個性的な東京の神社をまとめて紹介 混雑を回避してパワースポットに参拝

東京都区内のユニークな見どころがある神社を紹介します。どの神社もピーク時を外せば、混雑を回避して安全安心な参拝ができる、お薦めのパワースポットです。タイトルをクリックすると、各神社の紹介ページにリンクします。ご参照ください。

《港区のパワースポット》

「赤坂氷川神社」~享保の社殿が残る都心超一等地の古社~

苔むした境内には樹齢400年の大銀杏、七対の江戸獅子型の狛犬、徳川吉宗が寄進した社殿などが残る、徳川八代将軍から十四代将軍までが参拝した古社。幾多の災害、戦火を免れて江戸の姿が今に残る、赤坂の奇跡。都心随一の本格派パワースポットです。

赤坂氷川神社

「虎ノ門金刀比羅宮」~高層ビルと調和した一体構造のこんぴらさん~

讃岐丸亀藩の江戸藩邸内に1660年に創建された、四国金刀比羅宮の御分霊を祀る社です。幾多の変遷を経て、2004年に26階建ての琴平タワーと一体になった現在の姿になりました。鳥居、手水舎、石灯篭など、あるべきものは全てある進化系パワースポットです。

虎ノ門金刀比羅宮

「愛宕神社」~境内は都内最高峰の愛宕山、山頂は標高26ⅿ~

徳川家康の命で1603年に創建された江戸防火の神です。しかしその後の江戸の大火で全焼した歴史があります。愛宕山の頂上にある都心とは思えない山深い境内。曲垣平九郎のエピソードで有名な、東京名所の出世階段があるパワースポットです。

愛宕神社

「乃木神社」~明治大正時代の日本と日本人の精神にふれる聖地~

多くの国民の声により、明治天皇に殉死した乃木大将が神になった社です。境内は乃木坂の乃木邸の敷地で、往時の邸宅や厩などが保存展示されています。殉死の間や宝物殿は観覧無料。20世紀初頭における日本の精神的価値観が生み出したパワースポットです。

乃木神社

《千代田区のパワースポット》

「三崎稲荷神社」~参勤交代の大名が参拝した旅行安全の神様~

創建は不明。三代将軍徳川家光が崇敬し、参勤交代で江戸城に登城する大名が必ず参拝して心身を清めたパワースポット「清めの稲荷」です。明治時代の南極探検隊は三崎稲荷のお守りをもって旅立ちました。現在の三崎町の語源になった社だと伝承されます。

三崎稲荷神社

「駿河台太田姫稲荷神社」~複雑で古い由緒がある江戸っ子の氏神~

室町時代に関東で天然痘が流行。疱瘡にご利益がある京都の一口稲荷社が勧請され、その後江戸時代になり駿河台に遷座し、神田駿河台の鎮守になった社です。現地には、一読では理解できない、社の複雑な由緒が掲示されています。縁起と経緯が難解な小さなパワースポットです。

駿河台太田姫稲荷神社

「東京大神宮」~神前結婚式を創始した東京のお伊勢さま~

創建は明治13年。東京における伊勢神宮の遥拝殿です。東京でもっとも縁結びの御利益があると人気のパワースポット。女性の参拝者が多く、たまに男性が拝殿に並んでいると違和感があるほどです。

東京大神宮

《中央区のパワースポット》

「佃島住吉神社」~明治の神輿庫が残る江戸湾の守り神~

海の神、住吉三神を祀る海上安全、渡航安全のパワースポットです。摂津の国の漁夫が住吉社分霊を奉斎して江戸に移住し、1646年に佃島に創建しました。その後の震災や戦火を免れた社で、水盤舎は明治2年、神輿庫は明治44年の造営です。

佃島住吉神社

「水天宮」~2016年に完成した先端の免震構造バリアフリー設計のお宮~

安産の神様としては、東京で圧倒的な一番人気の社です。総本宮は福岡県久留米市の水天宮で、1818年に御分霊が勧請され江戸の水天宮が創建。祀られている四神の内三神は、安徳天皇ほか実在した平家の人物。妊婦さんに優しいバリアフリーなパワースポットです。

