

古代蓮の里

さきたま古墳公園(行田市)

9基の大型古墳がある「埼玉古墳群」を中心に整備された公園です。とにかく広いので、混雑に悩まされることは少ない公園です。古墳の間を通る平坦な舗装路から、車椅子で大型古墳の実物を観ることが出来ます。「さきたま史跡の博物館」は、屋内型施設です。

さきたま古墳公園

埼玉の穴場的なバリアフリー屋外施設で、楽しい休日をお過ごしください。

(本稿は2020年3月に執筆しました)

千葉県 三密を避ける 車で行く屋外型バリアフリー施設

混雑を回避できる千葉県の穴場スポットお出かけ先情報です。

駐車場がありマイカーで行ける屋外型施設で、ピークを避ければ混雑することが少ない、車椅子やベビーカーで利用できるバリアフリーなお出かけ先を紹介します。

なおアンダーラインがある施設の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

飯塚沼農村公園(匝瑳市)

夏には蓮の花が咲く池のある公園です。広さは1.9ha。遊歩道が整備され車椅子で散策できます。

隣接する商業施設「ふれあいパーク八日市場」の「花・植木見本園」も、バリアフリーな屋外型の施設です。

ふれあいパーク八日市場

佐久間ダム湖親水公園(鋸南町)

佐久間ダムは1986年に完成した農業灌漑用堰止湖で、周辺を「佐久間ダム湖親水公園」とし、花の名所としています。水仙と桜の名所で、紫陽花とハスの植栽もすすめています。

公園全体がバリアフリーではなく、車椅子では段差のないスポットだけを訪ねます。ドライブを主体に楽しむ観光になります。

佐久間ダム湖親水公園

袖ケ浦公園(袖ヶ浦市)

2つの池を中心に散策路や広場がある公園です。バリアフリー上のポイントは駐車場の選択です。来園者用の一般駐車場から園内に向かうと、距離は短いながら急坂を下ります。

園内に「袖ヶ浦郷土博物館」と「アクアラインなるほど館」、入館無料の2つの施設があります。この施設の入口前に、それぞれ身障者用駐車区画が用意されています。

袖ケ浦公園

水郷佐原あやめパーク(香取市)

知名度は高い施設です。2017年にリニューアルオープンしたバリアフリー施設で、「あやめ祭り」期間は混雑しますが、フジやハスの季節は、普通はそれほど混みません。あやめの開花ピークの期間を避ければ、安心して利用できます。

水郷佐原あやめパーク

ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市)

潮干狩りで名高い人気の公園です。潮干シーズンの4月から6月は混雑します。その時期を避ければ、安心して利用できます。展望デッキがあり、三番瀬を眺望できます。「環境学習館」は屋内施設です。

ふなばし三番瀬海浜公園

市原史跡上総国分尼寺跡(市原市)

バリアフリーな史跡を紹介します。奈良時代の建築物を復元した大規模な復元施設です。中門、金堂、回廊があり、車椅子で見学ができます。史跡の解説がある展示館は屋内施設です。

市原史跡上総国分尼寺跡

宗吾霊堂(成田市)

珍しい由来の寺院を紹介します。江戸時代の義民「佐倉宗吾」を祀るお寺です。境内は未舗装路面や段差箇所があります。車椅子ではルートを選びながら、無理のない範囲でのお参りになります。祭礼の日などを避ければ、それほど混みあうことはありません。

宗吾霊堂

飯岡刑部岬展望館(旭市)

外房のバリアフリー展望施設です。無料で利用できます。車椅子で360度の眺望が楽しめます。サンライズ、サンセット、そして夜景も人気です。

飯岡刑部岬展望館

九十九里有料道路

ドライブそのものが観光として楽しめるシーサイドロードです。「波乗り道路」と呼ばれます。東日本大震災後に道路のかさ上げ工事を行い、2017年に再開業しました。途中にある九十九里を眺望する休憩施設は、改修されて綺麗です。

