群馬県道の駅バリアフリー情報~中毛編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設ですが、現地のバリアフリー状況はそれぞれです。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

本稿は群馬県の中毛(前橋市、伊勢崎市、渋川市、北群馬郡、佐波郡)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

「道の駅まえばし赤城」(前橋市)

2023年3月開業。芝生広場やイベント広場、日帰り温泉、20以上のショップが営業する大型施設です。

道の駅まえばし赤城

大型鮮魚店「前橋赤城鮮魚センター」もある、これまでにないタイプの道の駅です。

道の駅まえばし赤城

「道の駅玉村宿」(玉村町)

2015年開業。施設全体、段差が全くないバリアフリー設計です。施設の構成は、産直ショップ、フードコート方式の食事処とギャラリー。揚げたてのコロッケなどの販売をしている食肉市場直営店は「肉の駅」と名乗ります。快適に車椅子で利用できる施設です。

道の駅玉村宿

施設前の第一駐車場が70台ほどの収容で、身障者用駐車区画は4台分あります。道を挟んだ第二駐車場が100台ほどの収容。建物施設は平屋建てで、床面積は100坪強。店内通路幅はワイド設定で、よほど混み合わなければ、車椅子での店内回遊に問題はありません。バリアフリートイレはトイレ棟に2つ、施設内トイレに1つ用意されています。

道の駅玉村宿

建物の外観色はピンク系。トイレ棟の外壁には、地元の女子大生がデザインした、かわいらしい壁画が描かれています。建物の内装はウッディ。木のぬくもり、自然感が演出されています。

道の駅玉村宿

玉村町は「麦秋の郷」。周囲には麦畑が広がります。

「玉村宿」というネーミングは、この地が江戸時代に「宿」であったことに由来します。日光東照宮の春の大祭に、京都の朝廷から派遣される勅使が通る道が「日光例幣使道」。その第一の宿がここ玉村宿。当時は大いに栄えたそうで、それにあやかる命名ということです。

道の駅玉村宿

「道の駅赤城の恵」(前橋市)

道の駅としては2011年に開業。メインの施設は日帰り温泉「あいのやまの湯」です。「赤木の恵」は情報発信館。観光パンフレットが置いてある休憩所です。軽食コーナーもある直売所は「味菜」。そして紫陽花で有名な「荻窪公園」が広がります。

道の駅赤城の恵 車椅子バリアフリー情報

施設全体で身障者用駐車区画は8台分、バリアフリートイレは3つ用意されています。

道の駅赤城の恵 車椅子バリアフリー情報

「道の駅ふじみ」(前橋市)

道の駅としては2011年に開業。旧富士見村の中核施設で、日帰り温泉と直売所、公園で構成されます。

日帰り温泉は「ふれあい館」。直売所は「風ラインふじみ」。公園は「ふれあい公園」。施設全体で身障者用駐車区画は8台分、バリアフリートイレは2つ用意されています。

施設全体車椅子で利用できます。日帰り温泉は「ふれあい館」は、利用料の障がい者減免制度があり、館内は可能な限りフラット構造で、一部は車椅子用スロープがある、足の悪い利用者を意識した設計のバリアフリー施設です。

群馬県 道の駅ふじみ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「道の駅よしおか温泉」(吉岡町)

2010年開業。直売所、日帰り温泉、運動公園で構成される大型施設です。国道17号線の前橋渋川バイパスから側道に下りてアクセスします。関越自動車道からのアクセスなら駒寄スマートICの利用です。

道の駅よしおか温泉

駐車場は3つの施設の共用です。身障者用駐車区画は計3台分、トイレ棟にバリアフリートイレは一つ、施設内は段差があり、それをスロープで対応しているタイプの施設です。

道の駅よしおか温泉

隣接して「吉岡エネルギーパーク」があり、かつてのシンボルは風車でした。直売所の名称は「かざぐるま物産館」です。大型の店舗ではなく、通路幅は普通サイズ。地場産品にこだわったショップで、野菜、コンニャクなどの特産品、お肉類も豊富です。「船尾まんじゅう」という名物の菓子や福祉作業所のクッキーなども販売。手作りの「バック」なども販売しています。姉妹都市の北海道大樹町からの海の幸も販売します。

