神奈川県相模原エリア 車椅子バリアフリードライブコース

相模原には車椅子で利用できるバリアフリー施設が数多くあります。その中から障がいのある家族と一緒に楽しめる、ドライブでの立ち寄り先にお薦めできる施設や公園、産直ショップなどの観光スポットを紹介します。

JAXA宇宙科学探査交流棟

相模原には宇宙研究開発機構(JAXA)のキャンパスがあります。その中にある、無料公開の展示館です。

JAXA宇宙科学探査交流棟

収容台数は少ないですが無料駐車場があります。

屋外展示は、実物または実寸大模型のロケット。屋内では月探査機や大気圏突入技術など、JAXAの活動が紹介されます。

JAXA宇宙科学探査交流棟

施設全般バリアフリー仕様で、車椅子で見学可能です。交流棟内にはバリアフリートイレがあります。

JAXA宇宙科学探査交流棟

相模原市立博物館

JAXA宇宙科学探査交流棟の隣接地にある博物館です。相模原の歴史民俗を紹介する常設展は無料公開。プラネタリウムは有料ですが、観覧料の障がい者減免制度があります。

相模原市立博物館

無料駐車場があり、館内はバリアフリー仕様で、車椅子での見学に大きな問題はありません。市立の歴史民俗博物館としては、施設の設備、展示内容とも、ハイレベルな博物館です。

相模原市立博物館

相模川ふれあい科学館

相模川の自然を展示する施設です。魚類の展示が多いので、科学館というよりも水族館のような施設です。

相模川ふれあい科学館

無料駐車場があり、入館料の障がい者減免制度があります。ワンフロア構造のコンパクトな施設です。全館車椅子で見学できます。

相模川ふれあい科学館

相模湖記念館

ダム湖である相模湖の建設の歴史や意義を展示する無料施設です。相模湖の近く「相模湖交流センター」の2Fにあります。

相模湖記念館

駐車場は、観光シーズンは有料になりますが、身障者用駐車区画は年中無料で利用できます。

展示物は13種類。すべて車椅子で見学できます。展示は子供向けの内容です。

相模湖記念館

相模の大凧センター

江戸時代から伝わる、相模の大凧揚げ文化を紹介する無料施設です。公民館「れんげの里あらいそ」内にあります。

相模の大凧センター

吹き抜け構造のアトリウム天井に大凧を展示。1Fは大凧の解説展示。2Fは回廊ギャラリーに日本各地、世界各国の凧が展示されます。1F、2Fとも車椅子で見学できます。

相模の大凧センター

女子美アートミュージアム

相模原には女子美術大学のキャンパスがあります。その中にある美術館で、年間6本程度の無料企画展が開催されます。

女子美アートミュージアム

一般来館者用の駐車場はありませんが、身障者用駐車区画が1台分用意されています。一般的には隣接する「相模原麻溝公園」の無料駐車場を利用します。

館内はバリアフリー仕様で、車椅子での展示室内の鑑賞は可能です。

女子美アートミュージアム

相模原麻溝公園

相模原には大きな公園があります。その一つがここで、身障者用駐車区画がある無料駐車場があります。

相模原麻溝公園

広さは21ha。高さ38mの展望台「グリーンタワー相模原」は、エレベーターがあり車椅子で利用できます。

丘陵の公園なので、散策路はゆっくりした傾斜があります。散策路の路面など、設備面では老朽化が進んでいます。この点を除けば、車椅子で散策ができる公園です。

相模原麻溝公園

神奈川県立相模湖公園

相模湖畔の公園です。駐車料金は障害者手帳の提示で1時間無料になります。

神奈川県立相模湖公園

園内の段差箇所にはスロープがあり、バリアフリートイレがあります。相模湖を眺めながら、車椅子で散歩を楽しめる公園です。1964年の東京オリンピックでは、カヌー競技の会場でした。

神奈川県立相模湖公園

農産物直売所「ベジたべーな」

相模原には車椅子で買い物ができる産直ショップがあります。JA相模原市の「ベジたべーな」は、2014年に開店した産直ショップで、バリアフリー仕様です。身障者用駐車区画があり、バリアフリートイレがあります。

農産物直売所「ベジたべーな」

農産物直売所「あぐりんずつくい」

津久井湖の近くにあるJA神奈川つくいの「あぐりんずつくい」は、2013年の開店でバリアフリー仕様です。駐車場には身障者用駐車区画があり、バリアフリートイレもあり、店内の通路幅は余裕があります。

農産物直売所「あぐりんずつくい」

以上相模原エリアで、障がいのある家族とのドライブでの立ち寄り先にお薦めできる主な施設です。

(本稿は2020年3月に執筆しました)

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

酒どころ京都伏見の「黄桜カッパカントリー」は、食事処、ショップ、資料館などがある車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

近隣の駅からは徒歩7~8分の案内です。無料駐車場があります。収容台数は20台程度と小規模な駐車場で、身障者用駐車区画の設定はありません。近隣には民間有料駐車場が複数あります。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

フリーテーブルが置かれる「黄桜広場」を中心に、商業施設棟と資料館棟があります。

商業施設棟に入ると「黄桜商店」があります。ここでしか買えない黄桜商品などが販売されるショップです。スペースは広くはありませんが、混雑していなければ車椅子で買い物ができます。

