霞ヶ浦ふれあいランド 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城根行方市の「霞ヶ浦ふれあいランド」は、2つのエリアに複数の施設があり、いずれも車椅子での利用が可能です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

※「水の科学館」は2020年3月末で閉館しました。以下は2019年時点の状況です。

「霞ヶ浦ふれあいランド」は、「水の科学館」があるエリアと、「虹の塔」があるエリアに区分けされます。それぞれ有料施設ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。

アクセスは車が便利。「水の科学館」エリアの第一駐車場、「虹の塔」エリアの第二・第三駐車場の3つの無料駐車場が用意されます。

「水の科学館」エリアは「道の駅たまつくり」に隣接。霞ヶ浦沿いには「野外ステージ」があります。

「虹の塔」エリアには、無料でジャブジャブ水遊びが出来る「親水公園」があります。

「水の科学館」エリアの第一駐車場に身障者用駐車区画が2台分あります。その横から段差解消スロープルートを上り、駐車場から施設方面へ向かいます。

「水の科学館」の正面入口は階段を上る2Fです。車椅子では、館の裏側の事務所入り口から入館します。施設周辺は段差箇所が多々ありますが、車椅子入口までは段差解消スロープルートが各ポイントに用意されています。

館内に入るとすぐに管理事務所があります。その先を左折するとエレベーターがあり2Fへ上がります。2F内も段差箇所が多いのですが、段差解消スロープルートが用意されています。

「水の科学館」館内のバリアフリー状況です。2Fの受付で障害者手帳等を提示して入館受付を行います。

受付の裏側にあるスロープルートで科学館内へ。最初に2Fの展示を見学します。展示室内にも段差箇所がありますが、ほぼすべての展示を車椅子で見ることが出来ます。

2Fの突き当たりから、健常者は階段で1Fへ下ります。車椅子では、昇降機があるのでスタッフを呼んで操作をしていただきます。最初の昇降機で中二階へ。もう一つ別の昇降機を乗り継いで1Fへ下ります。

1F内を見学したら、通路を通り別棟「水の交流館」1Fへ行き展示を見学。「水の交流館」はエレベーターがあり2Fへ。2Fの展示を見学しながら通路を進むと、「水の科学館」2Fへ戻ります。

「水の科学館」内には2か所にバリアフリートイレがあります。「水の科学館」2Fエレベーターの横と、「水の交流館」1Fです。

「虹の塔」入館までのバリアフリー状況です。「虹の塔」エリアの第二・第三駐車場には身障者用駐車区画はありません。第一駐車場から「虹の塔」エリアへ行く通常ルートは、階段がある地下道です。車椅子で向かう場合は遠回りして横断歩道を利用します。

「虹の塔」入口周辺は段差構造ですが、スロープルートが用意されています。館内に入ると受付があるので、障害者手帳等を提示して入館手続きを行います。バリアフリートイレは「虹の塔」内にも用意されています。

「虹の塔」館内のバリアフリー状況です。「虹の塔」の1Fが受付。2Fは「玉のミュージアム」。「玉」に関わる常設展示がある施設です。1Fから2Fまでは、健常者もスロープルートを利用。やや傾斜のきつい螺旋式のスロープルートです。

2Fから「虹の塔」展望室へはエレベーターを利用します。展望室は4F。健常者の帰りルートは4Fから階段で3Fへ下りてエレベーターを利用しますが、車椅子では4Fから帰りのエレベーターを利用できます。

4F展望室の窓は低い位置からあるので、車椅子から十分に眺望を楽しむことができます。

「道の駅たまつくり」への動線です。「水の科学館」エリアに隣接する「道の駅たまつくり」へは、段差解消ルートだけを通り、車椅子で移動することができます。

「霞ヶ浦ふれあいランド」は、各施設ともバリアフリー改修が行われ、スロープや昇降機により、車椅子での利用は可能です。

霞ヶ浦の景勝地天王崎にある天王崎観光交流センター「コテラス」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年2月の取材に基づいています)

岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワー 車椅子観光バリアフリー情報

岐阜市の中心部周辺にある主な観光スポットのバリアフリー状況を紹介します。

(1)岐阜公園全体

(2)岐阜市歴史博物館

(3)岐阜大仏

(4)みんなの森 ぎふメディアコスモス

(5)岐阜シティタワー43展望台

(1)岐阜公園全体

岐阜城の麓に広がる岐阜公園。複数の有料駐車場が点在しています。その中で「大宮町駐車場」は大型バスと障がい者専用の駐車場です。駐車料金は無料に減免されます。右折入場は出来ないので注意して下さい。