水天宮

《文京区のパワースポット》

「駒込富士神社」~赤文字の巨石が飾られた高さ5ⅿの大富士塚に登頂~

江戸時代に町火消の信仰を集めた富士講の神社で、私見では東京で最も見ごたえのある富士塚が現存します。1662年に刊行されたガイドブックに、江戸の名所として掲載されているので、遅くとも江戸時代の初期には信仰をあつめていたパワースポットです。

駒込富士神社

「白山神社」~3千株が咲く東京を代表する紫陽花の名所~

「文京あじさいまつり」の開催地として有名ですが、創建は948年という古社です。本宮は加賀一宮白山神社で、江戸時代は五代徳川綱吉以後の歴代将軍に信仰されたパワースポットです。神社庁の案内では、縁結びの神として崇められたとされています。

白山神社

「根津神社」~将軍綱吉が造営した社殿が残る東京を代表するツツジの名所~

「文京つつじまつり」の会場として有名ですが、創建は神代という都内有数の古社です。災害や戦火を免れた江戸時代に造営された施設が現存し、国の重要文化財に指定されています。境内にある「乙女稲荷」も人気パワースポットです。

根津神社

《墨田区のパワースポット》

「三囲神社」~三越のライオン像、三囲のコンコンさんは必見~

「みめぐり」と読みます。創建は平安時代の初期という向島の古社。三井家が守護社として崇敬しています。ライオン像は2009年に閉店した池袋三越から移転。狛犬も負けない迫力があります。社のアイドルはコンコンさん。見どころが多いパワースポットです。

三囲神社

「高木神社」~アニメとのコラボで人気、カワイイものが溢れる境内~

スカイツリーの足元にある小さな神社です。創建は1468年。人気コミック「からかい上手の高木さん」とコラボした絵馬やお守り、結び矢など、境内はカワイイもので溢れます。見上げればスカイツリー。オンリーワンのパワースポットです。

高木神社

「牛嶋神社」~三輪鳥居が建ち、撫で牛と狛牛が護る、牛の御前~

860年に創建された本所の総鎮守です。「うしのごぜん社」と称される牛のパワースポット。東京スカイツリーの氏神はこの社です。珍しい形状の「三輪鳥居(みわのとりい)」は、2018年に台風被害で倒壊して、その後に再建された令和の鳥居です。

牛嶋神社

《台東区のパワースポット》

「今戸神社」~境内は招き猫がいっぱい、ペア猫を撫でて縁結び~

個性的という面では東京を代表するユニークなパワースポットです。招き猫を発案した神社ではなく、この神社がある今戸地区で陶磁器生産が盛んで、招き猫も生産していたというご縁。本殿横の石なでペア猫は、「いざなみ」「いざなぎ」という名前のカップルです。

今戸神社

「小野照崎神社」~渥美清氏がご利益を得た芸能学問の神様~

創建は852年。小野篁公と菅原道真公を祀る入谷に鎮座する神社です。絵馬は筆に文鳥がとまっている絵柄で学芸絵馬と称されます。芸能のパワースポットとして有名。渥美清氏が、ご利益で映画の主役の座を射止めました。

小野照崎神社

《荒川区のパワースポット》

「石浜神社」~シンボルは江戸時代造営のカマボコ型鳥居~

創建は奈良時代の724年という古社。災害や空襲、そして遷座などがあり、拝殿は1988年の造営ですが、境内には18世紀のものが点在します。なかでも江戸時代に造営された鳥居は、その形状がユニークで石浜鳥居と称されるパワースポットです。

石浜神社

《江東区のパワースポット》

「亀戸香取神社」~トップアスリートのサインがあるスポーツ振興の神~

創建は飛鳥時代の665年。藤原鎌足が創始したと伝承される古社です。塚原卜伝、千葉周作など剣豪が崇敬したことから、いつしかスポーツの神となったパワースポット。境内には巨大な勝石が鎮座。一流選手が祈願に訪れます。