道の駅よしおか温泉

「かざぐるま物産館」の一角は「自衛隊グッズ」の販売コーナーがあります。隣町に自衛隊の基地があり、吉岡町とも交流が深いことの縁だそうです。

道の駅よしおか温泉

日帰り温泉は「リバートピア吉岡」。地下1300mから汲み上げたアルカリ源泉。隣接するエネルギーパークとの連携で、太陽光や地熱を使ったクリーンエネルギーを利用しています。

道の駅よしおか温泉

運動公園の目玉は「ケイマンゴルフ」。飛ばないボールを使用したゴルフです。

道の駅よしおか温泉

「道の駅こもち」(渋川市)

2001年開業。2015年にトイレ棟がリニューアルして綺麗になりました。農産物とお土産品の「ふるさと物産館」と食事処棟、別棟で足湯コーナーと観光用の水車、イベントハウスがあります。

群馬県の道の駅 こもち 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

団体客を乗せた観光バスが多く立ち寄る施設で、キャッチコピーは「こんにゃくの里」です。

身障者用駐車区画は第一駐車場に2台分用意されます。第一駐車場から「ふるさと物産館」と食事処棟へはスロープを上ります。第二駐車場からはフラットに移動できます。

群馬県の道の駅 こもち 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「ふるさと物産館」内の通路幅は、あまり余裕はありません。混雑すると車椅子での利用は苦労します。食事処「食創庵」はスペースに余裕があり、フラットな構造なので、車椅子で利用できます。

外向きのカウンター販売で「こもちタイ焼き」などが販売されています。なんとなく魚卵が入ったタイ焼きに思えますが、ここは「こもち」、普通のタイ焼きです。

群馬県の道の駅 こもち 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「道の駅おのこ」(渋川市)

漢字で書くと「小野子」。1996年開業。自然あふれる山村の風情が楽しい、素朴で小さな道の駅です。小野上村の直営施設でスタートし、平成の大合併で渋川市になり、2012年からは民間に運営委託されています。

群馬県の道の駅 おのこ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

駐車場は広々しています。身障者用駐車区画は4台分設けられています。トイレ棟にバリアフリートイレが1つあります。

群馬県の道の駅 おのこ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

直売所と食堂があるメイン棟へは、やや急な傾斜の狭いスロープで上ります。施設入口のドアは手動ドアです。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~群馬県中毛編

直売所の規模は大きくはありません。ショップのコンセプトは「小野子山の恵みをおすそ分け」、山の恵みが並びます。木材からキノコが生えかけている「自分で育てるキノコセット」が売られています。

食堂はセルフ食券方式。席は車椅子でも利用可能な構造です。蕎麦自慢で、冬場は郷土料理の「おっきりこみ」が味わえます。

バリアフリーはギリギリのレベルですが、山村の素朴で新鮮な味わいが楽しめる道の駅です。

群馬県の道の駅 おのこ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡」(前橋市)

道の駅としては1995年に開業。公園スペースやキャンプ場がある広い牧場に、直売所とレストランがある施設です。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

ショップは「花木農産物直売所さんぽ道」。店内の通路の幅は車椅子でも利用できるサイズで、混雑していなければ、ゆっくりと買い物できます。別棟でミルクハウスなどがあります。バリアフリートイレは公衆トイレ内に2つ用意されています。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

直売所の奥は牧場で、未舗装の広場が広がります。車椅子から放牧されている牛を眺めらることができる日もあります。季節折々のお花が栽培され、シャクヤク、コスモスなどのお花畑が出現します。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

桜並木は大規模で、桜の季節は見事な風景に出会えます。完全舗装ではありませんが、車椅子でも無理のない範囲でからお花見を楽しめます。

レストランは「レストハウスまきば」。直売所とは離れているので、レストラン用の駐車場を利用します。レストランにもバリアフリートイレがあります。以上ここまでは車椅子で利用できます。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

他に子供が遊べる遊具などがある公園スペースとバンガローのあるエリアがありますが、未舗装で川にむかって急な傾斜路。車椅子では利用が難しいエリアです。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡

群馬県「道の駅」の紹介記事は、別に「群馬県北毛編」「群馬県東毛編」「群馬県西毛編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。