「大宮町駐車場」のスタッフに障害者手帳を提示して車椅子利用を申告してください。障がい者用の利用証が渡されます。それをダッシュボードのみえるところに置きます。駐車場は広く、駐車区画はゆとりのあるサイズです。駐車場の脇にはバリアフリートイレがある公衆トイレが設置されています。

出庫時は利用証を返すと、スタッフが手動でゲートを開けてくれます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

駐車場から博物館方面にかけては、四季折々の景観を楽しめる車椅子で散策できる庭園です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

一部路面が荒れている箇所があるので、注意して車椅子で移動してください。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

また一部のルートは車椅子で通行できない段差などがあります。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜公園内から「ぎふ金華山ロープ―ウェー」で山頂の岐阜城へ行くことが出来ます。ロープ―ウェーは料金の障がい者減免制度がありますが、バリアフリー設備ではありません。車椅子利用の場合、スタッフが車椅子を担ぎあげて階段を上がります。

岐阜城も段差構造で車椅子での見学はできません。

また公園内にある「名和昆虫博物館」は、2Fへは階段のみの構造です。

(2)岐阜市歴史博物館

岐阜公園内にある「岐阜市歴史博物館」はバリアフリー施設です。2階建て構造で、1Fは特別展示室、2Fが常設展示室。エレベーターが1基あり、バリアフリートイレは1Fと2Fにそれぞれ用意されます。

観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。

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1Fでは年に数回特別展、企画展が開催されます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

特別展示室内はフラットな構造で、車椅子での利用に大きな問題はありません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

2F常設展は、岐阜の古代から現代までの歴史や伝統工芸品を展示解説します。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

フラットで展示スペースに余裕があるので車椅子での見学に大きな問題はありません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜といえば信長。「戦国ワンダーランド」のコーナーは特に力が入っています。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

(3)岐阜大仏

岐阜公園の隣に建つ「正法寺」の「大仏殿」と「籠大仏」は、バリアフリーではありません。岐阜公園から徒歩でアクセス可能な距離で、境内に参拝者用駐車場があります。駐車場には身障者用駐車区画はありません。

いずれのアクセス手段でも、大仏殿の入口は裏側です。駐車場を通り裏側へ廻ります。この間のルート約30mは、砂利路面や未舗装路、小さなデコボコがあります。しかし慎重に移動すれば車椅子でも何とか通行可能です。

大仏殿への入口手前に3段、そして大仏殿への入口は木枠の段差をまたぎます。ここは車椅子では通行できません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

介助歩行など、何らかの手段で3段と木枠を突破できれば大仏殿内へ入ることができます。拝観料は障害者手帳の提示で本人と介助者が減免されます。入口段差の横が受付です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

大仏殿内はフラット構造で車椅子での参拝は可能です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

同行者が大仏殿内に車椅子を運べれば、大仏の周囲を車椅子で一周できます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

大仏の他にも「五百羅漢」などが拝める大仏殿です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

(4)みんなの森 ぎふメディアコスモス

館内の建築デザインが有名な、図書館を核にした公共施設です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜市民のための施設ですが、誰でも図書館内に自由に出入りが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

いまや岐阜市の観光スポットの一つになりました。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜駅から2kmほどの場所です。施設の横に駐車場棟があります。身障者用駐車区画は2Fです。入口に身障者用の空満のサイン表示があるので「空」を確認して2Fへ上がってください。

2Fのもっともメディアコスモス寄りに身障者用駐車区画があります。その近くにあるエレベーターで1Fへ下り、隣接するメディアコスモスの1F入口から入館してください。

駐車券を館内の「認証機」に通すと2時間まで駐車料金は無料になります。2時間を超える利用の場合、障害者手帳等の提示で有料料金が半額に減免されます。この減免サービスを受けたい場合は、「認証機」に駐車券を通さずに、1F総合案内で駐車券と障害者手帳等を提示して減免処理を受けて下さい。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

メディアコスモスは2015年に開業した施設です。全館バリアフリーで車椅子での利用に大きな問題はありません。バリアフリートイレは複数箇所に用意されます。

館内にはCVSやカフェがあります。CVSにアルコール類はありません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

