丸の内 「はっきょいKITTE 2018」 バリアフリー情報

東京都千代田区丸の内のKITTE。夏の恒例の大相撲イベント「はっきょいKITTE」に車椅子で行きました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「はっきょいKITTE」は2018年8月13日から8月26日の開催。最終日は「大相撲KITTE場所」です。2018年で4回目。恒例イベントになりました。

広いアトリウムには土俵が出現。ノボリが立ち並び場所気分を盛り上げます。そして土俵の周囲は「大すもう展」の面白展示。車椅子で楽しめる「大すもう展」を中心に2018年「はっきょいKITTE」をご紹介します。

土俵の横のスペースに「栃ノ心169kg」と描かれた、砂袋のような置物があります。自由に押せる展示物で、車椅子からでも押すことが出来ます。実際に押してみましたが、ビクともしません。

恒例のお相撲さんの食欲ネタが各種あります。一食分のお米をお茶碗一杯に積み上げたタワー茶碗。力士4人で食事にいった際の、見たことが無い長さのレシート。食欲ネタはつきません。

鍛えられた力士の手や足の模型の展示。単純に大きいというよりも、手のひらの肉厚さや、もりあがった足の甲の高さなどに驚きます。「突っ張り」や「すり足」で鍛えると、こうなるそうです。

最終日に開催される「大相撲KITTE場所」は、全幕内力士が登場する夏巡業です。1Fと2Fは事前抽選に当選人のみ。3F以上からは自由観覧で、アトリウムの上から覗き込みます。大変混みあいますので、車椅子利用者の自由観覧は、あまりお薦めできません。

最終日のKITTE場所の前に「大すもう展」を見るだけなら、車椅子でのお出かけに大きな問題はありません。KITTEは車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

21-21 DESIGN SIGHT「音のアーキテクチャ展」バリアフリー情報

東京都港区、東京ミッドタウン内の「21-21 DESIGN SIGHT」で、2018年6月29日から10月14日までの開催「音のアーキテクチャ展」に車椅子で行きました。音楽を構造物として見る企画展です。

半地下の展示場内は暗く、映像はあるとき激しく、音響は大きく響きます。車椅子での鑑賞に、いつもの企画展とは少し違う要素があります。

入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で会場での注意事項の説明があります。会場は暗いこと。映像は光の点滅があること。突然大音量になること。これらの刺激に弱い障がいのある人は、鑑賞を注意してください。実際の作品は、それほど極端な刺激はありませんが、リスクのある人は鑑賞を避ける勇気も必要です。

21-21 DESIGN SIGHTの企画展としては珍しい動線で、会場の出入口は階段ルートだけの設定。車椅子利用者はスタッフが特別ルートから誘導します。

エレベーターで地階へ下りるとスタッフがきて、展示会場内へと誘導していただけました。スロープの手前のスペースに、企画展に関する説明が掲示されています。ゆっくりそれを読みたい方は、スタッフに少し待っていただくのも一つの方法です。

車椅子特別ルートで会場内に入ると、そこは巨大なスクリーンとステージがあるギャラリー2。ひな壇式の鑑賞ベンチがある構造で、車椅子では最前列の通路からの鑑賞です。

健常者ルートではギャラリー1からの鑑賞なので、ギャラリー2を横断してギャラリー1から鑑賞することをお薦めします。そしてギャラリー2へ戻る。ギャラリー2のステージは自由に上がることができますが、スロープルートはありません。

ギャラリー2のステージ裏側にも展示があります。この裏側展示をみて、入口と同じ階段で帰るのが健常者ルートです。車椅子ではギャラリー2の表側に戻り、スタッフに声をかけてください。特別ルートへ誘導していただけます。

とても面白い企画展です。ギャラリー2では8人のアーティストの映像が順番に流れます。すべてを見るにはそれなりの時間が必要です。

21-21 DESIGN SIGHT「音のアーキテクチャ展」は、会場は暗く、映像は光の点滅があり、大音量になる説明を受けて、車椅子で観覧します。

21-21 DESIGN SIGHTの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

国立新美術館 「開館10周年記念ウィーク」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

「国立新美術館」は2017年1月21日で開館10周年です。1月20日から1月30日までが「開館10周年記念ウィーク」。このイベントに車椅子で参加しました。

エマニュエル・ムホー氏のデザインによるインスタレーション「数字の森」が展示されました。インスタレーション設営作業を手伝う、ボランティアスタッフが公募されていました。1月8日から1月14日の間で、各日30人募集。高校生以上。一日参加も可という条件。募集してすぐに定員数のスタッフが集まりました。無数の数字が織りなす、豊かな色彩のグラデーションの世界。車椅子での鑑賞は可能です。

21日と22日の二日間だけ、来館者全員に配られたプレゼントは「チケットフォルダー」。10年を象徴する「10のグラデーション」でデザインされた素敵な記念品です。この「10のグラデーション」は、2017年通年使われるデザインです。

この他に「開館10周年記念ウィーク」には、複数のシンポジュウムや公演、コンサート、美術館案内ツアーなどのイベントが開催されました。事前申し込みが必要なイベントはありますが、すべて無料の企画です。

「国立新美術館」は車椅子で利用しやすいバリアフリー美術館です。国立新美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。