東京都写真美術館「世界報道写真展2019」バリアフリー観覧情報

東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で、2019年6月8日から8月4日の開催。「世界報道写真展2019」を車椅子で観覧しました。世界報道写真展は第一回開催が1956年。2019年で62回目の開催です。

今回は世界129の国と地域から4,738人のフォトグラファーが参加。計78,801点の応募がありました。この中から受賞した25か国43人の作品が展示されます。

「世界報道写真展2019」は世界中の約100カ所で開催されます。日本では東京都写真美術館から、大阪、滋賀、京都、大分に巡回します。

世界報道写真展2019

東京都写真美術館は車椅子で利用できる施設です。恵比寿駅からは15分ほどの距離ですが、雨に濡れない移動ルートがあります。

恵比寿ガーデンプレイスは地下駐車場あり。東京都写真美術館の建物前には、事前予約制の身障者専用駐車スペースが1台分あります。

企画展の観覧料は障害者手帳の提示で、本人と介助者2名まで無料に減免されます。館内はバリアフリーで車椅子での利用に大きな問題はありません。

東京都写真美術館のバリアフリー状況

「世界報道写真展2019」はB1展示室が会場です。1Fフロアから2基あるエレベーターでB1へ移動します。

会場内はフラット構造でスペースに余裕があります。いずれの作品も車椅子からみやすい展示です。

展示会場のバリアフリー状況

ポスターの写真は、2018年6月12日に米国テキサス州で撮られた一枚。ホンジュラスからの移民の母親が取り調べを受けている足元で、子どものヤネラちゃんが泣き叫んでいます。単写真で第一位の大賞作品です。

展示会場のバリアフリー状況

大賞作品は「スポットニュースの部」の作品です。この他に「一般ニュースの部」「環境の部」「現代社会の問題の部」「スポーツの部」「自然の部」「ポートレートの部」「長期取材の部」の計8部門から構成されます。

凄惨な現場、悲しい現実を写した作品から、自然の美、ユーモラスな現場を写した作品まで、報道のテーマは様々です。

2018年に世界で何が起こっていたのかを改めて知る企画展です。「世界報道写真展2019」は車椅子で観覧できます。

東京都写真美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

デザインハブ「日本のグラフィックデザイン2019」バリアフリー情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内のデザインハブ第80回企画展「Graphic Design in Japan 2019」は、2019年6月20日から8月7日までの開催。入場は無料です。約300点の展示作品を車椅子で観覧しました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

Graphic Design in Japan 2019

東京ミッドタウンはバリアフリー施設です。地下鉄駅直結、地下駐車場あり、周辺道路の歩道はバリアフリー化が進んでいます。

デザインハブはミッドタウン・タワーの5Fにあります。車椅子でのアクセスは、タワーのB1からエレベータを利用するのが便利です。詳述は省きますが、他のルートは車椅子では面倒なことがあります。またタワーB1にはバリアフリートイレの用意があります。

アクセスはタワーB1から

デザインハブ会場内は、フラットな構造でスペースに余裕があり、車椅子での利用に大きな問題はありません。ただしデザインハブ内のバリアフリートイレに行くには、手動ドアを開けて通過する必要があります。

車椅子でみやすい展示

「日本のグラフィックデザイン2019」は、車椅子からとてもみやすい展示。いずれの作品も問題なく観覧できます。

車椅子でみやすい展示

イベントのサブコピーは「日本秀作展覧会」です。日本グラフィックデザイナー協会が発行する年鑑「Graphic Design in Japan」の2019年版に掲載された約600点の作品から、約300点が展示されます。

ポスター、映像、ロゴ、商品パッケージなど、様々な商用デザインの秀作が展示されます。作品数が多いので、丁寧にみると時間がかかる企画展です。

日本秀作展覧会

知っているデザイン、初めてみるデザイン。「日本のグラフィックデザイン2019」は商用デザインの今を知るバリアフリーな企画展です。

東京ミッドタウン内デザインハブの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

ヒルズマルシェ 夏のフェスティバル バリアフリー情報

東京都港区、アークヒルズで土曜日に開催されるヒルズマルシェ。2019年6月29日は「とうもろこし&枝豆フェスティバル」が開催されました。現地のバリアフリー状況を紹介します。

とうもろこし&枝豆フェスティバル

ヒルズマルシェの会場は、アークヒルズのカラヤン広場です。「とうもろこし&枝豆フェスティバル」開催日は、梅雨空から小雨が降る天候でした。会場はほぼ全域が屋根の下なので、ひどい荒天でなければ雨の日でもイベントが開催できます。

雨の日でも車椅子で参加できる

また六本木一丁目駅からは、アークヒルズサウスタワーから屋根付きの連絡橋を通りカラヤン広場に行くことができます。車ならアークヒルズの地下駐車場から会場に濡れずにアクセスできます。

雨の日でも車椅子で参加できる

土がついたままの朝採れの枝豆を荷台に積んだトラックがカラヤン広場に登場。自分で枝豆の葉や茎を落として、量り売りで買います。現場には軍手が用意されています。

枝豆を積んだトラックが登場

その隣では石焼枝豆と石焼とうもろこしを販売。石焼き芋と同じ道具、調理方法です。ヒルズマルシェの会場全体、車椅子で困るような段差はありません。

ヒルズマルシェの会場全体

カラヤン広場では、2019年の夏も「YONA YONA BEER GARDEN」が開催されています。ビールガーデンの会場も車椅子で困るような段差はありません。可動式のテーブル椅子席なので、車椅子での利用は可能です。

ビールガーデンが同時開催

アークヒルズのヒルズマルシェは、車椅子で参加できるイベントです。

アークヒルズの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。