東京都写真美術館「写真の時間」展 バリアフリー情報

東京都目黒区、東京都写真美術館(TOP)の収蔵作品を紹介する「TOPコレクション展」。2019年のテーマは「イメージを読む」。8月からの展示は「写真の時間」です。車椅子で行った現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

「写真の時間」展の会期は2019年8月10日から11月4日まで。会場はTOPの3階展示室です。

TOPへのアクセス状況

○施設のバリアフリー概況

東京都写真美術館は恵比寿ガーデンプレイス内にあります。恵比寿駅からは連絡通路で、恵比寿ガーデンプレイスの有料地下駐車場からもバリアフリーにアクセスできます。

またTOPには予約制の身体障害者用駐車場が屋根無しで1台分用意されています。

TOP館内は各フロアフラット構造で、エレベーターは2基。大型のベッドはありませんが、障害者用トイレは各階に用意されています。

施設のバリアフリー概況

○TOPコレクション展観覧料の障害者減免

コレクション展は障害者手帳の提示で本人と介助者2名まで無料に減免されます。1Fの総合受付に行き、観覧を希望して、障害者手帳を提示してください。無料観覧券を発券していただけます。

 

○展示のバリアフリー状況

3階展示室の入口と出口には小さい段差がありますが、ゆっくり進めば車椅子で問題なく通過できます。

3階展示室の入口と出口には小さい段差

「写真の時間」展は車椅子で見やすいコレクション展です。ほとんどの展示は壁掛け展示で、なかには小サイズの作品もありますが、車椅子からの目線でも鑑賞できる高さに展示されています。

最初の展示コーナーに、明治天皇の写真など、とても小さいサイズの写真がケース内に平面的に展示されています。ケースの側面がガラスなので、ここの展示作品もギリギリですが車椅子から鑑賞できます。

 

○イメージを読む、展示構成

本展は3つのキーワードでコーナーが構成されます。「制作の時間」「イメージの時間」そして「鑑賞の時間」。

TOPの外壁写真にもなっている「ロバート・キャパ」の「ノルマンディー海岸、Dデイに上陸するアメリカ軍」は、「制作の時間」コーナーに展示されます。

ノルマンディー海岸、Dデイに上陸するアメリカ軍

ポスターに採用されているのは「米田知子」の「安部公房の眼鏡」。題材は小説「箱男」の原稿です。この作品は「イメージの時間」コーナーにあります。

「鑑賞の時間」の最初の展示「エドワード・ルシェ」の「サンセット・ストリップのすべての建物」は、数百メートルにおよぶストリートの両脇に建つ建物をすべて車で移動しながら撮影し、それを横につないだ作品。作品は縦178mm×横7182mm。長さが7mを超える作品です。

最後のコーナーにある「川内倫子」氏の作品だけは、写真撮影可になっています。

川内倫子」氏の作品だけは、写真撮影可

川内倫子」氏の作品だけは、写真撮影可

川内倫子」氏の作品だけは、写真撮影可

イメージを読む「写真の時間」展は、車椅子でみやすい展示が多いTOPコレクション展です。

東京都写真美術館「野生の瞬間」展 バリアフリー情報

東京都目黒区、恵比寿ガーデンプレイス内東京都写真美術館(TOP)の「嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界」に車椅子で行きました。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

「野生の瞬間」展の会期は2019年7月23日から9月23日まで。会場はTOPの2階展示室です。

嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界

○TOPへのアクセス状況

恵比寿ガーデンプレイスはバリアフリー施設です。JR恵比寿駅からは連絡通路を通ると、雨天でも濡れずにTOPまで行くことができます。

TOPには身体障害者用の駐車場が屋根無しで1台分用意されています。利用は予約制です。

また恵比寿ガーデンプレイスの有料地下駐車場からも、雨天でも濡れずに車椅子でアクセスできます。

TOPへのアクセス状況

○観覧料の障害者減免制度

「野生の瞬間」展の観覧料は、障害者手帳の提示で本人と介助者2名まで無料に減免されます。

1Fの総合受付で無料券を発券していただく運用です。

嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界

○館内のバリアフリー状況

東京都写真美術館はバリアフリー施設です。各フロアはフラットな構造で、エレベーターは2基。障害者用トイレは各階に用意されています。トイレには大型のベッドはありません。

嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界

○「野生の瞬間」展のバリアフリー状況

「野生の瞬間」は車椅子でみやすい展示です。作品は大型で壁掛け展示。鑑賞通路はスペースに余裕があります。

展示のⅢパート「赤と黒の世界」とⅤパート「緑の世界」の入口は暗幕がありますが、車椅子での移動に問題はありません。

「緑の世界」の展示コーナーには、パブアニューギニアの人々のスナップを放映するモニターを見るコーナーがあります。車椅子用の特別なスペースは用意されていませんが、適当なスペースから車椅子でモニターをみることはできます。

嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界

○陰影のある展示演出

暗幕があるパートの展示は、会場を暗くして作品を浮かび上がらせる演出です。野生の瞬間、華麗なる鳥の世界が車椅子から楽しめます。

嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界

東京都写真美術館「野生の瞬間」展は、誰がみても楽しめる写真展です。車椅子からの鑑賞は十分に可能です。

東京都写真美術館「イメージを読む 場所をめぐる4つの物語」バリアフリー情報

東京都目黒区の東京都写真美術館(TOP)のコレクション展です。2019年の年間テーマは「イメージを読む」。第一期の企画展は4人のアーティストによる「場所をめぐる4つの物語」。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

○所蔵作品は35,000点超

「イメージを読む 場所をめぐる4つの物語」の会期は2019年5月14日から8月4日。会場はTOPの3階展示室です。

TOPのコレクション総数は35,000点以上。その中から選ばれた4つのシリーズの展示会です。

所蔵作品は35,000点超

○会場のバリアフリー状況

TOPは恵比寿ガーデンプレイス内の施設。大規模な改修工事を経てバリアフリーになりました。車椅子での利用に大きな問題はありません。

また「イメージを読む 場所をめぐる4つの物語」の観覧料は、障害者手帳の提示で本人と介助者2名までが無料に減免されます。

TOPの3階展示室の出入口に幅の狭い小さな傾斜箇所があります。車椅子ではゆっくり進むようにしてください。

会場のバリアフリー状況

○カントリードクターの責任を写す

最初の展示はW.ユージン・スミスの「カントリードクター」。1948年の作品。町でただ一人のドクターが、住民全員のあらゆる医療を一人で背負っています。このドクターは30代後半ということ。責任とプライド、そして疲労が映し出されます。

車椅子での作品観覧に大きな問題はありません。

カントリードクターの責任を写す

○軍艦島の生を写す

次の展示は奈良原一高の「人間の土地 緑なき島 軍艦島」。1954年から1957年にかけて製作されたシリーズです。

2015年、世界文化遺産に登録された海底炭鉱の島での、人々の限界に挑む生を写しだします。労働者のみならず、その家族、子供達のギリギリの日常が今に伝わります。

小型の作品が多いので、車椅子で作品に近づいて観覧します。

軍艦島の生を写す

○出羽三山の修験道

3つの目の展示は内藤正敏の「出羽三山」。1980年から1982年にかけて、内藤氏が自ら修行者となったドキュメンタリーです。宗教学および民俗学からの解析が面白い。インパクトのあるカラー写真が中心で、車椅子からとてもみやすい展示です。

 

○調布の空を長時間露光

最後の展示は山崎博の「Ten Points Heliography」。1982年に製作された長時間露光写真シリーズです。調布の空にカメラをむけて3時間に一度シャッターを切る心情が紹介されています。

大型作品と中央部にケース展示物があります。車椅子からの観覧に問題はありません。

調布の空を長時間露光

東京都写真美術館「イメージを読む 場所をめぐる4つの物語」は、車椅子で観覧できるコレクション展です。