東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

東京都新宿区初台の東京オペラシティ内の「NTT インターコミュニケーション・センター(ICC)の企画展「開かれた可能性」を車椅子で観覧しました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

会期は2020年1月11日から3月1日までです。

東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

○会場までの車椅子移動ルート

東京オペラシティは初台駅と直結しています。地下駐車場がありクルマでのアクセスもできます。

ICCはオペラシティの入口は4Fにあります。4Fへのエレベーターは1系統2基だけです。館内B1および1Fには、ICCへ行くエレベーターを案内するサインがあります。

東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

○ICC内の車椅子動線

4FのICCエントランス周辺はフラットな構造で、車椅子で問題なく移動できます。

エントランス正面に受付があります。「開かれた可能性」展は有料ですが、障害者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して、無料観覧券を発行していただきます。

会場は5Fです。一般見学者は4Fから5Fへは階段を利用します。館内に4Fと5Fをつなぐ専用エレベーターがあります。施設奥のエントランスからは見えない場所にあるので、スタッフの案内または誘導に従って移動してください。

ICC内の障害者用トイレは5Fに1つ用意されています。今回取材時の状況では、ウォシュレットは付いていませんでした。ユニバーバーサルベッドはありません。

東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

○9人の若手グループ展

5Fの会場入口で鑑賞券を提示して展示室へ入ります。

会場内はフラットで、移動通路や鑑賞ポイントはスペースの余裕があり、車椅子で問題なく鑑賞できます。

東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

車椅子見学への特別な配慮はありませんが、カーテンで仕切られた展示エリア内へ、車椅子で移動できます。

東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

展示される作品は、日本を含むアジアの若手アーティストが描く「未来」の姿です。

東京オペラシティ ICC「開かれた可能性」展 車椅子バリアフリー情報

東京オペラシティはバリアフリー施設です。ICC「開かれた可能性」展、は車椅子で干渉できる企画展です。

東京オペラシティアートギャラリー「白髭一雄」展 バリアフリー情報

東京都新宿区初台のオペラシティの「東京オペラシティアートギャラリー」の企画展「白髭一雄」を車椅子で観覧しました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

会期は2020年1月11日から3月22日までです。

東京オペラシティアートギャラリー「白髭一雄」展 バリアフリー情報

○会場への車椅子でのアクセス

オペラシティは初台駅と直結します。また地下有料駐車場があります。

東京オペラシティアートギャラリーは3Fです。エレベーターを利用して問題なく移動できます。

会場入口周辺はフラット構造です。ギャラリーに入るとすぐに受付があります。

東京オペラシティアートギャラリー「白髭一雄」展 バリアフリー情報

○ギャラリーのバリアフリー状況

東京オペラシティアートギャラリーの有料展観覧料は、障害者減免制度があります。「白髭一雄」は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。同時開催の「寺田コレクション展」および「プロジェクトN」展も、無料で観覧できます。

受付で障害者手帳を提示して、無料観覧券を発行していただきます。

ギャラリーは3Fと4Fの2フロアで、各フロア内はフラットな構造です。

ギャラリー内に3Fと4Fをつなぐ専用のエレベーターがあります。

障害者用トイレは3Fギャラリー入口の近くに用意されています。

オペラシティアートギャラリー「白髭一雄」

○「白髭一雄」展のバリアフリー状況

スペースを贅沢に使った展示です。ほとんどの作品は壁掛け展示。一部の作品は床にフラットに置かれる展示です。展示作品数は約60点あり、車椅子で問題なく鑑賞できます。

オペラシティアートギャラリー「白髭一雄」

東京オペラシティアートギャラリー

氏の画材道具などの資料展示、製作する姿を記録した映像の展示があります。これらも車椅子から問題なく鑑賞できます。

東京オペラシティアートギャラリー

戦後日本の前衛芸術の牽引者である白髪氏。そのダイナミックな作品から、氏の力が伝わります。

東京オペラシティアートギャラリー

○4Fのバリアフリー状況

エレベーターで4Fへ移動します。

4F展示室では「寺田コレクション展」および「プロジェクトN」展が開催されています。

4F展示室も、車椅子で問題なく鑑賞ができるバリアフリー施設です。

オペラシティアートギャラリー「白髭一雄」

東京オペラシティアートギャラリーはバリアフリー施設です。「白髭一雄」展は車椅子で観覧できます。

バスタ新宿 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

2016年に開業した新宿駅南口のバスターミナル「バスタ新宿」はバリアフリー仕様ですが、車椅子での利用には注意すべき点があります。車椅子からみた現地の状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2017年4月に初稿を執筆し、2019年10月に加筆しました。

 

