千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「道の駅ながら」は千葉県長柄町にある道の駅です。立地は山中で、清らかな水で育った美味しい農産物に出会えます。開業は2005年。2018年に直売所が増改築されました。駐車場、24時間トイレ棟、情報コーナーという構成で、ショップ中心の施設です。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

身障者用駐車区画は、敷地の出入口近くに屋根なしで2台分用意されます。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

トイレ棟にバリアフリートイレは1つ。出入口のスロープは丁寧な造作で、車椅子でスムーズに移動できます。ウォシュレットなどはない、シンプルな設備のトイレです。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

情報コーナーには各種の観光パンフレットが置かれています。大きな段差はなく、車椅子で利用できます。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

直売所は平屋で横に細長く売り場が伸びます。出入口は構造的には3カ所あります。売り場内の通路幅は一般的なサイズで、混雑していなければ車椅子で移動可能です。出入口には小さな段差がありますが、売り場の床面には気になる段差はありません。2018年に増改築された売り場とは思えない年季を感じるショップです。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

品ぞろえは典型的な産直ショップで、地元の人に人気です。朝一番の開店前には、行列が出来ることがあるそうです。

千葉県 道の駅ながら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「道の駅ながら」は全般的に設備が古く、今どきのバリアフリー水準ではありませんが、直売所で美味しい地場産品の買い物が車椅子で楽しめる道の駅です。

(本稿は2020年7月に執筆しました)

渋川・中之条・榛名湖 群馬県のバリアフリードライブコース情報

群馬県には、障がいのある家族と一緒に楽しめるバリアフリーな観光施設が多数あります。その中から、渋川市、中之条町、長野原町、榛名湖町を周遊する、車椅子で楽しめるバリアフリーなドライブコースを紹介します。

関越自動車の渋川伊香保ICを起点にして西へ向かい、榛名湖を経由して関越自動車の駒寄スマートICを終点にするルートです。主要時間は丸一日から一泊二日程度です。

(渋川伊香保IC⇒5km)「道の駅こもち」

名産品はコンニャクで、こもちは「こんにゃくの里」と称しています。

直売所と隣接して食事処、観光案内所があります。食事処の前にはテイクアウトの売店があり、その周辺にはフリーテーブル席が配置されます。

他にイベントなどが開催できる「よろず催し物処六斎市」、そして足湯棟があります。

(道の駅こもち⇒8km)「道の駅おのこ」

「こもち」から吾妻川の上流に進みます。渋川市小野子にある道の駅です。メイン棟にはショップとお食事処が入り、トイレは独立棟です。

キャチコピーは「小野子山の恵みをおすそ分け」。地元の産物、とくにキノコ類が豊富にある自然派の施設です。

(道の駅おのこ⇒12km)「中之条町ふるさと交流センターつむじ」

中之条町の中心部にあるお洒落な複合観光施設です。カフェ、ショップ、そして横丁と足湯などがあります。

四万温泉の湯が楽しめる足湯棟は、ほぼ段差なく屋内の足湯槽の横まで車椅子で進むことが出来ます。槽の高さは低く、つかまり立ちが出来る人なら、介助者の手を借りて槽に腰掛けることが出来ます。そのまま介助を受けて足をあげて反転できれば、足湯を楽しめます。

(つむじ⇒3km)「道の駅霊山たけやま」

正面に古社、裏側に霊山を仰ぐ神聖な地に建つ施設で、参拝、登山の拠点にもなります。

ショップが入るメイン棟、茅葺きの古民家をリノベーションしたそば処、多目的広場と大型遊具があるぼうけん砦、独立トイレ棟などで構成される施設です。

車椅子で快適に移動できる範囲は限られますが、仰ぎ見る霊山の威容や茅葺き古民家など、独特の魅力がある道の駅です。

(霊山たけやま⇒3km)「中之条ガーデンズ」

車椅子で楽しめるバリアフリーなフラワーガーデンです。

7つの区画に分かれた「ローズガーデン」、「町民花壇」、「スパイラルガーデン」、水の流れがある「ふる里の野山」、「パレットガーデン」などが整備されています。ガーデンの先の山の斜面には千本のハナモモが植栽され、春の開花シーズンは借景になります。

