トレッサ横浜 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「トレッサ横浜」はトヨタが運営するSCで、施設内はバリアフリーです。施設の特徴と車椅子利用での注意点を紹介します。

「トレッサ横浜」は、トヨタの関連施設があった土地に、2007年から2008年にかけて開業したショッピングセンター(SC)です。この年代の設計なので、バリアフリー面での基本的な問題はありません。

車ファーストのSCなので、週末は周辺道路が渋滞して時間がかかります。そして駐車場が満車になります。

トレッサ横浜バリアフリー情報

駐車場は無料で2,700台を収容します。施設に直結した立体駐車場で、ほぼ各階に身障者用駐車区画があり、一部にはリモコンバー方式の区画もあります。屋上階以外は雨天でも濡れません。

週末は満車になると、隣接地にある450台収容の臨時駐車場が開きます。こちらは屋根無し駐車場です。

「トレッサ横浜」は環状2号線を挟んで「北館」と「南館」に分かれます。北館と南館は、2F間が屋根のある「リヨンブリッジ」で連結しています。したがって車椅子での移動は可能ですが、利用目的先が決まっている場合は、北館と南館どちらの駐車場に停めるかを、計画的に考えるとより便利に車椅子で利用できます。

トレッサ横浜バリアフリー情報

車椅子で館内での唯一の注意点は「リヨン広場」からつながる北館2Fの中央通路です。リヨン旧市街の街並みが再現された、ゴツゴツした石畳風の路面になっています。

車椅子とベビーカーのために、一部がフラット路面になっているので、ルートを選んで車椅子で通行してください。

トレッサ横浜バリアフリー情報

以下SCの商業的な特徴を紹介します。北館はリヨンです。横浜の姉妹都市はリヨン、という縁で北館には「リヨン広場」があり、リヨンの旧市街が再現されました。

トレッサ横浜バリアフリー情報

お台場の「ヴィーナスフォート」のようなイメージです。「ライオンの像」や「だまし絵」もあります。

トレッサ横浜バリアフリー情報

北館にはトヨタ系ディーラー6店舗が並ぶ「オートモール」があり、1Fは整備工場街で6ディーラーの工場が並びます。2Fは6ディーラーのショールームで、トヨタ車およびダイハツ車が展示されます。

似たコンセプトのショールームは、関東地方では「イオンレイクタウンmori」の1Fに「トヨタモール」があります。

トレッサ横浜バリアフリー情報

南館は施設が半円形で、メイン通路はカーブしています。1Fには「イベント広場」や「センターガーデン」があり、トヨタ系ディーラーなどがイベントを開催します。

他にショップ、グルメ、フード、サービスなどが入ります。南館は商業的には一般的なSCです。

トレッサ横浜バリアフリー情報

「トレッサ横浜」は、新しいSCなので車椅子利用上の大きな問題はありません。週末は渋滞と満車に注意しください。

1999年に開業した「横浜ワールドポーターズ」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)

横浜みなと博物館・帆船日本丸 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

横浜みなとみらい地区の玄関口「日本丸メモリアルパーク」は、「帆船日本丸」と「みなと博物館」があり、その周辺は公園として開放されています。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

日本丸メモリアルパークへの車椅子でのアクセスルートは、みなとみらい大通からのスロープ利用になります。傾斜角度はそれなりにありますが、一般的な車椅子利用者なら通行可能です。

身障者だけが利用できる駐車場が1台分だけあります。予約制で「帆船日本丸」と「横浜みなと博物館」の有料エリアを利用中のみの使用という制限があります。

場所は「横浜みなと博物館」の正面入口前。徒歩ルートと同じ、みなとみらい大通からのスロープが車での進入路です。

横浜みなと博物館・帆船日本丸バリアフリー情報

「帆船日本丸」と「横浜みなと博物館」は有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。

「帆船日本丸」の内部は段差構造です。車椅子ではスロープで上って甲板に上り、横に移動して下りて戻るだけです。船内部の観覧はできません。また原則として、車椅子利用者の見学は介助者が必要となっています。

横浜みなと博物館・帆船日本丸バリアフリー情報

「横浜みなと博物館」は、元々は1989年に開館した「マリタイムミュージアム」で、基本設計は段差構造です。2009年に「横浜みなと博物館」へと全面リニューアルし、バリアフリー改修が行われました。