群馬県道の駅バリアフリー情報~東毛編~

「道の駅」は車椅子で利用出来る施設ですが、現地のバリアフリー状況はそれぞれです。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

本稿は群馬県の東毛(桐生市、太田市、館林市、みどり市、邑楽郡)にある「道の駅」情報です。現時点では3カ所。開業年が新しい順に紹介します。なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

「道の駅おおた」(太田市)

2011年開業。国道17号のバイパス上武道路に面した道の駅です。身障者用駐車スペースは4台分あり、使いやすい屋根付き駐車場。駐車場と施設は段差がないフラット設計です。

道の駅おおた

本棟は直売所と無料の休憩コーナーのみで、食事処はありません。その代わりにあるのが「ケータリング カー ビレッジ」。車の屋台軍団です。施設本棟の前にキッチンカーが並びます。

道の駅おおた

車屋台で買った食べ物は、無料休憩コーナーで座っていただけます。このコーナーはスペースに余裕があり、テーブルと椅子は可動式なので、車椅子でも快適に利用できます。飲み物自販機が置かれています。

道の駅おおた

直売所内は、通路幅はやや広い程度ですが、車椅子での移動は可能です。

道の駅おおた

トイレは独立棟で入口は自動ドア、男女別ゾーンの中央部は情報コーナーになっています。バリアフリートイレは、男女別ゾーンの入口にそれぞれ設置されています。

道の駅おおた

「道の駅富弘美術館」(みどり市)

2005年に道の駅登録になりました。商業施設として登録される「道の駅」は、草木湖の湖畔にある「草木ドライブイン」です。食堂、売店、隣接してCVSがある商業施設です。

「草木ドライブイン」は道の駅の「商業ゾーン」という位置付けで、1Fは車椅子で利用できます。ここにも24時間利用可の独立トイレ棟があります。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~群馬県東毛編

「富弘美術館」は「草木ドライブイン」から300mほどの場所にある、バリアフリーな美術館です。地元出身の手足に障がいのあるアーティスト「星野富弘」氏の作品が展示されています。美術館の入館料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が半額に減免されます。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~群馬県東毛編

道の駅施設としては富弘美術館が「文化ゾーン」で、敷地内には24時間利用できるトイレ棟があります。

富弘美術館の館内はフラット構造でバリアフリーです。バリアフリートイレは2つあり、大人が使用できるサイズのユニバーサルベッドが用意されています。

館内の展示室は円形構造で大小合わせて8つの部屋があり、いずれも車椅子で鑑賞できます。

富弘美術館

ミュージアムショップ、カフェ、「空の部屋」「風の部屋」などの館内スペースは、すべて車椅子で利用できます。

草木湖の美しい風景に囲まれた美術館です。館内のカフェや休憩室からは、バリアフリーに外の景観を眺望できます。

「道の駅くろほね・やまびこ」(桐生市)

1998年に道の駅になった小規模な施設です。桐生市の「黒保根」町にある、直売所と食事処がある「やまびこ」です。施設構造上、車椅子で利用できない決定的な問題はありません。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~群馬県東毛編身障者用駐車区画は屋根無しで1台分あります。

道の駅くろほね・やまびこ

バリアフリートイレはトイレ棟内に1つ用意されています。屋内トイレにはバリアフリートイレはありません。

車椅子で行く道の駅バリアフリー情報~群馬県東毛編敷地内はほぼフラットで段差はありません。直売所棟と食事処と観光案内所が入る棟へは、スロープを利用することもなくフラットに移動できます。

道の駅くろほね・やまびこ

直売所棟の出入口はタッチ式の自動ドア、小規模なショップで店内通路は縦3本あり、入口から見て左の通路は幅広、中央の通路幅は並みサイズで車椅子での移動は可能です。右の通路は車椅子での通行が困難なレベルの狭さです。

産物は安くて美味しいものが並びます。新鮮野菜に味噌や梅干し、漬物などが豊富です。黒保根町の地場産品と出会えます。

道の駅くろほね・やまびこ

うどん、蕎麦が自慢の食事処の入口は手動ドアです。建物入口付近が観光情報コーナーで、奥が食事処、棟内はフラットで車椅子での移動は可能です。

食券制ですが、お料理はスタッフが席まで運びます。お茶はセルフサービス、食後は食器をカウンターに下げるセミセルフ方式です。

道の駅くろほね・やまびこ

店内のスペースは余裕があり、車椅子での店内移動は可能です。お座敷席とテーブル席がありますが、車椅子で食べやすい構造のテーブルは数が少ないので、良い席が確保できるかが問題です。

