新宿パークタワー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

設計は都庁舎と同じ丹下都市建築設計。1994年に開業した三角屋根が特徴的な「新宿パークタワー」は、オフィス、ホテル、ショールーム、レストラン街などがある複合施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

新宿パークタワー

車椅子で新宿パークタワーを利用する場合、ホテル「パークハイアット東京」と他の施設では、エントランスの階が違うので注意してください。ホテル利用なら2Fがエントランス。他の施設なら1Fです。

新宿中央公園側からみた場合、傾斜路を上がると2Fのホテルエントランスがあります。

新宿パークタワー

新宿パークタワーは、新宿駅から約1kmの場所にあります。周辺の街路は一般的な歩道なので、どちらの方面から地上路でアクセスしても、車椅子での通行に大きな問題はありません。

新宿パークタワー

新宿西口エルタワー前から、シャトルバスが運行されています。バスはパークタワーのバスと、ホテルのバスがあります。ホテルのバスはワンボックスワゴン。車椅子のままでの乗車は難しい仕様です。ホテルエントランスの2Fに到着します。

パークタワーのバスは、一般的な低床式のマイクロバスで、頑張れば車椅子乗車は可能。パークタワーの1Fに到着します。運行時間は変ることもあるので、利用の前に確認してください。

新宿パークタワー

バス停から甲州街道側の1Fエントランスまで、フラットな構造です。

パークハイアット東京

車でアクセスした場合は、地下駐車場があります。

新宿パークタワー

収容台数は800台超。満車になることは滅多にありません。

新宿パークタワー

身障者用駐車区画の用意もある、バリアフリーな駐車場です。

地下駐車場があります。収容台数は800台超

地下駐車場からエレベーターを利用できます。

地下駐車場があります。収容台数は800台超

新宿パークタワーの概要です。

B2以下は駐車場。B1がショップ&レストンラン街「パークタワーアベニュー」。1Fがアトリウムとギャラリー。3Fに「パークタワーホール」。3Fから7Fが「リビングデザインセンターOZONE」。9Fから37Fはオフィス。39Fから52Fがホテル「パークハイアット東京」。このような階層構成です。またビルの周囲は段差解消スロープがあるので、車椅子で通行できます。

パークハイアット東京

東京ガス新宿ショールームは2020年3月に閉館しました。ちなみに、新宿パークタワーの地はガスタンクがあった場所で、東京ガスがビルのオーナーです。

新宿パークタワー

いずれの施設も基本構造はバリアフリーで、車椅子での利用は可能です。以下、各施設のバリアフリー状況を紹介します。

「リビングデザインセンターOZONE」は別稿をご参照ください。(リンクして別タブが開きます)

B1のパークタワーアベニューには、グルメ店が14店舗、コンビニ、ドラッグ、書籍などのショップが16店舗あります。

新宿パークタワー

フロアはフラットでバリアフリーです。地階から低層階をつなぐエレベーターが3系統、バリアフリートイレは1つあります。このトイレはやや狭く、普通の車椅子がやっと入る広さで、ウォシュレットは付いていません。

新宿パークタワー 

多くの店舗は車椅子で利用できます。

新宿パークタワー

土日は休業するお店が増えてきました。週末に利用する場合は、最新の営業状況を確認することをお薦めします。

新宿パークタワー

39Fから52Fがパークハイアット東京です。一流ホテルですから、基本的には車椅子で困ることはありません。40F、41F、52Fにレストランがあります。41Fのオールデイダイニングは、店内の段差がある構造をスロープで解消しています。やや急なスロープですが、問題がある場合はスタッフに声をかけてください。

新宿パークタワー

1994年の竣工ですが、西新宿エリアの高層ビルの中では新しい施設です。新宿パークタワーは、車椅子で利用できます。

隣接する「新宿中央公園」の情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年2月に加筆修正しました)

新宿アイランド 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

多数のパブリックアートが展示され、イルミネーションが美しい西新宿の「新宿アイランド」は、1990年から再開発が始まり1995年に開業しました。オフィス、住宅、商業施設からなる複合施設で、44階建ての「アイランドタワー」を中心に、「東棟」「西棟」「南棟」「アトリウム棟」の5棟が建つ構造で、数多くのレストラン&ショップが営業しています。

新宿アイランド

B1スペースには公開空地的な「パティオ」という広場があります。

新宿アイランド

レストランやショップなどがある一般商業施設は、B1、1F、2Fと44F。このうちB1、1F、2Fには各階に1つバリアフリートイレがあります。44Fにはバリアフリートイレがありません。下の写真はB1のバリアフリートイレです。男性用トイレの入口にあります。