後付のバリアフリーなので面白い構造です。車椅子用スロープを下り、その先にあるエレベーターの利用で地階展示室に向かいます。

横浜みなと博物館・帆船日本丸バリアフリー情報バリアフリートイレは1FとB1両フロアにあります。広くて綺麗なトイレです。1Fトイレは無料ゾーンにあり、ユニバーサルベッドを備えたトイレがあります。

「横浜みなと博物館」内はバリアフリーで、すべての展示を車椅子で鑑賞できます。

横浜みなと博物館・帆船日本丸バリアフリー情報

2018年3月、「横浜みなと博物館」1Fに「柳原良平アートミュージアム」がオープンしました。常設展示は博物館の入館料金で鑑賞できます。

「帆船日本丸」と「みなと博物館」周辺の公園スペースは、フラットまたはスロープがあるので、車椅子での散策は可能です。

「帆船日本丸」を正面からみる広場は、スロープ傾斜路を上る必要があります。この傾斜路は車椅子には辛い角度です。積極的にはお薦めしません。

横浜みなとみらい地区の原点は、ここ「日本丸メモリアルパーク」です。元は造船所で1985年に公園化されました。日本丸が係留されているのは「一号ドッグ」と呼ばれる産業遺産で国指定重要文化財です。

「帆船日本丸」は車椅子では甲板の見学だけ。「みなと博物館」はバリアフリー。周辺公園部は、傾斜路を上る広場以外はバリアフリーです。

歴史ある石造りの建物「横浜開港資料館」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2017年10月の取材に基づいています)

新横浜ラーメン博物館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

新横浜ラーメン博物館の略称は「ラー博」です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

ラー博は入場料をとる施設ですが障がい者減免制度があり、本人と介助者1名の入場料が無料に減免されます。1F入口で障害者手帳等を提示してください。駐車料金の障がい者減免制度はなく、来館者は30分無料になります。

新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

ラー博は、まだバリアフリーの概念が薄い1994年の開業。今どきのバリアフリー設計ではありません。

それでも上下階移動はエレベーターがあり、段差解消スロープがあり、フロア内に決定的な段差はなく、基本的には車椅子で利用出来る施設です。

ただし注意すべきことが幾つかあります。特に混雑時間帯の利用が問題です。

新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

施設の2Fから7F及び屋上が自走式の駐車場です。身障者用駐車区画がありますが、スペースは一般駐車区画と同じで5ナンバーサイズ枠です。

駐車場エレベーターは1基で、サイズが小さいかごです。一般的な車椅子が縦に入りません。

施設上階にある屋内駐車場ですが、1Fでいったん外に出ます。ここの通路と段差解消スロープは、狭くて傾斜がきつい。そして外に出るので雨天は濡れます。

ガラガラの状態であれば利用できますが、混雑時は車椅子での乗降とエレベーターの利用に苦労する駐車場です。

新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

ミュージアムショップなどがある1Fは、問題はなく車椅子で利用できます。

1FからB2をつなぐ施設内エレベーターのかごは、車椅子が縦に入る普通サイズです。

ラーメン店が入るB1とB2は、車椅子での移動は可能ですが、通路が狭く、路面はゴツゴツした箇所があります。混雑時は車椅子でのフロア内移動に苦労します。

新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

ラーメン店なので席がカウンター、あるいはテーブル席でも狭いお店が多い。お店は入れ替わるので一概には言えませんが、この先も広々したバリアフリー店舗が出店するとは思えません。車椅子のまま利用できる店舗は限定的です。車椅子が苦手な狭いラーメン店をイメージして来場してください。空いている時は何とかなりますが、混雑時の車椅子利用は苦戦します。

新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

現時点で9店舗が営業しています。「新横浜ラーメン博物館」は人気施設。特に混むのは週末のランチタイムです。ピーク時間帯は各店舗に行列ができ、館内は大混雑します。スペース的に余裕がないので、車椅子では居場所に困るほどです。週末でも夕方になると、混雑は収まります。車椅子ではピークアウト時間帯の利用を、強くお薦めします。新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

1Fにはショップの他にラーメンに関する展示があります。B1とB2は昭和30年代の町並みを再現したセット。車椅子では段差があり内部に入れませんが、銭湯や駄菓子屋等があります。

ラーメンを食べずに、見学をするだけでも楽しい施設です。

新横浜ラーメン博物館バリアフリー情報

新横浜ラーメン博物館は車椅子での利用は可能です。ただしランチタイムや週末など、混雑すると車椅子での利用は苦戦します。

食のライブマーケット「ブランチ横浜南部市場」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)