(ガーデンズ⇒20km)「中之条山の上庭園」

「ガーデンズ」からのアクセスルートである県道55号線は峠道で、アップダウンと急カーブが連続するエリアがありますが、「花桃街道」と呼ばれ、沿道に美しいハナモモが咲くドライブルートです。

「中之条山の上庭園」は、標高1000mに広がる入園無料のボタニックガーデンです。

ガーデン内の高低差は約50mあり、遊歩道はほぼすべて傾斜路か階段路です。車椅子での散策は無理のない範囲に限られます。

レストハウス館内の床面はほぼフラットで、一部に緩い傾斜はありますが、段差はありません。車椅子で利用出来ます。

(山の上庭園⇒5km)「道の駅六合」

旧六合(くに)村にある道の駅です。トイレ棟、ショップ棟、食事処棟、軽食喫茶棟、温泉宿、日帰り温泉、足湯があります。温泉宿と日帰り温泉は、バリアフリー仕様ではありません。傾斜地にある施設で、駐車場が高地と低地に配置されています。

(道の駅六合⇒13km)「道の駅八ッ場ふるさと館」

ダム事業の地域振興策で建設された施設で、バリアフリー仕様です。直売所は中規模で山の幸を中心に地場産品が並びます。食事処の看板メニューは「ダムカレー」です。

(八ッ場ふるさと館⇒6km)「道の駅あがつま峡」

吾妻峡の観光拠点として整備された道の駅です。日帰り温泉、公園、直売所と食事処で構成されます。

吾妻峡の渓谷美が楽しめるハイキングコースは、車椅子では通行不能です。ドライブの休憩施設して利用してください。

(道の駅あがつま峡⇒23km)「榛名湖畔」

榛名山のカルデラ湖「榛名湖」までの県道28号線は、整備された快適なドライブルートです。

榛名湖畔には公園などが整備されていますが、バリアフリーレベルが高い新しい観光施設はありません。湖畔に駐車スペースが複数あるので、停めやすい場所を利用して、榛名湖や榛名富士を眺める観光になります。

榛名神社は、車椅子での参拝が難しい段差構造の社です。

(榛名公園⇒23km)「道の駅よしおか温泉」

直売所、日帰り温泉、運動公園で構成される大型施設です。隣接して「吉岡エネルギーパーク」があり、シンボルは風車。産直ショップの名称は「かざぐるま物産館」です。

道の駅よしおか温泉から、関越自動車道駒寄スマートICへは、約10分ほどです。

(道の駅よしおか温泉⇒4m駒寄スマートIC)

以上のすべての施設に立ち寄ると、走行距離は約120kmになります。渋川・中之条・榛名湖のドライブが、家族の楽しい思い出になることをお祈りします。

(本稿は2020年7月に執筆しました)

栃木県佐野・足利・栃木を車椅子で巡るお薦めバリアフリードライブコース

栃木県佐野市、足利市、栃木市には、障がいのある家族と一緒に楽しめる、バリアフリーな観光スポットが多数あります。車椅子利用者にお薦めできる、バリアフリーなドライブコースを紹介します。

東北自動車道の佐野藤岡ICを起点に3市を東回りで周回して、佐野藤岡ICまた戻るルートです。主要時間は丸一日から一泊二日のコースです。

(佐野藤岡IC⇒1km)

「道の駅みかも」

ショップと食事処が入るメイン棟と、独立したトイレ棟、そして別棟の無料休憩所で構成される施設です。

「新鮮野菜直売所・物産館」は、通路幅に余裕があり、少々の混雑なら車椅子での店内回遊は可能です。開店は8時です。

(道の駅みかも⇒2km)

「とちぎ花センター」

屋外施設は「大花壇」と「バラ園」で、大花壇の横の通路は階段ですが、中央広場から花壇を眺めるのなら、車椅子からでも問題はありません。

大温室の「とちはなちゃんドーム」は有料の施設で、一棟立ての温室としては国内最大級。ドーム内の通路はフラットで極端な傾斜はありません。車椅子で温室を鑑賞できます。

(とちぎ花センター⇒12km)

「太平山謙信平」

上杉謙信があまりの絶景に目を見張ったという故事が伝わる「謙信平」。車でアクセスすれば、車椅子で眺望を楽しめる景勝地です。

「大平山県立自然公園」内の「謙信平駐車場」を利用して、そこから車椅子で絶景ポイントに移動することができます。ただし自然公園全体を車椅子で散策することは困難です。

(謙信平⇒6km)