亀戸香取神社

「洲崎神社」~津波警告碑が現存する江戸時代のシーサイドパラダイス~

木場駅の近くにある神社です。創建は1700年。当時は海岸に浮かぶ弁財天でした。この地は江戸庶民の娯楽の場で、潮干狩り、舟遊びなどの名所。1791年、そこに高潮が襲い大惨事に。江戸時代に建てられた、津波を警告する碑が今に残るパワースポットです。

洲崎神社

《新宿区のパワースポット》

「早稲田水稲荷神社」~早大合格専用のお守りを頒布するキャンパス神社~

現在の早稲田大学キャンパス内に、900年頃に創建された古社です。早大開校後もキャンパス内に鎮座。1961年に現在のキャンパス隣接地に移転しました。早大合格祈願の祈祷札と御守りの地方発送は、「早稲田通り郵便局」の消印で届く、早稲田のパワースポットです。

水稲荷神社

「穴八幡宮」~「一陽来復」頒布は期間限定で大行列~

穴八幡となったのは1641年と伝えられる早稲田に鎮座する社です。江戸時代から続く商売繁盛、金運上昇の「一陽来復」信仰は現在も人気。その作法には厳格なルールがあり、正しく守らないとご利益がないパワースポットです。

穴八幡宮

「諏訪神社」~ 社殿の装飾が見事で月替わりの御朱印が大人気~

高田馬場の「おすわ様」で、創建は800年代と伝承される古社です。災害、戦火などで何度も焼失。現在の社殿は1980年の造営で、見事な装飾がある荘厳な本殿です。近年人気なのは月替わりの御朱印。毎月カワイイと御朱印が評判のパワースポットです。

諏訪神社

《渋谷区のパワースポット》

「渋谷氷川神社」~縁結びの神、センスの良い限定御朱印が大人気~

創建は神代で詳細不明の古社です。江戸郊外三大相撲の「金王相撲」が開催された地で、境内に土俵が復元されています。御朱印が人気。期間限定、季節限定、祭事限定、毎月15日限定など、限定御朱印が授与されるパワースポットです。

渋谷氷川神社

「國學院大學神殿」~キャンパス内にある自由に参拝できる大学の神社~

大学が大学内に創建した大学の神社です。造営されたのは昭和5年。1995年には、幣殿と拝殿が伊勢神宮の遷宮に伴う神宮殿舎撤却古材を譲り受けて増築されました。天神地祇八百萬神が祀られています。稀有な成り立ちのパワースポットです。

國學院大學神殿

「東郷神社」~竹下通りの隣で御守りはキティちゃん、社殿にはZ旗~

東郷元帥を祀る神社で、海と海軍に関係する施設「海の宮」「海軍特別少年兵の殉国碑」「潜水艦の殉国者の碑」などがあります。近年は原宿という立地特性を生かした、カワイイものを頒布。硬軟あいまった魅力が楽しいパワースポットです。

東郷神社

「金王八幡宮」~金王桜と江戸の社殿、12世紀の英雄伝説~

創建は1092年の古社。渋谷青山の総鎮守です。故事の宝箱のようなパワースポットで、今王は地元の英雄の名前、金王桜は源頼朝が命名、社殿は春日局が造営。特に英雄「渋谷金王丸常光」は逸話の多い人物で、平治物語に登場します。

金王八幡宮

《品川区のパワースポット》

「品川神社」~双龍鳥居、備前焼の狛犬、七福神などがある山の社~

創建は1187年。品川の小高い山に建つ古社です。山の下からの階段参道は53段。上から下まで、見どころが多いパワースポットです。特に山の上にある富士塚は、品川富士とよばれる見事な築造です。

品川神社

「寄木神社」~頭が平らな「かっぱ狛犬」が護る漁師町の鎮守~

品川が漁師町であったころの海の守り神です。創建は1600年頃。今では知る人ぞ知るパワースポットです。社殿は明治初期の造営。本殿の扉には名工「伊豆長八」による漆喰鏝絵が飾られます。頭にロウソクを載せたと伝わる「かっぱ狛犬」がシンボルです。