九十九里有料道路

東関道佐原PAパノラマ展望台

最後に高速道路のPAにある展望施設を紹介します。東関東自動車道の佐原PA(上り)にあります。段差箇所にはスロープがある上り坂を進みます。展望台からは水郷エリアと利根川の流れが眺望できます。

東関道佐原PAパノラマ展望台

障がいのある家族や小さなお子様と、密閉密集密接を避けてお出かけが出来る、バリアフリーな穴場スポットで楽しい休日をお過ごしください。

(本稿は2020年3月に執筆しました)

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子拝観ガイド バリアフリー情報

相国寺は足利義満によって創建された名刹です。そして金閣寺と銀閣寺の「本山」です。境内にある「相国寺承天閣美術館」には、相国寺、鹿苑寺、慈照寺の宝物が収蔵されています。

相国寺の境内は、案外フラットな構造です。そして美術館は車椅子で観覧可能です。相国寺のバリアフリー状況を紹介します。

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

境内の主要施設である「法堂」「方丈」などは、毎年春期(3月下旬から6月上旬)と秋期(9月下旬から12月中旬)に特別公開されます。

※2020年の春季特別公開は新型ウィルス対策のため中止になりました。

それ以外の期間は、境内の参道から各施設の外観を見学する、そして「相国寺承天閣美術館」を観覧するお参りになります。

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

境内に参拝者用の無料駐車場があります。「方丈」の裏側の浅い砂利路面が駐車エリアで、駐車区画は整備されていません。停めやすい場所に適正に駐車します。

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

境内への車両の入口は「総門」です。「総門」を車でくぐります。その付近に管理スタッフがいるので、誘導に従ってください。境内の車両進行ルートは案内表示があります。

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

境内参道のバリアフリー状況です。境内の参道は概ねフラットな舗装路です。ただし段差路、砂利路面の個所もあります。車椅子では無理のない路面を選び、境内を散策します。外観の見学だけであれば、ほぼ境内全域を散策できます。

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

特別公開の拝観料は、障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。しかし「法堂」「方丈」などは、バリアフリー仕様ではありません。

京都 相国寺と承天閣美術館 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

美術館のバリアフリー状況です。相国寺承天閣美術館は昭和59年に開館しました。

相国寺承天閣美術館

美術館のエントランスまでは、短い区間ですが小さな段差がある砂利路面を通行します。慎重に移動すれば、車椅子で通行可能です。

相国寺承天閣美術館

相国寺承天閣美術館

相国寺承天閣美術館

美術館の正面まで来れば、舗装路面です。エントランスは段差構造ですが、段差回避スロープが用意されています。

相国寺承天閣美術館

相国寺承天閣美術館

美術館は土足禁止で、靴を脱いで観覧します。車椅子の場合、館内用の車椅子に乗りかえるか、美術館が用意するタイヤカバーを付けて入館します。入口でスタッフに声をかけて相談して下さい。

相国寺承天閣美術館

エントランスの土足を脱ぐコーナーにも、段差回避スロープ路があります。

相国寺承天閣美術館

相国寺承天閣美術館の観覧料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。館内受付で手帳を提示して減免措置を受けてください。

美術館内はバリアフリー仕様です。車椅子で問題なく鑑賞できます。またバリアフリートイレが用意されています。

観覧ルートは第一展示室、庭を臨む回廊ロビー、東ロビー、第二展示室と進みます。中央ロビーにはミュージアムショップがあります。

美術館の周囲は、3つの小さな石庭が配置されています。

相国寺承天閣美術館

今回取材時は企画展「茶の湯」が開催中で、計108点が展示されていました。美術館の所蔵品の中には、国宝5点、重要文化財は145点があります。また第一展示室には鹿苑寺境内の「夕佳亭」が再現されたコーナーがあります。そして第二展示室には、伊藤若冲の水墨画、重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部が移設展示されています。いつでも若冲に会える美術館です。

相国寺承天閣美術館

相国寺は車椅子で境内を散策できる名刹です。そして相国寺承天閣美術館は、名品が鑑賞できるバリアフリー美術館です。

(本稿は2020年3月の取材に基づいています)

「南禅寺」のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。