ショップの奥に食事処「黄桜酒場」の受付があります。そこで利用人数を申告すると店内に案内されます。受付から店内までが、玉石敷き風の少しデコボコがある緩い上り坂の通路を通ります。ゆっくり進めば車椅子への衝撃は薄らぎます。この通路の途中にバリアフリートイレがあります。

「黄桜酒場」の席は、一般的なテーブル席と、掘り炬燵式のお座敷席があります。テーブル席は可動式で、車椅子での利用は可能です。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

資料館棟は「黄桜記念館」です。メインの入口から館内に入ると、昭和40年代からの黄桜TVCMが鑑賞できるビジョンがあります。

館内には段差がありビジョンは低地部です。各種資料が展示される高地部に段差回避して移動するには、いったん外に出て「黄桜広場」に面した別の手動ドアの出入口から入り直します。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「黄桜記念館」は道を渡った側にも続きがあります。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

南側の道を渡った先も黄桜の施設です。「黄桜記念館」の続きがある酒造工房で、展示物を見学しながら移動し、濠川が流れる南側の道へ車椅子で通り抜けできます。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

酒造工房から濠川方面へ出た場所を起点に、車椅子で散策できる周辺の観光スポットを紹介します。右手に進むと「寺田屋」があります。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

その手前の商店街は「龍馬通り」です。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

寺田屋とは反対側の左手に進むと「鳥せい本店」ほか、古い酒蔵をリノベーションした名店が並ぶエリアに出ます。

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

京都伏見 黄桜カッパカントリー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「黄桜カッパカントリー」は、車椅子で利用できる施設です。バリアフリートイレは「黄桜酒場」への通路にあります。

(本稿は2020年3月の取材に基づいています)

嵐山中心部のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

首都圏外郭放水路地底探検ミュージアム龍Q館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

首都圏外郭放水路は地底50ⅿを流れる世界最大級の地下放水路です。中川・綾瀬川流域の治水を目的に2006年に完成しました。この巨大施設をコントールしているのが、埼玉県春日部市にある「庄和排水機場」で、その1Fと2Fにあるガイダンス施設が「地底探検ミュージアム龍Q館」です。

「龍Q館」は無料施設で、首都圏外郭放水路の機能や役割を紹介しています。ガイダンス施設「龍Q館」は車椅子で見学ができるバリアフリー施設です。

地下宮殿のような首都圏外郭放水路は、事前予約制で有料見学できます。現時点で4つの有料見学コースがあり、ほぼ毎日、5回から6回見学会が開催されています。この首都圏外郭放水路見学会は、階段路を通るので車椅子では参加できません。小学生以下も原則参加できません。

地底探検ミュージアム春日部龍Q館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

「地底探検ミュージアム龍Q館」は国土交通省と春日部市の共同で運営している施設で、首都圏外郭放水路見学会は国土交通省が運営しているイベントです。

2015年頃までの「龍Q館」は、「操作室」が子供向けのTV番組の基地になるなど、ドラマや映画の舞台によく使われた施設なので、館内にロケの写真や有名人の色紙がたくさん飾られていました。また展示物の中にはやや子供向けの企画もありました。

その後首都圏外郭放水路見学会の人気が高まり、有料で多頻度開催されるようになりました。現在「龍Q館」は、見学コース参加者の受付と最初にガイダンスを受ける施設になっています。そのため展示物はより専門的な内容に高度化されています。

通常見学コースは毎時00分に出発します。今回取材時は、00分から10分間、龍Q館2F展示室は有料見学コース参加者専用になり、龍Q館の無料見学者は退室する運用になっていました。また1F展示室は事実上有料見学会参加者の受付場で、2Fへ上がるエレベーターは使用できないように衝立やロープが設置されていました。

上記のような有料見学コース参加者優先の運用は今後変更されるかもしれませんが、車椅子で龍Q館を無料見学する場合は、その日の有料見学コースのスケジュールを確認して、受付が始まるコース開始30分前からコース開始後10分間を避けた時間帯に見学されることをお薦めします。

地底探検ミュージアム龍Q館

地底探検ミュージアム龍Q館のバリアフリー状況です。アクセスは車が便利で、来館者用駐車場があり、普通車は無料で利用できます。身障者用駐車スペースはエントランスの近くに1台分用意されています。

地底探検ミュージアム龍Q館

施設のエントランスには段差迂回スロープが設置されています。

地底探検ミュージアム龍Q館

施設の出入口は段差のないフラットな構造の自動ドアです。車椅子での入館に大きな問題はありません。

地底探検ミュージアム龍Q館

1Fでは首都圏外郭放水路のメカニズムが展示解説されています。

地底探検ミュージアム龍Q館

館内にはエレベーターが1基あります。またバリアフリートイレは2Fに用意されています。

龍Q館

2Fの展示室内はフラットな構造です。大人向けの展示物があり、希望するとガイドスタッフによる詳しい解説が楽しめます。

地底探検ミュージアム龍Q館

2F展示室から首都圏外郭放水路の心臓部「中央操作室」が見学できます。

地底探検ミュージアム龍Q館

地下宮殿は車椅子で見学できませんが、屋外から大規模な施設の一部を見学することができます。庄和排水機場の周囲はフラットな舗装路面です。

地底探検ミュージアム龍Q館

そこから巨大装置が見えます。自家発電装置の一部です。

地底探検ミュージアム龍Q館

首都圏外郭放水路見学会は車椅子では参加できません。地底探検ミュージアム龍Q館は、車椅子で見学できるバリアフリー施設です。

(本稿は2022年6月に書き直しました)