寄木神社

《大田区のパワースポット》

「羽田穴守稲荷」~無数のお狐さまが住む赤い空間が広がる都市型神社~

江戸時代に創建され、戦後に現在の地に移転したお稲荷様です。境内は整備され「稲荷山」はビル構造。その周辺はまるでテーマパークのように、お狐さまの住まいが造営されています。都会に住むお狐様に逢えるパワースポットです。

羽田穴守稲荷

《北区のパワースポット》

「関神社」~王子神社のお末社、毛髪供養の「毛塚」にお参り~

東京十社である王子神社の境内にある、毛髪の供養と報恩がテーマのマニアックなパワースポットです。祀られているのは百人一首でお馴染みの「蝉丸」。髪に悩む姉にかつらを考案した故事により、髪の祖神になりました。かつら協会、床山協会など理容業界がスポンサーです。

関神社

《杉並区のパワースポット》

「阿佐ヶ谷神明宮」~2009年にリニューアル、全国で唯一の八難除祈祷~

創建は不明で12世紀末ごろと推定されています。本殿拝殿をはじめ社殿は改装され、歴史と新しさが調和した素敵な境内になりました。全国で唯一、すべての願いをかなえる祈祷を行うと、自らの御利益をアピールしているパワースポットです。

阿佐ヶ谷神明宮

「気象神社」~旧日本陸軍が創始した、唯一無二のお天気の神様~

高円寺氷川神社のお末社です。陸軍気象担当が予報的中を祈願した神社。今では、大切な日の好天を願う、屋外イベントの成功を祈念する、そして気象庁への就職祈願をする人などに人気の、ピンポイントな御利益があるパワースポットです。

気象神社

「杉並大宮八幡宮」~境内面積は都内3位、東京のへそに鎮座~

創建は1063年。東京都の重心に位置するので「東京のへそ」と自称するパワースポットです。広い神社で、境内面積は明治神宮、靖国神社に次ぐ第三位。「夫婦銀杏」は夫婦愛そして復縁の御利益がある神木。巨石「幸福撫でがえる石」で幸せになります。

杉並大宮八幡宮

以上、個性的でご利益がある、安全安心に参拝ができる神社、お薦めの東京都内パワースポットです。

(本稿は2021年6月に執筆しました)

東京十社 根津神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

創建は神代。東京都文京区根津にある都内有数の歴史を有する神社です。拝殿・唐門などは、徳川五代将軍綱吉が造営したものが今に残ります。そのため、境内は基本的にバリアフリーではなく、車椅子での参拝は困難です。参拝にどれくらいの運動能力とサポートが必要なのか。現地の状況を紹介します。

根津神社はツツジの名所で「文京つつじまつり」が開催される期間は、有料で「つつじ苑」が開放されます。「つつじ苑」エリアの詳しいバリアフリー情報は、別稿の「根津神社文京つつじまつり 車椅子観光ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

アクセスの状況です。東京メトロの根津駅、千駄木駅から、それぞれ徒歩5分の案内です。表参道から境内に入るなら、根津駅からのルートのほうが若干短距離で、かつ境内に入ってからは、車椅子で移動できる舗装路面を通り社殿に近づけます。

車利用の場合は、境内北側に有料駐車場が用意されています。祈祷、婚礼参列などの車両は、北参道から境内に入り参拝者専用駐車場を利用できます。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

広い境内の多くは、未舗装の砂利路面、石畳の路面で、趣のある境内ですが、車椅子での広域移動は苦労します。平坦な舗装路が整備されているのは、表参道口から「唐門」の手前までです。途中にある「神橋」の橋のカーブはそれほど強くはありません。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

手水舎は周囲に小さな段差がある構造です。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

「楼門」は江戸時代の造営で、下の写真の随身は水戸光圀がモデルではないかと伝承されています。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

社殿前の「唐門」は段差がある構造で、段差回避ルートはありません。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

