東京都庁舎の展望室は、2018年から2019年にかけてリニューアルされ、バリアフリーに改修されました。展望室を中心に都庁舎のバリアフリー状況を紹介します。

展望室のバリアフリー状況です。都庁舎には南北2つの展望室があり、無料で利用できます。

ショップが違うなど、南北それぞれの展望室に個性があります。

第一本庁舎1Fにエレベーター乗り場があります。2020年7月現在では、利用の前に手荷物検査と検温が実施されています。

展望室のバリアフリー上のポイントが3つあります。

段差解消スロープがついた展望デッキが整備されました。

東京都内産の木材を使用しています。

展望室の複数個所に、通常よりも車椅子で窓に近づける構造にした車椅子寄り付きスペースが設けられています。

その場所には車椅子マークが掲示されています。

バリアフリートイレが設置されています。

設備はフル装備で、ユニバーサルベッドが備えられています。

次に都民広場地下の飲食店の状況です。第一庁舎と都議会議事堂の間に広がる空間が「都民広場」です。

この広場の地下にレストラン街があります。ただし土日は休業するお店が多いのでご注意ください。

階段の横に都民広場と地下を結ぶ独立したエレベーターが1基あります。誘導サインが複数か所に掲示されています。

円柱型のエレベーターです。

地下に下ると、エレベーターの隣にバリアフリートイレがあり、さらに地下レストラン街の中にもバリアフリートイレがあります。

地下街の床面はフラットで雨に濡れません。全般的にバリアフリー上の問題はありません。

土日祝日は利用できない、車椅子で利用できる平日限定のショップなどの紹介です。
グルメ系では都議会議事堂1Fの「議事堂レストラン」。そしてセルフサービスですが、本庁舎内の「職員食堂」。福祉施設の商品を販売しているのが「KURUMIRU」。都民広場の地下にあります。

都議会議事堂は、議会閉会中の平日は見学が可能です。また開会中は本会議の傍聴ができます。どちらも車椅子で可能ですが、細かいルールがあるので詳細を確認して利用してください。

東京都庁舎には地下駐車場があり、時間貸しで一般利用できます。身障者用駐車区画があり、各階の駐車場出入口にはバリアフリートイレが配置されています。

専用エレベーター2基で、都庁舎1Fに繋がる構造です。

1Fでは、北展望台行きエレベーターの近くに出ます。

地下駐車場は障がい者減免制度があります。一か所ある有人の出口で駐車券と障害者手帳等を提示すると、駐車料金が無料に減免されます。原則として障がい者本人が乗車していることが減免適用条件です。東京都民以外でも減免適用になります。

駅からのアクセス状況です。西新宿は段差構造の街ですが、新宿駅から、都庁前駅から、いずれも車椅子での通行が可能なルートはあります。

ただし屋内だけで完全に移動できるルートはなく、雨の日は少しの距離ですが濡れる区間があります。

駅からは都庁前広場の横にある都庁1F入口を利用します。

段差構造ですが、左右に段差迂回スロープがあります。北サイドのスロープ。

そして南サイドのスロープ。どちらも構造は同じです。

都庁の1Fから横断歩道を渡り新宿中央公園へアクセスできます。もう一つのルートは都庁2Fからのブリッジルートです。第一庁舎の出口から外に出ます。

正面には第二庁舎の出入口があります。

2Fの高さの広場があります。

この広場の高さから、新宿中央公園へ3本のブリッジがつながっています。

北側から「虹の橋」「緑の橋」「水の橋」と名付けられています。

2Fの高さから新宿中央公園へ渡ると、そのまま公園内を通り、新宿パークタワー方面などへ移動することができます。

ただし、都庁1Fから2Fへ車椅子で移動するには、都庁が開庁している平日の日中だけ運行しているエレベーターを利用する必要があります。閉庁時間帯の利用は便利ではありません。

段差構造がある設計ですが、なんらかの段差解消ルートがあるので、東京都庁舎の各施設やショップは、車椅子で利用できます。
(本稿は2022年2月に加筆修正しました)



