「岩下の新生姜ミュージアム」

「岩下の新生姜」の世界を表現した展示、アトラクションを核にした施設です。テーマ色は新生姜のピンク。館内外は新生姜色で彩られています。

バリアフリートイレは「ジンジャー神社」の奥にあります。

(新生姜ミュージアム⇒1km)

「とちぎ山車会館」

観光駐車場として有料の「蔵の街第一駐車場」があります。「蔵の街」の観光スポットは必ずしもバリアフリーではありませんが、「とちぎ山車会館」は、2フロア構成ですがエレベーターがあり、車椅子で利用できます。

時間があれば無理のない範囲で「蔵の街」の散策をお薦めします。観光地としては「蔵の街大通り」沿道と、「重要伝統的建物群保存地区」があります。

(蔵の街⇒16km)

「吉澤記念美術館」

市町村合併により佐野市立になりましたが、元は葛生町立の美術館でした。旧家「吉澤家」が建設し、コレクションを寄贈した美術館です。

平屋構造の美術館で、エントランスから館内、そして展示室、すべてバリアフリー仕様です。

近隣には「葛生化石館」「葛生伝承館」そして町の駅「葛の里壱番館」がある、石灰の町葛生の観光スポットにあります。これらの施設もバリアフリーで車椅子で観覧、利用できます。時間が許せば立ち寄ってください。

(吉澤記念美術館⇒9km)

「道の駅どまんなかたぬま」

佐野市の旧田沼町、日本の中心点に位置するので「どまんなか」と称する道の駅です。

産直ショップ、物産コーナー、レストランが2軒、たい焼き屋など出店は4店、週末には屋台が多数出店します。屋外には、ミニSL、ちびっこ広場、足湯にイタリアンガーデン。「どまんなかホール」という屋内型イベント会場があります。

(道の駅どまんなかたぬま⇒12km)

「ココ・ファーム・ワイナリー」

足利市の障がい者施設「こころみ学園」が運営する、誰でも利用できるワインショップとカフェがある施設です。最低限のバリアフリーは確保されて、車椅子で利用できます。

ブドウ畑は1950年代に施設の少年たちによって手作業で開墾されました。そしてワイン造りは1984年から続いています。

(ココ・ファーム⇒5km)

「足利学校」

足利学校の正面にある「太平記記念館」観光駐車場の利用が便利です。

足利学校内の散策路の車椅子での難所は「学校門」です。かなりのデコボコ路を通過します。他の箇所はマットを敷くなど最低限のバリアフリー対策があり、車椅子での通行はなんとか可能です。

「庫裏」「書院」「方丈」そして「遺蹟図書館」は内部見学が出来ますが、段差構造で靴を脱いで入るので、車椅子での見学はできません。

(足利学校⇒7km)

「あしかがフラワーパーク」

このエリアでもっとも有名な観光施設です。季節により入園料が大幅に変わります。見どころが多い時期、すなわち料金が高い時期は、混雑して車椅子での観覧に苦労することがあるので注意してください。施設自体はバリアフリー仕様です。

(あしかがフラワーパーク⇒6km)

「佐野厄除け大師」

通常期は厄除大師の境内正面の無料駐車場が利用できます。

「佐野厄除け大師」の境内は未舗装路面がありますが、主な参拝ルートは舗装路または、小さなデコボコがある石畳路です。本堂前の賽銭箱は、段差のない路面に設置されています。車椅子でのお参りは可能です。

(佐野厄除け大師⇒4km)

「佐野プレミアムアウトレット」

エリア最大の商業施設でバリアフリー仕様です。駐車場が複数個所あり、身障者用駐車区画は豊富に用意されています。

バーゲンシーズンなど大混雑することがあるのが難点で、周辺道路が大渋滞することがあります。ここから佐野藤岡ICまでは、渋滞しなければ2~3分です。

(佐野プレミアムアウトレット⇒1km 佐野藤岡IC)

以上の全ての施設に立ち寄ると、走行距離は約80kmになります。栃木県の佐野市、足利市、栃木市のドライブが、家族の楽しい思い出になることをお祈りします。

(本稿は2020年7月に執筆しました)