拝殿前の路面は未舗装砂利路面で、一部舗装路があります。賽銭箱がある参拝所前は、小さな段差はありますが、車椅子から参拝可能です。

拝殿前から右に伸びる舗装路面は、車椅子が通行できる幅はなく、かつ路面はデコボコしています。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

拝殿前から左に伸びる舗装路面は、車椅子で移動可能です。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

社殿は江戸時代に造営された「透塀」で囲われています。下の写真は「乙女稲荷」前のテラスから撮影しました。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

根津神社内の人気パワースポットが「乙女稲荷」です。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

小さな祠が祀られています。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

そこまでの参道に、奉納された赤い鳥居が立ち並びます。幅は狭く人がすれ違えません。また狭い石畳の路面なので、車椅子のタイヤは乗りません。そして傾斜路または階段路です。鳥居の参道は、車椅子通行は不可能です。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

鳥居の参道は祠を中心に両方向につながります。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

人気の散策ポイントです。

根津神社 江戸時代の社殿が残る古社

社殿を中心に江戸時代に造営されたものが残る歴史ある根津神社。そしてパワースポット乙女稲荷が人気です。祭事の日とツツジの季節を外せば、極端な混雑はないことが多い古社です。バリアフリーではありませんが、ご自身やご家族の運動能力、体力に応じて、参拝してください。

東京十社の情報を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年6月に執筆しました)

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

創建は9世紀後半。「宇多天皇の勅願により京都の石清水八幡宮より勧請し、下総の国総鎮守八幡宮としてご鎮座したのが始まり」と伝承される、千葉県市川市に建つ下総国総鎮守の社です。境内はほとんどが未舗装路面でバリアフリー仕様ではありませんが、車椅子で参拝できないことはありません。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

京成八幡駅から徒歩5分の案内です。駅から線路沿いを進み、参道を通り境内へ向かいます。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

30台を収容する参拝者用の無料駐車場があります。国道から一の鳥居がある参道に入り、踏切を渡り、参道の脇を走る一方通行路を進みます。参道から境内を正面にみて、左側が駐車場の入口です。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

この奥が駐車場です。身障者用駐車スペースの設定はありません。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

境内への門の通過が第一関門です。参道からみて右側に段差回避スロープがありますが、上がった先のスペースが狭く、小回りが利かないと門柱を上手に回避できません。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

境内側からみた状況です。小回りが利かない人は、門柱の間にある木の段差を乗り越えなければなりません。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

境内は部分的に舗装路面があります。門から本殿までは小さなデコボコがある舗装路面です。

手水舎は、車椅子から手を伸ばして水に届くかはその人次第の、微妙な構造です。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

その横の名水には、路面状況が悪く、車椅子で近づくのはかなり困難です。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

賽銭箱がある参拝場所は、2段の上です。車椅子では段の手前からの参拝になります。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

社務所へは、舗装から未舗装路面へ移動し、小さな段差を越えます。車椅子で近づけないことはありません。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

本殿前以外、境内は全域が未舗装路面です。しかし路面は固く、砂利は薄いので、見た目よりは車椅子が動きます。少し無理をすれば、車椅子ベビーカーでの境内の移動は可能です。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

本殿の横には国指定天然記念物の「千本公孫樹」。見事な大木です。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

現地には詳しい解説版が掲示されています。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

裏側に回り込むと本殿とのツーショットが見えます。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

お末社が多数祀られています。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

これは厳島社。車椅子参拝は困難な路面です。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

こちらは富士塚の浅間社。石段を上がり参拝します。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

本殿横の神楽殿内には「大絵馬」があり、境内から観覧できます。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

見どころの多い境内です。見た限りですが、バリアフリートイレは発見できませんでした。

市川 葛飾八幡宮 車椅子参拝ガイド

境内はバリアフリー仕様とはいえませんが、葛飾八幡宮は少し無理をすれば、車椅子で参拝できる、見どころが多い古社です。

市川市にある科学館「千葉県立現代産業科学館」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年5月に執筆しました)