松尾芭蕉や小林一茶が訪れ歌を詠み、歌川広重が浮世絵を描いた姨捨の棚田。令和2年には日本遺産に認定されました。長野県千曲市にある姨捨の棚田は、16世紀から造営されてきた棚田です。現地の案内板によると、現在では約1500枚の棚田が展開しているそうです。
姨捨の棚田は傾斜地にあり、バリアフリーな展望台がありません。今回取材で車椅子観光が可能な箇所を探したところ、JR姨捨駅に近い踏切のそばにある駐車場が利用できれば、何とか車椅子で棚田の景観を観ることが出来ることがわかりました。
駐車場は5台程度収容可能な広さで路面は未舗装、快適なバリアフリー駐車場ではありません。また周囲はアップダウンがある傾斜地なので、車椅子では無理のない範囲での見学になります。
また観光案内によると、JR姨捨駅のホームから姨捨の棚田を眺望することが出来るそうです。
(本稿は2024年4月に執筆しました)