うどんは迫力のある太麺。山菜の天ぷらが評判です。建物は立派な梁がある純和風構造、素敵な造りの食事処です。

道の駅くろほね・やまびこ

群馬県「道の駅」の紹介記事は、別に「群馬県北毛編」「群馬県中毛編」「群馬県西毛編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。

群馬県道の駅バリアフリー情報~北毛編~

「道の駅」は車椅子で利用できる施設ですが、現地のバリアフリー状況はそれぞれです。車椅子目線での情報と施設の特徴を紹介します。

本稿は群馬県の北毛(利根郡、吾妻郡、沼田市)にある「道の駅」情報です。開業年が新しい順に紹介します。なお道の駅の名称をクリックすると、より詳しいバリアフリー情報ページにリンクします。ご参照ください。

「道の駅尾瀬かたしな」(片品村)

2018年開業。現時点では群馬県で最も新しい道の駅です。沼田ICから国道120号線、日本ロマンチック街道を日光方面へ進み、片品村役場の隣接地にあります。施設は平屋構造で段差のない設計です。

直売所棟、レストラン棟、休憩棟で構成される施設です。展望テラスには「展望足湯」があります。ここは車椅子のままでの利用は出来ません。

展望テラスには「展望足湯」

直売所棟には「スナックコーナー」があり、ソフトクリームなどを販売しています。

産直ショップのバリアフリー状況

芝生広場は「813ひろば」。標高813mの自由広場です。

813ひろば

「湧水コーナー」があり、2本の蛇口から片品の名水が流れ出ています。

湧水コーナー

レストラン棟はスペースに余裕があり、車椅子で問題なく利用できます。フードコート方式の「かたしな食堂」、セルフサービスですが食堂スタイルの「村民キッチン」があります。

産直ショップのバリアフリー状況

駐車場の横に24時間利用できるトイレ棟があります。バリアフリートイレは独立個室で1つ。他に男女別トイレの中に、スペースが広い個室が用意されています。

休憩棟のバリアフリー状況

「道の駅中山盆地」(高山村)

2014年に開業した、日帰り温泉と8棟の2階建てコテージが併設された道の駅です。元は盆地状の地区の「中山村」と傾斜地の「尻高村」の二つの村でしたが1889年に合併して、それぞれの一字をとって「高山村」に。この道の駅があるのは、盆地の旧中山村エリア。ということで「高山村」の「中山盆地」という名称です。

道の駅中山盆地

身障者用駐車区画は2台分を用意。駐車場から施設周辺にかけては、段差がないバリアフリー設計です。バリアフリートイレは独立棟内のみで、屋内にはありません。

道の駅中山盆地

施設棟内は、直売所と食事処があります。施設内から食事処へは数段の階段があり、スロープはありません。日帰り温泉施設内から食事処へのルートはフラットです。

道の駅中山盆地

夏は道の駅の駐車場から田んぼアートが楽しめます。

道の駅中山盆地

「道の駅あがつま峡」(東吾妻町)

2014年開業。吾妻峡の観光拠点として整備された道の駅です。日帰り温泉、公園、産直ショップと食事処で構成されます。2010年に日帰り温泉「天狗の湯」が開業。2011年に「あがつまふれあい公園」が一般開放。そして2014年に、直売所「てんぐ」が誕生し、道の駅に登録しました。新しい施設なので、バリアフリー面で大きな問題はありません。

道の駅あがつま峡

身障者用駐車区画は計4台分が設けられています。。バリアフリートイレは独立棟の公衆トイレと、温泉施設、直売所のなかにそれぞれあります。

車椅子での利用に問題はありませんが、直売所「てんぐ」は大きくはなく、併設される食事処とテイクアウトコーナーも小規模な施設です。

道の駅あがつま峡

道の駅から吾妻峡の渓谷美が楽しめるポイントまで、距離にして800m以上はあります。また渓谷のハイキングコースは、車椅子では通行不能な悪路です。

「道の駅八ッ場ふるさと館」(長野原町)

