厚生労働省から令和2年4月30日付で、都道府県で実施している「介護職員初任者研修」と「生活援助従事者研修」について、終了の評価まですべて通信学習で実施できる旨の事務連絡が発出されました。
ただし恒久的な措置ではなく、あくまで新型コロナウイルス感染の影響下限りの臨時的な措置です。
従来は以下のルールがありました。
・介護職員初任者研修
研修総時間数130時間の内、通信形式は40.5時間以内
・生活援助従事者研修
研修総時間数59時間の内、通信形式は29時間以内
ただし以下2点の付帯条件があります。
- 該当者を雇用した事業所で、有資格者との同行訪問などOJTを行わせること
- (コロナ禍が終息したのち)研修が再開されたら補講等を行うこと
《生きるちから舎ニュース 2020年5月1日付》