新宿アイランド

スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

新宿アイランド

1Fのバリアフリートイレは一般トイレと並んで設置されています。

新宿アイランド

以前はメインエントランスも段差構造で、車椅子で入館できるアクセスルートは、下の写真の車椅子マークが掲示されている円形の棟からだけでした。

新宿アイランド

道の両方向から、目立つマークがつけられています。

新宿アイランド

このルートは現在もバリアフリールートの一つです。1基のエレベーターでアイランドタワーのB1、2Fへ移動することができます。

新宿アイランド

地上から利用する1Fエレベーター乗り場の状況。

新宿アイランド

B1のエレベーター乗り場です。

新宿アイランド

近年、各エントランスのバリアフリー改修が進み、ほぼ段差が解消されました。今ではメインエントランスへ車椅子で直線的に移動できます。

新宿アイランド

メインエントランス前はフラットな路面です。

新宿アイランド

メインエントランスの出入口は、車椅子で出入りしやすい幅広い自動ドアです。

新宿アイランド

メインエントランの反対側の小さな入口にも、段差解消スロープが設置されました。

新宿アイランド

ただしこの先のドアは、車椅子で通過できない回転ドアがメインで、その横の手動開閉ドアを開けて入館しなくてはなりません。

新宿アイランド

メインエントランスから、または反対側から入館すると、エレベーターホールがあります。ここからB1・B2・2F・44Fと、商業施設があるすべてのフロアにエレベーターで移動できます。円形の棟からのルートと、こちらの正規ルート、どちらも車椅子で移動できます。

新宿アイランド

B1のパティオ及びその近くにある東棟の地下店舗を利用する場合は、円形の棟ルート、正規ルートのどちらからアクセスしても、パティオにでる箇所に、車椅子で通過できない回転ドアがメインの出入口があります。

新宿アイランド

車椅子では回転ドアの脇にある手動開閉ドアを通過しなくてはなりません。ドアの先は段差回避スロープが整備されています。

新宿アイランド

このB1のドアを回避して、地上からB1のパティオ付近に行くルートがあります。東棟のパーキングエレベーターを利用します。

新宿アイランド

地上のエレベーター乗り場は、セブンイレブンの横にあります。

新宿アイランド

この奥にエレベーターがあり、B1のパティオの横に下りることができます。

新宿アイランド

パティオは段差構造ですが、カーブしたスロープ路が設置されています。

新宿アイランド

パーキングエレベーターを利用する地下駐車場は、駐車料金の減免サービスをおこなっているテナント店はごく一部です。入庫時には無料のバレーサービスがありますが、出庫時にはこのサービスはなく、事務所でキーを受けとって駐車場へ向かい、自分で出庫します。駐車場利用する場合は、車椅子利用者はスタッフとよく打ち合わせて、入庫時のバレーサービスを利用することをお薦めします。

通りの反対側にある「新宿三井ビルディング」の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年10月に書き直しました)

新宿NSビル 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

外観はスカイエレベーターとガラス屋根、内部は吹き抜け構造が特徴的な「新宿NS」ビルは、近年バリアフリー改修が進んでいます。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

新宿NSビル

新宿NSビルは1982年の竣工。元々の設計がバリアフリーではありません。街路から1F正面エントランスへは階段を利用します。

新宿NSビル

この階段にはスロープがあるので、車椅子ではスロープを利用します。距離があるつづら折りのスロープですが、傾斜は強くはありません。一般的な車椅子利用者なら通行可能です。

新宿NSビル

2Fエントランスも段差構造ですが、段差迂回スロープが設置されています。

新宿NSビル

車の場合は地下駐車場を利用します。各エレベーターホールの近くに、身障者用駐車スペースが用意されています。地下駐車場エレベーターホールへの段差解消スロープは、使いやすいものに改修されました。車椅子での駐車場利用は可能です。

新宿NSビルのトレードマークであった、1Fと29F・30Fを結ぶ「スカイエレベーター」は設備更新され、車椅子用ボタンがついたエレベーターになりました。

新宿NSビル

館内の他のエレベーターも、すべて設備更新されています。

以前はバリアフリートイレは1Fに一つだけでしたが、現在では4Fと30Fに増設されています。ただし30Fはスカイカンファレンスでのイベントがない日は閉鎖されています。4Fは医療モールです。29F「スカイレストラン街」には、バリアフリートイレがありません。

29Fの飲食店のなかには、店内段差があり車椅子での利用が難しいお店もあります。また土日は休業するお店が多いので、週末は営業状況を確認して利用してください。

新宿NSビル

館内はフラットな設計で、フロア内の車椅子移動はほぼ問題ありません。29Fにある空中ブリッジは、高さ130mの吹き抜け空間をつなぐ全長40mの回廊。車椅子で通行可能です。

吹き抜けフロア1Fにある時計は、かつて世界最大の振り子時計としてギネスに載りました。時計の周辺はフラットな構造で車椅子での移動に問題はありません。

新宿NSビル

1Fにはショップやファストフード店などがあります。店内が狭くて車椅子利用が難しいお店もありますが、ビルの構造としてはバリアフリーです。

新宿NSビル

様々なイベントが開催されるB1のNSイベントホール。メインの動線は階段構造ですが、エレベーター利用は可能です。イベント開催時はスタッフがいるので、相談してください。

2010年代に、新宿NSビルのバリアフリー改修は少しずつ進みました。今では車椅子で利用できる施設になっています。

隣接する「東京都庁舎」の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年3月に加筆修正しました)