2013年開業。ダム事業の地域振興策で建設された施設です。CVS併設、直売所、食事処があり、「情報コーナー」ではダムの情報と周辺の観光情報を発信しています。この「情報コーナー」の誕生で、別にあったダムの広報施設「やんば館」は閉鎖されました。

道の駅八ッ場ふるさと館

身障者用駐車区画は3台分設けられています。施設全体が段差のないバリアリー設計で、バリアフリートイレは24時間トイレ棟と施設内にそれぞれあります。施設内の通路部に一部手動ドアがありますが、全体的に車椅子での利用に大きな問題はありません。

道の駅八ッ場ふるさと館

直売所はフラット構造で車椅子で買い物ができます。山の幸を中心に地場産品が並びます。食事処はレストランとセルフサービスのお店があります。「ダムカレー」やお蕎麦がいただけます。

道の駅八ッ場ふるさと館

屋外に「足湯」コーナーがあり、無料で利用できます。車椅子から立ち上がれない人の利用は無理ですが、つかまり立ちや介助歩行が出来る人なら利用できるタイプの足湯です。足湯周辺から奇岩「丸岩」がのぞめます。

道の駅八ッ場ふるさと館

JR吾妻線の川沿いを走っていた線路は廃線になり、対岸に4600mの「八ツ場トンネル」、1900mの「川原湯トンネル」が出来て新線に移行しています。周辺道路は「八ツ場バイパス」に加え、ダムをまたぐ大橋「八ツ場大橋」「不動大橋」「丸岩大橋」などが開通しました。水陸両用バスで行くダックツアーも行われています。

道の駅八ッ場ふるさと館

「道の駅あぐりーむ昭和」(昭和村)

2011年開業。赤城山の山裾、広々とした開放的な風景の中に誕生した道の駅です。

道の駅あぐりーむ昭和

敷地内は全面ほぼフラット。施設は段差を造らないバリアフリー設計です。直売所、物産館、食事処が2か所、そして屋内足湯場があります。

道の駅あぐりーむ昭和身障者用駐車区画は2台分設けられています。トイレは独立棟でバリアフリートイレが1つ。密閉構造の個室で、大きなヒーターが稼働して冬場でも温かなトイレです。施設棟のドアは手動ドアが主流で、産直ショップの正面入口だけが自動ドアです。

道の駅あぐりーむ昭和

産直ショップと2つのレストランは、車椅子での利用が可能な構造です。足湯は屋内型で入口に靴箱があり、靴を脱いで段差を上って入ります。足湯はバリアフリーではありません。

道の駅あぐりーむ昭和

「道の駅霊山たけやま」(中之条町)

2008年開業。信仰を集める霊山「嵩山(たけやま)」の麓にあり登山の拠点です。古代から信仰を集めている山で重々しい雰囲気があります。施設は純和風の造りで、直売所と最大で80名が「そば打ち体験」できる厨房施設がある「たけやま館」、別棟で「そば処けやき」があります。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

身障者用駐車区画は2台分設けられています。バリアフリートイレは「たけやま館」に隣接した別棟トイレと「たけやま館」の中にあります。「そば処 けやき」には外付けでトイレがあり、このトイレはバリアフリー仕様です。「たけやま館」内と「そば処 けやき」は、車椅子で利用可能です。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

敷地のはずれには大型遊具がある子供向けの広場があります。これら施設全体を廻る道は、あまりバリアフリーではなく、ところどころ未舗装でデコボコがあります。車椅子での通行は何とか出来るというレベルです。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

道の駅の前には「親都神社」。嵩山を御神体とする山岳信仰の神社です。「嵩山」の中腹から「親都神社」にかけて、2本のワイヤーが張られています。5月にはこのワイヤーに多数の「鯉のぼり」が泳ぎます。また、道の駅のすぐ裏手、「嵩山」の麓は芝桜ゾーンで、春には芝桜でピンクに染まります。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

霊山「嵩山」は、「大天狗」、「中天狗」、「小天狗」という3つの岩が飛び出しています。中腹に立つ岩は「男岩」です。山中には「嵩山三十三番観世音」と呼ばれる石仏が点在。この石仏群が作られたのは江戸元禄時代です。登山ルートはバリアフリーではありません。