○車椅子からみたポイント

JR新宿駅に直結していますが、駅からのバリアフリーなアクセスルートが限定的です。主な地点からの車椅子ルートを本稿では解説します。

また混雑時は待合スペースが足りなくなります。バスタ内のCVSの利用が、車椅子では困難なほどの状況になることがあります。逃げ場によく利用される、バスタ新宿隣接施設「新宿NEWoMan」の状況を紹介します。

なお利用するバス車両のバリアフリー状況は、各運行会社に照会してください。

バスタ新宿

○新宿駅新南改札までの駅構内ルート

JR新宿駅からバスタ新宿に直結する「新南改札」への駅構内ルートが問題です。

埼京線および湘南新宿ラインが停車する「1・2番」ホームと「3・4番」ホーム、そして成田エクスプレスが停まる「5・6番」ホームからは、エレベーターで「新南改札」へ上ることができます。

中央線、山手線、総武線などが停まる、7番から16番ホームから「新南改札」へは、エスカレーターの利用になります。

JR新宿駅の7番から16番ホームから車椅子で「新南改札」へ向かうには、2つのルートがあります。

各ホームの代々木寄りにあるエレベーターで南口に上がります。そのまま改札を出て、甲州街道を横断歩道で渡り、バスタ新宿へ向かいます。

もう一つのルートは、南口で「1・2番」ホームか「3・4番」ホームへ、エレベーターで下ります。そしてホームの南側にあるエレベーターで「新南改札」へ上ります。このルートは、雨天でも濡れずにバスタ新宿に行くことができるルートです。

駅構内ルートは、駅営業時間内の利用に限ります。

バスタ新宿

○バスタ新宿に近い私鉄駅

京王線、京王新線、小田急線、大江戸線の新宿駅からは、バスタ新宿へは遠くはありません。いずれもどこかの出口から地上に上がり、地上路でバスタ新宿へ向かいます。甲州街道の歩道は上り坂になります。

小田急線からのアクセスで、雨天で屋内ルートを通行したい場合は、入場券を購入してJR新宿駅南口から構内へ入り、前出のルートを利用することができます。

京王線、京王新線、大江戸線の駅から地下経由でルミネ1に入ると、2Fで段差解消リフトを使用してJR新宿駅南口に向かうことになります。西口からJR新宿駅に入ると、現時点では構内にエレベーターがありません。

バスタ新宿

○バスタ新宿まで遠い私鉄駅

丸の内線と西武新宿線からバスタ新宿までは距離があります。

丸の内線新宿駅からは、地下通路から段差解消エレベーターを一か所利用して西口地下広場に上がり、そこから京王線方面に進みながらどこかでエレベーターで西口の地上へ上ります。

西武新宿駅からバスタ新宿はとても遠いので、高田馬場駅で山手線に乗り換えてJR新宿駅を利用した方が便利だと思います。地上路を進む場合は、西口ルート、東口ルート、どちらでもほぼ同じ距離で、混雑した歩道、複数箇所の横断歩道を通ります。

バスタ新宿

○新宿NEWoManのバリアフリー状況

バスタ新宿での待ち時間がある場合、最も近い商業施設は隣の「新宿NEWoMan」です。

バスタ新宿と同時に2016年に開業した施設なので、基本はバリアフリーですが、車椅子での利用は、以下の点に注意して下さい。

新宿NEWoManの障害者用トイレは、約半数のフロアにあります。

フロアに絶対的なスペースがないので、全体的にフロアが狭く、上下階移動が必要です。しかしエレベーターは2系統ながら、停止階指定があるため実質的には1系統です。

グルメ店は、足の長い椅子席の店、店内スペースが狭い店など、多くの店が車椅子向きではありません。

甲州街道の下に誕生した「サナギ新宿」は、新宿NEWoManの施設です。ユニークな屋台式店舗ですが、店内通路は狭く、一部車椅子では利用できない座敷やコタツ席があります。そしてセルフサービスです。

もう一足伸ばした「新宿高島屋」は、全般的に車椅子で利用しやすい施設です。

新宿NEWoMan

○バスタ新宿のバリアフリー状況

障害者用トイレは4F出発フロアに2つ、3F到着フロアに1つあります。

フロア内通路はフラットで、エレベーターは4系統あります。

2Fの歩行者エリアは車椅子で移動可能です。

3Fのバス降車場、タクシー乗降場は、車椅子で問題なく利用できます。また「東京都観光案内所」は、スペースに余裕がある施設です。

4Fも構造的にはバリアフリーですが、乗車待合コーナーがよく混雑します。ピーク時は、車椅子での居場所に困るほどの混雑になることもあります。

バスタ新宿

雨天の日にJR以外を利用して車椅子でバスタ新宿に行くには、お金はかかりますが、新宿西口地下広場から、タクシーを使うのも有効な手段だと思います。西武新宿駅からは、濡れずに車椅子で西口地下広場へ行ける、段差の無い地下ルートはありません。