(5)岐阜シティタワー43展望台

岐阜駅前にある「岐阜シティタワー43」には、バリアフリーな無料展望室があります。眺望はおおよそ180度角で、駅から北方面を臨みます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

駅から「黄金の信長像」を見ながら、タワー2Fにつながるデッキを通り車椅子でアクセス可能。地下駐車場もあります。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

シティタワーの2Fから43F展望室への直行エレベーターを利用します。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

無料展望室はフラット構造です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

低い位置からある窓なので、車椅子目線で景観を楽しむことが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

南側を眺望するフロア半分は、スカイレストランです。予約制でパーティが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

「岐阜シティタワー43」展望室は、通常営業は23時まで。エレベーターの利用は22時まで。22時を過ぎるとエレベーターは下りしか利用できません。

岐阜シティタワーの駐車場を利用する場合の注意点です。駐車場の入口はシティタワーの1Fではなく、線路側に隣接する独立した駐車場棟「駅西駐車場」の入口です。シティタワーの地下駐車場は「駅西駐車場」と地下で連絡します。

シティタワー地下駐車場と駅西駐車場は、利用料金の減免サービスは共通です。つまり一体となった駐車場です。駅西駐車場の上層階に駐車しても、バリアフリーにシティタワーへ移動することができます。

駅西駐車場の1Fは身障者用駐車区画のフロア。その1Fの管理事務所に精算前に駐車券と障害者手帳等を提示すると、駐車料金が半額に減免されます。

岐阜市中心部には、車椅子で楽しめる観光スポットがあります。短距離の介助歩行が可能な方なら、岐阜大仏の参拝もお薦めします。

(本稿は2019年4月の取材に基づいています)

名古屋オアシス21 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

名古屋の中心地を象徴する「オアシス21」は、車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「オアシス21」は名古屋中心地の公園でもあります。地上フロアの屋外に広がるスペースは「緑の大地」。芝生広場が広がり、桜などが植栽されるオープンな空間です。

久屋大通公園などからアクセスは、段差解消箇所があるので車椅子での移動は可能です。「緑の大地」のトイレにはバリアフリートイレが用意されています。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

地上14mの高さに浮かぶ「水の宇宙船」の屋上部は開放されています。エレベーターは地下階から屋上までつながる1基のみで、エスカレーターは無く、階段しかありません。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

したがってエレベーターが混みあうことがあり、運が悪いと地上階からはなかなか車椅子でエレベーターに乗れないことがあります。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

宇宙船の屋上外周は園路になっています。フラットな構造で道幅にも余裕があるので、車椅子での空中散歩は可能です。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

106m×36mのオパール形状の宇宙船は、約150tの水が満たされています。「水の宇宙船」の屋上部にはトイレはありません。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

地下は2層構造で、B1に相当するフロアはバスターミナルに直結します。地上階から地下フロアへは、別のエレベーターがあります。また地上階からスロープで地下へ降りることもできます。このフロアのトイレにもバリアフリートイレがあります。

B2に相当する地下フロアは、イベントなどが開催される「銀河の広場」。フラットな構造で車椅子での利用は可能です。このフロアのトイレにもバリアフリートイレがあります。

「銀河の広場」の横にオアシス21の商業施設がありショップやグルメ店が並びます。広場から商業施設にかけても、車椅子での移動が可能なフラット構造です。そして「銀河の広場」のフロアから、栄の地下街に直結します。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

「銀河の広場」を起点として栄地下街に入ると、目の前が名鉄栄町駅です。そこから北方面の地下鉄久屋大通駅までは、段差なく車椅子で地下街を移動できます。

南方面の地下鉄栄駅に向かうと段差があります。ここには段差を迂回する「簡易エレベーター」があります。小さなエレベーターなので、大型の車椅子は入らない可能性があります。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

ここをクリアできれば、栄の三越まで地下街に段差はありません。地下街からは三越のB2に直結します。三越内のB2からB1への移動は狭いエレベーターになります。三越B1から上のフロアは一般的なエレベーターがあります。

車椅子で行く名古屋 オアシス21 バリアフリー情報

「オアシス21」の「水の宇宙船」は、広がる水面と名古屋中心部の景観を楽しみながら、車椅子で散策ができます。

(本稿は2019年4月の取材に基づいています)

「名古屋城 車椅子観光ガイド バリアフリー情報」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。