群馬県の道の駅 霊山たけやま 車椅子利用者 バリアフリー情報

「道の駅たくみの里」(みなかみ町)

2005年に道の駅登録になりました。「たくみの里」は国道17号線から少し離れた場所にあります。エリアの入口になる信号のある交差点の横には、目印になる巨大な「わらアート」があります。

巨大な「わらアート」

道の駅として登録されている「道の駅たくみの里」は、大型の建物2棟からなる施設で、直売所、食事処、観光案内所、レンタサイクルなどがあります。その施設は「豊楽館」と名付けられ、周囲が広い駐車場になっています。

身障者用駐車区画は、大型バスの駐車区画がある「豊楽館」北側に用意されています。

道の駅たくみの里

豊楽館は、段差がある構造ですがスロープがあり、車椅子で利用出来る施設です。

道の駅たくみの里 三国街道須川宿 バリアフリー情報

産直ショップ、食事処とも、店内はフラットでスペースに余裕があり、車椅子で問題なく利用できます。

道の駅たくみの里

「たくみの里」は、三国街道須川宿を中心に数多くの体験施設や飲食店が広域に点在する観光エリアです。

道の駅たくみの里

「たくみの里」里山エリアは広域で、全域を車椅子で歩いて巡る規模ではありません。各施設の近くや、各通りの途中に駐車場が複数箇所あります。

道の駅たくみの里 三国街道須川宿 バリアフリー情報

「道の駅月夜野矢瀬親水公園」(みなかみ町)

2000年開業。川沿いの公園エリアと縄文時代の遺跡エリア、そして農産物直売所「月夜野はーべすと」があります。

「月夜野はーべすと」前の駐車場には、屋根無しで2台分の身障者用駐車区画があります。場所は駐車場の奥「月夜野はーべすと」寄りです。

「月夜野はーべすと」前の駐車場

「月夜野はーべすと」はワンフロアのお店です。店内はフラットな床面で、店内通路は広くはありませんが、車椅子で通行可能な幅があります。農産物と物産品が販売されています。

また軽食を提供するコーナーがあり、セルフサービスですが車椅子で利用出来るフラット構造です。

月夜野はーべすと

公園の大駐車場は別にあります。この駐車場から道路の下を渡る歩道を進み「矢瀬親水公園」エリアに行くことができます。

公園エリアに隣接して「矢瀬遺跡」があります。復元された建物もある縄文時代の遺跡です。

「矢瀬親水公園」と「矢瀬遺跡」は、舗装された散策路を車椅子で移動することは出来ます。舗装路を外れると、車椅子での移動は困難な未舗装路面です。

矢瀬親水公園

「道の駅草津運動茶屋公園」(草津町)

1998年開業。草津の玄関口にある観光施設です。ベルツ記念館はオリジナル化粧品やオシャレ小物の「ミュージアムショップ」、ひもかわうどんやソフトクリームをいただく「軽食喫茶コーナー」、草津銘菓などが並ぶ「ロマンチックショップ」、地酒地ビールなどの「特産ショップ」、そして観光案内所があります。

道の駅草津運動茶屋公園

身障者用駐車区画は2台分用意。バリアフリートイレは1つ。周辺は公園として整備されています。

道の駅草津運動茶屋公園

施設をつなぐブリッジは階段構造でエレベーターはありません。

道の駅草津運動茶屋公園

「道の駅白沢」(沼田市)

1997年開業。核施設は「望郷の湯」という日帰り温泉施設です。飲泉施設内にお座敷席が中心のレストラン、別棟で直売所とソフトクリーム販売所があります。

約200台を収容する駐車場があります。身障者用駐車区画は2か所あり、駐車場内にある独立トイレ棟の横に1台分。

駐車場のバリアフリー状況

そして「望郷の湯」のエントランスへのアプローチに近い場所に3台分用意されます。

駐車場のバリアフリー状況

産直ショップは「座・白沢」。独立棟の大型店舗です。

産直ショップは「座・白沢」

他には、独立棟でソフトクリームの販売所、オープンな休憩スペースと公園エリアがあります。

直売所とソフトクリーム販売所の間が、屋外の休憩スペースです。テーブルと椅子、ベンチなどが配置され、自由に利用することができます。

屋外休憩スペースのバリアフリー状況

開業年次は古い施設ですが、産直ショップや休憩スペースの車椅子利用に大きな問題はありません。日帰り温泉は介助歩行が出来るレベルの人なら利用可能です。

「道の駅六合(くに)」(中之条町)

