二本松の菊人形 霞ヶ城公園 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

福島県二本松市で開催される秋の行事「二本松の菊人形」。会場となる霞ヶ城公園の2024年のバリアフリー状況を紹介します。霞ヶ城公園はアップダウンがある地形で、頂上付近が二本松の菊人形の会場です。霞ヶ城公園の駐車場は低地にある第一駐車場から始まり、坂道を上がると第四駐車場まであります。車椅子利用者の優先駐車場は第四駐車場の更に上、一般車両通行禁止の表示がある坂道を上がった先に用意されています。路面は未舗装なので、なるべく会場入口に近い場所に車を停めた方が移動は楽です。

二本松の菊人形

二本松の菊人形会場内は未舗装路面で、ゴムマットが敷かれた通路が用意されています。マットの上を通り車椅子で会場へと移動します。なお会場内にトイレはありません。バリアフリートイレは第四駐車場の公衆トイレにあります。

二本松の菊人形

二本松の菊人形は有料のイベントですが障がい者減免制度があり、本人が割引されます。受付を通り会場内へ移動します。会場内も通路にゴムマットが敷かれています。

二本松の菊人形

会場内は観覧ルートが設定されています。一部に舗装路もありますが、ほとんどは未舗装路面にゴムマットが敷かれた通路です。

二本松の菊人形

会場内も少しアップダウンがありますが、車椅子で移動できる程度の坂道です。

二本松の菊人形

パンフレットには「東北の秋を彩る日本最大級の菊の祭典」と記載されています。二本松の菊人形は、車で車椅子利用者の優先駐車場まで上がれば、車椅子で観覧できる菊の祭典です。

二本松の菊人形

(本稿は2025年4月に執筆しました)

二本松市岳温泉の一軒宿「光雲閣」のバリアフリールームを別稿で紹介しています。ご参照ください。

アートアワード東京丸の内2022 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

若手アーティストの発掘と育成を目的とした現代美術の展覧会「アートアワード東京丸の内2022」は、2022年9月15日から9月28日の開催です。会場は丸ビル1Fマルキューブ 、丸の内オアゾ 1F○○広場 、 TOKYO TORCH Park、観覧無料のイベントです。

アートアワード東京丸の内2022

マルキューブでは18点の作品が展示されました。丸の内仲通りをバックにした大型の作品です。

アートアワード東京丸の内2022

碁盤が主役の作品。

アートアワード東京丸の内2022

広い吹き抜け空間を贅沢に使用した展示です。

アートアワード東京丸の内2022

一般観覧者は「オーディエンス賞」に投票できます。

アートアワード東京丸の内2022

〇〇広場には5点の作品が展示されました。

丸の内オアゾ

いずれもユニークな作品です。

アートアワード東京丸の内2022

アートアワード東京丸の内は、全国の主要な美術大学、芸術大学、大学院18校の卒業修了制作を対象にアワードを与える賞で、丸の内で16年間継続して開催されています。第一回は2007年に行幸通り地下ギャラリーをメイン会場にして開催されました。2023年も開催される予定です。

アートアワード東京丸の内2022

丸の内恒例のアートイベント「藝大アーツイン丸の内」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

六本木アートナイト2022 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

六本木アートナイトが3年ぶりに開催されました。会期は2022年9月17日から9月19日までの3日間、主な会場は六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館などです。18日と19日は台風の影響で天候に恵まれませんでしたが、いずれの会場も車椅子でアートを観覧できます。本稿は六本木アートナイト2022の記録です。

【六本木ヒルズ】

ヒルズアリーナに巨大ドラえもんが登場。迫力があります。

六本木アートナイト2022

小型ドラえもんはスマホによるITアートです。

六本木アートナイト2022

それぞれのペイントアートと、スマホでは動きが楽しめます。

六本木アートナイト2022

大屋根プラザでは協賛プログラム「HIBIKI THE HARMONY」。美味しいウィスキーがいただけます。

六本木アートナイト2022

ヒルズカフェはカフェとアートスペースになりました。

六本木アートナイト2022

中では大型の作品が展示公開されました。

六本木アートナイト2022

ウェストウォークには約60台の車椅子が積み上げられた作品が展示されました。車椅子を使用しているアーティストの作品です。

六本木アートナイト2022

メトロハットの天井はバルーンで彩られました。不思議な動きが面白い作品です。

六本木アートナイト2022

ノースタワー前には街中インスタレーション。人が近づくと動いてLEDランプが灯る作品です。

六本木アートナイト2022

【東京ミッドタウン】

ガレリア前に巨大なドラえもんが登場。後ろと横のイラストも人気です。

六本木アートナイト2022

こちらも巨大な作品です。

六本木アートナイト2022

反対側からも楽しめるリバーシブルなアートです。

六本木アートナイト2022

ガーデンにもアートが展示されています。21_21 DESIGN SIGHT企画展「クリストとジャンヌ=クロード”包まれた凱旋門”」の関連プログラムです。

六本木アートナイト2022

ガレリア屋内には巨大な「THE LAUGHING MAN CLUB」。「笑い泣き」をマッシュアップした作品です。エスカレーターから手が届く展示です。もちろん触ってはいけません。

六本木アートナイト2022

ガレリア内の各所に展示があります。

六本木アートナイト2022

中に人間が入っていそうな雰囲気の人工知能がテーマの作品がありました。

六本木アートナイト2022

【国立新美術館】

正面エントランス前には5体のドラえもんが登場しました。

六本木アートナイト2022

それぞれユニークなペイントが施されています。

六本木アートナイト2022

国立新美術館の外壁面のデザインとのバランスが絶妙です。

六本木アートナイト2022

李禹煥氏の屋外展示作品があります。

六本木アートナイト2022

館内にもアートがありました。

六本木アートナイト2022

ガラス面の反射を利用したアート。国立新美術館の内装デザインを利用しています。

六本木アートナイト2022

【街中アート】

ラプロス六本木前には、ちょっと怖い感じのドラえもんが登場。

六本木アートナイト2022

六本木交差点には増田セバスチャン氏の「Polychromatic Skin -Gender Tower-」。カワイイ作品です。

六本木アートナイト2022

六本木西公園の「無限車輪」。ペダルをこぐとすべての車輪が回転します。

六本木アートナイト2022

そしてライブペインティング。今回取材時は2名のアーティストが腕を振るっていました。

六本木アートナイト2022

三河台公園では六本木の地図づくり。

六本木アートナイト2022

そして六本木をつかまえる、がテーマの「花の茶室」が屋外展示されています。

六本木アートナイト2022

六本木アートナイト2022は車椅子で楽しめるイベントでした。