車椅子で行く新宿~新宿アイランド バリアフリー情報

新宿アイランド 

アート作品が並びイルミネーションが美しい「新宿アイランド」は、西新宿の商業施設の中でも車椅子での利用が難しい構造です。一般商業ゾーンを利用する際の、バリアフリールートを詳しく紹介します。

 

○新宿アイランドの施設構成概要

新宿アイランドは、1990年から再開発が始まり1995年に開業しました。オフィス、住宅、商業施設からなる複合施設で、多数のパブリックアートが展示されています。

44階建ての「アイランドタワー」を中心に、「東棟」「西棟」「南棟」「アトリウム棟」の5棟が建つ構造で、B1スペースには公開空地的な「パティオ」という広場があります。

 

○一般商業フロアと障害者用トイレの状況

レストランやショップなどがある一般商業施設は、B1、1F、2Fと44F。このうちB1、1F、2Fには各階一か所の障害者用トイレがあり、44Fには障害者用トイレがありません。経年劣化を感じるトイレですが、実用には耐えます。

 

○一般商業ゾーンへの車椅子ルート

街路から新宿アイランドの1F施設に向かうと、全てのルートに小さな段差があります。

新宿アイランド 

 

車椅子で新宿アイランドの一般商業ゾーンに行くルートは、「南棟」に連結した、特に施設名称が無い、別棟へ向かいます。

新宿アイランド 

車椅子で別棟の中に入っていくとスロープ対応になっています。そしてスロープの先にB1から2Fを結ぶエレベーターがあります。このエレベーターに乗りB1へ下りてください。そこが車椅子で一般商業ゾーンへ向かう起点になります。

このルート以外はすべてバリア構造です。車椅子マークの誘導サインがあるので、見逃さないようにしてください。

新宿アイランド 

○南棟1Fのショップへの別ルート

スパゲティ店とファミレスが目立つのが南棟1F。街路に面した1Fですが、車椅子で向かうと、小さな段差が車椅子の行く手を阻みます。

新宿アイランド 

この2店舗を利用する時は、前出の別棟ではなく、1Fからの段差回避ルートを進みます。大きな車椅子マークが掲げられ、南棟1Fへの段差解消ルート誘導サインとなっています。

南棟周辺の歩道の一部は、道幅は余裕がありますが、一部区間は車道寄りが低く施設寄りが高い傾斜路で、車椅子で直進すると傾きます。

新宿アイランド 

○B1パティオ広場への最難関ルート

地階のパティオ広場へのバリアフリールートが最難関です。パッとみると階段とエスカレーターしかみえませんが、車椅子ルートはあります。

新宿アイランド 

前出の「南棟」別棟エレベーターでB1へ下ります。正面に「アイランドタワー」B1の商業ゾーンが見えるので、そこに向かいます。そして「アイランドタワー」B1の通路を突き当りまで進み右折します。

すると回転ドアがあり「車椅子は危険」という掲示があります。車椅子では回転ドアの両横にある開閉式手動ドアを通ります。このドアが手動の上に2枚ある構造のやっかいなドアで、介助者がいないと車椅子では苦戦します。

なんとかこの2枚手動ドアを突破できたら、「東棟」のB1の前にでます。横手にパティオ広場がみえますが、まだ広場は段差の下です。見える範囲の場所にスロープがあるので、車椅子ではそこからパティオ広場に下ります。

新宿アイランド 

○飲食店は週末も営業

パティオ広場の周囲やアイランドタワーのB1を中心に、地階の商業ゾーンには約20軒の飲食店があります。西新宿界隈のビルの飲食店は、土日はお休みのお店が多いのですが、ここは多くのお店が営業しています。車椅子で利用出来るお店も多いので、西新宿での週末の飲食利用に、新宿アイランドはお薦めです。

新宿アイランド 

○地下駐車場のサービス

新宿アイランドには地下駐車場がありますが、駐車料金の減免サービスをおこなっているテナント店がほとんどありません。この点は注意してください。

入庫時には無料のバレーサービスがあります。出庫時にはこのサービスはなく、事務所でキーを受けとって駐車場へ向かい、自分で出庫します。

屋内機械式の駐車スペースが多い駐車場なので、出庫時に車椅子からの乗車に苦戦する可能性があります。車椅子利用者はスタッフとよく打ち合わせて、入庫時のバレーサービスを利用してください。

 

新宿アイランドは、直感だけでは車椅子で利用できません。バリアフリールートを選び、利用してください。