1996年開業。温泉宿、日帰り温泉が併設された施設です。中心施設は「六合観光物産センター」。ショップは車椅子で利用可能です。別棟で食事処と、喫茶があります。バリアフリートイレは1つ用意されています。

道の駅六合

施設が古いので、バリアフリーレベルは相応です。温泉は車椅子での利用は困難です。

道の駅六合

「道の駅川場田園プラザ」(川場村)

道の駅としては1996年の開業。2015年度「全国モデル道の駅」指定。5年連続「関東好きな道の駅」第一位。「日経プラス1 家族で1日楽しめる道の駅」東日本第一位。観光庁長官表彰受賞。年間来場者数が120万人を突破。圧倒的な集客力を誇る道の駅で、全国から視察団が訪れます。

広い敷地内に多数の店舗を構えた複合型施設です。物販店は直売所、お土産屋、ソーセージハムのミート工房、お菓子、パンなど。飲食店は、蕎麦屋、ラーメン屋、「おきりこみ」などの郷土料理が美味しいフードコート、地ビールレストラン、バーベキューが楽しめるミート工房、ピザ工房、ミルク工房、ソフトクリームなどがあります。

他に、遊具や芝ソリが楽しめる遊びの広場。ブルーベリーの収穫が楽しめる農園。陶芸体験教室。観光案内所。敷地外へ出て観光橋で薄根川を渡ると、名主の館や水車小屋、その先には乗車体験ができるSLのあるホテルがあります。ホテル内には日帰り温泉施設も。近隣には川場村の歴史民俗資料館や、川沿いで水遊びができる清流公園があります。

身障者用駐車区画は第2駐車場に増設されました。食堂「あかくら」寄りの箇所と、そば処「虚空蔵」の裏の付近にもあり、全部で25台分用意されています。

バリアフリートイレは男女別トイレ内に2カ所、異性介護でも利用できるバリアフリートイレは24時間独立トイレ棟に1つあります。

ほとんどの施設棟は一段高い段差の上にある設計ですが、段差解消箇所は用意されています。

道の駅川場田園プラザ

「道の駅みなかみ水紀行館」(みなかみ町)

1996年開業。谷川岳の麓にあります。施設としては新しくはありませんが、車椅子で利用できる施設です。施設全般、段差のある構造をスロープで迂回する施設です。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

直売所、軽食処に加え、淡水魚の展示がある「水産学習館」があります。「水産学習館」は有料ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で入館料が無料に減免されます。

施設の全体概要

身障者用駐車区画は2台分設けられています。バリアフリートイレは、別棟と屋内に計2つ用意されています。

24時間利用できる独立トイレ棟は、駐車場の横にあります。トイレ棟は駐車場と同じ高さにあり、駐車場から段差なく利用できます。

24時間利用できる独立トイレ棟

産直ショップは「満点横丁」。円形構造の店舗です。

産直ショップのバリアフリー状況

店内の床面はフラットで、店内の通路は車椅子で移動できる幅が確保されています。ショップへの出入口は2か所ありますが、内1カ所は階段です。

足湯はバリアフリー仕様ではありません。デコボコと段差を乗り越える必要があります。

足湯のバリアフリー状況

道の駅の駐車場からスロープを通り、名勝「諏訪峡」に出ることが出来ます。ただしスロープ路は急で、車椅子での通行は楽ではありません。そこまで無理をして車椅子で進まなくても、諏訪峡を眺め、その空気を吸うことが出来ます。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

道の駅みなかみ水紀行館は、古い施設ですが段差回避ルートは確保されています。足湯以外は車椅子で利用できます。

群馬県「道の駅」の紹介記事は、別に「群馬県東毛編」「群馬県中毛編」「群馬県西毛編」を掲載しています。クリックすると別稿が開きますので、ぜひご覧下さい。