新宿中央公園のバリアフリー改修情報 北エリアの車椅子散策ガイド

新宿中央公園

東京都新宿区、高層ビルが建ち並ぶ西新宿一帯は、バリアフリーの概念がなかった昭和40年代に開発されたエリアで、車椅子での移動に困る段差が多々残る街です。「新宿中央公園」も車椅子では散策に苦労する公園でしたが、改修されてバリアフリー化が進行しています。2021年3月時点の、車椅子からみた現地の状況を紹介します。

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○バリアフリー化の概要

新宿中央公園は3つのエリアに区分されます。「西エリア」は「ちびっこ広場」が中心の児童公園エリア。数年前に老朽化した遊具やジャブジャブ池およびその周辺が改修されましたが、未舗装路面のエリアがあり、車椅子での散策向きではありません。

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東エリアは「多目的運動広場」として整備されました。フットサルやバスケットボールが楽しめます。

そして最大の面積を有する、公園の中心が「北エリア」です。

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ここにスタバなど入る新しい交流施設棟が建てられ、広場や散策路が再整備されています。

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○「眺望のもり」のテラスと散策路

「眺望のもり」が2021年3月に供用されました。車椅子で利用できる「眺望テラス」とバリアフリーな散策路が整備されています。新しいエリアなので、写真を多めに掲載します。

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○新しい交流施設のバリアフリー状況

公園内の北東部に新設された交流施設の名称は「SHUKUNOVA」です。新宿は江戸時代に宿場町「内藤新宿」として栄えたことからイメージされたネーミングということです。

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建物のデザインコンセプトは「森のEN-GAWA」。公園の樹木を生かした配置で、自然素材を用いた、緑と調和した外観を志向しています。

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1Fにはスタバと「むさしの森」の2店舗が営業。2Fはフィットネスクラブと「みはらしテラス」です。

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新しい施設なので「SHUKUNOVA」はバリアフリー仕様です。エレベータ-は1基。大型の車椅子が入るサイズです。

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建物内に障害者用トイレは2つ。1Fは「むさしの森」の入口に、2Fはフィットネスクラブ内に用意されています。店舗を利用しなくても、トイレを借りることができます。

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○「みはらしテラス」からの眺望

「SHUKUNOVA」の2F、「みはらしテラス」は、段差なく車椅子で利用できます。テラスはフリーテーブルやベンチなどが配備され、誰でも自由に利用できます。

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テラスからの眺めはこんな感じです。飲食をしながら、かなりの長時間滞在している利用者もいるようです。

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○散策路のバリアフリー状況

「SHUKUNOVA」の周辺の散策路は、整備が進み車椅子で利用しやすいフラット路面に生まれ変わっています。

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芝生内も、極端なデコボコはないので、多少無理をすれば車椅子で乗り入れできます。

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ただし未整備エリアに入ると、散策路は古い舗装で荒れた路面になります。全面的に快適なバリアフリー路面になるには、もう少し時間がかかりそうです。

冬には、イルミネーションイベントが開催されました。

現在、冬のイルミネーションイベントが開催されています。

○水の広場の状況

北エリアの中心にある「水の広場」は、以前から車椅子で利用できましたが、「新宿ナイアガラ滝」や階段部などが改修されて綺麗になりました。他のエリアとの段差構造そのものは変わっていませんが、公園通りの歩道からは、車椅子でアクセスできます。

現在、冬のイルミネーションイベントが開催されています。

まだ車椅子では通行できないルートはありますが、新宿中央公園のバリアフリー化は、着実に進んでいます。

〇花壇や桜の整備

以前からお花が綺麗な公園でしたが、整備が進み、より季節のお花が楽しめるようになりました。春の公園内の様子です。

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新宿中央公園は、車椅子で楽しめる公園に進化している最中です。