東京十社 赤坂氷川神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

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東京都港区赤坂。苔むした境内には樹齢400年と推定される大銀杏があり、社殿は享保15年のものが現存します。そのような都心一等地に建つ古社ですが、車椅子での参拝は可能です。現地の状況を詳しく紹介します。

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〇アクセスは車が便利

赤坂はその名の通り坂の多い街。氷川神社が建つ一帯も、アップダウンが激しい地形です。地下鉄駅からは徒歩8分の案内ですが、社殿の高さまでは、かなりの上り坂を進みます。

境内に参拝者用無料駐車場があります。HPでは8台分となっていますが、現地の駐車区画は4台分ラインがひかれています。身障者用駐車区画はありません。本氷川坂から境内にアクセスしますが、一方通行路が多く、分かりにくいルートです。

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〇境内はほぼフラット

徒歩でアクセスした場合も、階段路を避けると、車と同じ場所から境内に入ります。

境内は未舗装路面ですが、境内入口から駐車場、そして社殿までは舗装路が用意されています。ところどころに小さなデコボコがありますが、境内に入れば車椅子での移動は可能です。

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〇参道のバリアフリー状況

境内の鳥居をくぐり社殿に向かいます。

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左側に手水舎。段差のない構造なので車椅子で利用可能です。

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その先には桜門。門の下はフラット構造です。問題なく車椅子で通行できます。

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そして拝殿へ。最後まで段差はありません。車椅子で参拝できます。

社殿の近くには、ガラス越しに神輿が見える倉庫があります。

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〇大銀杏と包丁塚

境内、社殿と同じ高さにある2本の大銀杏は見事です。周囲は未舗装路面ですが、デコボコは激しくないので、車椅子で近づくことが出来ます。

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同じ敷地に赤坂青山飲料組合の包丁塚があります。使わなくなった包丁を供養する塚で、昭和49年に建てられました。

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〇一段下にはお稲荷様

社殿がある高さから、階段路を下りると「四合(しあわせ)稲荷」「西行稲荷」があります。車椅子でお参りする場合は、いったん境内を出て、氷川坂に迂回します。

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「西行稲荷」は段差の上にあるので車椅子でのお参りは出来ません。

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「四合稲荷」は拝殿の前が車椅子ではつらい段差があります。

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この一段下の高さには駐車場はありません。「四合稲荷」「西行稲荷」を車椅子でお参りするのは大変です。

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〇苔むした境内と猛々しい狛犬

境内は苔むし、東京都心にこんな場所があるのかという雰囲気です。

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また境内には七対の江戸獅子型の狛犬が現存しています。いずれも見ごたえのある造形です。

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創建は951年。現在の地には将軍吉宗の指示で遷座されました。関東大震災、そして大戦の空襲を免れて現存する古社ですが、車でアクセスすれば、赤坂氷川神社は苦労なく車椅子で参拝することができます。

(本稿は2020年4月に執筆しました)